夏目友人帳

夏目貴志が用心棒の妖怪斑(ニャンコ先生)と共に、祖母のレイコが遺した友人帳をめぐる事件に振り回されていく物語。友人帳に関わった妖怪たちの思いが時に叙情的に、時に人間ドラマとして語られるのも魅力となっている。

正式名称
夏目友人帳
作者
ジャンル
ファンタジー
 
怪談・伝奇
レーベル
花とゆめCOMICS(白泉社)
巻数
既刊22巻
関連商品
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世界観

夏目友人帳』の世界では、数多くの妖怪達が人間界で暮らしている。妖怪達は人の目から隠れて暮らしており、その姿は主人公の夏目貴志のような妖力を持った者にしか見る事ができない。当然妖怪が見える人間の行動は他人の目には奇妙なものに写り、貴志もその事でつらい目に遭ってきた。そのため、妖怪が見える事は周囲の人間には秘密にしている。

タイトルにもなっている友人帳は、貴志の祖母の夏目レイコがその強力な妖力を使って負かした妖怪達と交わした契約書。彼女の子分になった証として、負けた妖怪達の名前が書かれている。彼女の死後は、貴志が引き継ぐ事になった。

友人帳に名前を書いた妖怪は、友人帳を持つ者に名前を呼ばれ、命令されると逆らう事ができない。また、名前が書かれた紙を破ったり燃やしたりすると、その妖怪は消滅してしまう。そのため、多くの妖怪が名前を取り戻したいと考えている。また、友人帳の存在は妖怪の間では広く知られているらしく、「手に入れれば多くの妖怪を統べる事ができる」と考え、友人帳を狙ってくる者も多い。自称「用心棒」のニャンコ先生も、「自分が死んだら友人帳を譲る」という約束を貴志と交わしている。

友人帳に名前を書いた妖怪にその名を返すには、まず相手をイメージしながら友人帳を開き念じる。すると友人帳が相手の名前を割り出すので、あとは名が書かれた紙をくわえながら手を強く打ち合わせ、息を吐けばよい。なお、この儀式には友人帳を作った夏目レイコの血と唾液が必要。貴志は彼女の血を引いているため、この問題はクリアできている。

妖怪の中には人間に悪さをする者もおり、そのような妖怪退治を専門にする者達もいる。彼らは祓い屋と呼ばれ、依頼を受けて人に仇なす妖怪を退治封印する。ときには妖怪と契約し、自分の式として使役する事もある。なお、祓い屋の家に生まれたからといって必ず妖怪が見えるわけではないので、多くの家が後継者問題に悩まされている。貴志の友人、名取周一の名取家も長い間後継者が見つからず、一時は廃業にまで追い込まれた。

祓い屋にも派閥があり、多くの祓い屋を傘下に抱える的場一門は業界でも一目置かれている。しかし、祓い屋の中には、力尽くで妖怪を従わせる的場家を「祓い屋の面汚し」と嫌う者も多い。

作品が描かれた背景

連載が始まった2003年、漫画界では囲碁ブームを起こした『ヒカルの碁』(「週刊少年ジャンプ」)が連載終了。またドラマ化もされた大ヒット漫画『花より男子』(「マーガレット」)もこの年に完結を迎えている。その他のニュースとしては、この年の4月に日本郵政公社が営業を開始、12月には地上デジタル放送テレビがスタートしている。また、映画監督宮崎駿が『千と千尋の神隠し』でアカデミー賞長編アニメ映画賞を受賞した。

作品構成

主人公夏目貴志が妖怪達と知り合い、彼らに関わる事件を解決していくというのがひとつのパターンとなっている。友人帳が妖怪達と知り合うきっかけになる事が多いが、それ以外にも妖怪が貴志に依頼を持ち込んだり、貴志の周囲の人間が妖怪がらみの事件に巻き込まれる事もある。

