古来から自然信仰の聖域であり、弘法大師空海が開山した高野山もある和歌山県は、豊かな自然と歴史に彩られた土地である。観光地としても人気の和歌山は、漫画の舞台に取り上げられることも意外と多い。そんな和歌山県に因んだ作品を紹介しよう。
「和歌山」という地名は豊臣秀吉が命名したものなのだ
出典:小学館
古来から自然信仰の聖域であり、弘法大師空海が開山した高野山もある和歌山県は、豊かな自然と歴史に彩られた土地である。観光地としても人気の和歌山は、漫画の舞台に取り上げられることも意外と多い。そんな和歌山県に因んだ作品を紹介しよう。
出典:マンガペディア
薙刀に青春を賭ける女子高生たちの姿を描いた、学園スポーツ漫画。主人公・東島旭は、ドジで引っ込み思案な少女だ。高校入学を機に自分を変えたいと思っていた彼女は、通学途中の電車内で露出狂の痴漢に遭遇する。そんな旭の窮地に現れたのは、見知らぬ上級生。彼女は痴漢を事も無げに退治し、颯爽と去って行った。その後、旭は、部活動紹介のオリエンテーションで、謎の上級生が薙刀部の部員であることを知る。2017年に実写映画化された。
物語の主人公・東島旭は、ドジな上に運動音痴な女子高生だ。そんな彼女は、思いもよらない巡り合わせから薙刀部に入部。未知の環境に戸惑いながらも、薙刀という武道の魅力に目覚めていく。本作の舞台となる二ツ坂高校は、東京都内にある高校である。和歌山県とは無縁と思われるかも知れないが、実は大いに関係がある。それは、主人公・東島旭を含めた薙刀部の面々が、和歌山県九度山町で冬期合宿を行うエピソードがあるからだ。インターハイの常連・和歌山愛山高校、都内のライバル校・國陵高校らとの合同合宿は、驚きの展開を迎えることとなる。そして、冬の和歌山県での合宿で、二ツ坂高校と東島旭は、大きな飛躍のきっかけを掴む。
出典:マンガペディア
戦国時代最強と謳われた火縄銃集団・雑賀衆と、彼らを率いる頭領・雑賀孫一の活躍を描いた戦国アクション活劇。南蛮の脅威に対抗するため、孫一は雑賀衆と共に諸国を転戦。数多の英傑と出逢いながら、彼らを導いていく。人物や背景は実際の戦国時代をベースとしながら、史実とは異なる創作要素をミックスしているのが大きな特徴となっている。
雑賀衆は紀伊国北西部、即ち現在の和歌山県和歌山市周辺を拠点としていた。雑賀衆は、特定の君主を持たず、報酬に応じて戦働きをする傭兵集団である。種子島に鉄砲が伝来すると、いち早くその技術を吸収。優れた射撃術で、雑賀衆は最強の鉄砲集団として、その名を戦国の世に轟かせる。孫一は、そんな雑賀衆を率いる若き頭領だ。一族でも随一の射撃の名手である孫一は、鉄砲を伝えた南蛮の脅威を敏感に察知。南蛮に日本が飲み込まれることを危惧している。そこで孫一は、日本中を転戦しながら、木下藤吉郎秀吉、織田信長、竹中半兵衛たち数々の英傑と対面。来たるべき南蛮の襲来に備えていく。やがて孫一は、最強の敵・十字軍と相対することとなる。
出典:マンガペディア
尋常ではない幸運を持つ少女と、貧乏神が巻き起こす騒動を描いた、和歌山県が舞台のハイテンション・コメディ。主人公・桜市子は、容姿端麗、頭脳明晰、無病息災の超ラッキーガール。彼女の幸運は、世の中の幸・不幸のバランスを乱すほど。この状況を危惧した神界は、運気の乱れを正すため、市子の元に貧乏神・紅葉を派遣。市子を普通の女の子に戻すよう命令を下す。
本作の舞台となる仏女津市立泰庵高校は、和歌山県にある作者の出身高がモデルとなっている。主人公・桜市子は、泰庵高校に通う1年生。裕福な家に生まれ、容姿、知能、運動能力、全てに恵まれた市子は、まさに超幸運な少女である。その原因は、彼女の持つ、人を幸せにする「幸福エナジー」の量が並大抵ではないこと。その上、周囲の人間から「幸福エナジー」を吸収する体質の持ち主でもある。ただし、超幸運であることが、必ずしも本当の幸せとは限らない。男子からは高嶺の花扱いで、女子からは妬まれている市子は、友達が1人もいない。両親が多忙で親の愛を知らないため、性格的にも破綻気味。そんな市子は、貧乏神・紅葉と熾烈な争いを重ねながら、彼女なりの幸せの形を見つめ直すこととなる。
出典:集英社
和歌山県の離島の寒村で、1人の少女の死をきっかけに巻き起こる、不可解な事件を描いた、ひと夏のミステリー・サスペンス。物語の主人公・慎平は、幼馴染の少女・小舟潮が死亡したとの知らせを受け、和歌山県日都ヶ島に帰郷する。当初は事故死と思われていた潮だが、その首には絞められた跡が存在した。潮の死の真相を探る慎平は、島で古くから語られる伝承「影の病」にまつわる事件に巻きこまれていく。
本作の舞台となる日都ヶ島は、和歌山市にある離島・友ヶ島をモデルとしている。ただし、友ヶ島は無人島だが、日都ヶ島には人が住んでおり、夏は観光客で賑わうリゾート地という設定だ。島には、明治時代に造られた砲台跡も点在している。物語の大きな鍵となるのは、この島に伝わる「影の病」の伝承だ。「影の病」に罹った者は、自分と瓜二つの影を見るようになる。そして影を見た者は、その影に殺されるという、ドッペルゲンガーのような伝承である。帰郷した慎平は、亡くなった小舟潮の妹・澪から、潮が亡くなる3日前に姉の「影」を見たという話を耳にする。話の真偽を確かめようと行動を開始した慎平は、驚くべき事態に直面することとなる。
出典:KADOKAWA
テレビアニメ化もされた、荻原規子の同名小説のコミカライズ作品。主人公・鈴原泉水子は、身体の中に「姫神」を宿し、世間から隔離されて生きてきた少女である。中学卒業後、泉水子は自らの意思で生きるために上京。特殊能力を持つ生徒が集まる鳳城学園で、新たな生活をスタートしていくこととなる。
本作の主人公・鈴原泉水子が生まれ育った場所は、和歌山県熊野古道。古来から自然崇拝の聖域として知られ、世界遺産に登録されている土地である。泉水子はこの聖域の奥深く、玉倉山にひっそりと建つ玉倉神社で、宮司の祖父・竹臣と暮らしてきた。そのせいもあって、泉水子はかなりの世間知らずで人見知り。彼女は、そんな自分を変えようと、ある朝、思い立って前髪を切る。 するとその日、泉水子は幼馴染みの相楽深行と再会。この再会をきっかけに、彼女の人生は大きく変っていく。鳳城学園への進学、初めての寮生活、個性豊かな生徒たちとの出逢い。様々な出来事を経て、泉水子は自らの身体に宿す「姫神」の力と向き合い、やがて世界の運命をも変えていく。
『RDG -レッドデータガール-』世界人間遺産に登録された少女
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