概要
初芝電産貿易に出向した島耕作の秘書。昭和48年6月6日生まれ、聖清女子大学英文科卒、英検1級、趣味はゴルフ。成城に住むお嬢様だが実は関東泉連合会二代目会長高市信雄の一人娘。16歳の時に彫った般若の刺青が背中にある。
島耕作と高市千鶴
島耕作に好意を寄せセクハラと呼べるほど大胆にアプローチをする。さらに詮索好きでプライベートをアレコレ嗅ぎ回るが悪意はなく無邪気。
経歴
初芝電産貿易に出向した島耕作の秘書を務める。
その後サンライトレコードへ出向した島耕作を追ってサンライトレコードへ入社し再び秘書となり、極道の娘であることをいかんなく発揮して、島耕作をサポート。ナンシー・アレンの日本滞在中は家庭教師を務める。
さらに島耕作を追って福岡で片桐久子と共同でワインバートンコを開店させたが、そこで丸石電器社長の三郎丸庄一と出会い、猛烈にアタックされて交際を始める。(部長島耕作)
三郎丸庄一と福岡県柳川市の結婚式場で、島耕作と片桐久子を仲人として結婚。(取締役島耕作)
関連人物・キャラクター
ナンシー・アレン
島耕作の娘、島奈美がニューヨークで発掘した新人歌手。日本人とアメリカ人のハーフで当時14歳。バツグンの歌唱力、大人びたセクシーな詞を作る。右目は裸眼の黒、左目にブルーのコンタクトを装着し、オッドアイに... 関連ページ:ナンシー・アレン
片桐 久子 (かたぎり ひさこ)
新宿ゴールデン街にあるCHACOのママ。ロンドン在住時代に高名なワイン評論家ロバート・ベイカーと付き合っていた関係で、さまざまな高級ワインを手に入れることができる。中沢喜一と男女の仲。島耕作を追って福... 関連ページ:片桐 久子
関連キーワード
トンコ
『エピソード2 部長島耕作』に登場する店。福岡市警固の雑居ビル第2モーゼルビル3階にある小さな会員制ワインバー。島耕作を追って福岡に来た高市千鶴と片桐久子が経営。「トンコのトンは白豚の豚(トン)」「トンコのコは女狐の狐(コ)」から。片桐久子の元恋人ロバート・ベーカーの協力で、日本で手に入らない貴重なワインを店に用意できるため、ワイン通がクチコミで集まってくる。
サンライトレコード
『島耕作シリーズ』に登場する企業。初芝電器産業が95%の株式を持つ子会社。赤字が続く同社の立て直しのために代表取締役専務として島耕作が赴任し、リストラが断行される。社長の金子崇ほか大多数の役員がリストラされた。 島耕作のアイデアによる、ベテラン演歌歌手八ッ橋新子の再生、新人歌手Nyaccoの成功によって3期連続で前期比、前年同期比を上回る業績回復を果たす。 しかし初芝電器産業の岡林栄一社長が島耕作を追い出す目的で岡林派だった販売推進部部長高野健介が社長に就任。
登場作品
部長島耕作 (ぶちょうしまこうさく)
課長から部長に昇進したエリートサラリーマン島耕作が、これまで経験したことのないワイン事業、音楽事業などに挑戦する姿を描く。弘兼憲史の代表作『エピソード1 課長島耕作』の続編。 関連ページ:部長島耕作
取締役島耕作 (とりしまりやくしまこうさく)
作品発表当時の経済状況を物語に織り込みながら、日本屈指の大企業で取締役となった島耕作が、中国の表と裏のビジネス界で悪戦苦闘する姿を描く。弘兼憲史の代表作『エピソード1 課長島耕作』、『エピソード2 部... 関連ページ:取締役島耕作