そろそろお年頃…いや、老化は進化だ!オススメ漫画5選25 Pt.

日本の高齢化が進むにつれ、高い年齢層の登場人物にスポットを当てた漫画の需要が高まってきた。年齢を重ねたキャラは、若いキャラとはまた違うメッセージを読者に届けることができる。今回は、壮年以上の主人公が活躍する漫画を5つ紹介していく。

作成日時:2022-01-09 19:00 執筆者:マンガペディア公式

そろそろお年頃…いや、老化は進化だ!オススメ漫画5選

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『まったく最近の探偵ときたら』

『まったく最近の探偵ときたら』

出典:KADOKAWA

元名探偵のおじさんと押しかけ高校生助手のドタバタな日々を描いた、探偵ギャグコメディ漫画。10年前、名雲桂一郎(なぐもけいいちろう)は数々の難事件を解決に導き注目されていた名探偵だった。しかし35歳となった現在、名声は過去のものとなり、家賃の支払にも苦労するほどに落ちぶれてしまっている。それでも「名雲探偵事務所」の所長として探偵業を続けていた彼のもとに、探偵になりたい女子高校生・中西真白(ましろ)が押しかけてきた。真白に押し切られる形で、名雲は彼女とコンビを組むことになる。

高校生探偵・名雲桂一郎は、どんな難事件も即解決してしまう凄腕の探偵だった。しかし、マスコミから注目され、女性たちに囲まれていた栄光の日々は遥か彼方。今存在しているのは、世間の流行に乗り遅れ年齢と共に押し寄せてきた体の衰えに悩まされる、うだつの上がらないおじさんだ。そんな名雲のもとに、探偵に憧れる少女・中西真白が現れ、自分を助手にしてほしいと言い出す。今時の高校生に探偵は務まらない、そう考えて助手の受け入れを断る名雲だったが、真白に諦める様子はない。フィジカルにステータスを全振りしたようなアクティブ少女・真白にグイグイと押され、名雲は彼女に振り回される日々を送ることになる。凸凹な2人のハイテンションなやり取りが面白い作品だ。


『47歳、V系』

『47歳、V系』

出典:講談社

加齢に悩むV系バンドボーカルとそれを見守るマネージャーが織りなす、アンチ・エイジング・ヴィジュアル・アポカリプス漫画。主人公は伝説のV系バンドのカリスマボーカル・美獣鴉琉荊(ミシシカルケ)。多くのファンたちを熱狂の渦に巻き込んできた彼は、V系の道を突き進んだまま47歳になっていた。V系のカリスマボーカルとしてファンの夢を壊してはいけないのに、容赦なく襲いかかってくる加齢による問題の数々。そんな美獣を、マネージャーの金治(きんじ)が生暖かく見守る。

美獣鴉琉荊の職業は「偶像(ヴィジュアル・アーティスト)」だ。纏う暗黒美で、監獄(現世)に生きる囚人(ファン)たちを心地よく惑わせ「美しい悪夢」を売るのが仕事である。だからこそ、老後のお金を気にしているとか、加齢臭を気にしているとか、青汁を飲んでいるなんてことは、絶対に外で口には出せない。しかしそんな美獣のことを、いつも行動を共にしている女性マネージャー・金治は当然ながら知っている。だからこそ、そろそろ枯れ専タレント路線に移行しようとアドバイスしているのだが、いくつになってもV系にこだわりたい美獣は首を縦に振らない。美獣はどこまで襲いくる加齢の波に抗い続けることができるのか。美獣の奮闘を金治と共に見守ろう。


『じいさんばあさん若返る』

『じいさんばあさん若返る』

出典:KADOKAWA

若返ってイケメンと美女になったおじいさんとおばあさんが織りなす、お騒がせおしどり夫婦コメディ漫画。物語の主人公は、青森でリンゴ農家を営む老夫婦・正蔵とイネ。2人は50年の時を仲睦まじく寄り添って生きてきた。老い先は長くなく、今更できることも少ない。正蔵はこれまで幸せだったがただ1つ、若い頃にイネのしたいことをさせてあげられなかったことを悔いていた。そんなある日、2人が目を覚ますと、何故か体が若い頃に戻っていた。

