東西文明の交差点トルコが舞台!オススメ漫画5選167 Pt.

ヨーロッパとアジアの中間にある国、トルコ。古よりさまざまな王朝が支配し、軍事・文化的にも栄華を誇った土地である。現在もイスタンブールなどの都市や、遺跡を訪れる観光客が絶えない。そんな魅力溢れるトルコを舞台にした5作品を紹介する。

東西文明の交差点トルコが舞台!オススメ漫画5選

出典:小学館


『夢の雫、黄金の鳥籠』

『夢の雫、黄金の鳥籠』

出典:小学館

オスマン帝国皇帝・スレイマン1世に献上された少女の運命と、国の存亡を描いた歴史ロマン。16世紀初頭、北の寒村・ルテニアで生まれ育った少女・アレクサンドラは、不安定な政情と代わり映えのしない生活に不安を覚え、鳥のように生きたいと空想する毎日を送っていた。ある晩、ルテニアはタタール人の襲撃を受け、村は焼き払われてしまう。奴隷として売り飛ばされることになったアレクサンドラは、逃亡中にとある男性に助けられ、高い値段で買われ、引き取られる。

アレクサンドラを救ったのは、マテウス・ラスカリスと名乗るギリシャの商人だ。自由になりたいと懇願するアレクサンドラにマテウスは、知識と教養を身につければ這い上がるチャンスがあると助言する。英才教育を受け、驚異のスピードで成長を遂げるアレクサンドラは、いつしかマテウスに恋心を抱くようになっていた。しかし、マテウスの正体は、オスマン帝国の皇帝・スレイマン1世の小姓頭「イブラヒム」であった。皇帝に女性を献上することが目的であったことを知り、アレクサンドラはショックを受けるが、「ヒュッレム」という名を与えられ後宮に入ることになる。数奇な運命に翻弄される少女とオスマン帝国の歴史が交錯する描写は、歴史漫画としても読みごたえたっぷりだ。


『天は赤い河のほとり』

『天は赤い河のほとり』

出典:小学館

古代ヒッタイト帝国に突如タイムスリップしてしまった少女の闘いと運命を描いたロマン・サーガ。主人公・鈴木夕梨ことユーリはごく普通の中学3年生だ。高校受験を終え、気になる彼との仲も進展し幸せの絶頂にあったユーリだが、水のある場所に居ると何かに捕らえられるような感覚になる。そんなある日、水たまりから伸びた二本の腕にユーリは捕まり、水中に引きずりこまれてしまう。必死の思いでユーリは水面から這い出すが、そこは全く見知らぬ異国であった。

ユーリがたどり着いた先は、紀元前14世紀のヒッタイト帝国だ。皇妃「タワナアンナ」の称号を持つナキアの陰謀により、ユーリは生贄として現代から召喚された。見知らぬ街で逃げ惑うユーリであったが、皇位争いでナキアと敵対するヒッタイトの第3皇子カイル・ムルシリの機転で命を救われ、形ばかりの側室として匿われることになる。最初は現代へ帰ろうと模索していたが、さまざまなナキアの罠や襲撃の中で戦いに身を投じるうちに、ユーリはいつしか戦いの女神「イシュタル」として崇められるようになった。ユーリは果たして現代への帰還を選択するのか、かけがえのない存在となったカイルとの人生を選ぶのか、古代のロマンに想いを馳せながら楽しめる作品だ。


『暁に立つライオン』

『暁に立つライオン』

出典:小学館

異国の地トルコで、日本人の少女が事件に巻き込まれるトラベルミステリー。主人公・和泉(いずみ)えりなは高校3年生だ。幼い頃に両親を亡くし、身寄りは叔父叔母夫婦と2年前にトルコに旅立った兄の鷹士(たかし)だけである。ある日、えりなの元に警察がやってきて、鷹士が同僚の殺害容疑で国際指名手配犯となったことを知らされる。動揺するえりなだったが、鷹士が勤務していたNPO法人の代表シンクレア・ショーンの助けを借り、単身トルコに向かう。

えりなはシンクレアにトルコに来るよう懇願され日本を発つが、出発間際に鷹士からの国際郵便の封筒を受け取る。中には手紙もなく、「ムスカ」というトルコの魔除けが入っていただけだった。イスタンブールでNPO法人「ヒューリエット(自由)」の仲間であるアルプ・アスラン・タネルと会うが、さっそく何者かに命を狙われる。えりなは鷹士が居ると思われるサフランボルへ向かうも、再び襲われアルプに危機を救われた。鷹士は本当に同僚を殺したのか、なぜ行方をくらましているのか。そして、鷹士からの封筒に込められたメッセージの意味とは何か。エキゾチックなトルコの描写と共に真犯人探しを楽しむのも一興だ。えりなとアルプの恋模様も楽しめる。


『将国のアルタイル』

『将国のアルタイル』

出典:講談社

架空の中世トルコ風世界を舞台に、とある国の将軍となった少年の成長と闘いを描いたバトル・サーガ。「犬鷲のマフムート将軍」ことマフムートは、凄腕の犬鷲使いであり最年少でトルキエ将国の将軍となった。将軍歴10日目で参席した初めての将軍会議で、敵国・バルトラインの大臣暗殺事件が議題にのぼった。開戦か否かで諸将軍が議論する中、マフムートがトルキエの冤罪であることを主張するも相手にされない。事件を解決すべく、マフムートは「大都市のカリル将軍」ことカリルと共にバルトラインへ向かう。2017年にテレビアニメ化。

マフムートは幼少時、バルトラインとの戦争で母を亡くし「二度と戦争を起こすまい」と誓い将軍になった。正義感に溢れ直情的だが、重鎮であるカリルの助言には耳を傾けるなど素直な一面がある。仲間思いでもあり、友人がバルトラインの陰謀で反乱を起こした際に、国家よりも友人を優先して救ったため責任を問われ降格を言い渡されたほどだ。トルキエがあるルメリア大陸にはバルトライン以外にもさまざまな国家が存在し、マフムートは諸国を旅する中でたくさんの仲間と出会っていく。その間にもバルトラインの脅威は増し、皇帝のゴルドバルトII世や右腕のビルヒリオ・ルイがトルキエの前に立ちはだかる。互いに知略を尽くした戦争の行方とマフムートの成長から目が離せない。


『トルコで私も考えた』

『トルコで私も考えた』

出典:集英社

トルコの魅力に取り憑かれた作者が、現地の男性と結婚し、生活を共にするコミックエッセイ。主人公でもある作者は、一人旅でトルコにやってきた。イスタンブールで迎える初めての朝、さっそく5時から流れる「コーラン」の洗礼を浴びる。見るもの聞くものすべてが初めての世界で、作者の新たな人生の扉が開く。続編に『トルコで私も考えた 21世紀編』、関連作に日本でトルコ料理店をオープンさせるまでの奮闘記『トルコで私も考えた 料理屋編』などがある。

本作は作者がトルコでの一人旅や現地の男性との結婚生活の経験を基に、文化や風俗を案内したいわば「ガイドブック」である。ヨーロッパとアジアの境目に位置するイスタンブールは、イスラム文化とヨーロッパ文化が入り乱れたなんとも趣深い都市である。観光客目当ての悪党もいるが、概ね人々も素朴で親切だ。そんなトルコ人の男女交際や結婚式事情、日常生活に便利なトルコ語講座、羊肉などの食文化、名所である「トルコ風呂(ハマム)」など、ありとあらゆる「トルコ」を知ることができる。また、カッパドキアなどの観光地や風光明媚なモスクを、写真やコラムを交え紹介しており、誰もが一度はトルコに行きたくなるだろう。


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