映画『ニセコイ』2018年12月21日公開!『ニセコイ』は、敵対する組織同士の息子と娘を中心とした恋愛劇。『ニセコイ』は恋愛を装うところから始まるが、障害の大きい恋は、普通の恋愛よりも盛り上がるもの。そこで今回は、様々な形の「敵同士の恋」を描いた作品を紹介しよう。
恋愛は障害が大きいほど熱く燃え上がる!「敵同士の恋」を描いた漫画を紹介
出典:集英社
映画『ニセコイ』2018年12月21日公開!『ニセコイ』は、敵対する組織同士の息子と娘を中心とした恋愛劇。『ニセコイ』は恋愛を装うところから始まるが、障害の大きい恋は、普通の恋愛よりも盛り上がるもの。そこで今回は、様々な形の「敵同士の恋」を描いた作品を紹介しよう。
出典:マンガペディア
ひょんな巡り合わせから恋人関係を演じることになった、敵対する組織同士の息子と娘である高校生男女の複雑な恋愛模様を描いた、バイオレンス風味の学園ラブコメ。主人公・一条楽は、ヤクザ一家「集英組」組長の息子。集英組は、ギャング組織「ビーハイブ」ファミリーと一触即発の状態となっていた。事態を重く見た両組織のトップは、1つの解決策を思いつく。それは「ビーハイブ」のボス・アーデルト・桐崎・ウォグナーの娘・桐崎千棘と、一条楽が婚約すること。千棘は、楽のクラスに転入してきたばかり。出会い方が悪かったせいで、2人の関係は犬猿状態だ。しかし、背に腹は替えられず、楽と千棘は、偽りの敵同士の恋人関係を演じることとなる。
主人公・一条楽は、幼い頃に1人の少女と、永遠の愛を誓い合った。誓いの証として、楽は、少女から錠つきのペンダントを受け取る。そして、いつか再会できたら少女が持つ鍵で錠を開け、結婚しようと約束する。それから10年、少女の顔も名前も思い出せない彼だが、約束のペンダントは肌身離さず持ち続けている。そんな純情ボーイの楽にとって、クラスメイト・桐崎千棘と偽りの恋人関係を演じるのは一苦労。しかも千棘は、楽の理想とは真逆の性格の持ち主だ。一方、活発で男勝りな千棘にしても、妙に細かく口うるさい楽の相手など真っ平御免。楽と千棘の「敵同士の恋」は、当初から波乱含み。そんな中、楽は、気になるクラスメイトの女子・小野寺小咲が、意味ありげな「鍵」を持つことを知る。この一件をきっかけに、楽の恋愛模様は、一気に複雑な様相を呈していく。
出典:マンガペディア
遥かな未来、文明が滅んで荒廃した日本を舞台に、圧政に苦しむ民を救う運命を背負った少女の戦いを描く、ハードな世界観のファンタジー・ロマン。王家の圧政が300年続く日本で、白虎の村に双子の兄妹が誕生する。予言者ナギは、双子の兄・タタラが、人民を率い国を救う星になる「運命の子供」だと託宣を告げる。ところがタタラは、日本を支配する鬱金王の末子「赤の王」が率いる軍勢によって、わずか15歳で命を落とす。混乱する村の民を救うため、双子の妹・更紗は、兄に代りタタラとして生きていくことを決める。第38回小学館漫画賞(少女部門)受賞作。
本作における「敵同士の恋」の関係となるのは、主人公・更紗と、謎の青年・朱理。更紗が1人で温泉に浸かっている所に、朱理が突然登場。慌てる更紗に対して、朱理は「女の裸なんか見慣れている」と、お構いなし。彼は愛馬・朱鷺の古傷を癒すために温泉を訪れており、恥じらう更紗を尻目に、馬に湯浴みをさせる。さらに、更紗を抱こうとする朱理に対して、彼女は激怒。更紗は朱理の顔面にゲンコツを叩きこむ。ところが、そんな更紗の反応に、朱理は心底楽しげな笑顔を見せる。一方の更紗も、傍若無人ながらも自分の心を偽らない朱理のことが、徐々に気になっていく。しかし、実は朱理の正体は、兄の仇である「赤の王」。国を救う「運命の子供」と、民を虐げる国王の末子。相容れぬ2人の恋は、やがて国の運命をも揺るがしていく。
出典:講談社
