昔ヤンチャしていた女性キャラ10選246 Pt.

昔、ちょっとヤンチャしていたけど、今では品行方正……とまでは言わなくても立派な大人の女性として生きている人間味溢れる女性キャラ10人を選び出し、ここに紹介する!!

作成日時:2018-02-26 19:00 執筆者:マンガペディア公式

昔ヤンチャしていた女性キャラ10選

出典:Amazon.co.jp

概要

ヤンチャな女性は元気で行動力がある証拠で、そのまま大人になっただけでは成長とは言えない。ちゃんと成長し、人生の重みを感じさせる、真の大人の女性キャラを10人選び出し、その各キャラのバックボーンを見て我々も成長しよう!!

『ごくせん』「山口久美子」

この作品の主人公で「白金学院」に勤務する新米教師。おさげ頭に眼鏡を掛けた地味な容姿から、うだつの上がらない気弱で生真面目な先生に見えるが、その実は、任侠集団・「黒田一家」の組長の孫娘であり、その世界に生きて来ただけの武術と胆力と行動力を持つ。自身が担任するクラスの不良少年達も、最初は主人公を見て舐めて掛かるが、その勇猛果敢な立ち回りを知るに従い、生徒たちは徐々に主人公に心酔し、クラスは良い方向に向かう。昔ヤンチャをしていたと言うと、やや方向性は違うが、任侠の精神を持ち、任侠の世界ではなく教師の道を進んだ主人公の決断には拍手を贈りたい。モンスターペアレントが問題となる時代にそんなモンスターを寄せ付けない別格にして超越した唯一無二の教師像は、斬新であり、痛快であり、魅力的である。ドラマでも人気を博し、知名度の高い作品になっている。マンガ、アニメ、ドラマのどれから入っても問題ない面白さを提供してくれる作品になっている。

『実は私は』「白神葉子」

この作品のヒロインで主人公「黒峰朝陽」のクラスメイトで意中の人。緑色の髪でナイスボディの持ち主であり、物静かで気品を漂わせていてクラスでも人気の存在となっている。しかし、その実は吸血鬼と人間のハーフであり、正体がバレると学校を辞めると親に約束しており、バレないように生活している為である。そんな学園生活の中で、遂に主人公に正体がバレてしまうが、主人公は憧れの君に近づけた喜びと別れたくない気持ちから互いに秘密を共有し、新たな学園生活が始まる。独特な世界観で展開するラブコメであるが、畏怖と畏敬の存在である吸血鬼が可愛い美少女として描かれている点が画期的で面白い。本当は、ヤンチャをしたくても出来ない現状であるが、彼女が本領を発揮する姿は……ホラー作品になりそうで怖い。ただし、この作品での吸血行為は自分の好みの相手に対してのみのコミュニケーションの一つとして扱われている。新たな設定と言えるが、悪くない。新しい吸血鬼像を描いている。

『WORKING!!』「白藤杏子」

主人公達がアルバイト先として務めるファミレス「ワグナリア」の店長。本当に経営者で上司の「音尾兵吾」が存在するが、気弱で店にあまり来ない点も含めて「杏子」さんが実質的経営者にもなっている。28歳であるが、年齢に関する話題を出すと凶暴化するので誰も触れないようにしている。基本的に働こうとせず、むしろ、その方が職場は回っている。過去に幼少期の「轟八千代」のイジメ行為から救った恩を感じ、その後、この店のフロアチーフとなった同嬢から慕われており、その「轟」さんが作る巨大パフェを食べるのが日課になっている。質の悪い客には容赦なく対応したり、昔、舎弟だった「真柴陽平」「真柴美月」が遊びに来た時に足蹴にしたり、過去のヤンチャ時代を垣間見れるシーンもあり、その過去を覗いてみたい衝動に駆り立てられるが、知らぬが仏と言う言葉もあり、人は時には知らなくても良い事もあるのだと感じさせられる。ワイルドさはあるが、クールさを身に付けた大人の女性になっている。

