アトム ザ・ビギニング

アトム ザ・ビギニング

手塚治の代表作である『鉄腕アトム』の前日譚。ロボット産業が飛躍的に栄えたメカシティーを舞台に、新型人工知能の搭載されたロボットの開発にすべてを懸ける2人の大学生、お茶の水博志と天馬午太郎の活躍を描く。「月刊ヒーローズ」平成27年1月号から連載の作品。原案は手塚治、コンセプトワークスはゆうきまさみ、監修は手塚眞、協力は手塚プロダクション。2017年4月からNHK総合にてTVアニメ化されている。

正式名称
アトム ザ・ビギニング
作者
ジャンル
ロボット
関連商品
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概要・あらすじ

原因不明の大災害から5年。復興とそれに伴う技術革新が急速に進み、ロボット産業が飛躍的に栄えた日本。メカシティーにある国立練馬大学に通うロボット工学科修士の研究生であるお茶の水博志は、同じ研究生仲間の天馬午太郎とともに、第7研究室で新型人工知能ベヴストザインシステムの開発研究に勤しむ生活を送っていた。

しかし、ロボットの制作には大幅なコストが掛かるため、2人はさまざまなアルバイトをして制作費を工面していた。今日もアルバイトの1つである、メカシティーのパレードにスタッフとして向かわなくてはならなかった。博志は午太郎を第7研究室に残して、先にアルバイト先のメカシティーに向かったが、そこでは午太郎が着る予定だった着ぐるみが、すでにパレードに参加していた。

そしてその着ぐるみは、突如もの凄いスピードでどこかへと向かって走り出す。博志は午太郎に何かトラブルを起ったのではと、暴走する着ぐるみの後を追いかけるのだった。

登場人物・キャラクター

主人公

国立練馬大学ロボット工学部工学科修士の研究生。鼻が大きく、痩せ型で灰色の癖のある髪型をしている青年。ジーパンに長袖のシャツを着用している。天馬午太郎とは同じ第7研究室の研究仲間で、A10シリーズ完成形... 関連ページ:お茶の水 博志

国立練馬大学ロボット工学部工学科修士の研究生。黒髪でまつ毛が長く、黒い長袖シャツを腕まくりして着ている青年。「天馬馬鈴薯加工場」という工場を経営する両親と3人で生活していたが、5年前の大災害によって工... 関連ページ:天馬 午太郎

国立練馬大学ロボット工学部工学科修士の研究生。長袖のストライプシャツを腕まくりして着ている青年。車椅子のような形状をした、4つの足に車輪が装着された乗り物に乗っている。第一研究室の主任研究生で、学内で... 関連ページ:堤 茂理也

国立練馬大学ロボット工学部工学科2年の女性。茶髪のショートカットで、黒い肩の出たシャツに柄の付いたミニスカートを着用している。堤茂理也の妹で、茂理也を快く思わない天馬午太郎からは「スパイ女」「ネズミ女... 関連ページ:堤 茂斗子

高校生の少女。黒髪のおかっぱ頭で、黒いフレームの眼鏡をかけて白い帽子をかぶり、セーラー服を着用している。お茶の水博志の妹で、博志が新型人工知能ベヴストザインシステムの開発研究に勤しんでいる第7研究室に... 関連ページ:お茶の水 蘭

天才的なロボット設計士で、美人でスタイル抜群の女性。金髪の長い髪の毛先を大きくカールさせ、リボンの付いた大きなつば広帽子をかぶり、白いロングドレスを着用している。ロボット・レスリングの2大会連続王者マ... 関連ページ:Dr.ロロ

堤家に仕えているメイドの老女。小柄で長い髪を後頭部で1つに束ねており、メイド服を着用している。堤家のメイドの中では最も古株で、堤茂理也と堤茂斗子からの信頼も厚い。料理の腕前は三ツ星シェフ級で、他にも飛... 関連ページ:ばあや

