FAIRY TAIL CITY HERO

FAIRY TAIL CITY HERO

真島ヒロの『FAIRY TAIL』のスピンオフ作品。ギルド「妖精の尻尾」のメンバーが警察官となった設定で描かれるハートウォーミング・ポリスストーリー。マグノリア署の新米巡査であるナツ・ドラグニルとルーシィ・ハートフィリアの活躍や日常、街で起こる事件などを描く。「マガジンポケット」で2018年10月から2019年11月にかけて配信された作品。

正式名称
FAIRY TAIL CITY HERO
ふりがな
ふぇありー ている してぃー ひーろー
原作者
真島 ヒロ
漫画
ジャンル
ファンタジー
レーベル
講談社コミックス(講談社)
巻数
既刊4巻
関連商品
Amazon 楽天

あらすじ

第1巻

新米巡査のルーシィ・ハートフィリアが配属されたのは、マグノリア署の特別チーム「妖精の尻尾」だった。ルーシィは相棒のナツ・ドラグニルハッピーと共に、犯罪者からフィオーレシティを守るために奮闘していたが、ナツのやり過ぎな行動で失態をさらし、事件が解決しても始末書を書かされるなど、苦労の絶えない日々を送っていた。そんなある日、マグノリア署にウェンディ・マーベルが訪ねてきた。ウェンディは相棒のシャルルがここ数日間、行方不明なことに悩んでおり、ナツたちに捜してほしいと依頼。ナツたちはさっそく、ウェンディたちの住む地域に向かって聞き込み調査を始めるが、いっしょに行動していたハッピーがいつの間にかいなくなってしまう。ナツはハッピーの匂いを追って街中のカフェにたどり着き、ルーシィはナツと私服に着替え、カップルを装ってカフェ内を探ることにする。カフェに入ったナツたちは怪しい地下会場に案内され、そこにはハッピーとシャルルだけでなく多数のエクシードたちが集まっていた。ナツたちはカフェの地下で、経営者たちが違法魔導具で洗脳したエクシードたちによる不正な「猫カフェ」を経営していたことをつき止める。いくつかのトラブルはあったものの経営者は逮捕され、利用されていたエクシードたちも解放されたことで、シャルルもウェンディのもとへ無事に戻っていく。その後もナツたちは「妖精の尻尾」の心強いメンバーと共に、暴走族や強盗など街で起こるさまざまな事件や問題を全力で解決していく。

第2巻

チーム「妖精の尻尾」の面々は、いつもどおりジェラール・フェルナンデスの営む純喫茶「魔女の扉」で飲食や歓談を楽しんでいた。そんな中、エバルーが営むマグノリア美術館に世間を騒がせる「仮面怪盗」から、絵画「聖女の微笑み」を狙った予告状が届く。ナツ・ドラグニルたちは絵画を守って仮面怪盗を捕えるために、美術館を警備することになる。実は仮面怪盗の正体はジェラールで、彼はウルティア・ミルコビッチメルディと共に裏で怪盗業をしていたのだ。その夜、仮面怪盗たちが美術館に現れ、混乱に乗じて逃げ出そうとした彼らをエルザ・スカーレットが追う。エルザの攻撃を受けて逃げ遅れたジェラールは彼女と対峙するが、激戦の中で仮面の一部が壊れたことで、エルザは仮面の下からちらつく見覚えのある紋章に気づく。そのままジェラールが逃げ出したために捕縛には失敗し、エルザは任務失敗の責任を問われる。しかしこの事件をきっかけに、ジェラールに奪われた「聖女の微笑み」を含め、美術館の美術品はもともとエバルーが盗み出した盗品ばかりであったことが判明した。多数の盗品で美術館を営んでいたエバルーは逮捕され、仮面怪盗の正体に気づいていたエルザは、ジェラールに会うために「魔女の扉」へ向かう。その頃、「聖女の微笑み」を盗まれて困っていた子供たちのもとに、変装したウルティアとメルディがこっそり訪れていた。

第3巻

チーム「妖精の尻尾」に新入り警察官のメイビス・ヴァーミリオンが加わった。メイビスに仕事を教えるために街の見回りに行くことになったルーシィ・ハートフィリアだったが、行く先々でグレイ・フルバスターガジル・レッドフォックスたちがトラブルを起こしていた。メイビスはチームに不信感を抱くが、ルーシィはそんな彼女をなだめながらマグノリアの公道を走る。しかしその途中で、地下トンネルの落盤が起こり、ルーシィはメイビスと共に崩れかけたトンネルの下に閉じ込められてしまう。トンネルの下には、ルーシィたち以外にも一般住民が閉じ込められており、彼女は住民たちを安全に脱出させる方法を模索する。それを見ていたメイビスは、近くの扉から女性と子供を優先して逃がすよう、ルーシィに提案する。不思議に思ったルーシィがメイビスに尋ねると、マグノリアには慣れているので自分の庭のように詳しいと答える。そんな中、ナツ・ドラグニルたちが住民とルーシィたちを救出するためにやって来た。ルーシィたちは無事にその場から抜け出し、住民も無事に救出されたことで事件は解決となった。しかし、事件後にメイビスはルーシィたちの前から姿を消し、マカロフ・ドレアーの話から、彼女がフィオーレ警察の初代警視総監だったことが判明する。

