i・ショウジョ+

i・ショウジョ+

高山としのりの『i・ショウジョ』の続編。大筋は前作と変わらず、願望を叶える機能を持つ魔法のアプリを託された少年少女たちが、気になる異性のために奮闘する姿を描くオムニバス形式のラブコメディとなっている。お色気シーンが多分に盛り込まれており、特にコミックス第5巻収録のエピソード「リブラ」「バトル」「選択肢」は、内容の過激さゆえに、掲載されていた「少年ジャンプ+」上で公開停止の措置を取られた。「少年ジャンプ+」2014年1号から2017年21号にかけて連載された作品。

正式名称
i・ショウジョ+
ふりがな
あいしょうじょぷらす
作者
ジャンル
ラブコメ
関連商品
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あらすじ

第1巻

関西地方から威風音学園へ転校してきた三国喜平は、お笑い芸人を目指している。転校して早々、喜平はとなりの席に座る四央寺真白に一目ぼれをし、「喜怒哀楽を見せない真白を笑顔にさせる」という目標を立てる。そんな喜平の前にアイビスが現れ、「マグネット」という魔法のアプリを託す。「マグネット」のおかげで喜平は真白と自然に会話ができるようになるが、同時に大きなトラブルも巻き起こしてしまう。二人のあいだにすれ違いが生じ、ついに喜平は真白から迷惑がられ、距離を取られてしまう。そんな中、喜平は真白の弟の四央寺百兎が病気で入院しており、手術を拒否している状況を知る。喜平は「マグネット」の力を使い、百兎が手術を受けるきっかけをつくろうと奮闘するが、空回りしてばかりでなかなかうまくいかない。(エピソード「マグネット」「引力」「キズナ」。ほか、5エピソード収録)

第2巻

穂中甲は両親が忙しく、実質的に一人暮らしをしている状態だった。そんな甲はある日の晩、自宅の庭に全裸のエレノラが倒れている姿を発見する。記憶喪失で行き場所のないエレノラを甲は自宅へと招き、記憶が戻るまで同居生活をスタートさせる。久しぶりの共同生活に甲は喜びを覚え、エレノラも料理を振る舞うなど楽しい時間を過ごしていた。そして、いつしか二人は互いを異性として強く意識し合うようになる。平和な日常が過ぎていく中、魔法のアプリの研究組織「PARMS」の構成員の今宮通から、甲とエレノラは襲撃を受ける。その際、エレノラは自身が人間ではなく、魔法のアプリや使徒のアプリにかかわる生命体である事実を思い出す。そして甲とエレノラは魔法のアプリ「プリクラ」を使用し、今宮に立ち向かう。(エピソード「異邦人」「記憶」「L」「ホントの気持ち」。ほか、4エピソード収録)

第3巻

バレンタインデーの前日、黒木翼は女子生徒からのチョコレートが欲しいと渇望していた。そんな中、翼が適当にスマートフォンを操作していたところ、偶然にアイビスとコンタクトが取れてしまい、魔法のアプリの「チョコレート」を託される。翼は意味がわからないままアプリの設定を「チョコレートが欲しい」に設定し、バレンタインデー当日の朝を迎える。翼が登校をすると、威風音学園中にあるチョコレートが翼に飛んでくるトラブルへと発展。意味がわからないまま、翼が大混乱になった学園内を逃げ回っていると、同じクラスの聖翡翠と鉢合わせる。なんとか空き教室に逃げ込んだ二人だったが、恐ろしい形相をしたチョコレートの怪物に襲われ、翡翠は制服を脱がされてしまう。(エピソード「チョコレート」「バレンタインデー」。ほか、7エピソード収録)

第4巻

とある休日、デートを楽しみにしていた宮尾銀子だったが、彼氏の岡尻鉄太はひどいカゼを引いてしまう。急きょデートはキャンセルになり、心配した銀子が鉄太の自宅を訪れると、一人熱で苦しむ鉄太がいた。銀子は鉄太を看病しようと奮闘するものの、鉄太に対して毒舌を吐いたり、簡単な料理を失敗してしまったりとうまくいかない。銀子は「どうすればうまく看病できるのか」とスマートフォンで検索していると、偶然にもアイビスを呼び出してしまう。アイビスから魔法のアプリの「ナースキャップ」を託された銀子は、セクシーな服装の看護師に変身し、完璧な看護を行う。しかし、検温のためにおでこ同士をつけるなどスキンシップは激しいものばかり。さらに体を温めるという名目で、魔法のアプリによってきわどい水着姿に変身した銀子は、そのまま鉄太の布団の中へと潜り込む。(エピソード「デート中止」「ナースキャップ」。ほか、8エピソード収録)

第5巻

真田忠には幼なじみの美人姉妹の右佐珊瑚右佐琥珀がいる。幼い頃の忠は、自分をかわいがってくれる右佐姉妹の行動を好意的に受け取っていた。しかし高校生になった忠は、周囲から右佐姉妹との関係を冷やかされるようになる。ついに我慢ができなくなった忠は右佐姉妹に対し、もう構わないでほしいと突き放してしまう。忠に対して異性としての好意を抱いている右佐姉妹は、アイビスから魔法のアプリの「リブラ」を託され、一週間で忠の心を射止めた者が彼女になるというバトルを開始する。これまで二人を姉だと慕っていた忠だったが、右佐姉妹からの色仕掛けによって、次第に心がゆらぎ始める。そして最終日、忠と右佐姉妹はキャンプをすることになる。テントの設営をしている途中で、忠は川に落ちておぼれてしまう。右佐姉妹は今すぐどちらかを選べば魔法のアプリの力によって助かるのではないかと、忠に今すぐ決断をするようにせまる。そんな中、忠はふと、過去に一度だけ、2本に割ることのできる棒アイスの片方を右佐姉妹のどちらかに渡したことを思い出す。(エピソード「リブラ」「バトル」「選択肢」。ほか、5エピソード収録)

第6巻

自己評価が極めて高い五朗藤嵐は、自分に合った完璧な彼女が欲しいと願っていた。嵐は幼なじみの七星みかんにもかわいらしいとは感じているものの、本人が天然ボケなこともあり、彼女候補としては意識していなかった。そんな嵐は自身の野望を叶えるため、アイビスに接触。アイビスから魔法のアプリの「キャラクタークリエイト」を託され、完璧な外見を持つ彼女として加藤ビアンコを生み出す。しかし、ビアンコの内面は嵐が適当にパラメーターを割り当てたため、優しさに欠けていたり、みかんに対して攻撃的だったりとトラブルが絶えない。パニックに陥った嵐は内面だけでなく外見の設定も操作してしまう。すると小さな手のひらサイズになったビアンコはみかんの服の中に入り込み、そのままいたずらを開始。嵐はビアンコの暴走を阻止しようとみかんの体に触れると、いつもは温厚なみかんが怒りをあらわにする。(エピソード「キャラクリ」「理想の彼女」。ほか、7エピソード収録)

第7巻

極めて裕福な家庭に生まれ育った鬼ケ島賀太郎は、「世の中は金の力でなんとでもなる」という考えを持っていた。そんな中、賀太郎は好意を抱いているクラスメートの持田きなこの実家でもある、ラーメン店「竜宮(りゅうぐう)」が経営危機に陥っていると聞く。賀太郎はきなこの実家に融資を持ち掛けるが、きなこはバカにしないでほしいと突っぱねる。賀太郎はきなこへの愛情とは別に「竜宮」のファンでもあり、このまま閉店すると困ると頭をかかえる。すると賀太郎の前にアイビスが現れ、魔法のアプリの「ジョブズ」を託される。こうして「ジョブズ」を手に入れた賀太郎、きなこ、きなこの父の三人で力を合わせ、「竜宮」は復活の兆しを見せる。しかし、賀太郎の婚約者で悪徳な不動産会社を経営する砂原豹の介入により、「竜宮」は再び窮地に追い込まれてしまう。(エピソード「お金がある!」「ジョブズ」「たったひとつの」「冴えたやりかた」。ほか、9エピソード収録)

