中沢 喜一

中沢 喜一

島耕作シリーズ(漫画)の作品登場人物。読みは「なかざわ きいち」。

登場作品
島耕作シリーズ(漫画) 等
正式名称
中沢 喜一
ふりがな
なかざわ きいち
関連商品
Amazon 楽天

概要

初芝電器産業の販売助成部部長時代に部内に総合宣伝課を新設し、島耕作を課長として迎える。珍しく派閥に属さない一匹狼で、その生き方は島耕作に影響を与える。バイクでケガをした不良少年を病院に運び、人生を諭し更生させるなど、人の心を動かす魅力がある。36歳の時に銀座のホステス香坂亜沙子との間に一男香坂裕次をもうけている。

島耕作と中沢喜一

持前のプラス思考や派閥に属さない姿勢から、島耕作も中沢喜一を尊敬している。「これからはモノが溢れる時代となり、企業は廃棄する責任も負うことになる」という考え方は島耕作の心を大きく動かした。その発言は島耕作を通して吉原初太郎会長の耳にも入る。

経歴

初芝電器産業東京北営業所の課長。キャンペーンの助成物セットを裏から入手するための出費を無駄だとして、バーター取引を提案し成功させるなど、営業手腕も確か。(ヤング島耕作)

初芝電器産業東京北営業所の統括部長。大阪の弁天町の愛人宅に息子がいる。 (ヤング島耕作 主任編)

派閥に属さないことが功を奏して取締役に昇進、コスモス映画社買収を成功させた功績が評価され、56歳で取締役の末席から35人抜きで第5代社長に指名される。(課長島耕作)

56歳の若さで初芝電器産業第5代社長となる。4期8年務めたが2期連続赤字の責任を取って辞任し相談役に退く。政府主催の「二十一世紀 対高齢化社会 経済政策懇談会」に電機業界代表として出席。

片桐久子とは男女の仲に発展したが、彼女とホテルに宿泊中、くも膜下出血で倒れる。脳死状態になり家族の承諾で生命維持装置が外され他界。享年65歳。 (部長島耕作)

関連人物・キャラクター

島 耕作 (しま こうさく)

キャラクター紹介『島耕作シリーズ』の主人公。1947年9月9日生まれ。1970年に大手電器メーカー初芝電器産業に入社した団塊世代のエリート。派閥争いに巻き込まれて左遷されることも多いがそれを糧に変える... 関連ページ:島 耕作

吉原 初太郎 (よしはら はつたろう)

初芝電器産業の創始者、初代社長、初代会長。町工場を大手電器メーカーへと育てた「経営の神様」と呼ばれる日本経済界の正真正銘のカリスマ。自分の一言に、出世を狙う役員や社員が過剰に反応するため、自分の本意で... 関連ページ:吉原 初太郎

片桐 久子 (かたぎり ひさこ)

新宿ゴールデン街にあるCHACOのママ。ロンドン在住時代に高名なワイン評論家ロバート・ベイカーと付き合っていた関係で、さまざまな高級ワインを手に入れることができる。中沢喜一と男女の仲。島耕作を追って福... 関連ページ:片桐 久子

関連キーワード

初芝電器産業 (はつしばでんきさんぎょう)

『島耕作シリーズ』に登場する架空の企業。島耕作が勤めている日本最大手の電器メーカーで、カリスマ経営者吉原初太郎が町工場から育て上げた。初代社長吉原初太郎、第2代社長木野穣、第3代社長苫米地功、第4代社... 関連ページ:初芝電器産業

コスモス映画社 (こすもすえいがしゃ)

初芝電器産業が72億円で買収したアメリカの大手映画会社。ハリウッド北部の丘陵地帯に立てられた撮影所コスモス・スタジオは5000エーカーの敷地を持ち、映画村として撮影の舞台裏を見せたり、娯楽施設を併設し... 関連ページ:コスモス映画社

登場作品

島耕作シリーズ (しまこうさくしりーず)

大手電機メーカー初芝電器産業に務める島耕作が課長から社長へと昇進して活躍する約30年間を描いた弘兼憲史の代表的シリーズ作品。初期はサラリーマンの悲哀、オフィスラブを中心にした物語だったが、出世するにつ... 関連ページ:島耕作シリーズ

課長島耕作 (かちょうしまこうさく)

課長となったエリートサラリーマン島耕作が、ライバル企業との競争、社内の派閥争いに立ち向かう姿、プライベートのひとときを描く。会社員時代の経験を活かした弘兼憲史の代表作。第15回(1991年度)講談社漫... 関連ページ:課長島耕作

部長島耕作 (ぶちょうしまこうさく)

課長から部長に昇進したエリートサラリーマン島耕作が、これまで経験したことのないワイン事業、音楽事業などに挑戦する姿を描く。弘兼憲史の代表作『エピソード1 課長島耕作』の続編。 関連ページ:部長島耕作

SHARE
EC
Amazon
logo