信長の忍び外伝 尾張統一記

重野なおきの『信長の忍び』に登場する織田信長を主役にした外伝作品。若き日の信長が、いかにして尾張を統一していくのかをコミカルに描いた4コマ漫画。「ヤングアニマル嵐」2012年No.12号から連載の作品。

正式名称
信長の忍び外伝 尾張統一記
ふりがな
のぶながのしのびがいでん おわりとういつき
作者
ジャンル
その他歴史・時代
レーベル
ジェッツコミックス(白泉社)
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概要・あらすじ

1546年、尾張の国。肥沃な大地と港を持つこの土地に1人の少年がいた。名は吉法師、のちに織田信長として日本に名を轟かせる人物である。周囲からは「うつけ」と呼ばれているが、彼には尾張を統一するというハッキリとした目的があった。父親も果たせずにいたその夢のため、吉法師は動き出す。

登場人物・キャラクター

織田 信長 (おだ のぶなが)

のちに戦国大名として名を馳せる少年。幼名は「吉法師」。いつも着物がはだけていたり、町の不良たちとつるんでいるため、周囲からは「うつけ」と呼ばれている。しかし、それは見せかけだけのもの。実際は鉄砲や長槍などの新しい武器を取り入れたり、戦い専門の集団を組織したりと、革新的なことを次々と行っている。また時に非情な裁断もするが、類まれなるカリスマ性を持つ。 実は下戸で甘いものに目がなく、妻の帰蝶に弱くて度々振り回されている。実在の人物、織田信長がモデル。

帰蝶 (きちょう)

斎藤道三の娘。織田家との同盟のために訪れた平手政秀と道三との合意の末、織田信長の妻になった。少し変わった性格で、白無垢を着たまま田んぼに入りたがったり、戦闘になれば夫より先に甲冑を着たりと、信長に負けず劣らず破天荒な行動を取る。だが夫の考えていることを言い当てたり、武将の妻としての覚悟を持っていたりと、気丈な一面もある。 実在の人物、帰蝶がモデル。

織田 信秀 (おだ のぶひで)

織田信長の父親。内外の敵に囲まれながらも、尾張の国を治める有能な武将。後継ぎとなる息子の行動を見て、当初は「うつけ」と呼んでいた。だが死の間際、信長との会話を経て息子の壮大な計画を知る。うつけでないことを知ると、笑いながら息を引き取った。実在の人物、織田信秀がモデル。

平手 政秀 (ひらて まさひで)

織田信長の教育係を務める男性。汗かきで、常に布で顔をふいている。当初は信長の父親の織田信秀と同様、信長を「うつけ」と思っていた。しかし、初陣に同行した際に信長の指揮を見たり、沢彦宗恩の言葉を聞いて評価を改める。いつも信長には振り回されているが、信長からは爺と慕われている。実在の人物、平手政秀がモデル。

沢彦 宗恩 (たくげん そうおん)

平手政秀が織田信長の教育係として招いた男性。兵法だけでなく、尾張を取り巻く状況、信長が事を為すために必要なことなどを、次々と教えていく。また人にあだ名を付けることが好きで、誰彼構わずすぐに名付けようとする。実在の人物、沢彦宗恩がモデル。

森 可成 (もり よしなり)

織田家に仕官した青年。美形で女性からの人気が高い。槍の扱いに長けているため、織田信秀から織田信長の様子を探るように命じられた。可成の自論として、素質と鍛錬こそが兵を強くするというものがある。その一言が、信長が部下の練度不足を補うため長槍を採用するきっかけになった。のちに帰蝶の侍女であるえいを妻に迎えた。 実在の人物、森可成がモデル。

えい

帰蝶の身の回りの世話をする侍女。帰蝶が自由奔放な行動をとるため、海水を飲まされたり、高いところから落ちて水浸しになったりと、いつも損な役回りを担っている。のちに織田信長の勧めで森可成の妻となり、子をもうける。

斎藤 道三 (さいとう どうざん)

美濃の国を治める大名。織田家との同盟のために、娘の帰蝶を嫁がせることを決めた。だが本心では「うつけ」と呼ばれている織田信長を娘に見極めさせ、場合によっては殺して尾張を乗っ取ろうと考えていた。「マム郎」というヘビを飼っているが懐かれてはおらず、よく首を絞められている。実在の人物、斎藤道三がモデル。

松平 竹千代 (まつだいら たけちよ)

人質として織田家にやって来た6歳の少年。幼いが自分の境遇を受け入れ、父親が家臣に殺された時も、父親より家のことをいち早く心配した。織田信長からは弟のように扱われ、よく一緒に遊んだりしている。信長からその才能の片鱗を見抜かれており、解放されたあかつきには、ともに力を合わせて戦おうと約束している。実在の人物、徳川家康がモデル。

織田 信行 (おだ のぶゆき)

織田信長の弟。兄とは違い品行方正で、母親からは織田信行こそが織田の後継ぎとまつりあげられている。最初は乗り気ではなかったが、いつまでも破天荒な行動をとり続ける信長を見て、自分がやらねばならないと思い始める。実在の人物、織田信行がモデル。

太原 雪斎 (たいげん せっさい)

元今川義元の教育係にして、今川家の軍師を務める男性。義元に代わって軍事や戦略などを取り仕切っている。織田信秀の実力を見るため、自ら軍を率いることもある。「喝」と言うのが口癖。義元の行動を正したり、戦場で兵を指揮する際にも使う。実在の人物、太原雪斎がモデル。

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