堀越耕平の代表作にして3作目の連載作品。堀越耕平の読み切り『僕のヒーロー』がベースとなっている。人口の約8割が超常能力"個性"を持つ世界を舞台に、"無個性"として生まれた出久が、No.1ヒーローのオールマイトから"個性"「ワン・フォー・オール」を受け継ぎ、ヒーローを目指す物語。日本最高峰のヒーロー養成学校「雄英高校」での訓練や実戦経験を通じて、出久はクラスメイトたちと共に成長し、敵<ヴィラン>との戦いに身を投じていく。本作はヒーロー漫画と学園物の要素を併せ持ち、各キャラクターの詳細な"個性"設定と激しい戦闘描写が特徴となっている。主人公による回想的モノローグを交えながら、"個性"の存在により変容した社会システムや、プロヒーローの職業制度、ヒーロー養成機関としての学校システムが描かれる。集英社「週刊少年ジャンプ」2014年32号から2024年36・37合併号まで連載。2015年「全国書店員が選んだおすすめコミック2015」2位、2019年に「ハーベイ賞」Best Manga部門を獲得。2016年4月から第1期テレビアニメが放送され、2025年10月からはFINAL SEASONとなる第8期が放送。また、劇場版アニメが、2018年8月、2019年12月、2021年8月、2024年8月に公開。舞台が2019年4月から公演された。