第4巻

ある日の朝、自宅で目覚めたルーシィ・ハートフィリアはだらしない格好で寝ているカナ・アルベローナエルザ・スカーレットの姿を見る。昨夜の仕事帰りに三人で飲みに行き、酔い潰れたのを思い出したルーシィだったが、大切な警察手帳を紛失したことに気づく。警察手帳をなくすと懲戒処分になると慌てるルーシィは、三人で昨夜の記憶を整理する。ルーシィが着ているTシャツから、ロックバンド「人魚の踵」のライブに行っていたことを思い出した三人はライブハウスに向かう。事情を話し、バンドメンバーに昨夜のことを問うルーシィだったが、警察手帳を落としたのはライブハウスではなかった。ルーシィたちが次に向かったのは酒場「ボブズダイニング」。ライブ後にみんなで盛り上がり、バッカス・グロウと飲み比べになった。バッカスに負けたカナは、預かっていたルーシィの上着を彼に奪われるが、その後、バッカスはエルザの制裁を受けて負傷し、入院してしまったという。それを知ったルーシィは急いで病院にいるバッカスを訪ねるが、ルーシィの上着は汚れていたために看護師に捨てられてしまっていた。こうして警察手帳を取り戻すことは絶望的になり、処分を覚悟したルーシィは暗い気分のまま純喫茶「魔女の扉」に向かう。そこでジェラール・フェルナンデスが忘れ物を預かっていたことがわかり、ルーシィは無事に警察手帳を取り戻す。同時にジェラールはエルザの酒癖の悪さを注意するが、酔っていてまったく覚えていないエルザは、自身の昨夜の行動について彼に問うのだった。

関連作品

本作『FAIRY TAIL CITY HERO』は、真島ヒロの『FAIRY TAIL』のスピンオフ作品。『FAIRY TAIL』は魔法や魔導士の世界「アースランド」を舞台とする冒険ファンタジーで、真島ヒロの代表作の一つ。ギルド「妖精の尻尾」に所属する魔導士の少年、ナツ・ドラグニルの仲間たちとの冒険や戦いが描かれている。

登場人物・キャラクター

ナツ・ドラグニル

マグノリア署の新米巡査の少年。チーム「妖精の尻尾」に所属している。桜色の短髪で、首元には鱗柄のマフラーを巻いており、制服は胸元を開けてサンダルをはくなど、かなりラフに着こなしている。ルーシィ・ハートフィリアやハッピーと組んで仕事をすることが多い。幼少期に火竜イグニールに育てられたことで、火の滅竜魔法を使いこなすことから「火竜」の異名を持つ。嗅覚をはじめとする五感が優れており、人捜しや捜査などにも役立てている。炎を食べることで魔力や体力を回復、増強できる滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)で、高い身体能力や優れた五感を活用しながら、炎と格闘術を組み合わせた戦術で敵と戦っている。また炎攻撃を受けず、炎を食べることで魔力や体力の回復や増強も可能。悪党には容赦なく鉄拳制裁を加えるなど正義感は強いが、基本的に楽観的で後先を考えず行動することが多い。炎攻撃で建物を炎上させるなどやり過ぎで失敗やトラブルを招くこともあり、問題児として同僚や上司を時折悩ませている。かなりの大食漢で、激辛ラーメンも難なく完食できる。同じ滅竜魔導士であるガジル・レッドフォックスと張り合ったり、反りの合わないグレイ・フルバスターとケンカをすることもあるが、仲間思いでチームからの信頼も厚い。乗り物酔いが激しく、ルーシィの運転するパトカーでも酔うことが多い。好きなものは火、嫌いなものは乗り物。

ルーシィ・ハートフィリア

マグノリア署の新米巡査の少女。ナツ・ドラグニルやハッピーと同じくチーム「妖精の尻尾」に所属している。愛称は「ルーちゃん」で、金髪のツインテールの髪型にしている。母親から受け継いだ鍵を使って「バルゴ」や「タウロス」など15体の星霊を召喚して戦う、「星霊魔法」の使い手。仕事ではナツとコンビを組むことが多く、仲間と共に市民の平和を守るために日々努力しているが、相棒のナツの暴走に振り回されることも多い。明るくまじめな性格で正義感が強くやる気も十分ながら、ドジっ子な一面がある。ナツをはじめ、変わり者ぞろいの「妖精の尻尾」において、常識的なツッコミ役を務める苦労人でもある。酒に酔うと少々大胆になったり、甘え上戸になったりする。ちなみに下着は意外と派手。読書家でもあり、趣味で自作の小説を執筆している。そのため、瞬時に物語を考えるのも得意で、非番の日にウェンディ・マーベルと事件に巻き込まれた時は、とっさに思いついた作り話で犯人たちを感涙させたこともある。同じく読書好きのレビィ・マクガーデンや先輩のエルザ・スカーレット、カナ・アルベローナとは仲がいい。好きなものは本と星霊、嫌いなものは父親。車の運転は少々荒い。

ハッピー

「エクシード」という青い猫のような生き物の少年。ナツ・ドラグニルの相棒で、チーム「妖精の尻尾」に所属している。仕事では警官帽をかぶり、首元に大きなネクタイを結んでいる。能天気で前向きな性格の持ち主。人間の言葉を話し、一人称は「オイラ」で口癖は「あい」「あいさー」。魚が大好物で、特に新鮮な生魚を好む。戦闘力は高くないが、翼を生やして空中移動できる「翼(エーラ)」という魔法を使い、ナツたちをサポートしている。ガールフレンドのシャルルに片思いしており、パンサーリリーやフロッシュなどのエクシードとも友人関係。好きなものは魚、嫌いなものは犬。