もともとは隔月雑誌向きの完全読み切り用の設定として考えられたためか、連載当初は1話読み切りが中心だったが、物語が進むにつれ、複数話完結のエピソードが多くなった。

あらすじ

第1巻

生まれて間もなく両親を亡くし、親戚の家を転々としていた夏目貴志は、昔から人には見えないモノを見てしまい、苦労をしていた。そんなある日、妖怪から「レイコ」「返せ」と言われ、なんの事かわからず逃げ惑っているうちに、貴志はある祠を封印していた注連縄を誤って断ってしまう。そこに封印されていたのは招き猫の姿をした妖怪「ニャンコ先生」ことだった。斑は貴志に、彼の祖母の夏目レイコがかつて集めた友人帳の詳細を教えると共に、周囲の妖怪から貴志を守る用心棒になってやろうと申し出る。(エピソード「ニャンコ先生登場!」。ほか、3エピソード収録)

第2巻

夏目貴志はクラスメイトから、取り壊される予定の旧校舎で行われる肝試しに誘われた。自ら妖怪達の出そうな場所へ赴く事に不安を覚えながらも、初めてクラスメイトから行事に誘われた嬉しさに参加を決めた貴志は、かつてその場所に幽閉され、人を恨んだ事で神から妖怪になってしまった時雨と出会う。(エピソード「旧校舎の怪」。ほか、3エピソード収録)

第3巻

友人帳を狙う妖怪に襲われた夏目貴志は、逃走中にとある注連縄を誤って断ってしまう。現れた妖怪はなんとか撃退したものの、家に帰るとがなかなか帰宅して来ない。そのうち帰って来るだろうと楽観視していた貴志のもとに、その晩、斑が化けている猫の姿そっくりの黒猫がやって来る。これを斑が汚れた姿だと勘違いした貴志は、風呂に入れたりと世話を焼くが、やがて斑が帰宅した事で、まったく別の妖怪だという事が判明する。さらにこの黒猫は、友人帳を口にくわえて逃走してしまう。(エピソード「先生、黒色になる?」。ほか、3エピソード収録)

第4巻

足を滑らせて腰を強打してしまったのため、薬草を採ろうと「しばの原」と呼ばれる場所に入った夏目貴志は、そこで守り神として崇められている獅子の像に憑いた妖怪、玄と出会う。玄は貴志の体に強引に憑依しようとして誤って雪兎に憑依してしまった結果、魔封じの木に封じられていた悪霊が解き放たれた事を語り、悪霊を封じるために貴志に協力してほしいと求める。(エピソード「春に溶ける」。ほか、5エピソード収録)

第5巻

友人達と共に宿題合宿のため訪れた民宿の近くで、夏目貴志は人魚の姿を目撃する。そこで貴志は人魚の笹舟から友人帳を渡せと脅されるが、民宿の経営者である千津に意図せず救われた。そして貴志は千津が、かつて人魚から不老不死になる血をもらったという話を聞く。千津はかつてあこがれた男性が危篤状態に陥った際にその血を飲ませており、その事を今でも悔いていた。話を聞いた貴志は、笹舟からその時の詳細な状況と、不老不死をもとに戻す方法があるか話を聞こうと考える。(エピソード「不老の想い」。ほか、4エピソード収録)

第6巻

招き猫姿のを散歩させていた夏目貴志は、ある廃屋の中から悲鳴を聞き、思わず助けに中へ飛び込んでいく。棺のような物に閉じ込められていた小学生の男児、石尾カイを助けた貴志だが、カイは数日前から怪しい男につけ回されていたらしく、貴志がその犯人ではないかと誤解されてしまう。なんとか誤解を解き、カイと友人になった貴志は、カイが自分と同じく妖怪を見る事ができ、そのせいで妖怪に命を狙われている事を知る。(エピソード「タカシの友人・1」。ほか、5エピソード収録)

