【お仕事案内書】舞台裏を見てみよう～お店編～12 Pt.

大阪の床屋主人とOLの、遠距離恋愛４コマ漫画。東京（後にイギリスへ転勤）で働くOL・鹿崎東子は、帰省中にたまたま入った床屋の主人・馬場皆人に恋心を抱き、帰京の後もFAXで文通を続ける仲となる。鈍感ですぐにメルヘンな妄想に没頭する皆人に東子のアタックは空回りし続けるが、東京のOLと大阪の床屋の生活がユーモラスに描かれる。

漫画を描く傍ら書店で働く作者が、実体験をもとに書店員の業務をフィクションとして描く、書店業界漫画。主人公の久世番子は、書店の児童書売り場を担当する書店員。漫画家でもある彼女は、自分の単行本にシュリンク（ビニールで包む）をかける事や、平積みなどで売れ筋アピールする野心に燃えている。そんな野心を、BL好きの先輩に咎められながら、本屋ならではの困った客や、仕入れの失敗談が語られていく。

ゲームショップで働く店員やオーナーたちの雑談や騒動を描いたゲーム業界ギャグ漫画。眼鏡っ娘・栗原真紀がバイトに入ったゲームショップは、美形だがアルコールとギャンブル依存が酷い店長や、店をたまり場にする合同オーナー３人が巣くうダメな店だった。オーナー達はゲームショップの運営もそこそこに、80年代の映画ヤゲームなどマニアックな話題をひたすらたれ流す日々を送る。

男性ばかりで運営することになった洋菓子店での、店員たちの日常や人間関係を描く。裕福な家庭に育った青年・橘は、突然会社を辞めてケーキ屋を始めることにした。だが親が選んでくれたパティシエ・小野は、かつて橘の同級生であり、橘に告白してフラれた男だった。小野は橘を忘れていたが、フラれた後、魔性のゲイとして多くのケーキ店を崩壊させた札付きパティシエだった。さらに元ボクサーの神田、橘の幼なじみ・小早川が加わり、男たちによるアンティーク趣味の洋菓子店が運営されていく。

鮮魚仲卸業の三代目となった青年が奮闘する、築地の魚河岸を舞台としたグルメ漫画。主人公の青年・赤木旬太郎は、銀行員を辞め婿入りした家の仲卸業を継ぐことにする。赤木が魚市場についてまったく無知な状態から、三代目として周囲に認められていく課程が、築地魚河岸の情景と共に描かれる。