高田裕三の代表作。インド神話を中心に、チベット密教やエジプト神話等の要素も取り入れた伝奇長編マンガ。ヒロインはインド神話における女神パールヴァティ四世の別名を持つ三つ目の少女で、彼女の力によって不死の体を持つことになった少年が主人公となる。不死身であるがゆえに死をも厭わない捨て身の戦いを挑む激しいバトルアクションが描かれ、中国の神話なども取り入れた魔物を多数登場させていた。講談社「ヤングマガジン増刊 海賊版」にて1987年から連載。その後、同社「週刊ヤングマガジン」に移籍され、2002年39号までの長期連載となった。1993年第17回「講談社マンガ賞」少年部門受賞。本編終了後も、雑誌やウェブ媒体で外伝や続編が発表され続けている。