『SKET DANCE』「鬼塚一愛」

主人公「藤崎佑助」こと「ボッスン」が立ち上げた「学園生活支援部」通称「スケット団」に属する行動力が売りの元気娘。通称「ヒメコ」で中学時代は「鬼姫」と呼ばれ恐れられる存在であったが、高校に入り、主人公と知り合い、心を入れ替えて奉仕活動に参加する事となる。ペロペロキャンディを口に咥えた様子がタバコを咥えている姿に見えて更に伝説に拍車が掛かっている。力の使い方を正しい方向に向けたお陰で「ヒメコ」の評価は高まり「吉備津百香」からは姉の様に従われている。不器用さもあるが何事にも妥協を許さず、真っ直ぐ全力で取り組む姿勢は尊敬に値する。その熱意が裏目に出る事も決して少なくないが、その結果すら清々しくて天晴!! と褒め称えたい。そして「スケット団」の頭脳となる「笛吹和義」こと「スイッチ」を含めた3人のチームワークの良さも見事に描かれていて心地良い作品になっている。「ヒメコ」に生き様を見て、より良い人生を模索する人が増えて欲しいとすら願う。

『べるぜバブ』「男鹿美咲」

主人公「男鹿辰巳」の姉で黒髪ショートヘアでスタイルの良い美女であるが、かつては「烈怒帝瑠(レッドテイル)」と呼ばれるスケバン集団の初代総長として名を知らしめていた。現在は普通の女子大生となり、何故かアイスキャンディを片手に登場する事が多い。男勝りで喧嘩も強く、主人公の喧嘩道を育てた貢献者とも言える。この姉の存在・風体を見れば、弟の強さ・実力も自ずと計り知れる。そんな弟の強さを示すバロメータの役割でもあるが、存在感は満載で、濃いキャラと言える。特に昭和を匂わせるスケバン時代の写真が印象的でどこか心地良い懐かしさすら感じさせる。決して登場回数の多いキャラではないが、主人公の人間界での生活感を再認識させてくれる貴重なキャラであり、殺伐としたバトルシーンから解放してくれる大人の存在としても忘れてはならないキャラと言える。可能なら総長時代を描いた外伝などが登場してくれる事を望みたい。

『きまぐれオレンジ☆ロード』「鮎川まどか」

この作品のヒロインでありこの作品の顔となる美少女。主人公「春日恭介」とはクラスメイトで、何の変哲もなく見える主人公と昔、中学時代に少しヤンチャをしていた美少女の恋愛物語であるが、実は主人公は超能力者で、その超能力を用いたストーリー展開も登場するが、やはり「鮎川まどか」の美貌の前にはオマケに過ぎない。ヤンチャな姿、大人びた色気、多彩な才能、育ちの良さ、主人公を手玉に取る駆け引きの上手さなど、これ以上ないほどに魅力満載で連載当時の1980年台後半の人気女性キャラとして常に上位を維持していたのも当然と言える。更に主人公と三角関係を描く為に登場した「檜山ひかる」も魅力のある女性キャラであったが、それでも「鮎川まどか」を前にして、その牙城を崩すには至らなかった。この作品が売れたと言うより「鮎川まどか」が売れたと言っても過言ではない。なお、余談としてマンガ原作とアニメでは最終回のストーリー展開が異なるが、どちらもファンなら楽しめる内容になっている。

