多くの少年漫画を排出する週刊少年ジャンプ。今回はそんな週刊少年ジャンプの中から、様々な方言をしゃべるキャラクターを紹介する。過去の作品も現在の作品も、方言キャラクターの魅力は変わらない。
他のキャラクターとは違う言葉が魅力的な方言キャラクター。今回は方言をしゃべったり、時折使うキャラクターの中から、週刊少年ジャンプにスポットライトを当てて紹介する。
出典:Amazon.co.jp
多くの少年漫画を排出する週刊少年ジャンプ。今回はそんな週刊少年ジャンプの中から、様々な方言をしゃべるキャラクターを紹介する。過去の作品も現在の作品も、方言キャラクターの魅力は変わらない。
『ONE PIECE』の世界でかなりの勢力を誇る海軍本部。その最高位「元帥」に君臨するキャラクター、それが「サカズキ」だ。大将時代は「赤犬」という名前で呼ばれていた。正義を徹底しているキャラクターであり、悪に対しては容赦のない苛烈な性格をしている。主人公と同じく悪魔の実の能力者であり、マグマグの実の能力を持っている。その能力はマグマとなった全身で、全てを焼き尽くしてしまうというもの。温度が非常に高いため同じ火系統の能力である「メラメラの実」の力ですら焼き尽くしてしまう。作中を通してもかなり強いキャラクターである。「~じゃァ」「~したがのう」と、広島弁らしき言葉でしゃべる。ちなみに、『ONE PIECE』は日本が舞台ではないものの、このように日本の方言の言葉をしゃべるキャラクターがほかにもいる。
『BLEACH』における死神であり、「護廷十三隊三番隊隊長」をつとめる。副隊長は「吉良イヅル」であり、気弱な性格をしているために「市丸ギン」には非常に従順に動いている。同じく「護廷十三隊十番隊副隊長」である、「松本乱菊」とは幼馴染の仲。斬魄刀の名前は「神鎗」。始解の解号は「射殺せ」。常に笑顔を浮かべており、まるで狐のような糸目をしている。どこかつかみどころのない性格をしており、飄々としていて何を考えているかわからない。作中を通して何を考えているかわからない行動を起こす彼だが、やがてその真意を知ることになるだろう。そんな彼は京都弁でしゃべり、アニメ版の『BLEACH』で彼の声優を担当した「遊佐浩二」は、京都府出身。アニメ版では京都出身声優のネイティブな京都弁を聴くことができるので、必聴である。ちなみに、『BLEACH』には「平子真子」など、ほかにも方言をしゃべるキャラクターがいる。
バスケットボールの強豪校である「桐皇学園高校」の主将。ポジションはポイントガード。横暴な「青峰大輝」の素行がバスケットボール部において許されているのは、全て彼のおかげである。「青峰大輝」を「桐皇学園高校」へ引き入れた人物であり、「試合に勝つのであればどんな人物であろうと関係ない」という信念の元動いているので、「青峰大輝」を野放しにしている。「最強は青峰や」と言い切るほど彼の実力を信頼しているからだ。基本的には目を開くことなく笑みを浮かべてるが、上記のような勝利への打算的な性格などから、かなりの腹黒である。目はたまに開き、目を開くと三白眼が顔を覗かせる。そんな彼は関西弁をしゃべる。ただし「桐皇学園高校」が関西の高校ということではなく、「桐皇学園高校」は全国から優秀なバスケ選手を集めているので、彼以外に関西弁のバスケ部レギュラーはいない。
実力主義である「氷帝学園」において正レギュラーを勝ち取っている人物。氷帝にナンバー2である副部長はいらない、ナンバー1たる部長だけでいい言う考えの中その頂点に君臨する「跡部景吾」。その「跡部景吾」に「氷帝の天才」と言わしめた人物である。千の技を持つ天才と呼ばれ、その実力は折り紙付き。冷静な性格をしており、かなりのくせ者。黒髪のセミロングを無造作に跳ねさせており、丸メガネをかけている。が、伊達メガネのようであり、別に目が悪いというわけではないらしい。氷帝学園に通ってはいるものの、小学校は道頓堀第二小学校。その名前の通り、実は出身は関西であり、関西弁でしゃべる。なお、『テニスの王子様』には「四天宝寺中学校」と呼ばれる関西の学校があり、そこには彼の弟である「忍足謙也」が通っている。なお、兄弟であるものの、外見はあまり似ていない。そして当然「四天宝寺中学校」の生徒たちは、皆関西弁でしゃべっている。
アメフトにおいてかなりの実力を誇る名門学校、「帝黒学園」の「帝黒アレキサンダーズ」の主将。「帝黒学園」は全国からアメフトの実力者を集めた名門高校であり、全国大会をずっと制覇していた。「全ての始まりにして全ての頂点」と呼ばれる、名実ともに最強の学園である。部員総数は200名を超え、6軍まで存在し、そして実力があれば誰であろうと1軍になれるという超実力主義の「帝黒学園」において、その主将を務めるというのだから実力はかなりのもの。性格も非常にノリがよくかなりお笑いに傾いているものの、主将らしく規律を乱すものには非常に厳しい。そして少々おバカそうな普段の発言とは裏腹に、かなり冷静でどんなときにも揺るがない胆力を持つ。プレイ中の冷静さを見るに、かなり頭はいいようである。ラインマンでありかなり体格はよく、最強アメフト名門校の守備の要を担っている。関西の高校というだけあって関西弁でしゃべり、そして同様に「帝黒学園」には関西弁をしゃべるキャラクターが複数人いる。