若い頃は貧乏で、イネを新婚旅行にも連れて行ってあげられなかった正蔵。忙しくどんどん年老いて、それでもイネは50年、正蔵についてきてくれた。やりたいこともあっただろう、好きな服を着て街を歩きたかっただろうに、文句も言わず傍にいてくれたイネに何もできず、正蔵の胸には後悔ばかりがのしかかる。そんな想いが作用したのか、ある日目を覚ますと、正蔵とイネは若かりし頃の姿に戻っていた。その日から、若返った2人の新しい生活が始まった。本作の魅力は、若返りを普通に受け入れた本人たちとその周囲が繰り広げるほっこり愉快なやり取りと、正蔵とイネの胸キュンなシーンだ。長年連れ添って穏やかな愛を育んだ2人が、若返ったことで恋のときめきを思い出す様子は必見である。


『辺境の老騎士 バルド・ローエン』

『辺境の老騎士 バルド・ローエン』

出典:講談社

「小説家になろう」で生まれた新感覚ファンタジーノベルのコミカライズ作品。物語の舞台となるのは、キージェルと呼ばれる魔獣の脅威から逃れるため、人間たちが建てた「大障壁(ジャン・デッサ・ロー)」に囲まれる世界。そこで魔獣と戦い続けてきた老騎士バルド・ローエンは、地位も名誉も金も返上して、1人で旅に出た。彼の旅は愛する者のためであり、美味しい食事のためであり、死に場所を得るためのものだ。しかしその旅は、バルドの新たな冒険の幕開けだった。

「大障壁」にある唯一の切れ目に存在するパクラ領。その領主であるテルシア家は、代々魔獣が壁の中に侵入することを阻む役目を務めている。バルドは、パクラ領の騎士であり、領民からは「人民の騎士様」と呼ばれ尊敬されてきた。バルドが魔獣と戦い続けて数十年。彼は全てを捨てて、死に場所を探す旅に出る。思うままに各地を渡り歩き、美味しいものを食べ、初めて見る美しい景色に感動するバルド。のんびりとした紀行ものかと思いきや、バルドは旅の中で大領主コエンデラ家が引き起こす争いに巻き込まれていく。権力争いや姫と騎士の関係といった王道要素にグルメ要素を絶妙にミックスさせた新感覚の作品。主人公のバルドが老齢であるからこそ滲み出る渋さも、本作の大きな魅力の1つだ。


『じじいくじ ~元最強刑事の初孫育児~』

『じじいくじ ~元最強刑事の初孫育児~』

出典:KADOKAWA

現役を引退した元最強の刑事が初孫の育児に挑む育児漫画。数々の事件や難題をその剛腕と捜査力で次々に解決し、街のならず者たちから「鬼鉄(おにてつ)」と恐れられた男がいた。その最強の刑事の名は、小林鉄男(てつお)。現役を引退した彼は今、新たな重要任務に就いていた。初孫の育児である。鉄男は子供を生んだばかりの娘を支えるため、そしてかわいい孫を健やかに成長させるため、孫をお風呂に入れたりおむつを替えたり、慣れない仕事に積極的にトライしていく。

数々の修羅場を潜ってきた鉄男だが孫の世話をするのは初めての経験であり、孫との触れ合いは凶悪犯と相対するのとはまた違う緊張感がある。そして新生児育児は、鉄男が刑事として事件を追っていたときと同じかそれ以上に忙しく過酷だ。本作の魅力は、鉄男を通して育児の大変さ、母親の大変さのリアルを知ることができるところだ。お風呂に入れるのも眠らせるのも一苦労なら、親が寝る時間を確保することも一苦労。育児の過酷な面が描かれ、人間1人を育てることがいかに重労働かがわかる。しかし、本作は育児のリアルに触れながらも、重たい描き方はされていない。登場人物たちのコミカルな様子を楽しみながら、その中で育児に対する姿勢を学ぶことができるようになっている。


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