真っすぐなのに不器用でうまく伝わらない。思わず応援したくなる不器用な恋を描いたマンガを10作品紹介する。
不器用な主人公にドキドキ、じれったくなったり……。一生懸命だけど不器用な恋を応援したくなるマンガを10作品紹介する。
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真っすぐなのに不器用でうまく伝わらない。思わず応援したくなる不器用な恋を描いたマンガを10作品紹介する。
男子には好かれるけど、女子には全くモテない「剛田猛男」はある日、電車内で痴漢に遭っていた「大和凜子」を助ける。小柄で可愛らしい「凜子」に「猛男」は一目惚れするのである。後日、お礼をしてくれた「凜子」の様子からイケメンな幼馴染で親友「砂川誠」を好きになったのだと勘違いする。「誠」はクールだけど優しくて頭も良くてイケメン。ゴツくて男くさい「猛男」とは正反対だ。しかも「猛男」が好きになった人はみんな「誠」のことが好きだった。そんな過去の経験から、「凜子」も「誠」が好きなんだと勘違いするのである。そして「誠」とうまく行くように応援するのだ。純粋だけど不器用な「猛男」は一生懸命「凜子」のためにと頑張るが、実は「凜子」が好きなのは「猛男」だった。猛男の優しくて正義感が強い真っすぐなところに一目惚れしていたのである。「誠」も「凜子」の思いに気付き、「猛男」との恋を応援する。ニブくて不器用な「猛男」と天然だが積極的な「凜子」の初々しい恋が始まった。
仕事が出来るだけでなく、ルックスも良く、運動神経も良い。基本的に何でも平均以上でこなすことが出来るアラサー男「関根圭一郎」は、受け身でなんとなく周りに流されて生きてきた。ある日、高校時代の同級生「紺野」に誘われ合コンに参加。そこで趣味の話題から自分の無趣味さに気づき、手芸をやってみることに。手芸用品を買うために訪れた小さな手芸用品店。そこでの店主の孫娘「如月サラ」との出会いが「圭一郎」を変えていくのである。情緒不安定だったり、編み物しながら過去の記憶が蘇って胃痛と戦ったり。一見、完璧な男「圭一郎」の残念さを感じつつある「サラ」。そして「圭一郎」は誰とでも分け隔てなく明るく接する「サラ」に惹かれ、これが初恋だと気づく。自分からアプローチするのも初めてだ。戸惑いと不安だらけではあるが「圭一郎」なりに努力する。しかし、「圭一郎」もいい大人である。好きという気持ちだけで行動することは出来ず、簡単にどうにかなるわけもない。うまく交わらない「圭一郎」と「サラ」の気持ち。現れるライバル。それぞれが真っすぐな恋が出来ず不器用に絡まるのである。
社会人で26歳の「桃瀬成海」は、腐女子であることが彼氏にバレて振られてしまう。その元カレと職場が一緒だったため、顔を合わせづらくなった「成海」は転職するのである。その転職先で再会したのは幼馴染の「二藤宏嵩」だった。「宏嵩」も「成海」と同じくヲタクである。お互いの趣味を隠すことなく付き合える友達だ。ある夜、一緒に飲みに行った2人。そこで現実の恋はうまくいかないと弱音を吐く「成海」。それを聞いた「宏嵩」はずっと好きだった「成海」に自分と付き合うメリットを説く。それに魅力を感じた「成海」は付き合うことを了承するのだ。ゲームなら分岐点も間違えないし、セーブしておいてやり直すことも出来るが、現実はそうもいかない。友達だったことには悩まなかったことが出てきてしまう。2人の同僚で同じくヲタクの「小柳花子」と「樺倉太郎」と交流を深めつつ、時には助けてもらいながら、ヲタクならではトークを繰り広げる。ゲームなら迷わないのに現実は不器用な2人が、真面目な恋をすることが出来るのか。