マカロフ・ドレアー

マグノリア署捜査一課課長の男性。ナツ・ドラグニルたちの上司にあたる。小柄な体型の老人で、少々怒りっぽい性格の持ち主。新米のルーシィ・ハートフィリアやしょっちゅうトラブルを起こすナツには手を焼いており、激怒しながら彼らに始末書を書かせることも多い。事件解決と同時にナツの暴走による建物焼失などの問題が発生するたびに頭を抱えており、ストレスによる脱毛に悩まされている。個性的な面々をまとめる苦労人で、チーム「妖精の尻尾」をはじめとする部下たちからの信頼は厚く、ナツを筆頭に親や祖父のように慕っているメンバーも多い。マカロフ・ドレアー自身の全身や体の一部を巨大化する魔法「巨人(ジャイアント)」を得意とする。

ウェンディ・マーベル

フィオーレシティの住人で、マグノリアパブリックスクールに通う女子。藍色の長髪をツインテールでまとめ、左右にリボンを結んでいる。温厚で健気な性格だが、少々気弱で引っ込み思案なところがある。成績優秀で、学園内でトップを誇る。相棒のシャルルが行方不明になったことでマグノリア署を訪れ、チーム「妖精の尻尾」に捜索を依頼した。シャルルを無事に取り戻してからは、街の平和を守るために活動するナツ・ドラグニルやルーシィ・ハートフィリアに勇気づけられ、自らが別の事件に巻き込まれた際には、勇気ある行動でルーシィをサポートした。学園では友人のシェリア・ブレンディ、シャルルと共に魔導少女隊「天空シスターズ」として活動しており、リオン・バスティアの依頼を受け、学園内で起こるトラブルや問題を秘密裏に解決したり、怪しい職員を調査したりしている。シェリアと共に学園のアイドルとして、ほかの生徒から人気がある。

シャルル

「エクシード」という青い猫のような生き物の少女で、ウェンディ・マーベルの相棒。同じくエクシードであるハッピーのガールフレンドでもあるが、彼のことは「オスネコ」呼ばわりしている。ハッピーと同様、翼を生やして空中移動できる「翼」の魔法を使う。しっかり者で勝ち気な性格だが、ウェンディに対してはやや過保護な態度を見せる。ハッピーに一目惚れされているが、当初は彼のことをあまり快く思っていなかった。街のカフェの地下会場でほかのエクシードと共に洗脳され、違法な猫カフェの経営に利用されていたが、ウェンディの捜索依頼を受けたチーム「妖精の尻尾」によって救出され、無事にウェンディのもとへ戻った。マグノリアパブリックスクールではウェンディ、シェリア・ブレンディと共に魔導少女隊「天空シスターズ」として活動している。好きなものは魚とダージリンティー。

エルザ・スカーレット

マグノリア署の警察官で、チーム「妖精の尻尾」に所属する女性。チーム最強を誇るS級魔導士で、衣服や装備品などを瞬時に変化させたり、別の空間から武器や鎧を出し入れできる魔法「換装」を得意としている。紅髪のロングヘアで、右目には義眼を入れているが長い前髪で隠れている。街のパトロールでは、ハートクロイツ社に特注したカスタムバイクを愛用している。かつては漆黒の愛車に乗って爆走する「妖精女王(ティターニア)」として恐れられ、伝説の走り屋「紅桜の獲流斬」として、暴走族や走り屋のあいだでは有名な存在。それらの過去が判明したあとも暴走族が頻出する地区を担当し、暴走族たちを牽制している。チームのお姉さん的な立場で、ルーシィ・ハートフィリアからもあこがれの先輩と尊敬されている。クールに見えて意外とノリがよかったりおちゃめなところもあったりするが、本気で怒ると誰にも止められない。純喫茶「魔女の扉」の常連で、昔なじみでもあるジェラール・フェルナンデスのことが気になっている。のちに仮面怪盗と戦い、その正体がジェラールであったことを悟ると同時に、彼が義賊として活動していることに気づいた。ふだんはまじめだが、よく酒癖の悪さをジェラールに指摘されている。

グレイ・フルバスター

マグノリア署の警察官で、チーム「妖精の尻尾」に所属している青年。武器や物体を魔法で作り出して戦う、氷の造形魔法(アイスメイク)を得意とする魔導士。カンが鋭く仲間思いだが少々無愛想な性格をしている。ナツ・ドラグニルとはよくケンカしているが決して仲が悪いわけではなく、彼とタッグを組んだ際は絶妙な連携を見せる。チームの中では古株で仕事は優秀にこなすが、何かと服を脱いですぐ裸になる悪癖を持ち、仕事中でもプライベートでも唐突に裸になることがあり、問題視されている。基本的には自分の意思で服を脱ぐことも多いが、グレイ・フルバスター本人の意思とは関係なく知らぬうちに裸になってしまうこともある。ジュビア・ロクサーから一方的な思いを寄せられているが彼女のことは憎からず思っており、彼女の得意とする水魔法は相性がいいため、戦闘時などに連携する場合もある。兄弟子のリオン・バスティアとは不仲気味で、街中で偶然会うとよくケンカしている。

ジュビア・ロクサー

マグノリア署の警察官で、チーム「妖精の尻尾」に所属している少女。昔はストリートギャング「ファントムロード」の一員だった。グレイ・フルバスターに片思いしており、時折彼との妄想を暴走させている。ルーシィ・ハートフィリアをはじめ、グレイの近くにいる女性のことを恋敵扱いすることがある。「水流」という水の魔法を得意とし、ジュビア・ロクサー自身の体を水に変化させることも可能。礼儀正しい口調で話すが、同じくファントムロードの一員だったガジル・レッドフォックスとはふつうの口調で話し、彼とコンビを組んで仕事することもある。好きなものはグレイ、嫌いなものは雨。

