秋葉原(アキバ)関連オススメ漫画5選!43 Pt.

戦後、ラジオのパーツを中心に扱う電子部品店が集まったことをきっかけに、電気街として発展した秋葉原。現在はゲーム、模型、フィギュア、同人誌といったオタクカルチャーの中心地としても世界的に名の知れた場所となっている。今回はそんなアキバに関連した漫画5作品をピックアップ。

作成日時:2019-04-22 10:00 執筆者:マンガペディア公式

秋葉原(アキバ)関連オススメ漫画5選!

出典:amazon


『電車男~ネット発、各駅停車のラブ・ストーリー~』

『電車男~ネット発、各駅停車のラブ・ストーリー~』

出典:小学館

ネットでの様々な助言を受けながら展開される、恋愛経験ゼロのアキバ系オタク男性と、一般女性の恋愛模様を描いたラブ・ストーリー。インターネットの巨大掲示板「2ちゃんねる」の「独身男性板(通称:毒男板)」で実際に投稿された「電車の中で酔っ払いに絡まれた女性を助けてお礼を言われた」という書き込みに端を発する、一連の流れを綴った書籍「電車男」を元にしたコミカライズ作品。原作者の「中野独人」は、特定の個人を表すものではなく、いわゆる「電車男」スレッドの参加者全員の共有名義に近い。

主人公・電車男は、フィギュアとアニメが大好きなアキバ系オタクのサラリーマンだ。22歳で年齢=彼女いない歴の彼は、電車で周囲に当たり散らす酔っ払いに遭遇。隣に気になる女性が座っていたこともあり、彼は勇気を振り絞って酔っ払いを制止しようと試みる。周囲の乗客たちの協力でどうにか事態は収拾。乗客たちと共に交番で事情聴取を受けた電車男は、隣に座っていた女性に連絡先を教えた。すると後日、電車男の元に彼女からお礼として、エルメスのティーカップが届けられる。ところが恋愛経験ゼロの電車男は、彼女に対してどのようにアプローチして良いのか見当すら着かない状態。そんな彼の書き込みに対して、「2ちゃんねる・毒男板」の住人たちは様々なアドバイスを与える。かくして、掲示板上で「エルメス」という仮名で呼ばれようになった女性と、電車男の恋愛模様は、毒男板の住人たちに見守られながら進んでいくことになる。


『妖怪少女 -モンスガ-』

『妖怪少女 -モンスガ-』

出典:集英社

霊能力を持つ青年がひょんなことから妖怪の少女と出会い、日常に潜む怪異に立ち向かっていく様子を描くファンタジーバトル・ラブコメディ。主人公・西水流八喜は、秋葉原で働くフリーター。彼は子供の頃から霊感があり、幽霊を当たり前のように見てきた。そんな彼は、轆轤首の少女・綾辻 轆花との出逢いをきっかけに、妖怪たちが引き起こす様々な騒動に巻きこまれていく。

主人公・西水流八喜は、生まれつき類い希な霊感を持ちながら、その能力を活用することもなく秋葉原のガジェット屋でバイトをする青年だ。そんな彼はある日、綾辻轆花という少女と出会い、急速に仲を深めていく。ところが彼女は人間ではなく、轆轤首の妖怪だった。轆花は人間に仇成す存在ではなく、純粋に八喜に好意を抱いている。ただし妖怪の中には、悪意を持って人間を襲う者もいる。轆花の正体を知ったことをきっかけに、八喜の周辺には様々な妖怪が出現。やがて彼は、秋葉原でコスプレ占い師を生業とする千歳屋梛の依頼を受け、人間に悪意を持つ妖怪の退治を行うことになる。アキバ系のポップカルチャーを絡めながら展開する、ユニークな妖怪バトル・ラブコメディだ。


『AKIBA'S TRIP』

『AKIBA'S TRIP』

出典:KADOKAWA

2011年に発売された、秋葉原を舞台とする同名アクション・アドベンチャー・ゲームのコミカライズ作品。主人公・田中アキヒロは大学受験に失敗し、現在一浪中の予備校生。ある日彼は、秋葉原で「カゲヤシ」と呼ばれる吸血鬼に襲われ瀕死の重傷を負う。だが彼はカゲヤシの少女・文月瑠衣に血を与えられ、カゲヤシの眷属として復活。カゲヤシの脅威に対抗する国内情報調査機構(NIRO)のエージェントとして活躍していく。

