「ジョジョ」シリーズ、モデルになったアーティスト4300 Pt.

連載開始から30年近く経った今なお、日本のみならず世界中で展覧会が開かれるなどの人気を集める『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズ。
登場する人物たちはみな個性的で、作者の荒木飛呂彦がロックンロールが好きということもあり、人物たちの多くはロックアーティストの名前をモデルにしている。

ここでは「ジョジョ」シリーズに登場する人物の名前のモデルとなったアーティストを紹介する。

作成日時:2016-05-09 19:00 執筆者:マンガペディア公式

・Pearl Jam(パール・ジャム)

「ジョジョの奇妙な冒険Part4 ダイヤモンドは砕けない」に登場するイタリア料理店を営む男、トニオ・トラサルディ。
地元イタリアでは年が若いからという理由で腕はたしかでも店を出すことができず、日本でそれを叶えるために来日。そのトニオ・トラサルディが使う、食べた者の不調を改善させるスタンド、パール・ジャムはアメリカのロックバンド、パール・ジャムに由来。

パール・ジャムは1990年からアメリカ、シアトルを拠点に活動を開始したロックバンド。
オルタナティブ・ロックやグランジ、ハードロックといった多方面の音楽を融合させて独自のロックを構築させ、1990年代に一時代を築きました。現在でもニルヴァーナなどと並んで当時隆盛を極めたグランジ・ロックの旗手として高い評価を得ており、CDセールスの最速記録がギネスブックにも認定されるなど、名実共にアメリカン・ロックを代表するバンドのひとつとなっている。

・Neil Young(ニール・ヤング)

出典:Harvest

ぶどうヶ丘中学校に通う中学二年生、矢安宮重清(やんぐうしげきよ)が使うスタンド、ハーヴェストはニール・ヤングの代表作、「ハーヴェスト」から来ています。矢安宮が使うハーヴェストは500体もの小さな群れからなるスタンドで、作者の荒木飛呂彦曰く、便利すぎるがゆえ早々に退場させるしかなかったとのこと。

ニール・ヤングはカナダ、トロントの出身で、「クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング」の一員として1960年代末にフォーク・ロックを主にして人気を博しました。アルバム、ハーヴェストは1972年にニール・ヤングがソロとしてリリースしたアルバムで、現在でも彼の代表作としてロックのスタンダードになっています。
ちなみに矢安宮重清の「やんぐう」は、このニール・ヤングのヤングに字をあてて考えられたものです。


まだまだモデルとなった人物はたくさんいるので、どんどん紹介していきたいと思う。

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