女の子達をドキドキさせる作品ばかりの別冊フレンド。過去・現在連載中の人気作品を紹介する。
女の子達のバイブル、別冊フレンド。その中でも特に人気の高かった作品を紹介する。
出典:Amazon.co.jp
女の子達をドキドキさせる作品ばかりの別冊フレンド。過去・現在連載中の人気作品を紹介する。
高校生の「本谷 歌子」は友人の姉が企画した合コンに年齢を偽り参加した。そこで出会った「佐賀野 功太」といい雰囲気になるが、自分が高校生であると告げると態度が急変し去ってしまった。その後、警察官の姿の「功太」と再会するが冷たくあしらわれてしまう。ショックを受けた「歌子」は友人になぐさめられた帰り、変質者に襲われてしまう。そこに偶然通りかかった「功太」に助けられますます恋心が加速する。二人の前に立ちはだかる歳の壁、職業の壁。悩んだ末に出した結論は、彼女と「結婚」することだった。年上警察官と女子高生の少し変わったラブコメディ、女心鷲掴みの作品だ。
クールな女子高生「枢木 ゆに」は学年トップで成績優秀。英語だけは苦手だったため英語教師「櫻井 ハルカ」に二人きりの特別授業をしてもらうことになるが「ゆに」は自信満々の美形な「ハルカ」のことが苦手だった。しかし「ゆに」が常に気持ちを抑え、強がっていることを「ハルカ」に見抜かれて心をかき乱されてしまう。補習授業が終わることを少し残念に思う「ゆに」はそれが恋心だと親友に指摘され自分の気持ちに初めて気づく。そして二人は両思いになるが、前途多難な恋であった。生徒と先生の許されない関係に読者もハラハラ、ドキドキさせられる作品だ。
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中学3年生の「上村 仁菜」は隣に住む幼馴染のお兄ちゃん的存在の「橘 京介」に片思いしていた。ある日「京介」のキスシーンを目撃してしまい、それでも気持ちが抑えきれない「仁菜」は「京介」に自分の気持ちを告げる。しかし「京介」にキスされそうになった時、目撃してしまったキスシーンを思い出し拒否してしまう。それを自分に脅えていると勘違いしてしまった「京介」はキスした相手と付き合うようになる。「京介」に未練をのこしたまま自分に好意を寄せてくれている「三宅 瞬」と付き合うことにするが……。最後の最後まで読めない展開に読者はハラハラしっぱなしだ。せつない想いがあふれる青春ラブストーリー。
ガングロギャルに間違われる見た目の「安達 もも」は、本当は真面目な女子高生。肌が黒いのは水泳部で日々頑張っていたためだ。そんな「モモ」は中学からの同級生「東寺ヶ森 一矢(トージ)」に片思いしていた。「トージ」のタイプは華奢で色白の子だと知り、「トージ」に振り向いてもらうために色白になろうとするが、そんなことをしなくても二人は両思いだった。付き合うことになった二人だがそんな時に色白で華奢な「柏木 さえ」、イケメン「岡安 浬」が現れ波乱が起こる。「さえ」の小悪魔ぶりに「もも」だけではなく読者も困惑させられる。「もも」がその後、どう巻き返していくのかが本作の見どころだ。
東京でモデルとして活動していた小学6年生の「望月 夏芽」は親の都合でド田舎な「浮雲町」に引っ越す事になる。東京で生まれ育った「夏芽」は刺激のない町に嫌気が差していた。そんな時、地元の元大地主「長谷川家」の跡取り息子でカリスマ性抜群の不思議な魅力を持つ「長谷川 航一朗」に出会う。そして二人は強く惹かれていく……。しかしある事件がきっかけで、離れてしまった二人の中学・高校時代の成長は、少女マンガではあまりない10代らしい「ナイフ」のようなリアルな心理描写や展開で描かれており、惹きつけられてしまう作品だ。
「高野恭平」、「織田 武長」、「遠山 雪之丞」、「森井 蘭丸」はそれぞれ事情があり、洋館で下宿しながら高校に通う生活をしていた。そんなある日、家主が家から出て行く代わりに引っ越してくる姪を素敵な女性に変身させてくれたら、3年間家賃0円にすると提案される。家賃0円のために引き受けたが姪の「中原 スナコ」は陰気で不気味で根暗なホラー好きな少女だった。4人の美少年が主人公を取り合う展開を予想されがちだが、恋愛要素があまりない。イケメンと隠れ美少女の奇妙な共同生活が描かれている。個性的なキャラクターで織り成す物語。しっかりギャグ要素も入った本作は濃すぎる恋愛物語は苦手だという人にもオススメできる作品だ。
「芹沼 花依」は男子同士が仲良くしている作品で妄想する事が大好きなぽっちゃり女子。しかし、好きなキャラクターが死んでしまい、そのショックで激やせし、美少女になった。しかもバストだけは痩せずにそのままなので、スタイル抜群! 高校の美少年4人に熱烈アピールをされるが、見た目は変わっても中身そのままである。真っ当な恋愛をしてみたいと思う気持ちはあるが、なかなか恋はうまくいかない。スタイルが抜群の上に、イケメン男子にモテモテの主人公を羨ましく思う女性読者は多いことだろう。妬ましくも「花依」を応援したくなる作品だ。
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