研究者の男性。黒くて長い髪をしており、口ひげを生やしている。眼鏡をかけてタキシードを着用し、大きな球形の装飾が付いた杖を手に持っている。お茶の水博志たちが夏休み期間中にDr.ロロの正体を突き止めるため... 関連ページ:アーロン ブレムナー

マルヒゲ運送を経営している社長の男性。丸顔で、額から頭頂部にかけての毛髪はないが、耳の周りから後頭部にかけて黒髪を生やし、鼻の下に生やした白くて太く、長いひげが特徴。白いワイシャツに黒いネクタイを締め... 関連ページ:伴 健作

伴健作の息子。茶髪の長髪で、腕まくりした白いワイシャツにスラックス姿で、リュックを背負っている。父親の会社を継ぐ気はない様子で、将来は探偵になりたいと考えている。また、ロボット・レスリングマニアで、マ... 関連ページ:伴 俊作

国立練馬大学の教授の男性で、佐流田月江の父親。ICEの特殊操作部員でもある。襟足の長い白髪で、もみあげまでつながった顎ひげを生やしており、大きな鼻をしている。体格は小柄だが、強面でいつも険しい表情をし... 関連ページ:佐流田 彦蔵

ICEの特殊操作部員の女性で、長身でスタイルが良い。長い黒髪をしており、白いブラウスとタイトスカートを着用している。佐流田彦蔵の娘で、星江という名前の娘が1人いる。18年前にある事故に巻き込まれ、その... 関連ページ:佐流田 月江

大石 リンダ

モヒカン・バッソの開発者の女性。長い髪を後頭部で1つに束ねてポニーテールにしていて、水着のような露出度の高い服装をしている。モヒカン・バッソをロボット・レスリングに出場させ、A106と対決することになった。普段はぶりっこで周囲に愛嬌を振りまいてはいるが、感情が高ぶると言葉遣いが汚くなる。

お茶の水博志と天馬午太郎によって人工知能の研究用に開発された人型ロボット。身長162センチ、重量80キロ。丸みのある頭の形をして、胸にA106と自身の名前のロゴが入っている。博志たちが研究している新型... 関連ページ:A106

人型ロボット。身長190センチ、重量120キロ。設計士はDr.ロロと公表されており、流線型の洗練されたデザインで、ボディーにはゼロニウム合金と呼ばれる特殊な金属が使われている。頭部にある尖った耳のよう... 関連ページ:マルス

アーロンブレムナーが開発した人型ロボット。身長4.72メートル、重量680キロ。ストレートの長い髪をしていて、上半身は女性の体型を模してデザインされており、肩のパーツが大きく、人間が乗ることも可能。両... 関連ページ:ノース

ロシア製のヘビー級軍用ロボット。身長4.3メートル、重量2.6トン。ベルトが巻かれた円柱状の胴体に手足のパーツが取り付けられていて、体の各部位に歯車のようなデザインが施されている。耐久性に優れているだ... 関連ページ:イワン

大石リンダがロボット・レスリング(ロボレス)のために開発したロボット。全高3.8メートル、重量22トン。大きな鶏冠のある頭部を持ち、左胸に稲妻をモチーフデザインされたロゴが入っている。通称「紺碧の稲妻... 関連ページ:モヒカン・バッソ

A106がロボット・レスリングの第2試合で対戦したロボット。人間が搭乗して操縦するタイプのロボットで、無数の大きなトゲの付いた球形の鉄槌が両手に装着されているのが特徴。足にはキャタピラーが装着されてお... 関連ページ:ギガトンハンマー

量産型の人型ロボット。マルスに非常に酷似した見た目で、性能も似通っている。ICEの特殊操作部員の佐流田月江からは通称「バルト」と呼ばれており、同じ形状をしたロボットが多数存在する。国立練馬大学から帰宅... 関連ページ:歩兵型ドローンCO-84

お茶の水博志と天馬午太郎に拾われてから、第7研究室で飼われることになった猫。白毛と黒毛の混じった三毛猫で、2月14日に見つけられたことから午太郎が命名した。主に廃材置き場を遊び場にしている。マイペース... 関連ページ:F14

