ゴールデンカムイ

ゴールデンカムイ

「不死身の杉元」と謳われた元兵士の杉元佐一が、戦友であった寅次の妻・梅子を救う大金を得る為、北海道の大自然に生きるアイヌ民族の少女アシリパと協力して手掛かりを集めていく様子を描いたサバイバル漫画。アイヌ民族の文化や料理等が多く描かれているのも特徴。また、アイヌ語研究者の中川裕がアイヌ語監修を務めている。

正式名称
ゴールデンカムイ
作者
ジャンル
サバイバル
 
明治時代
レーベル
ヤングジャンプコミックス(集英社)
関連商品
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概要

日露戦争で絶大な武勲を立て、「不死身の杉元」と謳われた元兵士の杉元佐一は、戦友であった寅次の妻・梅子の病気を治療する大金を必要としていた。その為に北海道で砂金を探し一攫千金を狙っていた杉元佐一だが、アイヌ民族の金塊を奪った死刑囚と、その在処を示した刺青の噂を聞き、半信半疑ながら捜索に乗り出す。

その折に出会ったアイヌ民族の少女、アシリパと共に、死刑囚や陸軍の第七師団と死闘を繰り広げ手掛かりを集めていく。

登場人物・キャラクター

主人公

日本兵の格好をした元兵士。第一師団で活躍し、日露戦争から帰還した。兵士時代の異名は「不死身の杉元」。顔や体中に無数の傷痕を持ち、医者が匙を投げる重傷を負っても、翌日には走り回れる程に回復する脅威の生命... 関連ページ:杉元 佐一

アイヌ民族。祖母のフチや、蝦夷狼のレタラ達と力を合わせ北海道の大自然で暮らしている。年齢は12歳前後。黒い長髪にコンチを着用している。アイヌ語のほか日本語も流暢に喋り、北海道の自然に対する知識も豊富。... 関連ページ:アシリパ

北海道の大自然で暮らしている蝦夷狼。かつてアシリパに救われ生活を共にしていたが、仲間の遠吠えに惹かれて自然へ戻っていき、それ以来、群れを作って生活している。しかしアシリパへの恩義は忘れておらず、危機に... 関連ページ:レタラ

杉元佐一の戦友。厚い唇が特徴的。真面目な性格。妻帯者で、杉元佐一と梅子が両想いである事を知っていたが、杉元佐一が村を出た事をきっかけに梅子と結婚した。日に日に視力が衰えていく病に罹った梅子を医者に診せ... 関連ページ:寅次

梅子

杉元佐一の戦友であった寅次の妻。杉元佐一と両想いであったが、彼が村を出た事をきっかけに寅次と結婚した。日に日に視力が衰えていく病に罹っており、杉元佐一が寅次の戦死を伝えに訪れた際には、ほとんど視力を失っていた。その代わりに他の感覚が敏感になっており、杉元佐一から漂う雰囲気に怖気を感じていた。

網走監獄に収容されている死刑囚。名前は死刑囚達が呼んでいる通称で、本名は不明。アイヌ民族が貯めていた金塊を強奪しようと企て、関係者を皆殺しにした。その後、支笏湖で警察に捕らえられ、金塊の在処を探る看守... 関連ページ:のっぺらぼう

杉元佐一が砂金探しをしている際に出会った、酔っ払いの中年男性。網走監獄に収容されていた、体中にアイヌ民族の金塊の在処を示す刺青(通称刺青人皮)を持つ24人の死刑囚の1人。泥酔して妻子を刺殺した罪で服役... 関連ページ:後藤

本名不明。網走監獄に収容されていた、体中にアイヌ民族の金塊の在処を示す刺青(通称刺青人皮)を持つ24人の死刑囚の1人。24人の中では自分など小悪党だと語っている。金塊を探す屯田兵に移送されていた途中、... 関連ページ:小悪党の死刑囚

坊主頭の男性。「脱獄王」の異名を持ち、本業である強盗の懲役よりも、脱獄の懲役の方が長いという手慣れっぷり。自由に関節を外せる特技と、隠し持った剃刀や釘などを使い、巧みに拘束から逃れる。網走監獄に収容さ... 関連ページ:白石 由竹

かつて新選組・鬼の副長と恐れられていた老人。外見や実年齢は70歳過ぎであるが、見た目以上の若々しさを誇る。網走監獄に収容されていた、体中にアイヌ民族の金塊の在処を示す刺青(通称刺青人皮)を持つ24人の... 関連ページ:土方 歳三

永倉 新八

新選組最強の剣士と恐れられていた老人。年齢は70歳程であるが、新選組であった頃の気迫は幾ばくも衰えていない。土方歳三に、北海道を蝦夷地として独立させるべくアイヌ民族の金塊を追い、その計画の邪魔になる第七師団の殲滅の助力を要請され銃器を提供する。歴史上の実在の人物、永倉新八がモデル。

柔道家。人からは「不敗の牛山」と呼ばれ、圧倒的な膂力で馬すら投げ飛ばす。飛び出た額と石頭が特徴。網走監獄に収容されていた、体中にアイヌ民族の金塊の在処を示す刺青(通称刺青人皮)を持つ24人の死刑囚の1... 関連ページ:牛山

猟師。獲物を1撃で仕留めるという信念の元、単発装填の銃を愛用しており、その腕前で屠った熊の数は200頭以上。毛皮商人の間では「熊撃ち」と呼ばれている。妻と15人の子供が居るが絶縁している。網走監獄に収... 関連ページ:二瓶 鉄造

