闇を纏いし主役!! 華麗に暗躍するアサシン漫画オススメ5選18 Pt.

「アサシン」それは、暗殺者や刺客のことを指す言葉だ。彼らは闇を纏い、歴史の中で密かに重要人物を消してきた。今回は、そんなアサシンが活躍するオススメ漫画を5つピックアップして紹介していく。様々なアサシンの仕事ぶりをチェックしてみよう。

作成日時:2022-05-05 19:00 執筆者:マンガペディア公式

闇を纏いし主役!! 華麗に暗躍するアサシン漫画オススメ5選

出典:集英社


『アサシンズプライド』

『アサシンズプライド』

出典:集英社

暗殺教師と無能才女とあだ名される少女の命がけのレッスンを描いた、ライトノベルのコミカライズ作品。貴族階級の者が持つ力「マナ」。メリダ=アンジェルは貴族の令嬢でありながらマナを発現できず、周囲から無能才女と呼ばれ蔑まれていた。そんな彼女を教育するために派遣されたのが、白夜騎士団の暗殺者クーファ=ヴァンピールだった。クーファはメリダの家庭教師となり、メリダの才能が開花しない場合は彼女を暗殺するよう命じられる。2019年10月にテレビアニメ化。

マナは血に宿るため、貴族の子は必然的に強いマナを持って生まれてくる。であるはずなのに、三大騎士公爵家の1つ・アンジェル家の令嬢であるメリダにはマナが発現しない。そこで疑われたのが、メリダがアンジェル家当主の実子ではない可能性だ。噂は国中に広がりつつある。事態を収めるには、メリダが無能才女でなくなればいい。そこでクーファが家庭教師をすることになったのだ。ただし、メリダの成長が全く見込めない場合は、アンジェル家の汚点となる彼女は消えなくてはならない。わざわざ暗殺者のクーファに今回の仕事が回ってきたのは、そういう裏があったからである。クーファはメリダを公爵家に相応しい戦士に育て上げることができるのか。結末が気になる作品だ。


『アサシン(暗殺者)蘭』

『アサシン(暗殺者)蘭』

出典:小学館

美しき女暗殺者・蘭の活躍を描いたアクション漫画。主人公の冴草(さえぐさ)蘭は、東京郊外でこぢんまりとしたハーブ店を経営している女性。一見ひっそりと穏やかに生活している蘭だが、彼女にはある秘密があった。それは、正体がプロの殺し屋であるということ。彼女はニューヨーク・タイムリーという新聞に暗号文による依頼が掲載されると、殺し屋としての仕事にかかる。店の常連である男性・穂高(ほだか)の存在に心を揺らされながら、今日も彼女は非情な殺し屋として暗躍する。

表向きはハーブナーだが、実は凄腕の殺し屋である蘭。彼女は新聞に依頼が載ると、世界のどこへでも行って任務を遂行する。蘭が殺害するのは、法で裁けぬ悪人たちだ。大切な人を理不尽に奪われた遺族など、悲しい目に遭わされた人間が復讐したいと願う。その願いを知り、話し合った上で実際に蘭に依頼を出すのは、ある法律家である。彼らは法で裁けぬ悪が蔓延する社会を嘆き、「たとえ非合法でも悪には処刑人が必要である」という考えを持っている。蘭は彼らを通して暗殺の依頼を受け、被害者たちの無念を晴らすのだ。英国貴族やシチリア・マフィアの首領、連続殺人犯など、蘭の殺しのターゲットは様々。あらゆるテクニックを使い華麗に任務を遂行する蘭の姿はとても魅力的である。


『アリョーシャ!』

『アリョーシャ!』

出典:amazon

暗殺者の少女が普通の女子高生として生きようとする日々を描いたサスペンスコメディ漫画。主人公は日本の四葉高校に通う少女アリョーシャ=スターリナ。彼女は東欧にある大国・ソレシア連邦からきた留学生だ。実は彼女の正体は、暗殺者「コールティク」。ソレシア連邦の属国であるエストラキア共和国の反政府特殊部隊「カラマーゾフ」に所属している。彼女に与えられた任務は、来日するソレシア大統領の暗殺。しかしアリョーシャの任務は、思いも寄らぬ方向へ転がっていく。