集団・組織

マルヒゲ運送

伴健作が経営している運送会社。新型人工知能ベヴストザインシステムの研究・開発費を捻出するためにお茶の水博志と天馬午太郎が働いている。届け物の配達、業者や会社などへの荷物の運搬、引越し業務を行っている。ちなみに堤茂理也、堤茂斗子の家は上得意先。

ヘラクレス社

科学雑誌に掲載されるほどに有名な軍事会社。超振動技術を応用したプレートユニットから超強風を発生させる新しいテクノロジー「ジェッターシールド」を開発し、ロボット・レスリングの2大会連続王者であるマルスに今大会からその機能を搭載し、空中飛行させることを可能にした。

ICE

国際犯罪調査機構。国内外の犯罪を調査する国際組織で、日本政府も調査対象の1つ。国立練馬大学から帰宅途中のお茶の水博志と天馬午太郎が謎の黒服集団に誘拐されそうになったことがあるが、ICEはこの黒服集団と... 関連ページ:ICE

場所

メカシティー

お茶の水博志たちが住んでいる都市。5年前に起きた原因不明の大震災で焼け野原になった後、都市の復興のために国がロボット産業の発展を推進した結果、ロボットを中心とした開発技術が大幅に飛躍し、最もテクノロジ... 関連ページ:メカシティー

国立練馬大学

メカシティーにある国立大学。最先端技術に特化した大学で、特にロボット工学科では、学内でも天才との呼び声が高い天馬午太郎と堤茂理也の2人が、研究生としてそれぞれの研究室でロボットの開発研究をしている。多くの研究室では「自立型人工知能」の研究が重点的に進められている。

第7研究室

国立練馬大学にあるお茶の水博志と天馬午太郎がロボットの開発をしている研究室。プレハブ小屋のような小さな研究室で、立物の周囲には、はた目からは廃材にしか見えないような金属や機械の部品などが、山のようにう... 関連ページ:第7研究室

その他キーワード

A10シリーズ

お茶の水博志と天馬午太郎によって開発されている、A106をはじめとした、人工知能の搭載されたロボットのシリーズ名。ベヴストザインシステムという新型人工知能の研究のために開発されているシリーズで、A10... 関連ページ:A10シリーズ

ベヴストザインシステム

お茶の水博志と天馬午太郎がA10シリーズで開発研究している新型の人工知能システム。「自我」という概念をロボットに持たせるためのシステムで、完成すれば、魂のない機械に真の意味での自律をもたらすことが可能... 関連ページ:ベヴストザインシステム

ロボット・レスリング

5年前の大災害から復興の象徴として急速に成長したロボット産業の影響で、近年爆発的に人気上昇中のロボットによるエンターテインメント格闘大会。通称「ロボレス」。制限時間内に相手が動けなくなったら勝利、引き... 関連ページ:ロボット・レスリング

SVTOL艇

短距離滑走でも垂直でも離着陸できる飛行艇。機体の後方に大きな2つの羽が付いており、羽の下部にエンジンが搭載されている。お茶の水博志たちが夏休み期間中に、Dr.ロロの正体を突き止めるため、無人島へ行く際に使用した堤家の飛行艇。操縦はばあやが行った。

ラビィ

最新鋭の仮想人格プログラム。車にリンクさせれば各種装置の操作はもちろん、自律運転や観光案内もしてくれる。また、笑ったり怒ったり悲しんだりといった喜怒哀楽の感情も持っていて、世間話のような会話もできる。... 関連ページ:ラビィ

チューリングテスト

イギリスの数学者であるアラン・チューリングが考案したテストで、人工知能に知性があるかどうかを証明するために使われる。判定者が隔離された「人工知能」と「人間」の両方と会話して、どちらが人間か判断できない... 関連ページ:チューリングテスト

クレジット

原案

手塚治

コンセプトワークス

監修

協力

手塚プロダクション

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