『とらドラ!』「逢坂大河」

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この作品のヒロインで主人公「高須竜児」のクラスメイトでもある多感な高校生。長髪で髪の量も多く、名は体を表すを地で行く「手乗りタイガー」の異名を持つほどの凶暴さを持つ。身長は低く、貧乳で、その点に触れると正に逆鱗に触れるかの如く暴れるので誰も触れないようにしている。昔ヤンチャしていたと言う過去形ではなく、主人公やクラスメイトとの交流によって徐々に女性らしさを手に入れつつある現在進行系の物語であるが、仮に女性らしさを手に入れなくても「大河」の一挙手一投足が気になって仕方ない視聴者も多い。何が魅力なのかは人それぞれによって異なるであろうが、豪速球で勝負する正統派投手ではなく、多彩な変化球を駆使する技巧派の投手を連想させる。つまり「大河」の多彩な変化球を楽しむ作品であり、その要素が満載の楽しい学園ラブコメになっている。また担当声優「釘宮理恵」の人気も後追ししているが、それもこの「大河」のキャラクター性があってこそである。

『恋するヤンキーガール』「須藤アヤメ」

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主人公「須藤アヤメ」は不良女子であるが、クラスメイトの純情男子「風間ナギ」に付き合いを迫り、半ば強制的に付き合うことになり、互いに恋愛の不器用さを晒しつつも良い感じに進んで行くラブコメ作品。不良少女が意外と恋愛に関しては純情乙女な姿を見せる作品は他にもあるが、4コママンガとしての読みやすさとスピーディな展開にどんどん読み進んでしまう。14歳の二人にしては、やや老けている感もあるが、若さとパワーで押し切って周囲の雑音は寄せ付けない。受け付けない。一つ間違えれば異性に対する新手の嫌がらせかもしれないが、主人公の純情さを見るとそんな不純な考えは消し去り、素直に主人公を応援して読むのが正しい姿勢と言える。また、主人公を応援する不良少女の仲間たちも決して嫌味がなく、清々しくて好感が持てる。こんなに真っ直ぐで一途な不良なら心許しても良いとすら思うが、ちょっと方向性が違う気もする。何にしても目の離せないキャラになっている。

『アイドルマスターシンデレラガールズ』「渋谷凛」

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この作品に登場する未来のアイドルの一人で15歳の高校生。黒髪ストレートのロングヘアと女性では高めの165cmの身長を持ち、少しツンと済ました表情から元ヤンの噂があるが、ガセネタである。また本人も積極的に否定しない所もあり、隠れ設定として存在する……と言う更に込み入った噂まである。これは本人が望んでアイドルになった為ではない点や、クールビューティーとしてガンガン前に出ようとする他のアイドル候補者達を達観視している点などから、それが生意気に見える人もいて、そんなアンチファンから悪い噂を立てているとの都市伝説もある。噂はともかく、アイドル候補となったからには、やるべき事はやり、他のメンバーとの歩調を合わせる事も忘れず、プロデューサーの提言にも素直に従う優等生であり努力家でもある。もっと笑顔を振り撒いて欲しい、もっと夢見る少女のような会話をして欲しい、もっと違う一面を見せて欲しいと言うファンも居るであろうが、それでは「渋谷凛」ではなくなってしまう。ありのままの「渋谷凛」としてアイドル道を突き進んで欲しい。

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」

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この作品の主人公で若い女性ながら過去の大戦で陸軍兵士として最前線で戦い、負傷し、両腕を義手に付ける事になる。兵士ではなく兵器として戦い抜き、人としての感情を失い、当時の上官であった「ギルベルト大佐」の「愛している」の言葉の意味を知るために終戦後、新たな人生として大佐の知人「クラウディア」が立上げた民間郵便会社に勤める事となる。そこで文字の読み書きが出来ない人達に成り代わって手紙をタイプする仕事で通称「自動手記人形」となり、人の気持ちを知り、主人公自身も人として成長して行く物語。美しい映像に目を引かれるが、内容は深く、戦争の儚さと怖さ、主人公のロボットのような無感情さが少しずつ人の心を理解し、受け入れて行くひたむきさに深く心打たれる。義手と言う受け入れ難い状況でも前向きに新たな環境で必死に生きている姿にも尊敬の念を抱く。この少女が真の人間の心を取り戻した時、それが真の戦後復興であり、終戦と言える。心の底から応援したい主人公であり、輝く未来を手に入れて欲しい。

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