第8巻

坪井カナリアの友達である更田とまとは、最初は売れないアイドルだったものの、着実にステップアップしていた。そんなとまとの姿を見ていたカナリアは、嬉しさを覚えると同時に自分から離れていく寂しさを抱える。カナリアは従妹の黒木翼に複雑な心中を相談をすると、寂しさは恋愛で埋めるべきだとアドバイスを受ける。カナリアは勇気を出し、翼がセッティングした合コンの待ち合わせ場所に向かうと、そこには翼と聖翡翠しかいない。翼と翡翠の微妙すぎるイチャイチャぶりを見せつけられたカナリアのもとに、アイビスが接触。アイビスはカナリアに魔法のアプリの「イルカ」を託す。さっそく起動してみるが、イルカは下ネタばかりをしゃべってまったく役に立たない。(エピソード「合コン」「イルカ」。ほか、7エピソード収録)

第9巻

荻宗佑は、他人からは優しい人だとの評価を受けている。しかし佑は、結局のところ便利屋として利用されているだけではないかと、現状に不満を抱いていた。そんなある日、同じクラスに犬養霧子が転校してくる。霧子は初対面であるはずの宗佑に対し、猛アプローチを開始する。最初はとまどっていた宗佑だったが、次第に霧子の言動を嬉しく感じるようになる。そんなある日、霧子は学校を休み、宗佑は自宅までプリントを届けに行くことになった。以前、宗佑は霧子から「絶対に自宅には来ないでほしい」と念を押されていたことを思い出すが、プリントを届けるだけだからと立ち寄ってしまう。するとそこに、ふだんよりもふくよかな体形の霧子が姿を現す。(エピソード「いい人」「恩返し」「彼女の物語」。ほか、6エピソード収録)

第10巻

朱雀煉十郎の発案により、八豆梅也筧遊穂中甲の四人は秋葉原に行くことになる。現地に着くと、オタクの街を友達同士でつるんで歩くなど論外と考える煉十郎は、すぐに別行動を開始。すると路地裏で怪しげな男たちに囲まれたニケを目撃し、煉十郎は奇策をもって助け出す。煉十郎は秋葉原を散策したいというニケの望みを叶えるべく、共に行動をすることになった。楽しい時間が過ぎていく中、路上で深海月夜更田とまとが結成したアイドルユニットのお披露目ゲリラライブがスタートし、大混乱の中で煉十郎はニケとはぐれてしまう。しかし実際は、ニケは先ほどの怪しげな男たちに拉致されていた。男たちがニケに対し、どうせ月夜たちのライブに夢中になって誰も助けに来ないだろうと挑発していたところ、再び煉十郎が現れる。(エピソード「朱雀、アキバ行くってよ」「オークサン」「通じ合う」。ほか、7エピソード収録)

第11巻

幼い頃からの夢であるゲーム制作者になった剣崎秀五だったが、夢と現実のギャップに自信を失っていた。気分転換に始めた人気アプリ「プチケモtry(とらい)」をダウンロードした秀五は、プレイ途中で力尽きて眠ってしまう。すると夢の中にアイビスが現れ、一方的に意味不明な話をすると消えてしまう。目が覚めた秀五は再び「プチケモtry」をプレイし始めるが、出現するキャラクターのデザインに違和感を覚える。また、キャラクターが出現する場所はかつて、子供の頃や学生時代の秀五とゆかりのある場所ばかりだった。秀五が再度アプリを確認すると「パチケモtry」という偽物だと判明。秀五は都市伝説で聞いたことのある魔法のアプリではないかと閃き、自身の母校である威風音学園へと向かう。秀五は威風音学園内に、告白できずに終わった盾井と関係のあるキャラクターが出現するのではないかと期待する。(エピソード「プチケモtry」「謎のアプリ」「想い出」。ほか、6エピソード収録)

第12巻

スマートフォンのゲームアプリに夢中になっている島川曲は、他人とのコミュニケーションを煩わしく感じていた。そんな中、曲はゲームアプリ内に狙っているキャラクターがいるにもかかわらず、なかなか自分の物にならずに苛立ちを覚えていた。アイビスはそんな曲に対し、魔法のアプリの「ガッチャ」を与える。くじ運が最高になる「ガッチャ」を使用するには「善行を積む」必要があり、曲は嫌々ながらも他人に親切にするなど、周囲の人たちとかかわり合いを持つようになる。事情を知らないクラスメートたちは、人とかかわるようになった曲を好意的に受け入れていく。(エピソード「ガッチャ」。ほか、8エピソード収録)

第13巻

中丸刃は大きな結果を得られなくても、努力する姿勢が大切だという考えの持ち主。一方で、刃はとにかく楽をして暮らしたいといった、正反対の考えを持つ麗郷サヴィナから懐かれてしまう。しかし、刃はサヴィナと自分の価値観が合わないことから、一定の距離を置いて付き合っていた。ある日の夜、刃は自身のスマートフォンに見慣れない名前のアプリ「ケージ」がインストールされていることに気づく。試しに「ケージ」を立ち上げると、画面の中でサヴィナが眠っていた。目を覚ましたサヴィナから「最高に楽な生活を実現するために、スマートフォンの中に住むことにした」と言われた刃は、不本意ながらもサヴィナの身の回りの世話をすることになってしまう。(エピソード「ケージ」「楽」。ほか、7エピソード収録)

第14巻

これまで数多くの人間に魔法のアプリを託してきたアイビスだったが、ある日突然「通算666人の人を助けた」という通知が舞い込む。偶然その場にいたエレノラはお祝いをしようとするものの、アイビスはこんな通知が届く覚えがない。すると、次の瞬間にアイビスたちの周囲の人間が、次々と己の欲望に従ってトラブルを起こし始め、パニック状態に陥る。なんとかその場をおさめようとするアイビスとエレノラだったが、魔法のアプリ使徒のアプリの研究組織「PARMS」の古業回たちに捕えられてしまう。古業は「いずれは暴走し、人類の敵になるであろう『ネコ』と呼ばれる怪物を抹消してほしい」とアイビスたちに依頼をする。しかし、そのネコとはアイビスにとって母親にあたる存在だった。アイビスと母親を戦わせたくないエレノラは、自らネコと融合して暴走を食い止めようとするが、失敗をして取り込まれてしまう。アイビスはエレノラを取り返し、世界の平和を守るべくネコと対峙する。

登場人物・キャラクター

エレノラ

闇を抱える人たちに使徒のアプリを託したり、取扱説明書役を担う生命体。「使徒」と呼ばれることもある。外見はスタイル抜群の成人女性の姿をしている。魔法のアプリ、使徒のアプリの研究組織「PARMS」の今宮通たちによって捕えられ、勝手に人間化されそうになっていたところを間一髪で脱走に成功。その際に記憶喪失に陥り、穂中甲の自宅の庭で眠っていた時、甲に助けられる。記憶が戻るまで甲と二人で暮らすことになり、彼に好意を抱くようになる。名前も覚えておらず、唯一覚えていたアルファベットの「L」の文字から、甲には「エル」と呼ばれるようになる。レシピ本を一度読んだだけで、見た目も味も完全に再現できるほどの料理の腕前を持つ。使徒のアプリにかかわる立場から、記憶が戻ってからしばらくはアイビスとライバル関係であったものの、のちに友情関係を築く。ふだんはアイビスと同様にアルバイトをしたり、ホットヨガを楽しんだりと、ごく一般的な女性と変わらない生活を送っている。

三国 喜平 (みくに きへい)

威風音学園に通う高校1年生の男子。お笑い芸人を志望しており、関西地方から引っ越してきたため、関西弁でしゃべる。転校初日、となりの席になった四央寺真白に一目ぼれをし、クールな性格の真白を笑わせようと行動を起こす。その際にアイビスから魔法のアプリの「マグネット」を与えられ、真白と離れられなくなってしまう。その後も真白に告白するための魔法のアプリ「ウェザー」を託されるなど、魔法のアプリとのかかわりが強い。自己紹介の際に「チネマコ」という一発ギャグを披露したところ、名前だとカンちがいした真白から「チネマコ君」と呼ばれている。転校後からすぐにクラスメートになじみ、ムードメーカーとして人気者になっている。

四央寺 真白 (しおうじ ましろ)