ガジル・レッドフォックス

マグノリア署の警察官で、チーム「妖精の尻尾」に所属している青年。昔はストリートギャング「ファントムロード」の一員だった。顔面中にネジのようなピアスを付けており、三白眼で目つきは悪いが、残虐だった昔と違って現在はすっかりチームに溶け込んでいる。同じくファントムロードの一員だったジュビア・ロクサーとは、コンビを組んで仕事することもある。ジュビアと共にストーカー事件の調査中、ファントムロードのアジトを訪れ、ストーカー行為をしていた元マスターのジョゼを捕えた。鉄のドラゴンに育てられ、鉄の滅竜魔法を教わったため、体の一部を鉄に変化させる攻撃などが可能。また鉄を食べると体力を回復できるため、公園の遊具などを食べることがある。歌を歌うのが好きだが、周囲からはやめてほしいと懇願されている。職場で知り合ったレビィ・マクガーデンとは恋人関係で、彼女の誕生日には仮装して歌をプレゼントした。好きなものは鉄やガラクタ、嫌いなものは空腹。

カナ・アルベローナ

マグノリア署の警察官で、チーム「妖精の尻尾」に所属している女性。ウエーブのかかった茶髪のロングヘアで、私服は露出度の高いラフな服装を好む。化物といわれるほどの酒豪で、仕事の帰りなどにもよく同僚を誘って酒を飲んでいる。大酒を飲んで酔い潰れたり爆睡したりしていることも多く、酒が原因でトラブルを招くこともある。男勝りのサバサバした性格で、姉妹のように親しいルーシィ・ハートフィリアのよき相談相手となっている。異性との出会いを求めてルーシィを誘ってお見合いパーティに参加し、四人の男性をとりこにしていたが、全員を酒に誘ってカナ・アルベローナ自身も酔い潰れてしまったために恋人はできずに終わった。好きなものはアルコール類で、嫌いなものはノンアルコール飲料。

一夜=ヴァンダレイ=寿 (いちやゔぁんだれいことぶき)

探偵事務所「青い天馬(ブルーペガサス)」で私立探偵を営む男性。イケメン名探偵を自称している。ナツ・ドラグニルたちとは初対面だが、マグノリア署とは旧知の仲。見た目や行動が異端で女性からは気持ち悪がられているが、助手の三人組「トライメンズ」からは慕われている。「香り魔法(パルファムマジック)」という香りや匂いをあやつる特殊な魔法を使い、探偵業にも役立てている。個性的な顔立ちで、口癖は「メェ~ン」。ふだんは間抜けで厚かましい性格で、事件の推理も程度が低くあまり役に立たない。一方で魔導士としての実力は高く、特に土壇場では高い実力を発揮したり、幸運や偶然に救われたりすることもある。ある事件をきっかけにチーム「妖精の尻尾」の面々と知り合い、彼らの行く先々や事件などに頻繁に出現するようになる。繊細で、眠れない夜などには行きつけの酒場「ボブズダイニング」で購入した高級香り酒の香りを楽しんでいる。事件解決に協力することもあれば、かえってトラブルを招いたり、逆に巻き込まれたりすることもある。好きなものは世の中のすべての女性、嫌いなものは臭いもの。

ゼレフ

フィオーレシティの市長を務める青年。一見穏やかに見えるが最強最悪の魔導士で、強力な魔力と不老不死の体を持つ。悪の魔導士たちのあいだでは神のような存在として崇められ、彼らからは「皇帝」と呼ばれている。参謀のインベル・ユラをはじめとする「スプリガン12」を中心に、多くの強力な魔導士たちを従えている。市長としては、都市魔導力の開発や市民の魔力を管理する独自のセキュリティシステム「Dシステム」に力を入れており、圧倒的な支持を得ている。その一方で、フィオーレシティを蹂躙する「黒魔術教団」から信仰されており、彼らを裏であやつっているなど、いくつかの黒い噂がある。さらに記者のジェイソンによってエクリプスとの関与が疑われるようになり、Dシステムもそれを開くための膨大な魔力の収集を真の目的とした計画であると推測されている。

レビィ・マクガーデン

マグノリア署の警察官で、チーム「妖精の尻尾」に所属している少女。青髪の長髪で、花飾りの付いた黄色いターバンをしている。ほかの女性メンバーと比べて小柄な体型で、胸が小さいことにコンプレックスを抱いている。また、ある事件では胸が小さいという理由で犯人に疑われたこともある。ルーシィ・ハートフィリアとは同い年で本好きという共通点から意気投合し、彼女のことは「ルーちゃん」の愛称で呼んでいる。職場で知り合ったガジル・レッドフォックスとは恋人関係。好きなものは本と鳥、嫌いなものは暗い場所。

ジェラール・フェルナンデス

純喫茶「魔女の扉(クリムソンシエール)」のマスターを務める青年。青髪の落ち着いた性格で、右目の周りに赤い紋章がある。常連客であるチーム「妖精の尻尾」の面々とは仲がいい。店でウエートレスをしているウルティア・ミルコビッチやメルディと共に裏で怪盗業をしており、仮面をかぶった「仮面怪盗」を名乗りながら、美術品などを盗んでいる。隕石のような衝撃波を生み出す「七星剣(グランシャリオ)」をはじめとする「天体魔法」を得意とする。エバルーが営む「マグノリア美術館」の絵画を盗み出した際にエルザ・スカーレットと対峙し、仮面の一部が壊れたことで彼女には正体を知られている。しかし、この事件をきっかけにマグノリア美術館が盗品だらけであったことが判明。ジェラールたちの怪盗業は、盗まれた美術品を元の持ち主に戻すのが真の目的であった。昔なじみでもあるエルザには特別な感情を抱いている。

