好感度なんてくそくらえ!! 嫌われ者の主人公7選!!2,673 Pt.

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異世界に召喚された不登校の高校生。身体能力などは以前と変わらず、唯一持っている武器は自分が死ぬことで一定のポイントまで戻ってやり直せる「死に戻り」の能力。ハーフエルフのヒロイン「エミリア」に惚れており、「エミリア」の騎士を自称している。物語当初は純粋に目の前で起こる悲劇を回避する為に奔走していた。しかし、「死に戻り」の能力は他の誰にも伝える事はできず（伝えようとすると自動的に死んでしまう為）、「スバル」は孤独な戦いを強いられることになる。周りの人間は「スバル」が何回も死んで自分を助けてくれているという事実を知らず、また死ぬこと自体の辛さ、何度やり直しても袋小路に追い詰められる現実に精神的に追い詰められていき、自分が守るはずの存在の「エミリア」に感情を爆発させてしまう。そのことで「エミリア」に拒否された「スバル」はヤケ気味な行動を起こしてしまい、長い間迷走する様は視聴者も見ながら辛い気持ちになってしまう。相手の状況や心情を察する能力が低く、鬱陶しいぐらいのハイテンションで一方的にまくし立てるなど、コミュニケーション能力に若干難があるが、力がなくても何回辛い目に遭おうとも、決してくじけずに大切な人を守ろうとするその姿勢は純粋に尊敬に値する。

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謎のテクノロジーで作られたロボット「マキナ」の12番目の機体「ラインバレル」の「ファクター」（パイロット）。中学三年生。いじめられっ子でパシリに行かされている最中に、空から降ってきた「ラインバレル」に下敷きになり死亡するが、「ラインバレル」のナノマシンを移植され生き返る。生き返った後は、「正義の味方になった」とはしゃぐと共に、今までいじめられていた鬱屈を爆発させ、独善的な正義を振りかざす様になる。ナノマシンの影響で身体能力が跳ね上がったことにより、自分をイジメてた相手をパシリにし、人が変わったようになってしまった「浩一」を心配してくれる幼馴染「矢島」には「いつも助けられる側だった俺の気持ちがわかるか!?」と屈折した感情をぶつける。「ラインバレル」回収の為に現れた「森次玲二」に敗れた時には、「何でみんな認めようとしないんだ!! 俺のこと･･････褒めろよおお!! 俺が一番強いんだって認めろよおおおお!!!!」と子供の様に駄々をこね周囲の建物に当たり散らす。挙句の果てに暴れる「浩一」を諫める「城崎絵美」に対しては、「お前は黙って俺に守られてればいいんだよ」とエゴ全開の台詞を言い、「絵美」に「あなた、最低です!!」と言われてしまう。この後から少しずつ人として成長していき、「絵美」をはじめ周囲との信頼も構築していくのだが、力を手に入れたことでここまでわかりやすく調子に乗ってしまう主人公も稀ではないだろうか。

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頭脳明晰、容姿端麗、運動神経抜群と非の打ち所がない人物だったが、名前を書かれた人物は必ず死ぬ死神のノート「デスノート」を拾ったことで運命の歯車が大きく変わっていった主人公。初めこそ、法で裁けない悪人を裁きたいという正義感から「デスノート」を使用しており、殺人を犯すことに葛藤していた。しかし、正義の為の殺人を繰り返していく内に自己の存在を肥大化させ始め、自分の殺人を犯罪のない世界を作るのに必要と断定し、「新世界の神になる」と宣言。また探偵「L」に追い詰められていく中で、犯罪者かどうかを問わず自分に都合の悪い人物には平気で手を下し、殺人に全く躊躇しない、サイコキラーとなる。自身が優秀な人物であることや「デスノート」所持者の傲慢からか、簡単に人を見下し、人の命を命と思わない。また「女なんて簡単なもんだ」等の女性蔑視の発言をしたりする。「デスノート」に関する記憶を失った時には、純粋な正義感を持った頭脳明晰な若者といった風の性格になり、「デスノート」さえ拾っていなければ素晴らしい人物のままだったのではないだろうか。