主人公・田中アキヒロは、コスプレが趣味でアキバ系カルチャーにどっぷりとハマったオタクである。彼は秋葉原をこよなく愛し、同好の士と共に「秋葉原自警団」のメンバーとして活動している。この自警団のたまり場で、アキヒロは吸血鬼が秋葉原を徘徊しているという噂を耳にする。新手のオタク狩り程度に考えていたアキヒロだが、その噂は真実だった。不幸な巡り合わせから、吸血鬼(カゲヤシ)の眷属となったアキヒロは、人間とカゲヤシの争いの渦中に放り込まれることとなる。カゲヤシは高い身体能力を持つが日光に弱く、肌に直接日光を浴びると弱体化する。そのためカゲヤシを倒すためには、彼らの服を脱がして日光を浴びせる必要がある。かくしてアキヒロは脱衣の技を磨き、秋葉原で繰り広げられるカゲヤシとの戦いに身を投じることになる


『STEINS;GATE』

『STEINS;GATE』

出典:KADOKAWA

5pb.からリリースされたアドベンチャー・ゲーム「科学アドベンチャーシリーズ」の第2作「STEINS;GATE」を元にしたコミカライズ作品。主人公・岡部倫太郎は、秋葉原で活動する科学サークル「未来ガジェット研究所」のリーダー。彼は、メンバーの橋田至、椎名まゆりらと共に、厨二病的な妄想三昧な日々を過ごしていた。そんな彼らの日常は、ある偶然の発明をきっかけに大きく変化していくことになる。2011年にTVアニメ化、2013年に映画化。

主人公・岡部倫太郎は東京電機大の1年生だ。彼は秋葉原にアパートを借り、大学とは無関係な私的サークル「未来ガジェット研究所(ラボ)」を創設。岡部はそこで狂気のマッドサイエンティスト・鳳凰院凶真を名乗り、仲間と共に厨二病的な妄想と奇天烈な発明品にまみれた日々を過ごしていた。そんなある日、岡部は米国の大学を17歳で卒業した天才少女・牧瀬紅莉栖と出逢う。初対面のはずの牧瀬だったが「さっき私に何を言おうとしたんですか?」と岡部に奇妙な問いかけをする。彼女を煙に巻いてその場を立ち去る岡部だったが、直後謎の悲鳴が響き渡る。駆けつけた部屋で岡部が目にしたのは、血だまりに倒れる牧瀬の姿だった。この不可解な出来事を境に、岡部の孤独で過酷な戦いが始まる。全ての鍵は、未来ガジェット研究所が偶然開発してしまった、「過去にメールを送ることができる」発明品…すなわち、「タイムマシン」が握っていた。


『アキバタリアン』

『アキバタリアン』

出典:講談社

ゾンビに支配され荒廃した秋葉原で、生き残りを賭けて戦うオタクたちの奮闘を描いた、ユニークなサバイバル・パニック漫画。主人公・コーヘイは、「LDZ」シリーズというゾンビゲームが得意なオタク少年。彼はアイドルオタクの友人・タケルと共に、「LDZ4」の発売イベントに参加するため、秋葉原にやってきた。ところが、イベント直前に原因不明のゾンビ・パンデミックが発生する。ゾンビは周囲の人間に噛みついて瞬く間に増殖。阿鼻叫喚の地獄と化した秋葉原で、コーヘイたちのサバイバル劇が幕開く。

本作は、秋葉原を舞台としたゾンビ・パニック作品だ。主人公・コーヘイは、ゾンビゲームが得意な上に、ジョージ・A・ロメロの「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」を筆頭に数々のゾンビ映画を観てきたゾンビオタク。コーヘイは一部のゾンビ作品は、真実を元にした人類への警鐘と信じている。その真実はともかく、作中で登場するゾンビの行動パターンの多くは映画通り。コーヘイはゾンビオタクとして培ってきた知識を活かし、様々な困難を乗り越えていく。さらに、パニック発生時に偶然出逢ったスギタはミリタリーオタク。彼のサバイバル技術も、コーヘイたちにとって頼もしい力となる。また、舞台となる秋葉原は、言わずと知れた日本一の電気街。太陽光発電機に監視カメラ、盗聴器など、役立つアイテムが盛りだくさん。オタクたちの知識と技術を活かしたアキバ系サバイバル劇は、従来のゾンビ作品とはまたひと味違った面白さがある。


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