日本の八百万神々を知っていますか?オススメ漫画5選61 Pt.

「アマテラス」や「スサノオ」といった、日本神話に登場する様々な神様たち。そんな神々しい名前をタイトルに冠した漫画5タイトルをピックアップ。表題となった神様の解説も含めて作品の魅力を紹介する。

作成日時:2019-07-18 10:00 執筆者:マンガペディア公式

日本の八百万神々を知っていますか?オススメ漫画5選

出典:小学館


『戦国八咫烏』

『戦国八咫烏』

出典:小学館

戦国時代を舞台にした英雄譚漫画。群雄割拠の戦国時代、最強との呼び名が高い銃の使い手である浪人部隊「雑賀衆」。その雑賀衆の総領・雑賀孫一は自らを八咫烏の化身と名乗り、日本を護る英傑たちを導くことが天命だと自任していた。そんな彼らの力を請う者は後を絶たない。彼らは民のため、日本の未来のために諸国を放浪する。

本作のタイトルに使われている「八咫烏(やたがらす)」は普通の烏とは異なり、三本の足を有する霊獣だ。天津神より神武天皇へ遣わされ、熊野国から大和国へ導いたことから導きの神として信仰されている。そんな八咫烏の化身と名乗る主人公・孫一は、一千の兵が立てこもる砦を十数人で落としたり、本来は当てることは不可能とされる遠距離の的を銃で射抜いてみせたりするツワモノだ。乱世である戦国時代において彼や仲間の雑賀衆の力を求める武将は多い。しかし孫一は日本を護る英傑はひとりでなくて良いという考えから、自らが認めた者に力を貸して導いていく。また時には、戦禍に苦しむ民を無償で救うこともある。まさに、日本を導く八咫烏の化身に相応しい人物だ。


『月詠 -MOON PHASE-』

吸血鬼の少女・葉月と人間の青年・森丘耕平がおりなすファンタジー&バトル漫画。ドイツの古城・シュバルツクヴェレの撮影に駆り出されたカメラマンの耕平。彼は撮影する写真の七割が心霊写真になる特異体質だった。そんな彼は謎の美少女・葉月と出会う。葉月に惹かれる耕平、だが彼女は吸血鬼だった。2004年TVアニメ化。

本作のタイトルに使われている「月詠」は「ツクヨミ」と読み、日本神話における月の神様である。月詠の姉はアマテラス、弟はスサノオと、ともに日本神話におけるビッグネームであるが、本人は姉弟に比べ多くの謎に包まれた神だ。本作のヒロイン・葉月も謎多き人物で、彼女は月に深い関わりを持っている。まず彼女は吸血鬼のため、基本的な活動は夜に行う。また彼女のみならず、本作における吸血鬼たちは月の満ち欠けによる影響を強く受ける。そして葉月のもうひとつの名は「ルナ」と言い、これもラテン語で月の女神を意味している。本作はそんな謎めいた少女・葉月が、ドイツで耕平と出会うことから始まる。彼女は日本にいるはずの母親を捜すため、耕平を自分の下僕にしようと目論むが失敗。だが耕平は、彼女の保護者として葉月の母親捜しに協力することになる。やがて葉月に関わる、様々な謎が明らかになっていく。


『アマテラス』

『アマテラス』

出典:KADOKAWA

『ガラスの仮面』で知られる美内すずえの描くスピリチュアル・ファンタジー漫画。優しい家族に恵まれ、幸せな日々を過ごしていたごく普通の少女・千倉沙耶。彼女は16歳の誕生日から不思議な夢を見るようになり、周囲でも不可解な現象が起きるようになった。実は彼女は、古代ムー帝国で神軍を率いていたクリシュナーダの生まれ変わりだったのだ。

本作のタイトルになっている「アマテラス」は日本神話における主神であり、太陽の女神である。本作は天岩戸隠れから「アマテル」を呼び出そうとする集団の姿から始まる。そして彼らの言葉から、この呼び出しは何度も行われ、かつてのムー帝国にも関わることが示唆される。その後、日本にひとりの女の子・沙耶が誕生する。沙耶こそはかつて、ムー帝国で神軍を率いていた戦士・クリシュナーダの生まれ変わり。そしてクリシュナーダは、日本ではクシナダ姫と呼ばれていた。沙耶は16歳の誕生日と共に前世の記憶が蘇り始め、己の果たす使命を知ることになる。日本神話とムー帝国の謎、そして宇宙の神秘を結びつけた壮大な物語だ。


『凄ノ王』

『凄ノ王』

出典:講談社

超能力に目覚めた主人公・朱紗真悟が巻き起こすバイオレンス&アクション漫画。家族と共に暮らすごく普通の高校生・真悟。彼は密かに恋する雪代小百合に誘われ、超能力研究会に入部。そんなある日、小百合と共にいたところを不良たちに襲われる。真悟は怒りと憎しみから凄まじい超能力に目覚めるのだった。

本作のタイトルである『凄ノ王』は「スサノオウ」と読み、日本神話の「スサノオ」をモチーフにした作品である。神話におけるスサノオは荒ぶる神でありながら英雄としての一面も持つ。本作の主人公の真悟はごく普通の高校生だったが、恋人の小百合が不良たちに襲われた事件をきっかけに超能力に目覚める。それは真悟の中の力を目覚めさせるために天才的超能力者・瓜生麗が仕掛けた陰謀でもあった。そして戦いを続ける内に真悟は残酷な真相を知ることに。真悟の力は暴力と破壊へ向かい、邪神・凄ノ王へと変貌していく。だが凄ノ王は世界を救う英雄となる可能性も秘めていた。まさに神話の「スサノオ」と同じく、破壊と英雄の両面を持つ存在である。


『宗像教授シリーズ』

『宗像教授シリーズ』

出典:小学館

民俗学教授・宗像伝奇が、日本各地に残る神話や昔話の謎を解いていく歴史ミステリー漫画。鉄の文明について研究する学者・宗像教授。彼はフィールドワークで日本各地を巡り、各地に残る伝承を元に様々な謎に取りくむ。だが信仰や畏れから、真実へ迫る宗像教授の命を狙う者も。それでも彼は、神話と伝承に隠された謎を追い続けるのだった。

本作の主人公である「宗像教授」の名前は、日本神話に深く関わりを持つ。かつてアマテラスとスサノオの間で、スサノオが邪心を持っているのか問うために行った儀式で生まれたのが宗像三女神だ。田心姫神、湍津姫神、市杵島姫神からなる宗像三女神は、あらゆる道を守護する神である。宗像教授自身も実家が宗像神社で、宗像三女神の研究をするエピソードもある。そんな自身の出生故か、宗像教授は神話や民間伝承の謎を解く上でもそこに暮らす人々の信仰や風習を尊重している。だが時に過激な信仰者によって、謎を謎のままに封印しようと妨害行為が行われ、命を狙われることもある。しかし教授は、不屈の探求心を持って研究の「道」を切り開く。それはもしかしたら、三女神の御利益なのかもしれない。


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