出典：コードギアス　反逆のルルーシュ　公式サイト

「エリア11」と呼ばれるかつての日本で暮らす、「アッシュフォード学園」の学生。「神聖ブリタニア帝国」の第11皇子・第17位皇位継承者だが、妹共々父である皇帝に日本へ追放された。目を合わせた人間に命令できる能力「絶対遵守のギアス」を手に入れてからは仮面を被って「ゼロ」を名乗り、「神聖ブリタニア王国」へ本格的に反旗を翻す。常に理知的・理性的で孤高な性格。目的達成の為なら人的な犠牲も厭わないが、心を許した相手や自分が大事に想う相手には非情になり切れず、自分に能力を与えた「C.C」に度々それを指摘される。本来困った人間を放っておけない性格で、特に妹「ナナリー」の事を非常に大事に想っており、彼の行動の目的及び基準は、〝「ナナリー」が安心して暮らせる世の中を作ること″にある。頭脳明晰、容姿端麗、絶対的な特殊能力と知略を用いた活躍、時折見せるゲス顔から、『DEATH NOTE』の「夜神月」と似ている主人公の様だが、「月」が自身の目的の為なら誰に対しても非情になるのに対し、「ルルーシュ」は身内に非情になり切れず、大切な人を守る為に行動するところから、二人の行動理念は真逆に近い。

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「榊野学園」に通う高校一年生。平凡で大人しそうな容姿をしており、普段は優しく面倒見の良い性格をしているのだが、とにかく女性関係で優柔不断でだらしがない。片思いの相手「桂言葉」との関係を隣の席のクラスメイト「西園寺世界」に取り持ってもらい、「言葉」と恋人関係になるが、「世界」からの好意を受けて体の関係を持つようになってしまう。「言葉」には内緒で関係を続ける二人だったが、物語の終盤に「世界」が妊娠したことを告げると、なんと驚くべきことに「言葉」と「世界」の二人に見切りをつけ、クラスメイトや「世界」の親友など不特定多数の女子と肉体関係を持つようになる。要するに、面倒ごとを毛嫌いして責任を取らず、身勝手に振る舞う、まさに女の敵といった主人公だ。

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元「ミスルギ皇国」第一皇女。登場当初は毅然として清廉潔白な、皇女然としたキャラクターだった。しかし作中世界で大多数の人間が持つ能力「マナ」を持っていないことを暴露され、皇女から人間扱いされない人種「ノーマ」へと転落、前線基地「アルゼナル」へと送られてから彼女の運命の歯車が狂い始める。皇女の頃からノーマは人間でないと言い切って差別的な態度を露にしたリ、「アルゼナル」移送後も自分を慕ってくれていた女子がくれたプリンを食べずにゴミ箱に捨てたりなど腹黒い一面はあったのだが、共に出撃した兵士達が次々と死んでいく極限の状況の中で、自分の中の、他人の命を踏み台にしてでも生きようとする利己主義的な側面を自覚する。そこからは元皇女だったのが嘘の様に性格が豹変。自分を差別する人間や敵、時には家族や味方にすら口汚く罵詈雑言を浴びせまくり、命令無視の単独行動ばかり行う問題児となった。しかし、開き直ってからの突き抜けた行動力と実力から徐々に自分の居場所を作っていき、周りの仲間達と信頼関係を築いていく。女性主人公といえば健気だったり清廉なイメージがつきがちだが、「アンジュ」は性悪も突き抜ければ逆に清々しく感じてしまう様な、新しいタイプの主人公である。

出典：砂ぼうず　公式サイト

砂漠と化した近未来の東京「関東大砂漠」で名を馳せる凄腕の便利屋・通称「砂ぼうず」。砂漠の妖怪とも呼ばれ、ロケットウィンチや身代わり風船を用いた奇襲、騙し討ちを得意とし、目的達成の為なら手段を選ばない合理主義かつ現実主義者。頭の回転が速くとっさの機転が利き、金と美人が大好物で、弱い人間が大嫌い。胸の大きい女性にはとことん弱く、直情的あるいは計画的に女性を襲って返り討ちに遭っている。基本はゲスな行動ばかり取るが、殺す必要のない人間の命は奪わないなど最低限の良心はもっている。また、「いち早く状況判断し柔軟に即行動に移す。柔らかい脳と自信! そこいらへんを鍛えるには色々な事を経験するしかないんだ。近道はない」と弟子の「小砂」に語るなど、プロフェッショナル意識が非常に高い。己の欲望に忠実に行動しながらも、一度受けた仕事は必ず完遂する、という信念を持った人物だ。