敵対関係にある国の高校生男女による、許されざる恋愛を描いた学園ラブコメ。物語の舞台は、膨大な生徒数と敷地を誇る名門寄宿学校・ダリア学園。学園には敵対関係にある国の生徒が、2つの寮に別れて生活している。1つは東和国の専用の「黒犬の寮」、今1つはウェスト公国専用の「白猫の寮」である。主人公・犬塚露壬雄は、「黒犬の寮」1年生のリーダー。ところが彼は、「白猫の寮」のリーダー・ジュリエット・ペルシアに恋心を抱いていた。彼はある日、想いの丈を告白する。露壬雄をライバルとして対等でありたいと願っていたジュリエットは、面食らいつつも彼の想いを受け止める。かくして、敵同士の恋である2人の秘密の関係が幕を開ける。
本作のネタ元となっているのは、シェイクスピアの名作戯曲「ロミオとジュリエット」だ。なにしろ主人公の名前が犬塚露壬雄(ロミオ)で、恋人の名前は、そのものズバリのジュリエットである。露壬雄の告白によって、2人は敵同士でありながら恋仲となった。しかし、彼らは激しく敵対する寮のリーダー同士であるため、自分たちの関係を公にすることは出来ない。表面的には今までと同じく、対立を演じる必要があるのだ。しかも、露壬雄とジュリエットの前には、思わぬ難敵が現れる。それは、露壬雄に対して好意を寄せる女子・狛井蓮季と、ジュリエットを敬愛して止まないスコット・フォールドだ。彼らの目を盗んで逢瀬を重ねるのは、まさに至難の業。さらにウェスト公国の第一王女や、露壬雄の兄・藍瑠までもが加わり「敵同士の恋」は益々困難になっていく。
出典:マンガペディア
敵の魔法少女に心を奪われた、悪の組織の幹部の道ならぬ恋を描く、ユーモアに満ちた恋愛コメディ4コマ。主人公・ミラは、悪のエリート一家に生まれ、悪の道を邁進。ついには、悪の王の片腕である参謀の地位にまで登りつめた悪の申し子。ところが彼は、悪と戦う可憐な魔法少女・深森白夜に一目惚れ。敵同士の恋に陥る。ミラは自らの想いを胸に秘め、心を痛めながら、日々、深森と対峙していくこととなる。
本作の主人公・ミラは、悪の組織を裏で牛耳る智将として、多くの国を滅ぼしてきた冷酷非情な男。しかし彼は、魔法少女・深森白夜の前に立つと、途端に不器用で純情な恋する男になってしまう。ミラは、女子が好みそうなスイーツを調べて深森に振る舞い、彼女の身の上話に耳を傾ける。深森の生い立ちははかなりハード。孤児院で育った彼女は、中学卒業と同時に働き始める。そして現在、深森はバイトと孤児院の手伝い、魔法少女を掛け持ちする日々を送っている。お金がないため、1週間、水しか口にしないこともあるという深森の境遇には、冷酷な悪の組織の幹部であるミラも思わず涙。しかも、話を聞くにつけ、深森を魔法少女に勧誘した「御使い」とやらは、ミラ以上の悪党に感じられる。「敵同士の恋」にのめり込むミラの不安は増すばかりだ。
出典:マンガペディア
怪盗として活躍する中学生少女の日々を描く、ファンタジックなミステリー・アクション。主人公・羽丘芽美は、聖ポーリア学院に通う女子中学生。手品師の父と元・怪盗の母を持つ彼女は、華麗なマジックで相手の目を眩まし、優れた身体能力で盗みを行う「怪盗セイント・テール」として世間を騒がせている。ただし、彼女は単なる泥棒でなく、盗品や騙し取られた品を盗み返す義賊である。芽美は、クラスメイトでシスター見習いの親友・深森聖良をパートナーとして、「迷える子羊」たちを救うため活躍していく。
本作における「敵同士の恋」が生まれるのは主人公・羽丘芽美と、クラスメイト・飛鳥大貴の2人の間だ。大貴は、刑事の息子である。「アスカJr.」の愛称で呼ばれ、学年トップの成績を誇る天才児だ。彼はその優秀な頭脳を活かし、警察にも度々協力している。やがて彼は、市長から「怪盗セイント・テール」専任の捜査官に任命され、彼女を捕まえるべく日夜努力を重ねていく。一方、芽美は、怪盗としての自分を追うアスカJr.を少々面倒に感じながらも、彼の真っ直ぐな正義感や情熱的な姿勢には、好ましさを感じる。そんな芽美は、アスカJr.への対抗意識から、盗みのターゲットではなく、彼に犯行予告をするといった挑発まで行う。いつしか芽美とアスカJr.の間には、怪盗と捜査官という関係以上の感情が芽生えていく。
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