ウルティア・ミルコビッチ

純喫茶「魔女の扉(クリムソンシエール)」で、ウエートレスをしている少女。黒髪の長髪で、左右にリボンが付いたカチューシャをしている。マスターのジェラール・フェルナンデスやメルディと共に裏で怪盗業をしている。変身魔法などを使いこなしてジェラールをサポートしている。

メルディ

純喫茶「魔女の扉(クリムソンシエール)」で、ウエートレスをしている少女。物静かな性格で、桃色の長髪をポニーテールの髪型にしている。マスターのジェラール・フェルナンデスやウルティア・ミルコビッチと共に裏で怪盗業をしている。ウルティアを非常に慕っている。

シェリア・ブレンディ

フィオーレシティの住人で、マグノリアパブリックスクールに通う女子。ウェンディ・マーベルの友人。濃いピンク色のピッグテールの髪型で、大きなリボンを結んでいる。明るく無邪気な性格だが、少々ドジっ娘。成績はウェンディに次ぐ学園2位で、彼女と共に学園のアイドルとしてもほかの生徒から人気がある。学園ではウェンディ、シャルルと共に魔導少女隊「天空シスターズ」として活動している。

リオン・バスティア

マグノリアパブリックスクールの生徒指導主任を務める青年で、銀色の短髪。グレイ・フルバスターの兄弟子でもあり、彼と同じく氷の造形魔導士。しかしグレイとは不仲気味で、街中で偶然出会った時もよくケンカをしており、彼といっしょに騒ぎを起こしてインベル・ユラに捕縛されたこともある。ウェンディ・マーベル、シェリア・ブレンディ、シャルルによる魔導少女隊「天空シスターズ」に、学校の平和と秩序を守るように依頼している。歌を歌うのが好きで、学園祭のカラオケライブ大会では高度なヒューマンビートボックスも披露した。

ラクサス・ドレアー

マグノリア署の警察官で、チーム「妖精の尻尾」に所属している青年。マカロフ・ドレアーの実孫でもある。逆立った金髪の短髪で右目に傷痕があり、少々強面な顔つきで大柄な体型をしている。ふだんは背中に厚手のロングコートを羽織っている。雷の滅竜魔法を得意としており、電撃で麻痺させたり、自らを雷で強化して高速移動したりすることもできる。飲食店でのトラブルで困っていた少女を助けるが、彼女が王女のヒスイ・E・フィオーレであることを知り、国民の生活を見たいというヒスイに協力する。

ヒスイ・E・フィオーレ (ひすいいーふぃおーれ)

マグノリアの王女で、国王のトーマ・E・フィオーレの娘。礼儀正しく、国民を思って寄り添っているが、少々天然な面もある。翡翠色の長髪で、耳や首元に翡翠の飾りを付けている。歴史的建造物の記念式典の日に行方不明となり、フィオーレシティの飲食店で金銭トラブルに困っていたところをラクサス・ドレアーに助けられる。街の様子や国民の生活を見るために王宮を抜け出してきたことを告げ、夕方までという条件でラクサスの案内を受ける。その途中で指名手配犯に誘拐されかけるものの、ラクサスに救われ、ルーシィ・ハートフィリアたちに保護された。この日にラクサスに買ってもらった麦わら帽子を大切にしており、公務のときもかぶっている。

ミラジェーン・ストラウス

マグノリア署の事務職員で、チーム「妖精の尻尾」に所属している女性。銀髪の長髪で、前髪を縛っている。愛称は「ミラ」で、変身魔法を得意とする。事務職員であるためにあまり現場には出ないが、変身魔法を生かして犯罪者に罠を仕掛けることもあり、ハデスに化けて彼のテロ組織の残党を捕えることに成功した。好きなものは料理、嫌いなものはゴキブリ。

ハデス

壊滅したはずのテロ組織「悪魔の心臓(グリモアハート)」のリーダーを務める男性。フィオーレ監獄に収容されている。銀髪で右目に眼帯をしており、長い白ヒゲを生やしている。組織の残党が大型遊戯場「リュウゼツランド」に爆弾を仕掛けて釈放を要求したため、その要求を飲んだマカロフ・ドレアーによって釈放された。しかしこれはマカロフの策略で、実際はハデスに化けたミラジェーン・ストラウスによる罠で、その後はミラジェーンの手柄で逮捕された部下たちと共に監獄で下働きをさせられている。

メイビス・ヴァーミリオン

マグノリア署の新人警察官で、チーム「妖精の尻尾」に所属している少女。小柄な体型で見た目は幼いが、実年齢は20代。金髪のロングヘアで、鳥の羽のような飾りが頭の左右にある。「妖精の尻尾」に配属された初日にルーシィ・ハートフィリアと共に街の見回りに出るが、その途中で落盤に巻き込まれ、彼女と共に地下トンネルに閉じ込められる。マグノリアの建物や地形を細かく把握しており、同じく閉じ込められた住人を誘導して脱出させた。丁寧な口調で話し、物腰も柔らかくおとなしい性格だが、緊急時などはすばやい判断で的確な指示を下すなど、リーダーシップを発揮する。その正体はフィオーレ警察最高位の初代警視総監でマカロフ・ドレアーとも面識があるが、すでに亡くなっている。幽霊となってマグノリア署に来たのは、現在のマグノリアの様子を見守るためだった。