威風音学園に通う高校1年生の女子。三国喜平と同じクラスに在籍している。物静かで口数の少ないクールな性格で、喜怒哀楽を見せることはない。そのため、一部の生徒からは「氷の女王」と呼ばれている。お笑い好きの喜平から一目ぼれされ、四央寺真白を笑顔にしたいとつきまとわれるようになる。その際に喜平が、アイビスから与えられた魔法のアプリの「マグネット」を使用したことで、喜平と体が離れなくなってしまう。弟の四央寺百兎は病気で入院しており、手術を受けるように説得をするため、アイビスから魔法のアプリをもらいたいと手を尽くしている。百兎が退院後に喜平と行った海で、ビーチサイドで魔法のアプリ「ダークサイド」をアイビスから与えられ、ふだんは隠している本音をぶちまけてしまう。

四央寺 百兎 (しおうじ びゃくと)

四央寺真白の小学生の弟。心臓に病を抱えており、長らく入院している。一度恐怖心を乗り越えて手術を受けたものの、完治せずにいる。もう一度手術を打診されているが、受けても意味がないと拒否している。手術を受けるように説得を繰り返す真白を疎ましく感じており、避けるようになっている。のちに手術は成功し、海に遊びに行くほど元気を取り戻した。戦隊ヒーロー「ブレイブマン」の大ファン。

日高 光矢 (ひだか こうや)

威風音学園に通う高校2年生の男子。有名女優を母親に持ち、何もしなくても目立つ美男子で、学校内にもファンが多い。男子からは合コンの女子を集める餌として都合よく使われているが、日高光矢本人はまったく気にしていない。実は中学時代までは、マンガやゲームが大好きな冴えないオタクだった。世間体を気にした母親から見た目を磨かれ、好きなものをすべて処分された過去を持つ。同じクラスに所属する不器用で自分を主張しない御影紫織に対して苛立ちを覚えていたものの、集団で嫌がらせを受けている姿を見て助けるようになる。アイビスから魔法のアプリの「メイク」を与えられ、紫織を威風音学園のミスコンテストで優勝させ、いじめから救おうと奮闘する。のちに紫織と交際をスタートさせ、学校内の公認カップルとなる。

御影 紫織 (みかげ しおり)

威風音学園に通う高校2年生の女子。暗い雰囲気を漂わせており、長い前髪で隠しているが、素顔は素朴な美少女。引っ込み思案な性格もあり、自分の意見を人に伝えるのが苦手。当初はクラスメートの日高光矢からも避けられていたものの、女子生徒からいじめを受けているところを光矢に目撃され、以降何かとフォローをされるようになる。嫌がらせとして威風音学園のミスコンテストにエントリーさせられ、一回戦で学校中の笑い者にされ、敗退する予定だった。しかし、光矢が操作する魔法のアプリの「メイク」の機能によって大変身を遂げ、順調に勝ち進む。のちに光矢と交際をスタートさせ、学校内の公認カップルとなる。

宮尾 銀子 (みやび ぎんこ)

威風音学園に通う高校3年生の女子。ミスコンテスト二回戦で御影紫織と対戦し、カラオケバトルの末に敗退。審査員からは「凶器」と呼ばれるほどの音痴だった。同じ学校に彼氏の岡尻鉄太がいる。クールな性格の美少女だが、実は自分の感情を表に出すのが苦手なだけ。そのため、本当は鉄太のことが誰よりも大好きなのに素直になれないでいる。鉄太がカゼを引いた際、アイビスから魔法のアプリの「ナースキャップ」を託された。

六仙 多桜 (ろくせん たお)

威風音学園に通う高校1年生の女子。空手部に所属している。少し天然気味な性格ながら、ミスコンテストに出場するほどの美貌を誇る。御影紫織と対戦し、水着審査を兼ねた熱湯風呂にどちらが長く入っていられるかといった我慢比べで敗退。同じ空手部の八豆梅也が気になっているが、恋愛未経験なこともあって一歩踏み出せずにいる。

八豆 梅也 (やず ばいや)

威風音学園に通う高校1年生の男子。空手部に所属している。心優しい性格で、自分のことよりも他人を優先してしまうところがある。六仙多桜が気になっているものの、多桜にはほかに好きな男子がいると勝手にカンちがいをしている。多桜から好意を寄せられていることにもまったく気づいていない。朱雀煉十郎、筧遊、穂中甲と親しく、学校外でも行動を共にすることが多い。

乃院 桃香 (のいん ももか)

威風音学園に通う高校2年生の女子。生徒会長を務めている。かわいらしい容姿の持ち主で、ミスコンテストにも出場している。優勝決定戦で御影紫織と対戦し、演技力対決で敗退。見た目もスタイルもいいが、胸が小さい。目立ちたがり屋のために人前で水着になることは厭わないが、下ネタやいやらしい目で見られるのは苦手。天然気味な一面があり、アイビスから魔法のアプリの「ドッグ」を与えられ、犬になって戻れなくなる。

恋緒 京治 (こいお きょうじ)

威風音学園に通う高校2年生の男子。愛沢黄咲とは幼なじみで、異性として多少意識している。黄咲からは「キョーちゃん」と呼ばれている。黄咲の母親から、威風音学園に進学してから勉強をしなくなったと聞き、心配した恋緒京治は魔法のアプリを検索し、アイビスから「クイーンメーカー」を与えられた。

愛沢 黄咲 (あいざわ きさき)

威風音学園に通う高校1年生の女子。非常に優秀な頭脳の持ち主で、才色兼備の美少女として学年を超えて有名な存在。恋緒京治とは幼なじみで、何かと京治のことを気にかけている。威風音学園に進学してから勉強をしなくなり、京治と母親から何かトラブルや悩みを抱えているのではないかと心配されている。

穂中 甲 (ほなか こう)

威風音学園に通う高校1年生の男子。過去に一度、魔法のアプリを使用した経験を持つが、うまく利用できずに終わっている。両親が多忙のため、実質一人暮らしをしている状態にある。ある夜、庭に全裸のエレノラが眠っているのを発見し、エレノラの記憶が戻るまで二人暮らしをスタートさせた。朱雀煉十郎、八豆梅也、筧遊と親しく、学校外でも行動を共にすることが多い。

山田 風介 (やまだ ふうすけ)

威風音学園に通う高校1年生の男子。地味で目立たない存在で、これといった特徴もないことにコンプレックスを抱いている。そのため、クラス内で非常に目立つ田井中水希に対して、一方的に苦手意識を抱いている。スキー合宿前に魔法のアプリの「トレース」を手に入れ、ゲレンデでプロ級の腕前を披露していたところ、張り合ってきた水希と共に遭難してしまう。

田井中 水希 (たいなか みずき)

威風音学園に通う高校1年生の女子。山田風介と同じクラスで、大がつくほどのイケメン好き。平凡で目立たない存在の風介を見下している。言葉づかいが悪く、風介以外にも悪態をつくことが多い。派手な服装や独自のファッションを好む、いわゆるギャル。基本的に精神や肉体はタフだが、年相応に幼く弱い一面も見せる。スキーが得意ではあるものの、魔法のアプリの「トレース」の機能によってプロ級の腕前になった風介に敗北する。風介と張り合っているうちに、二人で遭難したことがをきっかけとなり、風介に恋心を寄せるようになる。横千家マネとはそりが合わず、ライバル関係にある。

横千家 マネ (よこせんけ まね)

威風音学園に通う高校1年生の女子。黒い肌をした派手なギャルで、言葉づかいも悪いが、資産家の家庭に育った。同じギャルである田井中水希とはそりが合わず、ライバル関係にある。

朱雀 煉十郎 (すざく れんじゅうろう)

威風音学園に通う高校1年生の男子。ふくよかな体形で、人一倍女性の裸に興味を持っている。スキー合宿で女子生徒の風呂を覗く計画を立て、変なリーダーシップを発揮し、筧遊に的確な指示を送る。自己中心的な性格のように見えるが、秋葉原で困っていた外国人のニケを助けるなど、情に厚い一面を持つ。女子生徒からは四聖獣の朱雀よりもゴツゴツした玄武っぽいという雑な理由から、「玄武」と呼ばれている。遊と共にアイビスから魔法のアプリの「てぃーえす」を託され、一時女性として過ごすことになってしまう。遊、八豆梅也、穂中甲と親しく、学校外でも行動を共にすることが多い。

筧 遊 (かけい ゆう)

