『子供学級』に次ぐ、桜井のりおの連載作品で代表作の一つ。現代の日本を舞台に、丸井家の三つ子姉妹であるみつば・ふたば・ひとはが巻き起こす騒動を描いたスラップスティックコメディ。三つ子の日常的な出来事が中心だが、小学生たちのみならずその両親や先生をも巻き込んだ群像劇の側面もある。また、キャラクターの成長も描かれ、例えば三女のひとはは、内向的な性格でコミュニケーションが苦手なタイプだったが、次第に友人たちと真の友情を築けるまでに成長していく。本作は、学園を主な舞台にした日常コメディである。おませな長女、力自慢の次女、根暗な三女という、性格が異なる三つ子姉妹と、クセが強いクラスメイトたちの掛け合いや対立が特徴となっている。秋田書店「週刊少年チャンピオン」2006年15号から2012年39号まで連載されたのち、同社「別冊少年チャンピオン」に移籍し、2012年10月号から2017年9月号まで連載。テレビアニメ化され、2010年7月から9月まで第1期、2011年1月から3月まで第2期が放送された。