インベル・ユラ

フィオーレシティ市役所の主任を務める男性。ゼレフに仕える「スプリガン12」の一人で、ゼレフの参謀を務める。切れ長の目に眼鏡を掛け、青みがかった長い銀髪をおさげにまとめている。「アイスロック」などの純粋な氷魔法を得意とする氷魔導士で、「冬将軍」の異名を持つ。ほかのスプリガン12をまとめる中間管理職だが、個性的な面々が多いために頭を悩ますこともある。ゼレフを信仰する「黒魔術教団」と裏でつながりを持つ。まじめに職務をこなしているが、チーム「妖精の尻尾」に思わぬ妨害を受けることがあり、日々残業に追われている。

スティング・ユークリフ

フィオーレ警察の武力制圧に特化した特殊武装部隊「剣咬の虎(セイバートゥース)」に所属する青年。相棒のローグ・チェーニと共に、部隊最強コンビ「双竜」として有名。逆立った金髪の短髪で、こめかみに傷痕があり、左耳にピアスをしている。無口なローグとは対照的に、活発で陽気な性格をしている。ローグと共に、チーム「妖精の尻尾」のピンチに駆けつけてサポートした。ナツ・ドラグニルのことは「センパイ」と呼び慕っている。全身を光で覆って強化する「ホワイトドライブ」をはじめとする光の滅竜魔法のほか、魔法を込めて使える特殊銃を使用して敵を制圧する。

ローグ・チェーニ

特殊武装部隊「剣咬の虎」に所属する青年。コンビを組んでいるスティング・ユークリフと共に、チーム「妖精の尻尾」のピンチに駆けつけた。相棒のスティングと共に、部隊最強コンビ「双竜」として有名。全身を影で覆って強化する「シャドウドライブ」をはじめとする影の滅竜魔法のほか、魔法を込めて使える特殊銃を使用して敵を制圧する。スティングとは対照的に冷めた言動が多く寡黙でクールに見えるが、実は思いやりのある性格で、特に相棒のフロッシュのことは大切に思っており、彼のことになると感情的になったり、過保護になったりすることもある。のちにルーシィ・ハートフィリアとカナ・アルベローナの参加したお見合いパーティに、スティングの勧めで参加する。

フロッシュ

ハッピーと同じエクシードの少年で、ローグ・チェーニに付き従う。体毛は緑色で、ピンク色のカエルの着ぐるみをいつも着用している。おっとりしていて能天気に見えるが、心優しい性格の持ち主。大好きなローグとはいつもいっしょで、どんなときでも彼のそばを離れずにいる。集中力が持続しないため、外に出るとすぐに迷子になってしまう。一人称は「フロー」。「フローもそーもう」が口癖で、やや舌足らずな幼い口調で話す。好きなものはカエル、嫌いなものはミミズ。

マルド・ギール

秘密結社「冥府の門(タルタロス)」の冥王を務める男性。穏やかな性格で、ウエーブのかかった紫髪の長髪をポニーテールにまとめている。チーム「妖精の尻尾」が持つ永久魔法の秘密を探るために、マグノリア署にキョウカとセイラをスパイとして送り込む。どのような状況でも冷静で余裕な態度で対応にあたり、状況を見定める優れた戦略眼の持ち主だが、部下には小さな失態でも容赦なく罰を与える冷酷な一面もある。

キョウカ

魔導情報専門誌「週刊ソーサラー」のカメラマンを務めている女性。緑色のロングヘアで、仮面をかぶっている。部下のセイラと共に、チーム「妖精の尻尾」の1日取材のためにマグノリア署を訪れる。その正体は秘密結社「冥府の門(タルタロス)」から送られたスパイで、マルド・ギールから指令を受け、マグノリア署の内部をくまなく探る目的で潜入していた。拷問好きで相手を痛ぶっては楽しむサディストだが、潜入調査中に地下取り調べ室に案内され、取り調べ体験の名目でミラジェーン・ストラウスとエルザ・スカーレットに痛めつけられてしまう。正体は最後まで知られなかったものの、本来の目的は果たせずに終わった。一人称は「此方」で、古風な口調で話す。同性愛者で、セイラとは同僚関係を超えた親密な間柄。

セイラ

魔導情報専門誌「週刊ソーサラー」の記者を務めている女性。黒髪のロングヘアで額に紋章があり、2本のツノが生えたカチューシャをしている。物静かな性格で、丁寧な口調で話し、無駄な殺生は好まない。上司のキョウカと共に、チーム「妖精の尻尾」の1日取材のためにマグノリア署を訪れる。その正体は秘密結社「冥府の門」から送られたスパイで、マルド・ギールから指令を受け、マグノリア署の内部をくまなく探る目的で潜入していた。正体は最後まで知られなかったものの、本来の目的は果たせずに終わった。キョウカとは同僚関係を超えた親密な関係。

パンサーリリー

黒豹に似たエクシードの少年で、チーム「妖精の尻尾」に所属している。左目の上には三日月のような模様がある。ハッピーやシャルルの友人でもあり、愛称は「リリー」。基本的にまじめな性格だが、相棒のガジル・レッドフォックスの影響で口癖や性格が似てきた。ハッピーと同じく、新鮮な魚が大好物。ハッピーといっしょに遊びに来たフィオーレシティのエクスタリア地区で、住民のエクシードたちが悪質な嫌がらせの被害に遭っていることを知り、ハッピーといっしょに犯人捜しをする。