威風音学園に通う高校1年生の男子。いいかげんな性格で、チャラチャラとした外見をしている。女性の裸に興味があるが、それ以上にスリルを求めてスキー合宿で女子生徒の風呂を覗く計画に参加する。性欲の高まりと暴走から、朱雀煉十郎と共にアイビスから魔法のアプリの「てぃーえす」を託され、一時は女性として過ごすことになってしまう。女子生徒からは「ママレードボーイ」と呼ばれている。煉十郎、八豆梅也、穂中甲とも親しく、学校外でも行動を共にすることが多い。ふだんはおちゃらけているものの、更田とまとがブラッド・ロウに襲われた際には人並はずれた能力を発揮するなど、謎が多い。窮地を救って以来、ひそかにとまとから好意を抱かれている。

黒木 翼 (くろき つばさ)

威風音学園に通う高校2年生の男子。つねに斜に構えた発言ばかりをする、いわゆる「中二病」を発症している。しかし容姿はよく、かっこつけの一環として女性に対しても紳士的に振る舞う。そのため聖翡翠に恋心を抱かれているが、黒木翼自身はまったく気づいていない。アイビスから魔法のアプリの「チョコレート」を託され、バレンタインデー当日に学園内にあるすべてのチョコレートが翼に向かって飛んでくるというトラブルに見舞われる。坪井カナリアとは親戚関係にあり、彼女から相談を受けるなど頼られている。

聖 翡翠 (ひじり ひすい)

威風音学園に通う高校2年生の女子。バレーボール部に所属しており、エースとして女子生徒を中心に人気を集めている。ボーイッシュな外見にサバサバとした性格の女性として振る舞っているが、内心はもっと女の子っぽくなりたいと願っている。自分を女性として扱ってくれる黒木翼に恋心を抱くが、うまくアプローチできずにいる。翼の「中二病」っぽい言動に男らしさを感じると語るなど、変わった感性の持ち主。

田嶋 秋雨 (たじま しゅうう)

威風音学園に通う高校2年生の男子。小学生の頃に激しいいじめに遭い、助けてくれた同級生がいじめのターゲットになってしまう。同級生にお礼も言えぬまま、相手が転校してしまった過去を持つ。一連の出来事がトラウマとなっており、必要以上に他人とかかわりを持たないようにしている。頭脳明晰で、学年ではトップクラスの成績をキープしている。アイビスから魔法のアプリの「キー」を託され、真っ白な部屋に出入りするようになる。

林原 春 (はやしばら はる)

威風音学園に通う高校2年生の女子。田嶋秋雨と同じクラスに在籍しており、何かと秋雨にちょっかいを出すものの、相手にされずにいる。実家はパン屋を営んでいる。

平 心 (たいら しん)

威風音学園に通う高校2年生の男子。生徒会副会長を務めている。目立ちたがり屋で、暴走しがちな乃院桃香のフォロー役も担っている。まじめでおとなしい性格で、一部の生徒から桃香に関する嫌味を言われても言い返すことができない。桃香がアイビスから託された魔法のアプリの「ドッグ」で犬に変身してしまった際には、人間の姿に戻すために尽力する。また、平心自身もアイビスから魔法のアプリの「シークバー」を託されている。

黒いネコ (くろいねこ)

威風音学園の敷地内を縄張りにしているメスの猫。大好きな祖母が死んでしまい、「キラキラとしたものを集めると生き返る」という噂を信じ、学園に通う生徒たちのスマートフォンケースを盗んでいた。魔法のアプリの「ドッグ」の機能を使うと、グラマラスな美女の姿になる。犬の姿になった乃院桃香に仲間意識を抱いている。

鏑木 勇美 (かぶらぎ いさみ)

威風音学園に通う高校3年生の男子。20歳以上の大人の女性が好みのタイプで、現在一番好きな芸能人も27歳年上。そのため、年下の幼なじみで自分を慕っている丸井あずさに対してはかわいいとは感じつつも、恋愛感情は持てずにいる。あずさからは「おにいちゃん」と呼ばれている。

丸井 あずさ (まるい あずさ)

中学1年生の女子で、幼い頃から鏑木勇美を兄のように慕っている。勇美からは「あず」と呼ばれている。勇美に対して成長とともに恋心を抱くようになるが、勇美の好みが「大人な女性」であることから何もできずにいる。そんな中、アイビスと接点を持ち、大人の女性になって勇美に異性として意識してほしいと願い、魔法のアプリの「シンデレラ」を託された。新体操に励んでおり、講師からは日本でもトップレベルの選手になれると期待されている。また、幼いながらもかわいらしい容姿で、明るく素直な性格の持ち主。

岡尻 鉄太 (おかじり てった)

威風音学園に通う高校3年生の男子。宮尾銀子と交際している。素直になれない性格ながら、自分に対して毒舌ばかりを吐く銀子のことは受け入れている。カゼを引いた際、銀子がアイビスから託された魔法のアプリの「ナースキャップ」の機能により、看護師姿になった銀子に看病されることになる。

安形 次夢 (あがた つぐむ)

威風音学園に通う高校3年生の男子。文武両道でルックスも完璧な兄の安形次代に対してコンプレックスを抱いており、比較される恐怖から引きこもり状態になっている。サッカー部に所属し、それなりの成績をおさめているものの、結局次代には勝てない絶望感から退部してしまう。使徒のアプリの「ドリーム」を手に入れ、夢の中に理想の自分とその居場所をつくり出す。

生田 夏海 (いくた なつみ)

威風音学園に通う高校3年生の女子。安形次夢の幼なじみで、おとなしく引っ込み思案な性格をしている。昔から次夢に好意を抱いていたが、安形次代のことが好きだと周囲にカンちがいされている。次夢が外出もせずに寝てばかりいると知り、アイビスから魔法のアプリの「ナイトメア」を託される。

安形 次代 (あがた じだい)

安形次夢の兄で、大学に通っている。威風音学園の卒業生で、かつてサッカー部に所属しており、今でも伝説のエースとして語り継がれている。さらに頭脳明晰でイケメンであることから、次夢からはあこがれの存在であると同時にコンプレックスを抱かれている。次夢のことはかわいがっており、困っていることがあればすぐに力になりたいと思っている。

上木 修 (うえき しゅう)

威風音学園に通う高校1年生の男子で、紙村葉子のクラスメート。ライトノベルを読むのが趣味で、目立つことを極端に嫌っている。過去に声の小ささを女子にからかわれ、それからは異性に苦手意識を持つようになった。しかし上木修自身と同じ、おとなしい性格の葉子には一方的に親近感を抱いている。葉子といっしょに図書委員を務めることになり、親しくなるいいきっかけと意気込んでいたところ、アイビスから魔法のアプリの「ツイートライト版」を託される。

紙村 葉子 (かみむら ようこ)

威風音学園に通う高校1年生の女子で、上木修のクラスメート。おとなしく目立たない存在ではあるものの、細かなところに気がつく心優しい性格をしている。修から一方的に親近感を寄せられていることには気づいていない。修といっしょに図書委員を務めることになる。

真田 忠 (さなだ ただし)

威風音学園に通う高校1年生の男子。右佐珊瑚、右佐琥珀の姉妹とは幼なじみで、昔から世話になっていた。姉妹とはいっしょにいて楽しく感じつつも、学校内でも子供扱いする二人に嫌気がさしている。最近まで姉妹から異性として好意を抱かれていると気づいていなかったため、どちらか一人を選ぶことができずにいる。二人がアイビスより魔法のアプリの「リブラ」を託されたことをきっかけに、真田忠自身を巡る争いに巻き込まれる。幼い頃に姉妹と迷子になり、2つに割れる棒アイスを一人に渡した記憶はあるが、どちらに渡したかは覚えていない。二人からは「たっくん」と呼ばれている。

右佐 珊瑚 (うさ さんご)

威風音学園に通う高校3年生の女子で、右佐琥珀の姉。水泳部に所属しており、明るく活発な性格の持ち主。ボリュームのあるボブヘアにしている。ノリが非常によく、基本的におもしろいものが大好き。真田忠とは幼なじみで、小さい頃から世話を焼いてきた。忠に対して最初はまるで弟のような気持ちを抱いていたものの、次第に一人の異性として意識するようになる。琥珀も同じように忠が好きだと知り、アイビスから託された魔法のアプリの「リブラ」を使用し、どちらが彼女としてふさわしいか勝負する。料理上手で、真田家で手料理を振る舞うことも多い。

