弐瓶勉の代表作の一つ。太陽系が奇居子(ガウナ)と呼ばれる謎の生命体によって破壊されてから1000年後の世界が舞台。人類の繁殖と生産を維持しながら宇宙を放浪する播種船、シドニアで、主人公の長道が巨大人型兵器「衛人」の操縦士として奇居子との戦闘を繰り広げる物語である。地下深層部から地上に出た長道が、シドニア艦長の小林との出会いをきっかけに、衛人操縦士訓練生となることから物語が始まる。その後、閑、イザナ、海苔夫といった同期生や上官の纈との関係を築きながら、長道は数々の奇居子との戦闘で活躍を見せていく。本作は、ロボット戦闘や宇宙戦争を描いたSFアクション漫画である。人類存亡をかけた戦いを描く一方、学園生活や恋愛関係を描く。また、人類は光合成によるエネルギー摂取が可能となっており、恋愛対象との接触により男性または女性へと分化する第三の性、中性が存在する点も特徴となっている。講談社「月刊アフタヌーン」2009年6月号から2015年11月号まで連載。2015年に第39回「講談社漫画賞」一般部門、2016年に第47回「星雲賞」コミック部門を受賞。テレビアニメ化され、第1期が2014年4月から6月まで、第2期が2015年4月から6月まで放送された。また、アニメ映画(劇場)の第1作が2015年3月、第2作が2021年6月に公開された。