概要
マリーベルの女優としての師。短髪ながら前髪などがくるくるとしている。マリーベルがロンドンで初めて見た芝居に出演。パリのコンデ劇場でジャンヌ・ド・モローの演技に感動したマリーベルに、終幕後の舞台に立つことを許したこともある。デュガゾン演劇学校に入学したマリーベルの個人教授に志願し、彼女を教えている。
マリーベルに見学させるために連れて行ったコメディ・フランセーズの舞台では、衣装をめぐってジャンヌ・ド・モローと衝突しマリーベルを出演させることになる。その舞台が評判になってコメディ・フランセーズの次の公演にマリーベルが呼ばれると、主演男優を務めるようにデュガゾンから指示された。
その後もマリーベルを相手とする主演を努めて、革命派の舞台をリードした。モデルは実在の俳優、フランソワ=ジョゼフ・タルマ。
関連人物・キャラクター
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コメディ・フランセーズ
『マリーベル』に登場する組織。当時、唯一の国家運営劇団。演目に関係なく、当時の貴族の服装で演技をしていたが、マリーベルが1787年に『アクロポリスの市民』で史実に忠実な衣装で演じて話題となる。宮廷の命... 関連ページ:コメディ・フランセーズ
登場作品
関連リンク
- 関連人物・キャラクター
- マリーベル
- ルイ・アントワーヌ・レオン・フロレル・ド・サン・ジュスト
- ロベール・ランバート
- ジュリアン・タル・タラン
- ジャンヌ・ド・モロー
- レアンドル
- フランソワ・タル・タラン
- マーガレット
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- フィリップ
- ウイリアム・ランバート
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