実写ドラマ化された注目のマンガ10選144 Pt.

あの話題のドラマも実はマンガが原作だった!実写ドラマ化された人気のマンガを紹介する。

実写ドラマ化された注目のマンガ10選

出典:Amazon.co.jp

マンガ原作のテレビドラマが増えている。マンガを読むきっかけがドラマだったという人も多い。実写ドラマ化された人気のマンガをまとめてみた‼

『コウノドリ』

『コウノドリ』は妊娠と出産をテーマにした作品である。主人公はもじゃもじゃ頭がトレードマークの「鴻鳥サクラ」だ。「聖ペルソナ産院」で働く産科医である。母親が産後まもなく亡くなってしまったため、「鴻鳥サクラ」は児童養護施設で成長した。「ベイビー」という名前でジャズピアニストとしても活動しているが、児童養護施設育ちであること以外は年齢や経歴などを一切明らかにしておらず、その正体が「鴻鳥サクラ」であるということも隠している。テレビドラマでは綾野剛が「鴻鳥サクラ」を演じている。出産は病気ではないため、正常の出産に産科医は必要ない。しかし、無事に産まれてくるまで何が起こるかわからない。「鴻鳥サクラ」は産科医の無力さを痛感しつつも、「コウノトリ」として胎児と妊婦、そして家族に寄り添うのだ。どんな出産にも壮大なドラマがあり、出産がどれほど素晴らしい奇跡であるかを描いた作品である。命の大切さや尊さについて深く考えさせられるに違いない。

『東京タラレバ娘』

タラレバばかり言っていたせいで、気がつけばあっという間に33歳。どうやら行き遅れてしまったらしい。『東京タラレバ娘』は2020年の東京オリンピックが決定したことをきっかけに、自分たちの人生を見つめなおすようになった独身女性3人の奮闘を描いた作品である。フリーの脚本家として独立し、忙しく働いている「倫子」。女子会と称し、2人の親友「香」と「小雪」と行きつけの居酒屋で飲み明かすのが唯一の楽しみだ。ところがある晩、居酒屋で出会った金髪イケメン男子「KEY」から「行き遅れ女の井戸端会議」だと一蹴されてしまった3人組。本当の幸せをつかむための闘いが始まる。テレビドラマでは吉高由里子が「倫子」、榮倉奈々が「香」、大島優子が「小雪」を演じている。何でも話せる親友と過ごす時間に幸せを感じる姿や、つい言い訳ばかりしてしまう不器用な生き方にきっと共感してしまうはずだ。人生における本当の幸せとは何なのか考えさせられる作品である。

『カンナさーん!』

ファッションデザイナーとして忙しく働く「鈴木カンナ」。愛する家族とやりがいのある仕事をどちらも手に入れ、とても充実した毎日を過ごしている……はずだったのに、ある日イケメン夫「鈴木礼」の浮気が発覚してしまう。「礼」に対する気持ちを完全にふっきれない「カンナ」だったが、1人息子の「麗音」を引き取り、離婚することを申し出る。旧姓の「河東カンナ」に名前を戻し、シングルマザーとして家事と仕事と育児に奮闘する「カンナ」。まったく頼りにならない元夫、しつこく干渉してくる元姑、リストラの危機など、問題は山積みだが、息子の「麗音」に支えられながら、持ち前の明るさとパワーで果敢に立ち向かっていく。どんなときでも最善を尽くす「カンナ」は最高にカッコいいのだ。テレビドラマでは渡辺直美が「河東カンナ」を、要潤が「鈴木礼」を演じている。どんなにツラくてもめげない「カンナ」の姿を見て、明日もまたがんばろう!と元気づけられることだろう。

『こちら葛飾区亀有公園前派出所』

主人公は「葛飾区亀有公園前派出所」に駐在する巡査長「両津勘吉」である。お金やお酒が大好きで、つながった太い眉毛がトレードマークだ。上司の「大原大次郎」からは勤務態度が悪いとよく怒られているものの、人情に厚くて心優しい「両津勘吉」は「両さん」の愛称でみんなから慕われている。そんな「両さん」と一緒に働いているのは、世界的大企業の御曹司「中川圭一」や、セレブなお嬢様でピンクの制服に身を包んだ「秋本・カトリーヌ・麗子」など、超個性的なメンバーばかり。テレビドラマでは「両津勘吉」を香取慎吾が、「中川圭一」を速水もこみちが、「秋本・カトリーヌ・麗子」を香里奈が演じ、毎回スペシャルなゲストが登場したことでも話題となった。「こち亀」は最も発行巻数が多い単一マンガシリーズとしてギネス世界記録も獲得しているが、ほとんどが1話読み切りのスタイルで描かれているため、発行されている200巻のどこから読み始めても楽しむことができるはずだ。

『モテキ』

主人公は29歳のさえない草食系男子「藤本幸世」。派遣社員として働き、お金もなく彼女もいない地味な毎日を過ごしていた「幸世」に、人生初のモテ期が襲来する。すべては1通のメールから始まった。以前に派遣された会社で知り合った「土井亜紀」からライブに誘われたのだ。1年前に味わった苦い経験にもだえながらも「土井亜紀」と再会することになった「幸世」。そのことをきっかけに、タイプの異なるさまざまな女性たちから次々とアプローチを受けることになってしまうのであった。どんな人にも一度は訪れると言われているモテ期がこの作品のテーマだ。恋愛経験の少ない「幸代」が女性たちとの関わりを通じて成長する様子が描かれている。登場人物それぞれの視点で丁寧にストーリーが展開していくため、男女の考え方や感覚の違いを理解することができるはずだ。テレビドラマでは「藤本幸代」を森山未來が演じたことに加え、豪華な女優陣が勢ぞろいしたことでも話題となった作品である。

