幻影博覧会

幻影博覧会

舞台は大正時代の東京。松之宮探偵事務所を営む松之宮遥が、聡明だがどこかミステリアスな助手の少女・高苑真夜とともにさまざまな謎めいた事件を、そして真夜が抱える秘密を解き明かしていくミステリー漫画。

正式名称
幻影博覧会
作者
ジャンル
大正時代
レーベル
バーズコミックス(ソニー・マガジンズ)
巻数
全4巻
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概要

大正時代の東京で探偵業を営む松之宮遥は、あるとき恩師に紹介された高苑真夜という少女を助手として雇い入れる。非常に聡明な真夜は、ときに松之宮が舌を巻くような推理を見せ、松之宮のもとに寄せられる依頼の調査・解決に力を発揮。また真夜はときおり、これから起こるはずのことをまるで見てきたかのように語るのだった。

あるとき松之宮が真夜とともに友人のもとを訪れると、偶然、真夜の予言がなされる。それに触れた友人は「真夜は未来から来たのではないか」との推論を述べるが、松之宮には戯れ言にしか思えなかった。たとえどういった事情を抱えていようとも真夜を信じる松之宮は、その後も真夜を助手として信頼し、ともに事件を解決し続ける。

そんな折、子供の頃にわかれた真夜の両親が、彼女を迎えに来ると聞かされることに。別れを残念に思いつつも、両親と暮らすことが真夜にとっての幸せだと考え、快く送り出そうとする松之宮。だが事態は急転直下、真夜を迎えにきた両親は偽物であることが判明、さらに真夜を紹介してきた恩師は自分とは縁もゆかりもない人物だったことが明らかになる。

また、仕事として舞い込んだ案件から、すでになくなっていた真夜の本当の両親が真夜に託した物品を手に入れた松之宮は、それが未来の技術であることを否応なしに知らされるのだった。

登場人物・キャラクター

主人公

東京で探偵をしており、自らが所長を務める松之宮探偵事務所を営んでいる。警察から協力依頼がくるなど、探偵としての実力は優秀だが、商売気に乏しく事務所の経営状態はギリギリ。人の良い性格をしており、知らず知... 関連ページ:松之宮 遥

藤枝博士の自宅に居候する少女で、藤枝博士の斡旋で松之宮探偵事務所で松之宮遥の助手として働くようになった。やや感情の起伏が乏しい面があったが、松之宮のことを深く信頼し、表情が次第に豊かになる。幼いころに... 関連ページ:高苑 真夜

月等

高苑真夜に付き従う、隻眼でアイパッチをする巨大な犬。真夜の吹く犬笛で、真夜の危機に駆けつける。月等という名は真夜の父親がつけたもので、真夜のもとに偽物の両親が現れたときには月等の名前を尋ねられ、答えられなかったことで嘘が発覚した。

美術愛好家の才媛で、日本の古美術品が海外に流れていくことに対して危機感を覚えている。男爵で外交官の父親とともに10年近くアメリカで暮らしていて、帰国前はボストンで学芸員をしていた。帰国後、自らの住む屋... 関連ページ:上梓 陶子

松之宮遥の大学時代からの友人で、楳実は大学に残り民俗学の研究者になる。大学時代は楳実、松之宮、竹下七緒の3人で松竹梅トリオと呼ばれていた。専門の民俗学以外にも、さまざまな分野の学問に興味を持つ。高苑真... 関連ページ:楳実 亮平

松之宮遥の大学時代からの友人で、大学卒業後、しばらく放浪してから新聞社に入社し記者になった。大学時代は楳実亮平、松之宮、竹下七緒の3人で松竹梅トリオと呼ばれていた。男勝りな性格をしており、同僚の男性記... 関連ページ:竹下 七緒

諫早警部

警視庁に奉職する警察官で、階級は警部。探偵としての松之宮遥のことを深く信頼し、難事件が発生するごとに松之宮探偵事務所を訪れる。髭面の中年男性。

宇留木 智

名家・宇留木家の三男で、松之宮遥の弟にあたる。学業は優秀だが病弱で床に臥せっていることが多い。松之宮の腹違いの弟であり、松之宮のことを深く慕いつつも、松之宮の母親の死後、自分の母親がすぐに後添えとして宇留木家に入ったことに松之宮が反発し、宇留木を名乗らなくなったのではないかと心配している。

高苑真夜が幼いころ、その両親と出会い、彼らが未来からやってきた人間であることを知る。過去の記録を取りに来た真夜の両親に、多額の資金提供と情報提供を引き換えに協力するようになった。真夜に社会経験を積ませ... 関連ページ:藤枝博士

書誌情報

幻影博覧会 全4巻 ソニー・マガジンズ〈バーズコミックス〉 完結

第1巻

(2005年1月発行、 978-4344805071)

第2巻

(2007年3月発行、 978-4344809390)

第3巻

(2009年3月発行、 978-4344815872)

第4巻

(2011年6月発行、 978-4344822238)

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