右佐 琥珀 (うさ こはく)

威風音学園に通う高校2年生の女子で、右佐珊瑚の妹。まじめな性格故にやや融通のきかないところがあり、学校内では風紀委員を務めている。黒いロングヘアが特徴。真田忠とは幼なじみで、小さい頃から世話を焼いてきた。忠に対して最初はまるで弟のような気持ちを抱いていたものの、次第に一人の異性として意識するようになる。珊瑚も同じように忠が好きだと知り、アイビスから託された魔法のアプリの「リブラ」を使用し、どちらが彼女としてふさわしいか勝負する。お金の計算が得意で、昔から忠のお小遣いを上手にやりくりするなどして助けている。

五朗藤 嵐 (ごろうとう あらし)

威風音学園に通う高校1年生の男子。パソコン部に所属しており、眼鏡をかけている。どちらかというと地味で冴えないタイプだが、自己評価は非常に高い。幼なじみの七星みかんも恋愛対象外ではないものの、外見も内面も自他共に認めるハイスペックな彼女が欲しいと願い、アイビスとの接触に成功。アイビスから託された魔法のアプリの「キャラクタークリエイト」を使用し、理想の恋人として作った加藤ビアンコと交際をスタートさせる。

七星 みかん (ななほし みかん)

威風音学園に通う高校1年生の女子。サッカー部でマネージャーを務めている。五朗藤嵐とは幼なじみ。極度の天然ボケなため、つかみどころのないフワフワとした性格で、怒りの感情を表に出すことはほとんどない。かわいらしい見た目をしており、嵐を少なからず異性として意識している。

加藤 ビアンコ (かとう びあんこ)

五朗藤嵐がアイビスから託された魔法のアプリの「キャラクタークリエイト」を使用し、作成された少女。見た目も性格も嵐の理想どおりになるはずだったが、嵐のパラメーターの振り方が極端だったため、トラブルを巻き起こす。

園江 花 (そのえ はな)

威風音学園に通う高校3年生の女子。空手部に所属しており、部長を務めている。かわいらしい顔立ちをしているものの、プロの格闘家を一撃で倒せるほど腕っぷしが強い。男性から異性として意識された経験がないことにコンプレックスを抱いている。男性から大切にされたいと悩んでいたところ、偶然にもアイビスと接触をし、魔法のアプリの「ウォールドン」を託される。

輪道 (わどう)

威風音学園に通う高校3年生の男子。以前は空手部に所属しており、出場した大会では優秀な成績を残している。しかし、園江花に負けたことで退部し、現在は新聞部員として活躍中。キザな言動が多いが、正義感あふれる優しい性格の持ち主。

津留波 (つるは)

威風音学園に通う高校3年生の男子。空手部に所属している。屈強な体に鋭い目つき、さらにスキンヘッドという強面の印象だが、内面は穏やかな性格をしている。園江花を空手家として尊敬しているが、異性としてはまったく意識していない。

東 行人 (あずま いくと)

威風音学園に通う高校1年生の男子。今から3年前の中学時代、北見沙雪と帰宅していたところ、沙雪が突如意識不明になって倒れる。以降入院している沙雪に会うため、頻繁に病院を訪れている。沙雪の病気を治す手がかりになるのではないかと、魔法のアプリに関する情報を集めている。

北見 沙雪 (きたみ さゆき)

現在入院中の女子で、高校に通っていれば1年生になる。3年前、中学生の東行人と帰宅している最中に突如意識不明に陥り、ずっと入院生活が続いている。中学時代から行人に好意を抱いているものの自由に体が動かず、告白できずにいる。アイビスから託された魔法のアプリの「ファントム」を使用する。

沙雪の母 (さゆきのはは)

北見沙雪の母親。突然倒れて入院をし、そこから自宅へ戻れなくなった沙雪を心配しつつも、気丈に振る舞っている。東行人のことは息子のように思っており、沙雪と交際してほしいと願っているが、口を出すことはない。

斎藤 紅緒 (さいとう べにお)

威風音学園に通う高校3年生の女子。学園内では不良として知られており、先生たちからも目をつけられている。言葉づかいも態度も悪いが、誰かを傷つけるなど人の道に反するような行為はしない。しかし、悪ノリしすぎないたずらをして周囲を驚かせようとする傾向があり、アイビスから託された魔法のアプリの「ソーリー」で、これまでの行いを謝罪する。

鬼ケ島 賀太郎 (おにがしま がたろう)

威風音学園に通う高校1年生の男子。非常に裕福な家庭に育つお坊ちゃまで、高いプライドを持つ。世の中は金の力でなんとでもなると考え、周囲を見下している節がある。ひそかに持田きなこに好意を抱いており、彼女の実家のラーメン店「竜宮(りゅうぐう)」のファンでもある。実家が閉店の危機に陥っているきなこを、よかれと思って鬼ケ島賀太郎自身の資産で救おうと名乗り出るが断られる。そこでお金ではなく、アイビスから託された魔法のアプリの「ジョブズ」で、ラーメン店「竜宮」の立て直しを試みる。砂原豹が婚約者だが、愛情はいっさいない。

持田 きなこ (もちだ きなこ)

威風音学園に通う高校1年生の女子。学級委員長を務めている。鬼ケ島賀太郎とはクラスメートで、彼の世の中は金の力でなんとでもなるという考え方に、反感を抱いている。実家はラーメン店「竜宮(りゅうぐう)」を経営しているものの、近所に大型ショッピングモールができたために危機に陥っている。魔法のアプリの「ジョブズ」を手に入れた賀太郎に対し、お金は必要ないので、立て直しに手を貸してほしいと依頼する。

きなこの父 (きなこのちち)

持田きなこの父親で、ラーメン店「竜宮(りゅうぐう)」を経営している。店の売りはとんこつラーメンで、味を褒めると泣いて喜ぶ。「竜宮」はこれまで地域住民を中心に愛されてきたが、近所にできた大型ショッピングモールのために存続の危機に陥っている。鬼ケ島賀太郎から店を救いたいと声を掛けられ、協力を依頼する。

卜部 シエナ (うらべ しえな)

威風音学園に通う高校1年生の女子。読者モデルとして活動している。人より秀でた美貌とステータスを自負しており、格下だと思った相手を人間扱いしない。その見た目と芸能人としての華やかな経歴からつねに取りまきがいたが、上木修が所有していた魔法のアプリの「ツイートライト版」を運悪く使用してしまい、以降孤立している。そんな中で本物の友達が欲しいと願い、アイビスから魔法のアプリ「m friends」を託される。それからは、「m friends」から出現したモアと共に行動を開始するが、自分を引き立たせるための道具だとしか思っていない。

モア

卜部シエナがアイビスから託された魔法のアプリの「m friends」を起動した際、突如現れた生命体。性別は女性。真っ黒な肌で、つぶらな瞳と鋭い歯をのぞかせる口以外のパーツはない。喜怒哀楽の表情を浮かべるが言葉が話せないため、すべてを「ぎゅいい」という鳴き声で表現する。モデルのシエナと行動を共にしていくうちに、モア自身も「MOA」という芸名で活動を開始。いつの間にかシエナを超える人気者になる。

更田 とまと (さらだ とまと)

威風音学園に通う高校1年生の女子。アイドルになりたくて芸能界入りしたものの、まったく売れずにいる。そのため、物事をひねくれた目線で眺める癖があり、毒舌家でもある。現状に不満を抱いており、どんな手を使ってでものし上がりたいと思っている。ある日突然、更田とまと自身のスマートフォンに使徒のアプリの「スカウター」がインストールされており、自分の人気を視覚化されたことによって、数値に振り回される状況に陥った。芸名は「バニーピンク」で、所属事務所の先輩の深海月夜にあこがれている。ブラッド・ロウから襲われた際に助けてくれた筧遊に対し、ひそかに恋心を抱く。

坪井 カナリア (つぼい かなりあ)

威風音学園に通う高校1年生の女子。バスケットボール部に所属している。更田とまとが芸能活動をしていることを知っている、数少ない人物。アイドルを夢見るとまとにエールを送っているが、同時に自分から離れていってしまう寂しさも覚えている。そんな時にアイビスから魔法のアプリの「イルカ」を託される。黒木翼とは親戚関係にあり、気軽に悩み事を相談するなど関係は良好。