『ホタルノヒカリ』

恋愛をするよりも家でゴロゴロしているほうが好き。そんな干物女の生態をせきららに描いたことで、世の多くの女性たちからの共感を集めた作品である。普段、テキパキと仕事をこなすOLを装っている「雨宮蛍」だが、ひとたび家に帰ると彼女の姿は急変する。髪の毛をちょんまげのように結い、高校時代のジャージを着る。家の中が散らかっているほうが彼女にとっては都合がよく、休日はビールを片手にスッピンでだらだらと過ごすのが最高に幸せなのだ。そんなある日、上司の「高野誠一」が「蛍」の家に引っ越してくる。キレイ好きで几帳面な「高野部長」とぐうたら干物女「蛍」の奇妙な2人暮らしがスタートするのであった。テレビドラマでは綾瀬はるかが「雨宮蛍」を、藤木直人が「高野誠一」を演じた。恋愛をしたら干物ライフをやめなくてはいけないのだろうか、それともありのままの自分をさらけ出せるのだろうか……と悩み、葛藤する「蛍」の姿を応援したくなるに違いない。

『信長協奏曲』

勉強が大嫌いな高校1年生の「サブロー」。ある日、学校からの帰り道に高い塀の上から落下したことがきっかけとなって、天文18年にタイムスリップしてしまう。そこで出会ったのは、自分そっくりな「織田信長」だった。「信長」から病弱な自分の身代わりになるよう頼まれてしまった「サブロー」だったが、持ち前の運動神経の良さと物怖じしない大胆な性格で戦国時代を巧みに生き抜いていく。うつけ者として知られる「織田信長」がもしも現代の高校生だったとしたら?という斬新な発想で描かれている作品である。歴史も苦手で、過去の出来事なんて自分には関係ないと思っていた「サブロー」が歴史を変えてしまわないよう注意を払いながら、結果的には史実通りにきちんと物事を進め、「織田信長」として天下統一を目指す姿はじつに爽快だ。日本史好きな人はもちろん、歴史が苦手な人でも楽しめる作品となっている。テレビドラマでは「サブロー」と「織田信長」を小栗旬が演じ、映画化もされている。

『花より男子』

財閥や名家の子息令嬢ばかりが通う超名門私立校「山の手英徳学園」。母親の勧めにより、この学園に入学することになってしまった中流階級育ちの「牧野つくし」は、ひたすら目立たず、平穏無事に高校生活を終えることばかり考えていた。とりわけ恐れていたのは、「F4」と呼ばれるグループの存在だ。「花の4人組」という意味を持つ彼らは学園全体を牛耳っており、なかには退学に追い込まれる学生もいたほどだった。そんなある日、友達をかばうために「F4」のリーダー「道明寺司」にケンカを売ってしまった「つくし」。「F4」からの宣戦布告を受け、学園中を敵に回すことになってしまったのである。ドラマでは井上真央が「牧野つくし」を、松本潤が「道明寺司」を演じている。どんな嫌がらせにもめげず、雑草のようにたくましく立ち向かっていく「つくし」の姿に元気と勇気をもらえる作品だ。憎み合っていたはずなのに、徐々に惹かれ合っていく「司」と「つくし」の関係にも注目したい。

『逃げるは恥だが役に立つ』

大学院まで卒業したのに就職活動に失敗し、しかたなく派遣社員として働くも契約を切られてしまった「森山みくり」。再就職先が決まらず悩んでいた「みくり」のもとに、父親の元部下である「津崎平匡」が新しい家事代行サービス会社を探しているとの情報が入る。父親のゴリ押しによって「津崎」の家事代行を引き受けることになった「みくり」。他人から干渉されるのが嫌いで気難しい性格の「津崎」だったが、依頼した仕事を丁寧にこなす「みくり」とはちょうどよい距離感を保ちながら、少しずつ信頼関係を築くことができていた。そんなある日、家事代行の仕事を続けたい「みくり」は、仕事としての契約結婚を提案する。テレビドラマでは「森山みくり」を新垣結衣が、「津崎平匡」を星野源が演じ、恋ダンスでも話題となった作品である。従業員と雇用主という割り切った関係から始まったはずの2人が次第に本物の夫婦になっていく姿を見て、結婚とは何なのか考えさせられるに違いない。

『のだめカンタービレ』

どんな曲でも一度聞いたら完璧にピアノで弾くことができる天才「野田恵」。「桃ヶ丘音楽大学」ピアノ科に通う彼女のあだ名は「のだめ」である。楽譜を読むのが苦手で、本能の赴くまま自由に楽しくピアノを演奏する不思議少女だ。そんな「のだめ」が一目惚れしたのは、ピアノ科の先輩でイケメンエリート音大生の「千秋真一」だった。隣の部屋に住む「のだめ」に懐かれて困惑する「千秋」だったが、次第に彼女がかけがえのないパートナーになっていく。性格のまったく異なる2人がそれぞれの才能を認め合い、切磋琢磨しながらお互いに成長していく姿が描かれている。テレビドラマでは上野樹里が「野田恵」を、玉木宏が「千秋真一」が演じている。『のだめカンタービレ』はクラシック音楽をテーマにしたマンガだが、ラブコメディ要素が含まれているおかげで音楽の知識がない人にも読みやすい作品となっている。クラシックやオーケストラに興味を持つきっかけにもなるはずだ。

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