バッカス・グロウ

ルーシィ・ハートフィリアたちがライブで出会った男性。「四つ首の番犬(クワトロケルベロス)」のメンバーの一人で、ロックバンド「人魚の踵」のファン。黒髪をオールバックのシニヨン風にまとめ、目元には独特なフェイスペイント、耳には瓢簞型のピアスをしている。酒と女が大好きで、カナ・アルベローナと飲み比べで圧勝するほどに強いが、酔うと一気にスケベになる。行きつけの酒場「ボブズダイニング」でカナと飲み比べを繰り広げ、敗北した彼女から衣服とルーシィの上着を奪い、怒ったエルザ・スカーレットから制裁を受けて病院送りとなった。好きなものは酒、嫌いなものは朝。

アクロノギア

「竜の王」を名乗る謎の男性。フィオーレ監獄に収容されていたが、建物を破壊して強引に脱獄する。一人称は「我」で褐色肌に黒いマントをまとい、体のあちこちに紋様がある。脱獄後はフィオーレシティを散策する中でラーメン屋に行き、偶然遭遇したナツ・ドラグニルと激辛ラーメンの早食い対決を繰り広げる。

オーガスト

フィオーレシティ市役所職員を務める老齢な男性。ゼレフに従う「スプリガン12」の総長でもあり、長いヒゲを蓄えている。仲間思いで温厚な性格で、個性的なスプリガン12の中では常識人として知られている。ゼレフには絶対的な忠義を尽くしている。コピーを取るのが得意で、お見合いパーティではゼレフの物まねを披露していた。実はお見合いパーティで出会ったルーシィ・ハートフィリアに好意を抱いており、チーム「妖精の尻尾」が市役所に調査で潜入した際は、ルーシィの写真と引き換えにナツ・ドラグニルにIDカードをあっさり渡して彼らの侵入を許した。激怒すると凶悪な戦闘モードに変わり、髪は逆立ち、肌が赤黒く染まって顔面に紋様が現れる。

ジェイコブ・レッシオ

ゼレフに従う「スプリガン12」の一人で、暗殺者の男性。額にドクロマーク、目の下には濃いクマがあり、青ヒゲを生やしている。身を潜めながらあらゆるものを消去できる暗殺魔法の使い手で、インベル・ユラの命令で黒魔術教団のアジトから、証拠品を抹消することになる。暗殺者としての腕は確かで冷酷な性格ながら、女性の裸を直視できないなど純情な一面もある。アジトへの先回りには成功するものの、捜査に入ったチーム「妖精の尻尾」の妨害を受けながら証拠隠滅に成功。しかし、誤ってジェイコブ・レッシオ自身の服を消してしまった状態でエルザ・スカーレットに発見され、わいせつ物陳列罪の現行犯で逮捕された。下着は白ブリーフ派。

ラーケイド

フィオーレシティのマッサージ店「羅華慰堂(ラーケイどう)」を営む青年。逆立った金髪の短髪で、額には白い十字架の紋様があり、背中に巨大な十字架を背負っている。ゼレフとよく似た雰囲気と風貌の穏やかな性格で、つねに合掌しながら柔らかな微笑みを浮かべている。性欲、食欲、睡眠欲といった人間の欲を満たす特殊な魔法を得意としており、この魔法を生かして癒しを求めている客を快楽に導く施術をしている。その効果が絶大であるため、ルーシィ・ハートフィリアたちに違法な魔導技術を用いているのではないかと疑われていた。ゼレフに従う「スプリガン12」の一人だがほかのメンバーと異なって市役所職員ではなく、ほとんど単独で行動している。

集団・組織

妖精の尻尾 (ふぇありーている)

マグノリア署の魔導警察特別班。ナツ・ドラグニルやルーシィ・ハートフィリアが所属している。主にフィオーレシティの違法魔導具の取り引きや、不正な商売を取り締まったり、街で起こるトラブルや事件を解決したりしている。ナツをはじめとする強力な魔導士が集結しており、マグノリア署最強のチームとしても有名。その一方で、チーム名に反して荒々しく個性的なメンバーが集まっており、マカロフ・ドレアーを悩ませている。

六魔将軍 (おらしおんせいす)

フィオーレシティを拠点とする暴走族。メンバーはリーダーを務めるコブラ、ミッドナイト、エンジェル、レーサー、ホットアイ、ゆるキャラマスコット「ブレインちゃん」の六名。警察官のエルザ・スカーレットと対峙するが、彼女が伝説の走り屋であったことを知った途端に怯えて逃走した。それ以降も時折街に出没しては、チーム「妖精の尻尾」にちょっかいを出している。

黒魔術教団 (あゔぁたーる)

フィオーレシティを蹂躙する教団で、ゼレフを信仰している。神官のアーロックのほか、幹部のジェローム、メアリー、豪門、D-6、アベルを中心に活動している。マグノリア銀行で強盗事件を起こして以来、チーム「妖精の尻尾」とは対立関係にあり、恨みを抱えている。のちにアーロックが召喚する大きなツノの生えた巨人、イクサツナギをあやつって街を襲うが、魔法で超巨大化した一夜=ヴァンダレイ=寿に妨害されて失敗に終わる。

星霊 (せいれい)

『FAIRY TAIL』に登場する星霊界に暮らしている種族。人間の住む世界とは異なる星霊界に棲む者たちのこと。全部で88の星座をモチーフとしている。約束事を重視する種族で、彼らのことを使役する者を星霊魔導師と呼ぶ。様々な能力を持ち、星霊王を頂点に特別な力を持つ黄道十二門などがいる。星霊魔導師と契約を結ぶことにより、人間界へと召喚され、人間界での強さは契約者の星霊魔導師の魔力によって左右される。また、彼らを呼び出すには特定の鍵が必要だが時には店で売っている場合もある。