深海 月夜 (ふかみ つくよ)

威風音学園に通う高校3年生の女子。学園内では地味で目立たない容姿をしているものの、実は日本でトップクラスのファンを持つ超人気アイドル「アユユ」として活動をしている。使徒のアプリの「スカウター」に振り回されている更田とまとを助けるため、アドバイスを送る。

荻 宗佑 (おぎ そうすけ)

威風音学園に通う高校2年生の男子。目立たない存在で性格もおとなしいが、頼まれるとなんでも引き受けてしまう。友達からの評価は「いい人」ではあるものの、本当にそう思っていれば、周囲からもっと大切にされているだろうと、不満を抱えている。転校して来たばかりで初対面であるはずの犬養霧子から猛アプローチを受け、とまどいつつも他人から好かれることの気持ちよさを感じている。

犬養 霧子 (いぬかい きりこ)

威風音学園に通う高校2年生の女子。荻宗佑のクラスに転校してくる。以前、宗佑に飼い犬を助けられた恩返しがしたいと接近するが、絶対に自宅には来ないでほしいと念を押す。実はアイビスから魔法のアプリの「スリム」を託されており、太陽が出ている時間帯だけ抜群のスタイルに変身するが、本来はふくよかな体形をしている。

我波 灰 (がなみ はい)

威風音学園に通う高校2年生の女子。美術部に所属している。世話焼きな性格をしており、行動力あふれる人物で、一度気になったことは最後まで見届けないと気がすまない。羽生朱音にあこがれ、崇拝している。セリフを話したあとに「そうです(断言)」のように、()内で感情を表す。

轟 ダイヤ (とどろき だいや)

威風音学園に通う高校3年生の男子。野球部に所属しており、エースとして活躍している。筋肉質で整った顔立ちをしているため、昔から何もしなくても女性から非常にモテる。しかし硬派な性格の持ち主で、女性を相手にすることはない。これまで野球一筋ながら、あまり自分に注目が集まらないように進学先を野球の名門校ではなく、威風音学園を選んだ過去を持つ。小学生の頃に轟ダイヤ自身の練習を盗み見ていた志島透明を発見した際、リンゴジュースを渡したことがきっかけとなり、透明からの常軌を逸したストーカー被害に遭うようになる。

志島 透明 (しじま とあ)

威風音学園に通う高校3年生の女子。品行方正な風紀委員代表として周囲からの信頼を集めているが、轟ダイヤのことになるとストーカー並みの粘着質な一面を覗かせる。また、ダイヤが絡むと異常なほどのハイテンションでポジティブな人物へと変わる。小学校時代からダイヤにあこがれており、野球の練習を盗み見ていた際にリンゴジュースをもらったことをきっかけに、常軌を逸したストーカー行為を開始させる。事情を把握していないアイビスから、幼い頃からの片思いを成就させようとしているピュアな少女だとカンちがいをされ、魔法のアプリの「ニンジャ」を託される。

島川 曲 (しまかわ まがる)

威風音学園に通う高校1年生の男子。前田つつじと同じクラスだが、交流はほとんどない。スマートフォンのゲームアプリに熱中しており、ほかのクラスメートたちとも積極的にコミュニケーションを取ろうとしない。アイビスから魔法のアプリの「ガッチャ」を託され、くじ運をアップさせるために善行を積んでいく。

前田 つつじ (まえだ つつじ)

威風音学園に通う高校1年生の女子。島川曲と同じクラスだが、交流はほとんどない。年の離れた保育園に通う兄弟がおり、母親の代わりに迎えに行くことも多い。クラス内では目立つ存在ではないが、心優しく穏やかな性格の持ち主。

宝生 藤子 (ほうしょう ふじこ)

威風音学園に通う高校1年生の女子。目つきが鋭く、地味で目立たないタイプ。両親から成績を上げるようにと激しくプレッシャーをかけられているが、期待に応えることができない。また、通っている塾講師からも陰湿な嫌がらせを受け、どこにも居場所のない状態が続き、心がすさんでいる。表向きは唯一の友達として振る舞っている南条のことも内心見下しており、自分よりも下のレベルの人間といると安心できるという理由だけでつるんでいる。アイビスから魔法のアプリの「the well」を託され、思っていることを口にするようになる。ストレスが解消されていく一方で、無効化できる発言は一日10個という上限を守れなくなり、ルールを破って使用し始める。

南条 (なんじょう)

威風音学園に通う高校1年生の女子。天然パーマで肌にはそばかす、口元は出っ歯という目立つ容姿をしている。人付き合いが苦手で、気に入らない相手の愚痴をよくこぼしている。唯一の友達の宝生藤子を親友だと慕っているが、藤子から見下されていることにはまったく気づいていない。

西條 一五 (さいじょう いつご)

威風音学園に通う高校1年生の男子。小柄で童顔なこともあり、実年齢よりも若く見える。さらにおとなしい性格もあり、同じクラスの東野くるみからはからかいを受けている。幼い頃から女性のパンツに人一倍興味を持っており、スマートフォンの検索履歴は下着に関するものばかり。アイビスから託されるのではなく、魔法のアプリの「スクラッチ」の方からぜひ使用してほしいと依頼を受ける。

東野 くるみ (ひがしの くるみ)

威風音学園に通う高校1年生の女子。西條一五と同じクラスに在籍しており、童顔でおとなしい性格の一五をからかって遊んでいる。明るい性格で、ボーイッシュな外見をしている。

中丸 刃 (なかまる じん)

威風音学園に通う高校1年生の男子。麗郷サヴィナと同じクラスに在籍し、学級委員長を務めている。楽な道を選ぶより努力を重ね、達成感を得たいタイプ。とにかく楽をしたいという正反対の考え方を持つサヴィナから懐かれており、彼女を育成アプリ化した「ケージ」を一方的に託されてしまう。

麗郷 サヴィナ (れいごう さゔぃな)

威風音学園に通う高校1年生の女子。機械工作部に所属している。つねに頭部に「ウェアラブルCOM」という名のヘルメット型人工知能を身につけており、日常生活で素顔を見せることはない。素顔は儚い雰囲気を漂わせている美少女。努力することを嫌い、なんでも人工知能やロボットに頼ってしまう。究極に楽な生活を突き詰めていったところ、「スマートフォンの中で暮らせばいい」といった答えを導き出し、麗郷サヴィナ自身を育成アプリ化した「ケージ」を開発。「ケージ」を中丸刃に託し、最高に理想の生活を実現しようと動き出す。

ニケ

朱雀煉十郎が秋葉原を散策していた際に出会った少女。正体は某国の姫君で、日本のサブカルチャー好きが高まり、お忍びで秋葉原へとやって来た。もうすぐ帰国のため、空港に移動する時間だとうながすSPともめている場面を目撃した煉十郎から、「悪い輩に囲まれている少年」だとカンちがいを受ける。煉十郎から救い出されたあとは、観光を兼ねていっしょに行動をすることになった。日本語は話せないため、スマートフォンにその時の状況や感情に合わせた画像を表示して意思疎通を図る。基本的に控え目な態度で接しているが、煉十郎といっしょに秋葉原を歩きたい時には、豚を散歩させる少年の写真を見せるなど、毒舌家な一面も持つ。アニメキャラクターのTシャツに長めのハーフパンツ、頭にはキャップとボーイッシュな服装をしていたため、煉十郎からは少年だとカンちがいをされている。

剣崎 秀五 (けんざき しゅうご)

ゲーム会社にプログラマーとして勤務している男性で、年齢は23歳。独身で彼女はいない。幼い頃からゲームが大好きで、将来の夢もゲームの制作者だった。苦労をして夢を叶えたものの、上司からは厳しい納期をせまられたり、ゲーム性よりも射幸心をあおるようなプログラムを求められたりと、仕事にやりがいを見いだせずにいる。アイビスから魔法のアプリの「パチケモtry」を託され、キャラクターを集めていくうちに、すべて過去の自分にゆかりのあるスポットばかりであることに気づく。威風音学園の卒業生でもあり、盾井と同級生だった。彼女に告白をする予定だった卒業式の日、第一志望の学校が不合格になり、どう声を掛けていいのか悩んでいるところタイミングが合わず、それきりになった。「パチケモtry」のおかげで盾井と再会し、あらためて告白をしたあとに恋人同士になる。