第7巻

夏祭りが近づく神社の境内で、夏目貴志はべったりと血をつけた女とすれ違う。嫌な予感を覚えた貴志が、女がやって来た方向へと足を進めると、そこで見たのは血まみれで倒れ、死んでいる多くの妖怪と、その中に立つ的場静司だった。妖怪と間違われて的場に襲われた貴志だが、その場に居合わせた女の妖怪に助けられて事なきを得る。血を奪われる妖怪が続出しているため、犯人捜しに協力して欲しいと地域の妖怪達から頼まれる貴志だが、周囲の人間を巻き込む可能性を考え、返答に躊躇してしまう。(エピソード「人ならぬもの・1」。ほか、5エピソード収録)

第8巻

的場静司から受けた矢傷の影響で力が弱ったは、眠る事が多くなっていた。そのあいだに、夏目貴志の周囲には低級な妖怪が入り込むようになる。ヒノエからもしばらくは注意するように言われた矢先、貴志の通う学校で文化祭が行われる事になった。そんな中で貴志は、数日前に服の中から転がり出て来た石に悪い妖怪が封じられており、それが貴志の力を吸って大きくなってしまっている事を知る。(エピソード「夏目、文化祭に参加する」。ほか、5エピソード収録)

第9巻

友人帳に名のある妖怪のアマナに名前を返した日の夕方、夏目貴志はカラスの群れに襲われている毛玉のような妖怪、カルを見つけて保護する。カルにヒノエから渡された妖怪用の薬を塗って放してやった翌日、学校から戻った貴志は部屋が荒らされている事に気づく。怖気(おじけ)のする気配に振り向くと、そこにはアマナが立っており、大切な指輪を盗んだのはお前かと、貴志の言い分にも聞く耳を持たず襲い掛かって来る。(エピソード「小さきもの・1」。ほか、5エピソード収録)

第10巻

夏目貴志のもとに、かつてクラスメイトだった事があるという柴田 克己が現れる。過去の噂を言いふらしかねない、脅迫するような物言いをする克己に案内されるまま、とある公園に連れ出された貴志は、そこで一人の少女を木陰から見せられ、本当に人間かどうか確かめてほしいと懇願される。その時はただの人間だと断言したものの、その夜、貴志は件の少女の村崎が克己を捕食している姿を夢に見る。(エピソード「偽りの友人・1」。ほか、4エピソード収録)

第11巻

外出中に雨に降られてしまった夏目貴志田沼要が雨宿りした場所は、偶然にも多軌透の家の門だった。二人は休憩させてもらった礼に、透が一人でしていたという蔵の掃除を手伝う事にする。蔵の中には、妖怪を見たいと願っていたという透の祖父が残した魔除けの道具などが大量に眠っており、三人は不気味に思いつつ、何とか掃除を終わらせる。しかし貴志は蔵を出る前に、魔除けの道具と説明されたはずの着物が1着なくなっているのに気づき、多軌家をあとにする事に不安を覚える。(エピソード「封じてあるもの・1」。ほか、4エピソード収録)

第12巻

一人で留守番をしていた夏目貴志は、藤原塔子の声に呼ばれて玄関を開ける。しかしそこに塔子の姿はなく、貴志は友人帳を奪おうとする妖怪のヨビコに襲われる。一撃でヨビコを黙らせる事に成功した貴志だったが、ヨビコはそこで引かず、せめて友人帳を貸してくれないかと頼み込む。その姿になんらかの事情があると察した貴志は、そこまでして友人帳を求める理由をヨビコに尋ねる。(エピソード「代答」。ほか、4エピソード収録)

第13巻

ある日、夏目貴志のもとに差出人が「的場」とだけ書かれた封書が届いた。的場静司からのものかと焦った貴志は即座にを探しに行くが、その先で新米の祓い人による、中途半端な妖怪封じを目撃してしまう。このままでは近日中に封じた妖怪が怒り狂って飛び出して来ると斑から忠告を受け、貴志は相談しようと名取周一の家を訪れる。その後、周一の助力を得て改めて妖怪を封印する事には成功するが、貴志が帰宅すると、そこには静司が待っていた。(エピソード「連鎖の陰・1」。ほか、4エピソード収録)

