人を寄せ付けない美しい景色の描写が登山マンガの醍醐味。そこへ人がどうアプローチして行くのかが様々に描かれる。己との戦いでもよし、美味しいお茶が飲みたいでもよし。
「そこに山があるからだ」イギリスの登山家「ジョージ・マロリー」の名言だ。山に魅入られ、山に挑むそんな登山マンガをゆる系から本格系までまとめてみた。
出典:Amazon.co.jp
人を寄せ付けない美しい景色の描写が登山マンガの醍醐味。そこへ人がどうアプローチして行くのかが様々に描かれる。己との戦いでもよし、美味しいお茶が飲みたいでもよし。
世界の名だたる山を登って来たクライマーの「島崎三歩」。今は北アルプスで山の中に住みながら遭難レスキューの仕事もしている。その活動をメインに描く山岳マンガ。山の事故の描写が目をそらしたくなるほど凄まじいが、遭難者の生死に関わらず「よくがんばった! 」と笑顔で声をかける「三歩」の底抜けの明るさに救われる。作者が学生時代登山をやっており、実体験もふんだんに活かされているマンガ。
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会社員の「日々野鮎美」。彼女は週末ごとに単身で登山しては山頂で美味しいものを作って食べるのが大好きだ。登山xグルメ実食という面白いジャンル。苦労して登った山頂から見渡す最高の景色と、一手間加えるだけで美味しくいただける山ゴハンが実に美味そうである。
実在の登山家「加藤文太郎」の山に挑んだ記録とその生涯について描いた登山マンガ。原作派小説で、『イノサン』の「坂本眞一」がコミカライズ。人を受け入れない性格の主人公「文太郎」は登山なら自分だけの世界が持てると考え山登りを始める。しかし、より高い山を、より孤独を求めるほどに資金調達問題や登山パーティの人間関係などで人と関わらざるを得なくなる。この矛盾と山への執着の間で彼が求めたものとは何かを考えさせられる作品。
「いつかふたりでこの光景を見ようね」幼馴染みの「ひなた」と約束したはずがすっかり忘れていた「あおい」と山好きで超ポジティブな「ひなた」。ふたりが高校で出会ってもう一度山登りをはじめる「ゆるふわ山ガール系」マンガ。ヒロインが登山経験のない読者目線なので入り込みやすい。
エベレストに魅入られた人々の謎を解き明かす登山&ミステリーマンガ。カメラマンの「深町誠」はふと見つけた年代物のカメラが、かの登山家「ジョージ・マロリー」のものではないかと思い立つ。そこから始まるカメラの謎、エベレストに魅入られ高みを目指しながらも山に拒まれ命を落とす壮絶な登山家たちのストーリーが展開する。登山好きからも人気が高い作品。
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