リュウ

『ゴールデンカムイ』に登場する、二瓶鉄造が飼っているアイヌ犬。主に狩猟の手伝いをしている猟犬。蝦夷狼の縄張りに入った途端に委縮してしまったり、二瓶鉄造からは湯たんぽ代わりなどと言われているが、飼い主の危機に際しては脅威の前に立ちはだかる、度胸のある面も見せる。

網走監獄に収容されていた、体中にアイヌ民族の金塊の在処を示す刺青(通称刺青人皮)を持つ24人の死刑囚の1人。大人しそうな見た目をしているが、各地を放浪し100人以上を殺害して服役していた殺人鬼。殺害し... 関連ページ:辺見 和雄

第七師団所属の陸軍中尉。日露戦争の奉天会戦で砲弾の破片を顔に受け、頭蓋骨の前面を吹き飛ばされた為、額に固定具を装着している。同時に前頭葉も損傷したと語っており、その影響からか上官の指を食い千切ったり、... 関連ページ:鶴見

第七師団所属の上等兵。オールバックと整えた髭が特徴。杉元佐一とアシリパが捕縛した小悪党の死刑囚を射殺し、杉元佐一と白兵戦を繰り広げる。その後、右腕を折られながらも不意を突き逃走したが、杉元佐一の攻撃に... 関連ページ:尾形

第七師団所属の一等兵。秋田出身で、マタギとして育った。太い眉毛に、モミアゲと髭が繋がっているのが特徴。仲間である尾形から得た情報により玉井、野間、岡田と共に杉元佐一とアシリパを分断し追い詰めた。だが、... 関連ページ:谷垣 源次郎

玉井

第七師団所属の伍長。髭を蓄えているのが特徴。仲間である尾形から得た情報により谷垣源次郎、野間、岡田と共に杉元佐一とアシリパを分断し追い詰めた。しかし羆の巣に逃げ込んだ杉元佐一を炙り出すべく発砲した所、飛び出してきた羆に襲われ死亡する。

野間

第七師団所属。左頬の大きな傷が特徴。仲間である尾形から得た情報により谷垣源次郎、玉井、岡田と共に杉元佐一とアシリパを分断し追い詰めた。しかし羆の巣に逃げ込んだ杉元佐一を炙り出すべく発砲した所、飛び出してきた羆と応戦する事になり、力及ばず死亡する。

岡田

第七師団所属。無精髭が特徴。仲間である尾形から得た情報により谷垣源次郎、玉井、野間と共に杉元佐一とアシリパを分断し追い詰めた。しかし羆の巣に逃げ込んだ杉元佐一を炙り出すべく発砲した所、飛び出してきた羆の攻撃を受けた玉井が発砲した銃弾に当たり、死亡する。

第七師団所属の一等兵。静岡出身。暴力的な性格をしている。小樽でアイヌ民族の金塊の在処を示す刺青(通称刺青人皮)を持つ死刑囚達の情報を収集する杉元佐一と交戦する。その後、鶴見率いる第七師団と共に杉元佐一... 関連ページ:二階堂 浩平

第七師団所属の一等兵。静岡出身。暴力的な性格をしている。小樽でアイヌ民族の金塊の在処を示す刺青(通称刺青人皮)を持つ死刑囚達の情報を収集する杉元佐一と交戦する。その後、鶴見率いる第七師団と共に杉元佐一... 関連ページ:二階堂 洋平

アイヌ民族。アシリパの母方の祖母。背の低い穏やかな老人。村で1番偉かった男性と婚約した為、既婚者の印として口の周りに一際大きな刺青を入れているのが特徴。孫のアシリパや村の人々と共に北海道の大自然で暮ら... 関連ページ:フチ

マカナックル

アイヌ民族。アシリパの母方の叔父。立派な髭を蓄えた中年男性。オソマという父親似の娘を持つ。鹿用の罠を踏もうとしていた杉元佐一を寸での所で制止し助ける。その後杉元佐一にアイヌ民族の風習と、アイヌ民族が日本人に対抗すべく貯めていた金塊について、自身の想いを語った。

集団・組織

第七師団

『ゴールデンカムイ』に登場する部隊。陸軍最強と謳われた屯田兵の部隊。日露戦争で旅順攻略戦や奉天合戦という激戦地に送り込まれ、大損害を出しつつも勝利に貢献した。北海道の民からは畏敬の念を込めて、「北鎮部... 関連ページ:第七師団

場所

小樽

『ゴールデンカムイ』に登場する、実在の北海道の都市。湾岸都市として発展し、「北のウォール街」と呼ばれる金融街だった。北海道で1番の商業都市だが、街のすぐ背後には豊かな森と山が広がっており、近隣にはアイヌの村も存在していた。作中では杉元佐一達が情報収集等の為、幾度か訪れる。

網走監獄

『ゴールデンカムイ』に登場する、実在の北海道の刑務所。明治時代の様相で描かれている。かつて日本で一番脱獄が困難な刑務所だった。囚人達の労働も過酷で、時に死者が出る事もあったと言われている。作中では、物... 関連ページ:網走監獄

その他キーワード

刺青人皮

『ゴールデンカムイ』に登場する、名前の通り正しく人間の皮である。網走監獄に服役しているのっぺらぼうが、同房になった24人の死刑囚に金塊の話をして言いくるめては協力を仰ぎ、金塊の在処として胸や腕にも廻り... 関連ページ:刺青人皮

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