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独特の迫力で魅了する!『ねじまきカギュー』の「中山敦支」 作品を5作オススメ!0 Pt.

迫力ある独特な画面構成と個性的なキャラで読者を魅了する中山敦支作品。コメディからバトル、ダークファンタジーなどさまざまなジャンルを描いている。今回、代表作『ねじまきカギュー』など5タイトルを紹介する。

作成日時:2023-11-14 19:00 執筆者:マンガペディア公式

独特の迫力で魅了する!『ねじまきカギュー』の「中山敦支」 作品を5作オススメ!

出典:集英社


『ねじまきカギュー』

『ねじまきカギュー』

出典:集英社

「絶対個性主義」を掲げるマンモス校「花は桜木学園」を舞台に描かれるバトル&ヒューマンドラマ漫画。新米教師である葱沢鴨は「特殊」な女の子に好かれてしまうという究極の女難体質を持つ青年。そんな鴨の生徒として幼なじみの少女、カギュー(鉤生十兵衛)が転校してきた。カギューはかつて自分を護ってくれた鴨を、拳法の達人となって今度は自分が護ると誓う。そんなふたりに「不純異性交遊」だとする風紀委員や学園の魔の手が迫る。

本作は格闘少女カギューと教師の鴨のラブコメ&バトル作品だが、物語の中盤以降は学園の闇を描いたシリアスな人間ドラマに重点が置かれている。物語の舞台「花は桜木学園」では、生徒や教員の多くは何らかの格闘スキル(この世界では「個性」と呼ばれる)を保有。彼らは己の個性を主張するために戦いを繰り広げている。学園を支配する理事長、二千恵理人は、戦いに敗れた個性に価値はないと生徒を切り捨てていた。鴨はその考えに反発し、教師としてどんな生徒にも手を差し伸べようとする。カギューはそんな鴨のために戦うのだった。当初はカギューたちの敵として対立した生徒たちも、ふたりの思いに賛同し、次々と仲間になっていく。


『トラウマイスタ』

『トラウマイスタ』

出典:小学館

世界征服を目論む者たちと戦う、「トラウマ」を持つ者たちを描いたサイコバトル漫画。此何ソウマ(通称ピカソ)は過去の辛い記憶から「鬼」に対して強烈なトラウマを持っていた。ある日ピカソは、謎の美女スジャータと出会い、トラウマを真実の自己「アートマン」として実体化する力に目覚める。ピカソは実体化したアートマンの力で、世界征服を目論むチャンドラカンパニーと戦うことになるのだった。

本作は心の傷「トラウマ」を具現化する力を持った者たちの戦いを描いた物語。主人公のピカソは「鬼」に対して強烈なトラウマがあった。ピカソは幼い頃、ランコという少女のために「鬼ごっこ」の鬼の役を代わった。それから何年も彼女のために鬼役を続けたが、ある日ランコが他の子たちと一緒に鬼役のピカソを嘲笑する姿を目撃してしまう。以来、ピカソにとって「鬼」がトラウマとなった。だが、スジャータはそんなピカソの辛さに寄り添ってくれた。スジャータは自身の主、漆原シエナをチャンドラから救いだすために仲間を捜していた。スジャータはシエナの「アートマン」だったのだ。ピカソはスジャータに導かれ、アートマン「ゲルニカ」を顕現させ、彼女と共に戦うのだった。


『うらたろう』

『うらたろう』

出典:集英社

不死の体を持つ男と呪いで余命宣告された少女を描いた伝奇物語漫画。源平合戦で平氏が源氏に勝ち、別の鎌倉時代を迎えたパラレルワールドの世界。平氏の姫である千代は呪いで余命一年であった。千代は呪いを解くため付き人の老山伏、平景清と共に旅をし、不老不死の鬼人、温羅太郎(うらたろう)と出会う。千代はうらたろうに不老不死の方法を問うが、彼は死を望んでいた。

呪いのために死ぬ運命にある少女、千代と死ねない鬼人うらたろうという正反対のふたりが、それぞれの願いのために「黄泉比良坂(よもつひらさか)」を目指して共に旅をする物語。15歳の少女、千代は呪いのために16歳で死ぬ運命にあった。その呪いを解くため、景清と共に旅をしていた。千代は不老不死の力を持つ鬼人の噂を聞き、探し求めていた。やっと出会えた鬼人、うらたろうは少年の姿で八百年の時を生きていたが、死ねない体に絶望しており、他者に不死を与える力も持っていなかった。千代とうらたろうが話し合っていた時、景清は山の主である妖怪、一本ダタラに襲われ、瀕死の重傷を負う。景清は死の間際、うらたろうに千代を救ってほしいと託す。千代とうらたろうは死者が蘇り、生者は黄泉の国へ行くという「黄泉比良坂」を目指して旅に出るのだった。


『ゆるっとハンター☆ワンタンちゃん』

『ゆるっとハンター☆ワンタンちゃん』

出典:講談社

凄腕のクレーンゲーマーである少女の勝負を描いたアクションコメディ漫画。ぬいぐるみやお菓子だけでなく、あらゆるモノが「クレーンゲーム」で手に入る世界。その世界において国家指定の「ハイパーブラックリスト」に挙げられているゲーマーがいた。彼女の名は「雲呑(ワンタン)」、通称「ゆるっとハンターワンタンちゃん」であった。

クレーンゲームを題材にしたゲーマー少女の勝負を描いた物語。この世界はあらゆるモノがクレーンゲームで獲得できた。一般的な景品だけでなく、車や家、恋人や国さえもゲームの商品となっていた。主人公のワンタンはその世界において名の知れたゲーマーであった。ワンタンはどんな筐体でもワンコインで商品をゲットする。彼女が商品を狩り尽くして、工場の生産が追いつかなくなったこともある。そんなプロのハンターであるワンタンが狙うのは「ゆるキャラ」グッズであった。ワンタンは一見クールだが、ゆるキャラに対する愛はとても深い。ワンタンを誘い出すために用意されたゆるキャラが無残に投げ捨てられた際には、ゴミ箱から拾い上げて涙を流すほどだった。ワンタンは愛するものを守るため、クレーンバトルに挑んでいく。


『ギャンブラーズパレード』

『ギャンブラーズパレード』

出典:講談社

ギャンブル嫌いな教師と不運体質を持つ女子高校生がギャンブル撲滅のために勝負に挑むギャンブルバトル漫画。日本のとある島に転校生としてやってきた東雲花梨(しののめかりん)は不幸体質を持つ女子高校生。花梨はその体質から、賭け事が盛んなこの地でもギャンブルを避けていたが、罠にハマって無理やり勝負をさせられることに。そこにギャンブル嫌いの教師、蜘蛛手渚が現れる。

本作は『ダンガンロンパ』などの頭脳系ゲームのシナリオ作家として知られる小高和剛が原作を手掛け、中山敦支が作画を担当している。ギャンブル嫌いの主人公、蜘蛛手(くもで)と、不幸体質なヒロイン花梨の「ギャンブル撲滅」のための戦いを描いた物語。物語の舞台となる島は賭け事が盛んな場所。賭場が日常化した場所だが、花梨は不幸体質のために避けていた。しかし転校初日に出会った女生徒は親切を装って花梨をギャンブルに強制参加させる。負けが込み、追いつめられる花梨。その時、蜘蛛手が現れて彼女の代わりに勝負を受けることに。蜘蛛手はギャンブル撲滅のためにギャンブラー潰しをしていた。やがてふたりは命を賭けるような勝負に巻き込まれていく。


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