男がむせる『装甲騎兵ボトムズ』の世界11,657 Pt.

粒ぞろいの日本サンライズ制作のアニメの中にあって、リアルロボット作品の頂点とまで言われることの多い『装甲騎兵ボトムズ』。
放送当時の視聴率が別段高かったわけでもなく、『機動戦士ガンダム』シリーズに比べると知名度も低い当作品だ。
しかし、コアなファンの数はガンダムシリーズや、他の人気アニメ作品にも勝るとも劣らないものがある。

いったいどこにそんな魅力があるのか、ここでは男のアニメともいわれる『装甲騎兵ボトムズ』について紹介する。

作成日時:2016-05-28 12:00 執筆者:マンガペディア公式

『装甲騎兵ボトムズ』とは

『装甲騎兵ボトムズ』は1983年に放送が開始されたアニメ作品で、総集編を含む全52話構成が約1年にわたって放送された。
『機動戦士ガンダム』の放送開始が1980年、その続編にあたる『機動戦士Zガンダム』の放送開始が1985年になるので、ボトムズはちょうどその間で放送されていたことになる。

ボトムズの最大の魅力といえば、ガンダムシリーズにもなかなか見られないハードボイルドさ。
ボトムズを手掛けた高橋良輔監督が、ボトムズをつくる前に先んじて制作した『太陽の牙ダグラム』というこれまた渋い作品があるのだが、ボトムズはその高橋監督のハードボイルド路線の二作目にあたる。
作品の舞台はアストラギウス銀河という架空の銀河で、ギルガメスとバララントという二つの軍が争い合う、100年戦争末期の荒れ果てた世界。
主人公となるキリコ・キュービィーは、その内のギルガメス軍に所属する一兵士で、味方の基地を襲撃するという不可解な作戦を実行中、軍の機密である「素体」の存在を知ってしまったため、軍から追われる身となり、様々な争いに巻き込まれていくというものだ。

ボトムズの大きな特徴として挙げられるのが、ロボットアニメでありながらほとんど「アーマードトルーパー」と呼ばれる量産ロボットしか登場しないという点。
これはガンダムシリーズでいうところの「ザク」のようなもので、そのため非常に泥臭い肉弾戦が描かれる。


ハードボイルドな男の世界。週末に観てほしい。

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