1968年に創刊された女性向けマンガ雑誌『少女コミック』は現在も『Sho-Comi』という名で発行されている。今回は90年代に『少女コミック』を読んでいた人たちに向けて、懐かしの作品をとりあげてみた。
『少女コミック』で90年代に連載された少女マンガ5作品を今回はとりあげる。アラフォー世代にとって懐かしいと思える作品を選んでみた。
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1968年に創刊された女性向けマンガ雑誌『少女コミック』は現在も『Sho-Comi』という名で発行されている。今回は90年代に『少女コミック』を読んでいた人たちに向けて、懐かしの作品をとりあげてみた。
幼い頃から仲のいい双子の姉妹「流水(るみ)」と「流風(るか)」は同じ高校の陸上部に所属していた。二人とも陸上部の先輩「当麻 克之」に憧れていた。そして「流風」だけが「克之」に告白される。失恋した「流水」だったが、「流風」を祝福してくれた。しかし、週末に行ったハイキングで、古代の墳墓を見つけ「流水」と「流風」は事故に合う。それから二人の運命が大きく変わっていくのだった。サンスペンスタッチで描かれる物語に毎号ドキドキハラハラした読者も多かったのではないだろうか。超能力のせいで性格が激変した「流水」が怖いと思った人もいただろう。
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元男子校の五千石高校に転校した「倉石 緑」は泣き虫な女の子。しかも女子は「緑」だけ。教室は学ラン姿の男子ばかり。その上、隣の席の男子、「卓見 悦郎」は見るからに怖そう。そして今日も担任の「咲坂」と「卓見」の殴り合いのケンカが始まった。ビビりまくる「緑」はついに泣いてしまうのだった。はたして「緑」に幸せな高校生活は訪れるのか? 個性的なキャラばかりの学園ラブコメディ。「タイマン」という言葉をこの作品で知った少女たちもいたのではないだろうか。笑って泣けてまた笑える作品。
身寄りのない「樋口 飛鳥」(16)は、父親を捜して北海道から上京し、「須藤」家に転がり込む。そこにいたのは「飛鳥」と異母兄妹になる「須藤 真斗」(15)と「須藤 和沙」(14)。父親の姿はなく「真斗」と「和沙」だけで暮らしていた。父親は「真斗」と「和沙」が通う「清領学園」の理事長らしいが、「真斗」と「和沙」も会った事がなかった。ブラコンの「和沙」に邪魔されながら「飛鳥」は「真斗」と「和沙」と暮らし始めるのだった。はたして「飛鳥」が父親に会える日はくるのか? 「渡瀬 悠宇」のラブコメ決定版! ちょっとエッチで笑える作品にドキドキした読者も多いはず。
食べる事が好きな受験生「夕城 美朱」は母親の為に名門進学校を目指していた。図書館で親友の「本郷 唯」と勉強をしていた所、書庫で「四神天地書」を見つける。その本には読めば願い事が叶うと書いてあった。早速、「唯」と一緒に読み始める「美朱」。地震が起こり、気づくと「唯」と一緒に別世界にいた。そこで額に鬼の字がある青年「鬼宿」に助けられるのだった。古代中国に似た異世界での「美朱」の壮大な冒険が始まるのだった。恋愛あり、友情あり、笑いありとボリューミーな内容で楽しめる。この作品はアニメ化もされた。
バレエ好きの高校一年生、「萩野 七生(ななみ)」は東京のバレエ学校に入団させて欲しいと父親に頼んでいた。しかし、父親は「七生」の舞台を見る前に倒れてしまう。「七生」を東京に行かせてやって欲しいという言葉を残して父親は急死するのだった。たまたま「七生」の舞台を観ていた演出家の「神 真之」は「七生」の役者としての素質を見抜き、「七生」を上京させ、自身の劇団に入団させるのだった。「七生」の舞台女優としての人生が幕を開ける! 劇団員に妬まれながらも女優として成長していく「七生」の姿に勇気をもらった人もいるだろう。また小劇団の内部事情などもドラマティックに描いていて面白い作品。
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