盾井 (たてい)

威風音学園に勤務する教師の女性で、年齢は23歳。独身で彼氏はいない。威風音学園の卒業生でもあり、剣崎秀五と同級生で親しい間柄だった。学生時代は秀五に思いを寄せていたものの、卒業式の日に、秀五が第一志望の学校に落ちた事実を知ってしまう。なんと声を掛けていいかわからず、とまどっているうちに告白を受ける機会を逃してしまい、それきりになっている。秀五とは彼がアイビスから託された魔法のアプリの「パチケモtry」のおかげで再会し、交際をスタートさせる。恋人同士になってからは生徒の前でものろけるなど、浮かれている。

今宮 通 (いまみや とおる)

魔法のアプリ、使徒のアプリの研究組織「PARMS」に所属している男性。エレノラを監禁し、自分たちにとって都合よく扱うために人間化をしようと画策していた。しかし、途中でエレノラに逃げられてしまい、追っていたが見失ってしまう。のちに、記憶喪失となり穂中甲といっしょに生活しているという情報を得る。エレノラの回収のためならば、甲を傷つけても構わないといった過激な思想の持ち主。

古業 回 (こごう かい)

魔法のアプリ、使徒のアプリの研究組織「PARMS」の中心人物を務める男性。全世界で絶対的な権力を得るためにアイビス、エレノラを利用しようと企む。

砂原 豹 (すなはら ひょう)

鬼ケ島賀太郎の婚約者の女性で、年齢は23歳。「砂原不動産」という会社を立ち上げているが、営業が強引すぎると反感を抱く者が多く、「悪徳不動産」と陰口を叩かれている。派手で美しい顔立ちながら性格は自己中心的で、賀太郎の前では猫をかぶっている。裕福な鬼ケ島家の財産を狙っており、賀太郎に対して愛情はいっさいない。プライドが高く、強い上昇志向を持つ。魔法のアプリ、使徒のアプリの研究組織「PARMS」とつながっており、砂原豹自身がいずれかのアプリを入手し、組織を利用してさらに高みを目指したいと考えている。

ブラッド・ロウ

海外出身のハリウッド映画スターの男性。新作映画の相手役を探すために来日したが、それは表向きの話で、実際は使徒のアプリにかかわる者である。魔法のアプリ、使徒のアプリの研究組織「PARMS」ともつながりを持つ。スターとしてブラッド・ロウ自身が世界中から注目される代わりに、悪魔の力を借りて役者志望の若者の命を奪い取っている。人一倍アイドルになりたい気持ちの強い更田とまとに目をつける。

集団・組織

PARMS (ぱーむず)

秘密裏に魔法のアプリ、使徒のアプリを研究している組織。中心人物の古業回や、構成員に今宮通らがいる。アプリの機能を使い、自分たちにとって都合のいい世界を築きたいと考えている。そのためにエレノラを監禁し、勝手に人間化しようとするなど過激な行動を起こす。魔法のアプリを手にするためには、どんな犠牲を払ってもいいという思想を持つ。

その他キーワード

魔法のアプリ (まほうのあぷり)

スマートフォンで「マホウノアプリ」「魔法のアプリ」といったワードで検索すると、ダウンロードされる不思議な機能を持つアプリ。検索が完了するとアイビスが現れ、相手の叶えたい願望を聞き、それを手助けをする機能のアプリを与える。アイビスが説明書の代わりを務めているが、ごく初歩的な機能を説明するだけで、実際には与えられた人物が試行錯誤をすることになるケースが多い。持ち主の意志に関係なくスマートフォンにダウンロードされ、消去することはできない。与えた人物の願望が叶うと勝手に消えてしまう。魔法のアプリ自体は都市伝説として広く知られており、魔法のアプリ研究組織「PARMS」のような危険思想を抱く集団も狙っている。また、魔法のアプリにかかわる者たちは、最終的に利用者を不幸せにする使徒のアプリと関係者を敵視している。ただし、敵対関係であるはずのアイビスとエレノラの関係は良好。

マグネット

アイビスが、三国喜平に与えた魔法のアプリ。スマートフォンの外カメラに写した対象と内カメラに写した対象を強い力で引き合わせる力を持つ。お互いに逃げようとしても強い力が働くため、なかなか離れることができない。立ち上げたアプリを中断することで解除される。

メイク

アイビスが、日高光矢に与えた魔法のアプリ。カメラに対象となる人物を写し、アプリ内に表示されているアイコンにメイクを施すことで、実際の対象者に反映される機能を持つ。周囲を明るく照らす「太陽の色」といった特殊効果を持つ色の使用も可能。

クイーンメーカー

アイビスが、恋緒京治に与えた魔法のアプリ。カメラに対象者となる人物を写すと、その人物の3年後の写真とともに「職業」「備考」が表示される。「備考」部分にはその人物の偏差値や恋人の有無といった、特筆すべきプライベートの情報が表示される。

プリクラ

穂中甲とエレノラが、共同で使用する魔法のアプリ。甲のスマートフォンにインストールされている。内カメラで撮影したものが一時的に縮小化され、一枚の写真になる機能を持つ。写真化されているあいだ、対象は身動きが取れないだけでなく、記憶が抜け落ちた状態になる。

トレース

アイビスが、山田風介に与えた魔法のアプリ。カメラで撮影した人物の能力を、撮影者自身も自由に使えるようになる。ただし、趣味嗜好も同じになり、撮影した人物の好みのタイプの人物がいると目が離せなくなるといった弊害を持ち合わせている。

ライツ

アイビスが、「風呂の覗き被害からクラスメートを守りたい」と願った女子生徒に託した魔法のアプリ。胸など際どい部分が一時的に強く発光し、見えなくなる機能を持つ。

チョコレート

アイビスが、黒木翼に与えた魔法のアプリ。周囲にあるチョコレートを無理やりに引き寄せる機能を持つ。アイビスから説明もなく渡され、さらにアプリ上に表示されるテキストもつまらない駄洒落しか表示されていなかったため、翼は手探りで機能を探ることになった。

キー

アイビスが、田嶋秋雨に与えた魔法のアプリ。スマートフォンの画面に大きな鍵が表示され、従来の扉を開けるように扱うことで、自分が望むものがある部屋へ行ける機能を持つ。部屋は実際に存在している空間でも、大金と魅力的な美女のいる部屋など空想上のものでも構わない。

ドッグ

アイビスが、乃院桃香に与えた魔法のアプリ。最初に起動した者が犬になってしまう機能を持ち、桃香も犬になってしまう。その際には特殊な能力を持つ犬ではなく、ごく一般的な犬になる。魔法のアプリを立ち上げ、カメラで犬や猫を撮影すると人間の姿に見え、言葉で意思疎通ができるようになる。ただし、カメラを通した犬と猫は、服を着ていない裸の人間の姿で見えてしまう欠点を持つ。

シンデレラ

アイビスが、丸井あずさに与えた魔法のアプリ。スマートフォンの持ち主が恋心を抱く相手の、理想の容姿になれる機能を持つ。ただし、夜にしか使用することができない。

ナースキャップ

アイビスが、宮尾銀子に与えた魔法のアプリ。アプリを起動した人物を凄腕の看護師に変身させる機能を持つ。服装もナース服になるが、スカートが短いなど露出度が高い。また、検温をする際にはおでこをつけるなど、看病をする過程で何かとスキンシップが多い特徴を持つ。銀子はカゼを引いた岡尻鉄太のために使用した。

ドクター

アイビスが、岡尻鉄太に与えた魔法のアプリ。アプリを起動した人物を凄腕の医師に変身させる機能を持つ。看護師になる魔法のアプリのナースキャップとは異なり、セクシー要素のない、いたってまじめな看病を行う。鉄太はカゼを引いた宮尾銀子のために使用した。

ナイトメア

アイビスが、生田夏海に与えた魔法のアプリ。アプリを起動し、外カメラに寝ている人物を写すことで、相手に悪夢を見させる機能を持つ。あくまで「悪夢を使って相手を起こす目覚まし機能アプリ」であり、精神に異常をきたすような過激な内容ではない。夏海は使徒のアプリの「ドリーム」で眠り続ける安形次夢を起こすために使用した。

