プラネテス

プラネテス

地球軌道上だけでなく、月面にまで人類の生息圏が拡大した未来。木星までの有人宇宙船を往還させようとしている時代に宇宙で生活する人々の姿を描く物語。スペースデブリ回収業の宇宙船員星野八郎太の視点で描かれるが、価値観の異なるさまざまな登場人物による群像劇でもある。2002年度の星雲賞コミック部門を受賞している。

正式名称
プラネテス
作者
ジャンル
SF一般
レーベル
モーニングKC(講談社)
関連商品
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概要

宇宙のゴミ掃除とでも呼べそうな、スペースデブリ回収業者で宇宙船員として働く星野八郎太は、宇宙開発に反対するテロ組織の破壊工作にも遭遇しながら忙しい日々を送っている。いつか自分の宇宙船を持ちたいという夢を実現させるため、事故の後遺症やノイローゼに苦悩しながら、木星往還船フォン・ブラウン号搭乗員を目指す。

登場人物・キャラクター

星野 八郎太

短髪の黒髪と鉢巻がトレードマーク。デブリ回収業者で会社員として働く宇宙船員としてDS-12号に搭乗。楽天家で激しやすい性格。自身の宇宙船を持つ夢を持っているが、船外活動中の事故で宇宙船員としては致命的な空間喪失症になりかけるが克服する。

田名部 愛

ブラウンでくせの強いショートカットの女性。訓練校を出たてでテクノーラ社に入社した新人宇宙船員。退職する星野八郎太の代替要員としてDS-12号クルーに加わる。愛を至上の価値とし直情径行な性格で、星野八郎太とは衝突しがちだったが、互いに惹かれあってゆく。

フィー・カーマイケル

褐色の肌の女性宇宙船員。明るい性格で姉御肌、星野八郎太からは「ねえさん」と呼ばれている。重度のヘビースモーカーで、長期間喫煙ができないと非常に機嫌が悪くなる。デブリ回収船DS-12号の船長を務めるが、地球に夫と息子おりたまに帰っている。

ユーリ・ミハイロコフ

『プラネテス』の登場人物で、DS-12号クルーのひとりであるロシア人。無口でただ宇宙を眺めていることが多く、不平を言わず有給も取らずに働いている宇宙船員。6年前に、夫婦で乗っていた宇宙機にデブリが衝突した事故で日本人の妻を失い形見のコンパスを探していた。

ノノ

星野八郎太がアルキメデス・クレーター市の病院で出会った黒髪ショートボブの少女。月生まれ月育ちで、世界に4人しかいない月面人(ルナリアン)。12歳だが星野八郎太より頭ひとつ分ほど背が高い。体質的に地球に降りることができない。

星野 九太郎

『プラネテス』の登場人物で、星野八郎太の弟。地球で母親と一緒に暮らしているが、宇宙船エンジニアを目指しており自作のロケットをよく打ち上げて失敗している。14歳だが兄よりも背が高く、顔を合わせればケンカになることも多い。

星野 五郎

『プラネテス』の登場人物で、星野八郎太の父親。優秀な航宙士で、八郎太以上に地球を離れていることが多い。女好きでフィーを口説こうとしたこともある。航宙士引退を考えていたが、ウェルナー・ロックスミスの利己的な人間性を見て逆に木星往還船フォン・ブラウン号搭乗を決意する。

星野 ハルコ

『プラネテス』の登場人物で、星野八郎太の母親。地球で暮らし、時折帰ってくる夫星野五郎や八郎太を笑顔で迎える優しい女性。

ウェルナー・ロックスミス

エンジン工学の第一人者で、地球外開発共同体の木星計画担当官。利己主義で宇宙船クルーを「歯車」と呼んではばからない性格。木星往還船「フォン・ブラウン号」の設計者でもあり、機関士として星野五郎を推挙している。

ハキム

木星往還船搭乗員試験を受けていた褐色肌の男性で、星野八郎太の友人でもある。一次試験を2万人中トップの成績で通過していた。

サリー・シルバーストーン

木星往還船フォン・ブラウン号クルーのひとりで、船外活動員(EVAスペシャリスト)。同じ船外活動員の同僚である星野八郎太を心配し、世話を焼いてくれる女性。

集団・組織

テクノーラ社

『プラネテス』に登場するスペースデブリの回収業者。星野八郎太らが所属する企業で、宇宙空間にあるさまざまな「ゴミ」を回収している。

場所

アルキメデス・クレーター市

『プラネテス』の舞台のひとつ。月の「雨の海」に造られた月面都市(セレノポリス)で、宇宙生理学研究所付属病院もあり、宇宙で活動する人々の拠点となっている。

オリエンタレ・ベイスン市

『プラネテス』の舞台のひとつ。月面の地下に造られた規模の大きな坑道都市。過激派組織「宇宙防衛戦線」の標的となり爆弾テロが行われた。

その他キーワード

DS-12号

『プラネテス』で星野八郎太らが搭乗するデブリ回収船。当初は船齢30年になる「TOY BOX」の愛称を持つ老朽船だったが、テロ組織「宇宙防衛戦線」の国際軌道宇宙港破壊を止めるため通信衛星に体当たりしインド洋に墜落。新造船「TOY BOX2」に代替わりした。

アニメ

プラネテス

西暦2075年。人類は宇宙に進出し、地球、宇宙ステーション、月面の間を宇宙船が飛び交うようになった。しかし、そのために、宇宙を漂うスペースデブリが問題となっていた。テクノーラ社はデブリ課を設立してスペ... 関連ページ:プラネテス

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