陰暦10月の異称である「神無月」は、「かんなづき」と読む。そこで「カンナ」という名前を持つキャラクターが登場する漫画5作品を紹介。どんなキャラクターたちなのかチェックしてみよう。
10月は神無月! "カンナ"という名前のキャラクターが登場する漫画を紹介する
出典:小学館
陰暦10月の異称である「神無月」は、「かんなづき」と読む。そこで「カンナ」という名前を持つキャラクターが登場する漫画5作品を紹介。どんなキャラクターたちなのかチェックしてみよう。
出典:マンガペディア
主人公・遠藤健児(通称・ケンヂ)は、平和を守る正義の味方やミュージシャンになることに憧れる少年だった。大人になりコンビニの店長になったケンヂは、とある出来事をきっかけに、少年時代の仲間たちとともに、人類滅亡を企む謎の人物「ともだち」に立ち向かうことになる。本作の完結編となる続編『21世紀少年』がある。
本作に登場する「カンナ」は、ケンヂの姪である遠藤カンナだ。もう1人の主人公といえるキャラクターで、失踪した母親に代わってケンヂに育てられ、ケンヂを実の父親のように慕っていた。そしてカンナは、「ともだち」に支配された世界で、テロの犯人に仕立てられてしまったケンヂの意志を受け継ぎ、「ともだち」と対峙していくこととなる。「ともだち」の謎を巡る壮大な冒険活劇に加えて、遠藤カンナの「子どもが親を超えようとする」物語にも注目してほしい。
出典:マンガペディア
作者・深谷かほるの描いた『マリーゴールド』に登場した、3姉妹の末っ子・カンナが母親となった物語。カンナは、愛する夫と息子に囲まれて幸せに暮らしていた。しかし、夫・礼の浮気が発覚してから、雲行きが怪しくなっていく。いつでもポジティブな、カンナの母親としての生き様を描く。
本作に登場する「カンナ」は、夫の浮気を機に離婚し、1人息子・麗音(レオン)を育てるシングルマザーだ。礼は大事な約束を何度も破ったり、深く考えずに多額の借金を背負ったりする問題が多い男性だ。しかしカンナが風邪をひいたと聞くと駆けつけてくる。優しいところもある。そんな礼をカンナは心底嫌いにはなれない。1人息子の麗音のためもあり、カンナと礼は離縁と復縁を繰り返している。アパレル会社でデザイナーとしてバリバリ働き懸命に子育てもする、どんなときでもポジティブなカンナの生き様が眩しい。子育てに仕事に恋愛に邁進するカンナにエールを送りたくなるだろう。
出典:講談社
主人公の女子高校生・小田原カンナの家は、町の工務店。大工をしている父のもとで、彼女と同い年のでっち(見習い)大工・相場勝仁が、住み込みで修業することになる。同い年の男子と暮らすことに抵抗があった小田原カンナだが、次第に相場勝仁の人柄に惹かれていく。イケメン職人男子との同居ラブストーリー。
本作に登場する「カンナ」は、町の工務店の1人娘である小田原カンナだ。幼い頃から木材に親しんできた小田原カンナは、父の仕事場も、木材の匂いも大好き。小田原家で住み込み修行をすることになった相場勝仁は、朴念仁だけれど木材の匂いがする少年で、小田原カンナをドキドキさせる。大好きな大工仕事に真摯に向き合う相場勝仁の姿に、だんだん惹かれていくカンナの変化が、本作の大きな見どころだ。やがて、小田原カンナは相場勝仁と付き合うようになる。娘を溺愛する父親が相場勝仁に厳しいことを言いだすなど、「頑固親父とでっち」の間で小田原カンナが振り回される様子も楽しめる。
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主人公の女子中校生・小川里央は、クラスメイトから"パシリちゃん"と呼ばれる気弱なお人好し。小川里央は、ちょっとしたドジから「校内こわい人ランキング」同票1位の男子3人・斉藤仲良、斉藤大喜、斉藤保茂と関わることになる。「恐怖の斉藤3人衆」と呼ばれる彼らと友達になった里央が、彼らに振り回される日々を描いた学園ラブコメディ。
本作に登場する「カンナ」は、小川里央が通う大江第一中学校の生徒会長・神奈光央(カンナ ミツオ)。神奈光央は、斉藤3人衆から「キモナルシスト」と呼ばれるほど、極度の自惚れ屋だ。他人の手柄を横取りしてまで生徒会長になった。小川里央を陥れ自分の支持率を上げようと画策し、怒った斉藤3人衆から制裁を受けた。その後も懲りずに悪事を企む神奈光央だが、生徒会書記の後輩・林結城に未然に防がれるため、失敗続きである。神奈光央は、小川里央と斉藤たちを結びつける、名悪役といえるキャラクターだ。
出典:マンガペディア
主人公・神無月カンナは、「ブタ」「カバ」などのあだ名を付けられ、壮絶な虐めを受けていた過去を持つ。周囲から不細工とからかわれていた神無月カンナは、唯一、見た目で判断せずに優しくしてくれた蓮台寺浩介に恋をした。彼の心を射止めるため、神無月カンナは全身整形手術を受ける。誰もが振り向く美女になった、神無月カンナが巻き起こすラブコメディ。2006年に韓国、2009年に日本で実写映画化された。
本作に登場する「カンナ」は、不細工とからかった人たちを見返すために、全身整形をした神無月カンナ。しかし美しい姿になっても、心に染み付いたコンプレックスは、なかなか克服できない。被害妄想や自信のなさから出てくる神無月カンナの奇行は、見た目が美人なだけに笑いを誘う。一途に慕う蓮台寺浩介と結ばれるために、見た目だけでなく心も美人になろうと奮闘する神無月カンナのことを、誰もが応援せずにはいられないだろう。神無月カンナと同様に虐められていたが、蓮台寺浩介のかけた何気ない言葉で超ポジティブになれた女性・カバコなど、魅力的なサブキャラクターにも注目したい。
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