自分に厳しく人に優しいのは理想ではあるが、ある意味惰弱でもある。人にも厳しいのが真の優しさとなる事もある。そんな大人の世界を知っている、強い男性キャラを探し出し、ここにその代表的な10人を取り上げ、その男気を再認識してみたい!!
自分だけはなく人のも厳しい、真の厳しさを貫く真の男気を持つ男性キャラに注目し、ここにその代表的な10人を紹介する!!
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自分に厳しく人に優しいのは理想ではあるが、ある意味惰弱でもある。人にも厳しいのが真の優しさとなる事もある。そんな大人の世界を知っている、強い男性キャラを探し出し、ここにその代表的な10人を取り上げ、その男気を再認識してみたい!!
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壁に守られた人類を守る自衛兵団の中で唯一、壁の外に出て戦う「調査兵団」に属し、兵士長を務める人類最強と呼ばれる男がこの「リヴァイ」で、事実、多くの巨人を退治して来ている。身長160cmと小柄でその事を気にしているが、最強兵士の前では口をつぐむ者も多い。巨人を憎み、多くの死んで行った仲間のために自分に厳しく、なおかつ人にも厳しく接し、危険な世の中で生きている事を実感させられる。潔癖症でもあり、部屋の汚れなどは我慢が出来ない。巨人との戦闘時にも潔癖症は発揮され、返り血などは徹底的に綺麗にしなければ気がすまないほどであるが、怒りの頂点に達した時や仲間の死に立ち会った悲しみの極地の中ではその潔癖さも忘れて相手の事を思い至るシーンなどは「リヴァイ」の人間性が垣間見れて、心揺さぶられる名シーンにもなっている。この厳しさと時折り見せる優しさと圧倒的な強さを兼ね揃えた男気に惚れる人も多く、ダントツの人気キャラになっている。
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怪獣、怪人、宇宙人など人類に脅威が及ぶ世界でこれらの外敵に立ち向かうべく組織された「ヒーロー協会」でS級ヒーローの一人として活躍するサイボーグの青年で19歳。ヒーロー名は「鬼サイボーグ」と名付けられているが、本人は名前やランクや実績など気にせず、真の強さを持ちながら誰からも認められない主人公「サイタマ」を師と仰ぎ、自らを律し、より強くなろうと日々の鍛錬を怠らないでいる。よって他のヒーローや敵に対しても冷徹かつ非情に徹し、距離を取って対応している。ただし「サイタマ」が認めたヒーローや人物に対しては「「ジェノス」自身も心を開くようにしている。サイボーグゆえに身体の強化や武装化や飛び道具まで用意されていて、S級ランクとして恥じないレベルの強さを持つが、それを遥かに凌駕してワンパンチで敵を倒す「サイタマ」の桁違いの強さがこの作品の面白さであり、この「ジェノス」の強力で破壊力抜群の戦闘シーンも見所であり、今後もこのコンビでの名シーンが楽しみな作品と言える。
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主人公「緑谷出久」の幼馴染で、生まれ持った個性・能力は掌から汗を出す要領で爆発させる事で、その反動による推進力や攻撃力に応用している。常に自分が一番である事を信条とし、個性・能力を持たない主人公を見下し、ヒーロー養成学校である「雄英高校」に進学したが、何故か主人公も同じ学校に進学し、同じヒーローを目指す事に怒りを覚える。これは過去に自分がヴィランに捕まってても足も出なかった所に主人公が能力もないのに助けに来たヒーローらしい行動に対する一種の嫉妬心の現れでもある。本来なら主人公のことなど気にせず、自分の能力を高めるだけでヒーローへの道は容易に掴めるはずだが、何だかんだで主人公にちょっかいを出すのは、厳しさの中の隠れた優しさであるとも見て取れる。色々な主人公に対するライバル像はあるが、この「爆豪勝己」は今までにない新しいタイプのライバル像とも言える。主人公とこの「爆豪」が真のヒーローになる日を楽しみに待ちたい。