ツイートライト版 (ついーとらいとばん)

アイビスが、上木修に与えた魔法のアプリ。アプリを起動し、スマートフォンの画面をタッチした者の本音が聞こえる機能を持つ。起動したまま服のポケットに入れておくと、口下手な人物でも本音で話せるようになる。

リブラ

アイビスが、右佐珊瑚と右佐琥珀に与えた魔法のアプリ。対戦型のアプリになっており、プレイヤー1とプレイヤー2、そして勝敗を決めるプレイヤー3の三人が必要になる。プレイヤー1とプレイヤー2がプレイヤー3に対し、好かれるような行動を起こすと、スマートフォンの画面上に表示されている天秤が傾き、プレイヤー3の気持ちがどちらに傾いているのかリアルタイムで表示される。1週間後に最終的なジャッジが下される機能を持つ。

キャラクタークリエイト

アイビスが、五朗藤嵐に与えた魔法のアプリ。「キャラクリ」と略される。自分の理想の恋人を具現化させる機能を持つ。見た目は自分好みにカスタムができる。性格面に関しては最初に100のポイントが与えられ、「愛おしさ」「優しさ」といったパラメーターに割り振ることが可能。嵐は理想の恋人として加藤ビアンコを作成している。

ウォールドン

アイビスが、園江花に与えた魔法のアプリ。スマートフォンの所有者が立っている際、異性が背中側にある壁やガラスなどに片手をつく動作、いわゆる「壁ドン」をすることによって機能が発動する。所有者と壁ドンをした相手が交際した未来を体感できる。ただし、壁ドンをした相手に恋人がいるなど心に決めた相手がいると、強制的にバッドエンドになる機能を持つ。花は岡尻鉄太と交際している未来を体験してしまい、宮尾銀子に刺されるという刺激的なエンドを迎え、心にダメージを負った。未来を体験しているあいだは、周囲からはぼんやりしているように見える。

ファントム

アイビスが、北見沙雪に与えた魔法のアプリ。アプリを起動させた者の体と魂を切り離し、魂だけで自由に動けるようになる機能を持つ。見た目は人間そのものだが、他者が触れることはできない。

ソーリー

アイビスが、斎藤紅緒に与えた魔法のアプリ。スマートフォンの所有者が謝罪をすると、どんな内容であっても必ず許される機能を持つ。

ジョブズ

アイビスが、鬼ケ島賀太郎に与えた魔法のアプリ。アプリを立ち上げた者が逆境に陥ると、それを打開する素晴らしいアイデアを与える機能を持つ。ただし、アイデアがひらめいた瞬間、使用者の顔が劇画タッチの渋い男性に変わるデメリットを持つ。

m friends (えむふれんず)

アイビスが、卜部シエナに与えた魔法のアプリ。アプリを立ち上げるとモアが出現し、スマートフォンの所持者が本物の友達と出会うまで行動を共にするようになる。また、モア自身も友達づくりに協力をする機能を持つ。

てぃーえす

アイビスが、筧遊と朱雀煉十郎に与えた魔法のアプリ。スマートフォンの所持者やアプリを立ち上げた者をはじめ、画面をタッチすることで誰でも男女の性別が入れ替わる機能を持つ。遊のアイビスへの要望や説明が著しく不足していたため、「煉十郎が女性に触れて満足する」という目標が達成できないと、画面をタッチした全員が元の性別に戻れない。

イルカ

アイビスが、坪井カナリアに与えた魔法のアプリ。アプリを起動すると真っ白なイルカが現れ、なんでも質問に答えてくれる。しかし役に立たない内容や下ネタばかりで、空気の読めない発言が多い。

スリム

アイビスが、犬養霧子に与えた魔法のアプリ。アプリを起動すると、スマートフォンの所有者を抜群のスタイルに変える機能を持つ。ただし効果は太陽の出ている時間だけで、夜になると元に戻ってしまう。本来はふくよかな体形の霧子が、以前飼い犬を助けてくれた荻宗佑に恩返しをするために使用した。

シークバー

アイビスが、平心に与えた魔法のアプリ。カメラでとらえた場所の過去を、最新VR技術で再現する機能を持つ。また、再現された人物には触れることができる。

ダークサイド

アイビスが、四央寺真白に与えた魔法のアプリ。アプリを起動すると、スマートフォンの所有者のふだん抑制されている精神を開放する機能を持ち、自由に振る舞うようになる。真白は肌を黒く日焼けさせ、三国喜平に色気を振りまくようになってしまった。

パチケモtry (ぱちけもとらい)

アイビスが、剣崎秀五に与えた魔法のアプリ。アプリを起動すると画面上に地図が表示され、「ケモノ」と呼ばれるキャラクターが出現しているスポットが、リアルタイムで示される。そして、実際にその場所に行き、カメラに写し出されたキャラクターを捕獲できるコレクションゲーム。キャラクターが出現している場所は、秀五にゆかりのあるスポットばかりになっている。巷で大人気のアプリ「プチケモtry(とらい)」と機能もデザインも瓜二つだが、出現するキャラクターが異なる。

ガッチャ

アイビスが、島川曲に与えた魔法のアプリ。アプリを起動すると直前まで積んでいた善行がメーターで表示され、マックスになるとくじ運が最高によくなり、狙ったものが必ず手に入る。曲はスマートフォンのゲームアプリ内で、目当てのキャラクターを得るために使用した。

the well (ざうぇる)

アイビスが、宝生藤子に与えた魔法のアプリ。アプリを立ち上げると、一日あたり10個まで悪口を完全に無効化する機能を持つ。どんなにひどい内容でも、大声であっても相手には届かない。10個以降も無効化することはできるが、容量がいっぱいになったタイミングでスマートフォンが破壊され、悪口がみんなの知るところになる。

スクラッチ

西條一五が入手した魔法のアプリ。アイビスを介さず、「スクラッチ」自身が一五に使用してほしいと声を掛けた。カメラを起動して女性を撮影し、映像上で衣類をこすることで下着があらわになっていく。しかし、その下着は実際に相手の女性が身に着けているものではなく、「スクラッチ」好みの派手で過激な下着に変換されている。一五はその事実を知らず、威風音学園の女子生徒には羞恥心がないのかと大きなショックを受けることとなった。

ウェザー

アイビスが、四央寺真白に告白をしたい三国喜平に託した魔法のアプリ。相手の気持ちによって周囲の気候が変わる機能を持つ。

ニンジャ

アイビスが、志島透明に与えた魔法のアプリ。スマートフォンの所持者を透明にし、周囲に認識されなくなる機能を持つ。ただし姿が見えなくなるだけで、物に当たったり、人から触れられたりする危険が伴う。アプリを終了することで機能がオフになる。

ドリーム

何者かが、安形次夢に与えた使徒のアプリ。アプリを起動して眠ると、夢の中で生活できる機能を持つ。その際に夢の中では自分の理想をすべて叶えることができる。また、非常に楽しい夢であることから、次夢はアプリに依存してしまう。

嫉妬 (えんゔぃー)

何者かが、更田とまとに与えた使徒のアプリ。表向きは「スカウター」という名のアプリだと表示されるが、本当の名称は「嫉妬」。アプリを起動したあとにカメラを立ち上げて人物を写すと、対象が周囲からどれほど愛されているかがリアルタイムに数値化され、表示される。最終的には周囲に嫉妬して身の破滅を招くアプリだが、とまとは坪井カナリア、深海月夜がそばにいたこともあり、難を逃れている。

ケージ

麗郷サヴィナが、独自に開発した育成アプリ。サヴィナ自身がスマートフォンの中に住み、最高に楽な生活を送りたいという欲望から誕生した。中丸刃がサヴィナから一方的に託された「ケージ」を使用することになった。食事や着替え、入浴といった動作がクリックするだけで完了する。サヴィナは魔法のアプリの一つになりたいとアイビスに話を持ち掛けたものの、バグが生じる不安から断られている。

ベース

i・ショウジョ (あいしょうじょ)

願望を叶える機能を持つ魔法のアプリを託された少年少女たちが、大切な人のために奮闘する姿を描くオムニバス形式のラブコメディ。美少女キャラクターの衣類がはだけるなど、お色気シーンが多数盛り込まれている。「... 関連ページ:i・ショウジョ

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