いつからこの国はこんな事になっちまったんだ……。
価値判断は人任せ、陳腐な言葉が跳梁跋扈……。
そんな混沌とした現代の日本を憂いるハードボイルドな男が一人。
男の名は宇宙。うちゅうと書いて“コスモ”と読む。そうキラキラネームって奴さ。
彼が毎日送られる収容所。人呼んで“さくら幼稚園”…そう、平和ボケした現代社会を憂うとことんダンディな彼は、幼稚園に通う4歳の男の子だったのだ。
男の美学とは何か。カッコイイとはどういう事なのか。それを表したものがハードボイルドだ。
昔はカッコいい男を学べるマンガが結構あったような気がする。しかし、時代とともに合わなくなってきたのか、最近はハードボイルドなダンディズム「男の美学」を学べるマンガが少なくなってきたように思う。
だが、安心してほしい!
『ハードボイルド園児 宇宙くん』を読めば、すぐにハードボイルドとはどういう事なのかを学ぶ事ができるだろう。
いつからこの国はこんな事になっちまったんだ……。
価値判断は人任せ、陳腐な言葉が跳梁跋扈……。
そんな混沌とした現代の日本を憂いるハードボイルドな男が一人。
男の名は宇宙。うちゅうと書いて“コスモ”と読む。そうキラキラネームって奴さ。
彼が毎日送られる収容所。人呼んで“さくら幼稚園”…そう、平和ボケした現代社会を憂うとことんダンディな彼は、幼稚園に通う4歳の男の子だったのだ。
新たなライバル忽那流星(くつなりゅうせい)くんが登場。
流星くんは、人気天才子役としてテレビで活躍する芸能人。そのカリスマ性と処世術の高さにコスモくんも驚きを隠せない。
世論(幼稚園のみんな)をすぐに味方につける姿に、コスモくんも脱帽だ。
男の価値は見た目や金じゃねえ…生き様さ、そうだろう?
果たしてコスモくんは、どのようにしてライバルに立ち向かうのだろうか!?
今作でついにコスモくんに弟が登場する。その名も太郎。とはいっても、太郎はネコなのだ。
皆が遊ぶ公園で見つけた黒いノラ猫。コスモくんは考える。
「貴様のようなノラ猫がどれだけ処分されるか知ってるか?毎年10万匹だ。」
哀しいかな、ハードボイルドでも4歳園児のコスモくんには、ノラ猫を救ってあげる力はない。
「俺が大人になったらこの世の中をどうにかしてやる。それまで生きろ!」
決意するコスモくんだが、やっぱり幼稚園児。
なんだかんだとノラ猫が気になって仕方がない。晩御飯のおかずのシャケを手に駆け出すコスモくんは、ノラ猫のいる公園へ一直線に走るのだった。捜しに来た両親に対してノラ猫を飼いたいというコスモくん。母親はペットショップを見に行ったら? と言うが、コスモくんが助けたいのは、何万円もするペットショップのネコではなく、目の前にいるノラ猫なのだ。そんな理由でついに染谷家にネコがやってきた。
父親が4時間考えて名付けた名前は太郎。人間であるコスモくんよりも、よっぽど人間らしい名前が付けられたネコであった。
2巻もフルカラーでお届け! さらに特別書き下ろしの「ゲームセンター編」もあり、ファンなら見逃せない2巻となっている。
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