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この作品の主人公で地獄界を治める「閻魔大王」の第一補佐官を務める。地獄の中のあらゆる事務作業の総責任者でもある。その仕事ぶりは完璧にして揺るぎなく「閻魔大王」ですらアゴで使う事もある周知徹底ぶりで、ある意味、地獄界で一番怖い存在でもある。正体は鬼であり、額に1本の角が生えているのが特徴的であるが、それよりも初登場から1度も笑顔を見せた事がなく、良く言えば鬼としてあるべき姿であり、悪く言えば仏頂面とはこの人物の顔の事を言うのであろう。また、博識で知能も高く、行動力もあり、高い地位に就いているのは当然の結果であると言えるが、上司にしたいキャラとして投票するのには抵抗感がある。もはや畏怖の存在とすら言える状態ゆえにドSキャラとしても高い評価を得ている。正に地獄が似合うキャラであり、人間界では関わり合いたくない。つまり、この「鬼灯」と出会わない様にする為には良い人生を送る必要があり、善行を積む必要がある。
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男子中学バスケットボールの世界で「キセキの世代」と呼ばれた天才プレイヤーが揃った時代があり、そのメンバー達がそれぞれ別の高校に進み、新たな伝説を築いている高校バスケットボールの全国大会で遂に「キセキの世代」のトップであり、キャプテンを務めた男が登場する。それがこの「赤司征十郎」で洛山高校バスケットボール部の1年生にして部長を務める絶対的なカリスマ性を持つ。赤毛でオッドアイの瞳を持ち、プレイスタイルも場を支配する「天帝の眼(エンペラーズ・アイ)」の能力で他を圧倒する。また、物語後半からのやっと登場する期待感や、かつての同じ「キセキの世代」であったメンバーの「緑間真太郎」の属するチームを破って主人公たちの前に燦然と輝き立ち塞がるシーンなど、ラスボスに相応しい最高の演出とも言える。この最高のラスボスを用意する数々の設定だけでこの作品の凄さと面白さに溢れているのが感じ取れる。そして敵キャラであるはずのこの「赤司征十郎」が、意外と人気の高いキャラであるのも頷ける。その理由はこの作品を見て、読んで、その目で見て感じ取って欲しい。
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錬金術が実在する世界の物語で、主人公「エドワード・エルリック」が国家錬金術師として資格を得る事になるアメストリス国で同じ「国家錬金術師」の資格を持つ軍人がこの「ロイ・マスタング」29歳で階級は大佐。軍人にしては長めのボサボサ頭で細い切れ長の目は軍人としての強さと冷たさを体現している。二つ名は「焔の錬金術師」で左手の手袋に描かれた魔法陣を利用して炎を発する事が出来る。特異の能力であり、若くして高い地位にあるのも優秀な軍人であると言えるが、雨が降ると炎は使えないと言う点だけは弱点になっている。主人公たちに対して錬金術師としての先輩として厳しくあたるが、良き理解者でもあり、互いの共通の敵となる「キング・ブラッドレイ」や「プライド」との戦いで共闘し、主人公に負けずとも劣らない戦闘力を発揮し、大団円を迎えている。やや女性に対する甘さはあるが、厳しい状況下であっても結果を出してきた自分に厳しい戦う男の姿を見るだけでも価値のある作品と言える。