勉強してばかりでトップの成績を取ることにしか興味を持たない「水谷雫」は高校入学したばかり。ある日、担任から空いている隣の席のクラスメイト「吉田春」にプリントを届けるようにと頼まれた「雫」。「ハル」は入学式の日に事件を起こし停学処分を受けていたが、その停学期間を過ぎても登校してこない問題児なのだ。プリントを届けに来た「雫」を気に入った「ハル」は「雫」に懐く。戸惑いを見せる「雫」だったが、「ハル」の純粋さに惹かれて構うようになるのだ。「雫」のおかげで登校し始めるが、初日から暴力事件を起こしていたのでまわりからは恐れられていた。だが、「ハル」の成績は「雫」より上で顔もイケメン。女子からは目の保養とされていた。勉強第一でまわりに無関心だった「雫」と、友達はほしいが人付き合いが極度の苦手である「ハル」。友達もいなかった不器用な2人が出会って、仲良くなっていくことで変わっていく感情と人間関係。悩んだり傷ついたりしながらも、友達になった「あさ子」と「ササヤン」や「ハル」をライバル視する「ヤマケン」たちの助けもありながら成長していく。
容姿端麗、文武両道、しかも親は大手の社長。完璧だと自負していた小学生「柳尚人」の前に現れた転校生「九条美琴」は、自分以上だった。勉強も運動も「九条」のほうが上。更には家庭的。そんな「九条」に初めての敗北を感じた「柳」は、必ず「九条」に勝つと心に誓うのである。ある日、偶然聞こえた「惚れたほうが負け」という言葉にこれだと思い、「九条」を自分に惚れさせることを計画するのだった。それから10年。ライバル心が次第に恋に変わっていた。だが、未だに惚れさせることが出来ない。まわりからは完璧な男だと思われているが、恋愛の、「九条」のこととなるとヘタレで不器用だったのだ。そのうえ「九条」も鈍いため、空回りばかり。そんなある日、「九条」は「柳」が友達と仲良く歩いているところを見てショックを受ける。だが、それは「柳」が大事な友人だからだと言う「九条」。それを聞いた「柳」は「九条」にラストゲームを持ちかける。「九条」に気持ちを自覚させたら「柳」の勝ち。そして自分が勝ったら左手の薬指に指輪をはめてほしいと言うのだ。しかし、意味が伝わってない「九条」。果たして2人のラストゲームはどうなるのか。
小学生の時にクラスメイトから罪をなすりつけられたことがトラウマになった「橘めい」は、高校生になっても人を信じることが出来ず心を閉ざしていた。学校で人と話すことをしない「めい」は、女子たちからは冷たい目で見られており、友達もいなくていつも一人だったのである。ある日、階段でクラスメイトの「中西健志」からスカートを捲られた「めい」。しかし、咄嗟に回し蹴りしたのは学校一のイケメン「黒沢大和」にだった。「めい」の近くにいた「大和」を犯人だと勘違いしたせいだったのだが、「大和」はそんな「めい」が面白いと気に入る。積極的に絡んでくる「大和」に戸惑いが隠せない「めい」だったが、バイト先のお客さんからストーカーに合ってしまう。友達のいない「めい」は、恐怖から「大和」に助けを求めるのだ。助けに来た「大和」はストーカー撃退のために「めい」にキスをする。ストーカーは去っていったが、初めてのキスを突然奪われ動揺し気になり始めてしまう。しかし初恋で不器用な「めい」はうまく行動できないのだ。なぜかストーカーのような行動してしまった「めい」を可愛いと思う「大和」は、再びキスをする。不器用な「めい」とモテ男「大和」の恋の行方は……?