第14巻

藤原塔子からお使いを頼まれた帰り道で、夏目貴志は2匹の小物妖怪に囚われ、声を出せなくなる呪いをかけられてしまう。だが、あわや食べられてしまうかという時に、貴志を夏目レイコと見間違った、大きな鳥に似た姿の妖怪に助けられる。声が出せないため、レイコではないと弁明できないまま貴志は仕方なく、嬉しそうなその妖怪から接待を受ける事となる。(エピソード「音無しの谷」。ほか、5エピソード収録)

第15巻

名取周一主演の映画を鑑賞した帰り道で、夏目貴志は周一が飛ばした式神を拾った。雨で字が滲んでいたが、書かれていた住所を手がかりに、貴志は後継者の途絶えた元祓い人の家に行き着く。たびたび起こる怪事に、これまで祓った妖怪達が仕返しにやって来たのかと怯える元祓い人の家族を見た貴志は、あとから姿を現した周一と共に原因の追及を始める。(エピソード「違える瞳・1」。ほか、4エピソード収録)

第16巻

名取周一が言っていた禁術の一つに友人帳が該当する事を知り、夏目貴志は悩んでいた。さらに多軌透の使う、妖怪が見えるようになる陣もまた禁術だという事を知り、貴志はその事実を透に知らせるべきかと悩む。そんな中、貴志は数日前に家の中に迷い込んで出られなくなってしまった妖怪を、陣を使って助けたという話を透から聞かされる。無事に助けられたならいいが、その妖怪がまだ出て行っていない可能性もあると危惧した貴志は、透の家に赴く事にする。(エピソード「結んではいけない・1」。ほか、4エピソード収録)

第17巻

参考書の買い出しとお使いを済ませた帰り道、夏目貴志は、葵と名乗る少年の姿をした妖怪に出会う。妖怪を見る事ができる園川香という少女を探しているという葵に協力する事を決めた貴志は、その後、クラスメイトの西村悟から同じ塾に香が通っているという話を聞き出す。下調べのため一人で香に会いにいった貴志は、そこで香からある企てを聞く事になる。(エピソード「いつかくる日」。ほか、4エピソード収録)

第18巻

にせがまれて新作の大福を買いに出た夏目貴志は、その帰路がボロボロに荒らされている事に気づく。周囲を探したところヤギのような姿の妖怪、シロを発見した貴志は、シロから「ミカタケ様の後継者を決める勝負の審判を頼みたい」と打診される。一度は断るものの、懸命に食い下がるシロの姿に、貴志は勝負する事になった経緯だけでも聞く事にする。(エピソード「出来ること」。ほか、3エピソード収録)

第19巻

ある日、夏目貴志の家に、かつてクラスメイトだった柴田 克己から電話がかかって来た。久しぶりに会って話したいという克己に強引に押し切られ、貴志は田沼要を伴って会いに行く。最初は和気藹々と話していた三人だったが、要もまた妖怪を感じ取る事ができる体質だと知った克己は、最近知り合った女児が悩まされている「外木の人形屋敷」について話し始める。(エピソード「二体さま」。ほか、3エピソード収録)

第20巻

買い物に出かけた夏目貴志は、その途中、頭が壺にハマって取れなくなってしまった妖怪のつきひぐいと出会う。壺を取ってやった貴志は、つきひぐいから返礼として、体を幼児にまで若返らされてしまう。これにより、記憶にも混乱をきたしてしまった貴志に困惑したは、偶然その場を通りかかった田沼要多軌透に貴志を預け、つきひぐいを探しに出かける。(エピソード「つきひぐい」。ほか、3エピソード収録)