「八木卓人」と「坂須英里」と共に作った、「学園生活応援部」こと「ポケット団」の団員。主人公たちよりは二学年下の後輩となる。「八木卓人」と「坂須英里」とは中学生時代からの同級生ということもあって、非常に仲が良い。手品が非常に得意であり、主人公には手品を教えてくれと教えを乞われていたほど。「手癖が悪い」と称されるほど手先が器用。そして甘いものがかなり大好き。ぱっつん気味の黒髪をポニーテールにしており、ツリ目気味の瞳、それから小さなハットをかぶっている姿が特徴。福岡の出身であるため九州方面の方言を使っており、「八木卓人」が通訳をすることもしばしば。ただし、その翻訳はたまに「盛って」されることがあるようなので、あまり鵜呑みにするのはよろしくない。
沖縄県のルーキー学校である「比嘉中学校」のテニス部の部長。リーゼントのような特徴的な髪型をしている。「殺し屋」との二つ名があるように冷静な性格をしており、非常に落ち着いているものの、自分が不利に立たされると態度が豹変する。このように少々苛烈そうな性格をしているものの、実はお年寄りには優しいという意外な一面も。「ゴーヤ喰わすよ」が口癖であり、何かとゴーヤを口にしているが実は小さい頃はゴーヤが苦手だった。テニス以外には沖縄武術をすることもでき、出身の小学校は「琉球南小学校」、そして好きな食べ物は「ソーキソバ、ゴーヤチャンプルー」……とあるように、沖縄県の出身。沖縄弁をしゃべり、彼の場合は敬語交じりでしゃべっている。ほかのメンバーももちろん沖縄弁だ。関西弁のキャラクターは先ほど紹介したが、『テニスの王子様』では沖縄弁をしゃべるキャラクターも登場するのだ。
常に楽しそうに笑う快臨丸の艦長。非常に朗らかで楽天的な性格であり、天然ともとれるようなボケをかます。非常に広く、物事の遠くまで見据える途方もない視野を持ち、彼を慕う者も多い。「商いで国を守ろう」という平和主義な考え方を持っている。その思想はただ口だけではなく、楽天家でアホそうな普段の言動からは思いもよらないほど話術はかなりのものである。その話術は「詐欺師」と言われるほどであり、そしてかなりの人たらしだ。もじゃもじゃとした黒い天然パーマと、サングラスが特徴的。船に乗るのが大好きであり快臨丸の艦長をしているものの、実は本人自体は船がものすごく苦手である。船に乗るとすぐに酔っぱらってしまい、吐いてしまうという残念な体質の持ち主だ。出身は土佐の国であり、土佐弁をしゃべる。なお、名前や考え方などからもわかるように、彼の元ネタはかの「坂本龍馬」である。
「牛魔王」の娘であり、そして主人公である「孫悟空」の妻となる。つまり、「孫悟空」の息子である「孫悟飯」「孫悟天」の母親に当たるキャラクター。「天真爛漫」という言葉が非常に似合うほど明るく、そして筋斗雲に乗ることができるほど心がきれいな持ち主である。全然結婚を申し込んでくれないことにもやもやしていたものの、「じゃあ結婚すっか」という言葉だけでころっと機嫌を直す素直な性格。だが、それだけではなくとても芯が強く、「牛魔王」の娘らしい強いところがある。そして同様に「牛魔王」譲りの武道の持ち主でもある。少々常人とは思えないような戦闘力を発揮することが多く、やはりそこはサイヤ人といったところ。かなり強い印象があるものの、外見は黒髪ロングに可愛らしい丸い顔立ちをしている美少女。そしてスタイルもかなり抜群である。東北弁のようななまりの入った口調で話す。
「コロポックルのために大きなフキ畑を作りたい」という願いをかなえるために、シャーマンキングを目指す少年。額にヘアバンドやタオルなどを巻いていることが特徴的。自分の名前とかけて「なるほど」を「なるホロ」という風に言ったりする。非常に直情的で熱血な性格をしており、特にチームメイトである「道蓮」との喧嘩が絶えない。が、喧嘩するほど仲がいいというやつであり、お互いに嫌い合ってはいないようである。……というのはあくまで表向きの性格であり、根底にはこの世は弱肉強食であることや、「道蓮」いわく一匹狼のような行動を起こすこともしばしば。技も氷や雪などを得意としており、普段の熱血な性格とは別物である。自分では自覚していない性格があるようだ。出身は北海道、そしてアイヌの人間である。方言という方言は普段のしゃべりでは使わないものの、彼の技の名前は「ネイケフイケキロロ」「カウカウプリウェンペ」などアイヌの言葉である。
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