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クラスメイトに名前を間違われるくらい地味な高校生活を送っている「市村恵莉子」には楽しみがあった。それは、爽やかでかっこよくていつも笑顔で紳士的なモテる男「近江章」こと「オミくん」で妄想を膨らまし、SNSでつぶやくことである。ある日、そんなイケメン「オミくん」の裏の顔を知ってしまう。動揺した「恵莉子」は逃げ出すが、その際にスマホを落としてきてしまうのだ。それを届けてくれた「オミくん」は、さらっと「恵莉子」のことを「エリー」と呼んできた。「エリー」とはSNSでの名前。恋わずらいのエリーとしてつぶやいていたそのつぶやきを見られてしまったのである。そのうえ、つぶやきに出てくる妄想男子が俺に似てるとまで言われてしまうのだ。完全に引かれると思っていた「恵莉子」だったが、変態妄想女子を面白がる「オミくん」に、これは2人だけの秘密だと言われ、さらに妄想が捗るのだった。それを機に「オミくん」と関わることが増えた「恵莉子」は、次第に「オミくん」に惹かれていく。だが、妄想と現実は別物だ。一生懸命な「恵莉子」に意識し始める「オミくん」も実は恋に不器用だった。そんな2人の恋が始まったのである。
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クラスメイトの「豊」から告白されて、顔がいいからと言う理由でOKした「椿」。しかし、1か月経ってもメールは全然こないし、一緒に帰っても会話がなく、スキンシップもない。完全に間違ったと思った「椿」は、別れようと決める。ある日、初めて一人暮らしの「豊」の家で料理をすることになった「椿」は一緒に買い物するためスーパーへ。いつものように買い物をする「椿」に嬉しくなった「豊」は、つい素が出てしまって動揺する。実は「豊」の今までの態度は、ただ不器用なだけだったのだ。メールがこないのもどう返すべきか悩み過ぎて何時間も経ってしまい送れなくなってしまっていたり、会話がないのもいろいろ考え過ぎてしまうから。家に呼ぶくらいだから下心があるのかと思っていたけど、ただ純粋に料理好きな「椿」のご飯が食べてみたかっただけ。そんな「豊」を可愛いと思った「椿」は、なんとなくで付き合い出した「豊」のことを好きになっていくのである。純粋で不器用すぎる「豊」と、その純粋さに惹かれていく「椿」の純粋すぎる恋が描かれている。
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自他ともに認めるモテ男「桐生」だったが、あまり女子に興味はなかった。しかし、そんな「桐生」が恋をしたのだ。「葉月」は純粋で真っすぐな女の子。キャーキャー言う女子たちに囲まれる「桐生」を見ても、「桐生」はおひさまみたいにキラキラしてると笑顔で言う子だった。いつから好きになったのかわからない、こんな気持ち初めてだ。「葉月」の言動にドキドキしてしまう「桐生」はつい空回ってしまうのである。そんなある日、席替えが行われた。せっかく「葉月」と前後の席だったのにと落ち込む「桐生」だったが、自分で席を選ぶ方式の席替えだったため、また同じ席にすると「葉月」に宣言する「桐生」。そして、また同じ席を選んでくれた「葉月」に告白を決心する「桐生」。だが、せっかく待ち伏せていたのに用意した言葉が出てこないのだ。かっこつけたいのに「葉月」の前では全然うまくいかないのである。不器用すぎる「桐生」と「葉月」の純粋な恋がの行方は果たしてどうなるのか。
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生まれてきてから20年間、モブ(脇役)として過ごしてきた「モブ子」こと「田中信子」が初めて恋をした。その相手はバイト先の人である。困っている人がいれば助けてくれる優しい「入江」に惹かれていたのだ。しかし、出会って1年経っても未だに会話も少ないし、連絡先も交換していない。そんなある日、新しくバイトに入ってきた女の子「阿部」。コミュ力が高く、素直に言葉を口にできる彼女に素直に憧れる「モブ子」だった。引っ込み思案で、自分は相手の様子ばかり気にしてしまい、声をかけることすら躊躇ってしまう。結局は何も伝えられず終わることが多い「モブ子」。だけど、「阿部」が入ってきたことをきっかけに、言葉にしないと伝わらない思いがあると自覚。同じ空間にいられるだけでも幸せと思っていた「モブ子」が、「阿部」の気遣いもあり少しずつだが距離を縮めていこうと努力し始めるのである。些細なことでさえ、考え過ぎて行動できない不器用さを持つ「モブ子」とクールで頼れる「入江」の地味だけど温かい初恋模様がバイト先の仲間たちの協力で揺れ動いていく。
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