エストラキアの反政府特殊部隊「カラマーゾフ」は、ソレシア大統領暗殺計画と同時に国内でクーデターを起こし、真の独立国家となることを目指していた。アリョーシャは2大計画のうちの1つであるソレシア大統領暗殺を任されたのである。暗殺のために留学生として日本に行き、ソレシア大統領の来日を待ち構えていたアリョーシャだったが、計画の実行直前にクーデターが失敗。アリョーシャは上官から今後は普通の女子高生として生きるよう告げられる。しかし、クーデター失敗によってカラマーゾフが分裂し、アリョーシャは組織の抗争に巻き込まれることになった。アリョーシャは抗争を乗り切り、普通の生活を送ることができるのか。暗殺者として生きてきた少女の行く末を見届けよう。


『アシスタントアサシン』

『アシスタントアサシン』

出典:秋田書店

漫画家を目指しながら裏では暗殺者として働いている青年の活躍を描いた、バイオレンス青春漫画。主人公の朝倉真一は、漫画家を目指している青年。彼は自身の夢を叶えるため、売れっ子漫画家のもとでアシスタントとして忙しく働いている。そんな彼には、知られざる裏の顔があった。それは、謎の組織NASの命令で悪人を殺す暗殺者「赤羊」としての顔。漫画を描いては担当編集から「ボツ」をもらう日常の裏で、朝倉は今日も淡々と悪人たちを殺害していく。

本作は大きくわけて2つのパートから構成されている。朝倉が夢を目指す様子を描いた漫画家パートと、悪人たちを次々と屠っていく暗殺者パートである。地味な主人公がペンを持ってカリカリと漫画を描き、売れっ子漫画家に怒鳴られたり担当編集からダメ出しを食らったりしながら夢を追いかける様子が描かれたかと思えば、その主人公が今度は凶器を手に容赦なく人を殺していくのだ。殺人描写はなかなかに惨いが、朝倉が殺す人間は皆救いようのない悪人ばかりなので、どこか爽快感がある。朝倉が何故、漫画家を目指しながら暗殺者として活動しているのか。彼に暗殺の仕事を命じている謎の組織NASとは何なのか。物語にある謎の答えと、朝倉の夢の行方に注目しよう。


『キルミーベイベー』

『キルミーベイベー』

出典:amazon

殺し屋の少女を中心に繰り広げられるちょっぴりバイオレンスな日常を描いた、4コマ学園ブラックコメディ。舞台はとある普通の高校。そこには何故か殺し屋の少女が通っていた。その名はソーニャ。ソーニャの傍にはいつも、何故か一方的につきまとってくる同級生・折部やすながいる。やすなは命知らずのおバカキャラで、クールなソーニャもやすなのボケにはツッコミを入れざるを得ない。今日も2人はちょっぴりズレた日常を送る。2012年1月にテレビアニメ化。

他の日常系作品とは異なり、登場人物が極端に少ないというところが本作の特徴だ。主要登場人物はボケ担当のやすなと、ツッコミ担当のソーニャ。物語はもっぱらこの2人だけで展開され、他のキャラクターが加わったとしても3人から4人程度にしかならない。やすながソーニャにちょっかいをかけ、ソーニャがやすなを容赦なくしばく。この流れが続き、徐々に読者は一見単調とも思える内容にハマっていく。日常系作品にありがちな萌えはあまりないが、中毒性があるのである。日常を描いているのに、ソーニャが日常からはほど遠い暗殺者であるというところも、作品を面白くしている魅力の1つ。ソーニャとやすなのコミカルでテンポの良い掛け合いを楽しもう。


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