場所

マグノリア署 (まぐのりあしょ)

フィオーレシティのマグノリアにある警察署。マカロフ・ドレアーが署長を務める。チーム「妖精の尻尾」を中心に、優秀で個性的な魔導士の警察官が多く所属している。実は地下室には、闇組織などから押収した魔導具を使用する特殊な取り調べ室がある。また、署内ではマカロフによって記念グッズなどを販売する土産ショップ「妖精の心臓(フェアリーハート)」が営まれている。

フィオーレシティ

ナツ・ドラグニルたちが住んでいる巨大都市で、マグノリア署がある。ゼレフが市長を務めている。一見平和でにぎやかな街だが、さまざまなトラブルや事件が発生しており、治安の悪い場所も多いことが問題になっている。

その他キーワード

ENDの書 (いーえぬでぃーのしょ)

ウェンディ・マーベルたちの通うマグノリアパブリックスクールに保管されている魔封書。一見ボロボロの本だが、フィオーレシティを脅かすほどの力を持つ最強最悪の魔封書ともいわれている。秘密結社「冥府の門(タルタロス)」をはじめとする、数多くの闇組織に狙われている。

滅竜魔法 (どらごんすれいやー)

『FAIRY TAIL』に登場する魔法。自らの体を竜の体質へと変化させる太古の魔法(エンシェント・スペル)の一つ。ドラゴンを倒すことができる唯一の攻撃手段、魔導士の魔法の一つ。誰でも使えるわけではなく、ドラゴンから教わる必要がある。過去に人が竜と戦うために生み出したもの。火や、雷、鉄などの種類が存在し、自らと同じ属性のものを取り込むことで体力の回復や魔力の向上なども望める。ただし、他属性の魔法など取り込むと力が衰えてしまう。また、乗り物に弱くなってしまう弱点もある。ナツ・ドラグニルやウェンディ・マーベルのようにドラゴンから教えてもらった者がいるほか、ラクサス・ドレアーのように魔水晶を体に埋められて使えるようになったものもいる。滅竜魔法を使う魔導士をドラゴンスレイヤーと呼ぶ。 滅竜魔法を使う魔導士は、自分と同じ属性の物質を食らうことでパワーアップが可能。それとは別に、異なる属性の魔力を食らうことで新しい属性の魔法を使うこともできる。滅竜魔法を過度に使いすぎることで自身も竜化してしまい、やがてドラゴンそのものとなってしまう。

エクリプス

フィオーレシティ市役所の地下にある巨大扉で、時を超えるほどの強大な力を持つ。エクリプスを開くことに成功すれば、時をあやつって世界を変えるほどの力を得るとされている。開けるには膨大な魔力が必要であるため、市長のゼレフが開発を進めている魔力管理システム「Dシステム」との関与が疑われている。

クレジット

原作

ベース

FAIRY TAIL (ふぇありー ている)

火を操る魔導師の少年ナツ・ドラグニルと、星霊を使役する星霊魔導師の少女ルーシィ・ハートフィリアの成長と活躍を描く、冒険ファンタジー漫画。舞台は魔法が存在する世界、アースランド。魔導師たちに仕事を斡旋す... 関連ページ:FAIRY TAIL

関連

FAIRY TAIL 100 YEARS QUEST (ふぇありー ている わんはんどれっど いやーず くえすと)

真島ヒロの漫画『FAIRY TAIL』の続編。ナツ・ドラグニルたちが新たに挑んだ「100年クエスト」の謎や、彼と仲間たちによる新たな冒険を描いた冒険ファンタジー。「マガジンポケット」で2018年7月か... 関連ページ:FAIRY TAIL 100 YEARS QUEST

FAIRY TAIL S (ふぇありー ている えす)

真島ヒロの『FAIRY TAIL』の、番外編やスピンオフ読切を収録した特別編集作品。ギルド「妖精の尻尾」メンバーの日常やパロディネタを中心に、1話完結の短編をコメディタッチで描く冒険ファンタジー。「マ... 関連ページ:FAIRY TAIL S

TALE OF FAIRY TAIL ICE TRAIL ~氷の軌跡~ (ている おぶ ふぇありー ている あいす とれいる こおりのきせき)

真島ヒロの『FAIRY TAIL』のスピンオフ作品。原作でギルド「妖精の尻尾」の一員として活躍した魔導士、グレイ・フルバスターを主人公とする冒険ファンタジー。グレイの少年時代や「妖精の尻尾」に加入する... 関連ページ:TALE OF FAIRY TAIL ICE TRAIL ~氷の軌跡~

FAIRY TAIL ハッピーの大冒険 (ふぇありー ている はっぴーのだいぼうけん)

真島ヒロの漫画『FAIRY TAIL』のスピンオフ作品。原作でマスコットキャラクターを務めたハッピーを主人公とする冒険ファンタジー。異世界に飛ばされ勇者となったハッピーの冒険と、仲間達との出会いや友情... 関連ページ:FAIRY TAIL ハッピーの大冒険

書誌情報

FAIRY TAIL CITY HERO 4巻 講談社〈講談社コミックス〉

第1巻

(2019-03-08発行、 978-4065147849)

第2巻

(2019-07-09発行、 978-4065157220)

第3巻

(2019-10-09発行、 978-4065172094)

第4巻

(2020-02-07発行、 978-4065178799)

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