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何の変哲もない若き女性で主人公の「結月」は異世界に転生したが、その異世界は日本の戦国時代に酷似していて、織田軍、豊臣軍、上杉軍、武田軍などが存在し、群雄割拠の中、誰もが天下統一を目論んでいた。本当の戦国時代と違う点としては、これら各軍に属する将兵たちは「月牙族」と呼ばれる人狼もしくは吸血鬼をイメージした別種族の生き物であった。そんな特異なキャラクター達と主人公の特別な関係を描く戦国恋愛物語となっているが、その中でも実際の歴史上の人物としても有名な「織田信長」の存在感は大きい。キャラクター設定は必ずしも史実通りではないが「織田信長」は史実に近いイメージで、高いカリスマ性とあらゆる点で厳しい人物として描かれている。主人公に対しても例外なく厳しく接しているが、それでも僅かながらの特別扱いをしていると「織田信長」の部下となっている「森蘭丸」などは主人公に明かしている。元々はSNSゲームであり、アニメでこの作品を知る者も多く、ゲームとアニメで物語は異なり、それぞれの面白さがある。
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主人公「うずまきナルト」の居る「木ノ葉隠れの里」と敵対する「砂隠れの里」に生きる忍で、赤い髪で目に隈があり左目の眉の上の額に「愛」の文字が刻まれている特徴的な顔を持つ。無口で幼少期のトラウマから他人を信じないが、それは愛に飢えた自分の心の裏返しでもあった。中忍選抜試験では「ナルト」と直接対決をして最強キャラとして主人公を圧倒するが、最終的には「ナルト」に自身の心の内を悟られ、過去のトラウマを払拭するが勝負には敗北する。その後、このバトルでの借りを返すべく、かつての敵は味方となり、苦戦する「ナルト」を助ける事もしばしばあり、好感度の高いキャラになっている。しかし基本的に自分にも他人にも厳しく対応し、隙きは見せない。戦闘スタイルは等身大もある瓢箪を使い、その瓢箪から湧き出る砂を自由に操って攻防一体の技を繰り出す。「砂隠れの里」らしい技であるが、これは忍法の域を超えていると思う事はタブーであり、砂による天下無双の超絶戦闘シーンを素直に楽しむのが視聴者の努めでもある。
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無法化した世界で生きる時代、一子相伝の暗殺拳「北斗神拳」の使い手の一人で4兄弟の長男がこの「ラオウ」で圧倒的強さと覇権を持つ。主人公「ケンシロウ」の最大のライバルでもあり、単純な強さだけなら「ラオウ」の方が強いと言える。しかし、伝承者として北斗神拳を継ぐ者としては、あまりに無慈悲で厳しすぎる人物であった事が師匠「リュウケン」には見抜かれていた。これは強過ぎた男の不幸な結果かもしれない。「ケンシロウ」さえ居なければ自分が伝承者だった……これは間違いないであろうが、この結果を不服としながらも世紀末を己の力で切り開いて新たな道で生きている点でも過去に縛られない男らしさがある。そして「ケンシロウ」との運命の戦いはマンガ史に残る名シーンであり、「ラオウ」最期の言葉も名台詞として時代を超えて残って行くであろう。『北斗の拳』を知らずしてマンガを語ることなかれ。「ラオウ」を知らずして『北斗の拳』を語ることなかれ。これが読者の努めである。
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主人公「クルト」の旅を見守る妖魔であるが、人の姿をして人間界で自由奔放な生き方をしている。圧倒的な強さを持つがひた隠し、邪悪な存在には制裁を加えるが、弱い者に対しても容赦なく厳しさを与える。謎の存在であるが、実は「クルト」の最大の敵である「メデューサ」の兄であり、当人も「メデューサ」を亡き者にしようと画策するが、実際はこの「アスナス」の最大の功績としては、天才彫刻家「バッコス」を半ば強引に自身の邸宅に連れて来て女神の彫像を作らせ、それが後に「クルト」の母である「ガラティア」の霊が取り憑き、生き返る事となる、その下地を作った事が評価に値する。敵とも味方とも言えない独特の存在感でこの作品の一番美味しい所であり伏線とも言える大事な事象を隠しつつも着実に進めて、最後に素晴らしい結果を導き出した点では高く評価されていいキャラと言える。このキャラなしに「ピグマリオン伝説」は完成しなかったと言える。
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