第21巻

が数日帰って来ない事に不安を覚えた夏目貴志は、森の中へ探しに出かけた。その先で貴志は、蜘蛛の巣にかかっている不思議な紙と、妖怪達に追われている小さな妖怪、ミツミを発見する。師匠にあたる妖怪の岩鉄を睡眠から起こす「石起こし」の役を任されたミツミは、その役を横取りしようとする妖怪達に追われながらも、必死に役目をまっとうしようとしているのだという。その気持ちに感銘を受けた貴志は、ミツミを手助けする事にする。(エピソード「石起こし」。ほか、3エピソード収録)

第22巻

夏目貴志田沼要多軌透の三人は隣接市の古い旅館で行われている、お化けや妖怪に関する文献や蒔絵の展示に訪れた。だが、突然の落雷と豪雨によって帰れなくなってしまい、旅館の主人の計らいで宿泊させてもらう事になる。によれば、この旅館は危険な妖怪が出入りできない造りになっているというが、要はその夜、不気味な物を目撃する。(エピソード「表のれん」。ほか、6エピソード収録)

第23巻

西村悟は、脳震盪を起こして検査入院する事になった北本篤史の見舞い品を見繕っているところで、郷土の歴史を調べているという氷室に声を掛けられた。「テンジョウさん」という絵を探しているという氷室の話を聞いた西村は、手助けになればと夏目貴志田沼要にも声を掛け、その絵を探す事にする。(エピソード「テンジョウさん」。ほか、4エピソード収録)

特殊設定

作中には様々な妖怪が登場するが、河童など一部のものを除き、ほとんどは作者の創作によるオリジナル妖怪。妖怪以外にも虫の精や土地神なども登場する。

モデルになった町

熊本県の人吉市がアニメ版『夏目友人帳』の舞台のモデルとされており、この地を訪れるファンも多い。2011年には第3期となる『夏目友人帳 参』と人吉市のタイアップも実現した。こちらはアニメ終了後もくま川鉄道で『夏目友人帳』の記念乗車券が発売されるなど、様々なタイアップが行われている。

メディアミックス

スピンオフ

夏目友人帳』のキャラクター達が登場するギャグ4コマ漫画『ニャンコ先生が行く!』がWebサイト『花LaLa online』で連載。作者はカネチクヂュンコ。藤原夫妻をはじめとするサブキャラクター達も登場する。

TVアニメ

2008年にTV東京系列でアニメ化。監督は『地獄少女』や『デュラララ!!』などを手がけた大森貴弘。その後シリーズ化され、2009年に第2期となる『続 夏目友人帳』、2011年に第3期『夏目友人帳 参』、2012年に第4期『夏目友人帳 肆』が放送された。オリジナルストーリーのOVAも作られ、『ニャンコ先生とはじめてのおつかい』『夏目友人帳 いつかゆきのひに』の2作が制作された。

小説

アニメ『夏目友人帳 参・肆』のシリーズ構成を務めた脚本家の村井さだゆきにより、『小説・夏目友人帳』のタイトルで小説化。完全オジナルストーリーで、『ランプ堂奇譚』『妖の音』『妖の夢路』の3編を収録。2013年には、原作にも登場した子狐を主人公とした『小説・夏目友人帳 子狐のたび』(原作:緑川ゆき、小説:村井さだゆき)が『Web白泉社ノベルズ』で連載を開始した。

ゲーム

アットザラウンドからニャンコ先生をモチーフにしたスマートフォン用アプリ『夏目友人帳 ニャンコ先生と遊ぼう』が配信。ニャンコ先生とのミニゲームが楽しめ、ゲーム内で貯めたポイントでオリジナル壁紙素材がもらえた。

登場人物・キャラクター

主人公

髪は真ん中分けで、貧弱だが見栄えはよい。世分にある高校の1年2組。常人には見えない「妖」が見え、関わることができる妖力を持つ。エノキ、モヤシなどと言われる体格ながら、妖を一発で殴り倒す強大な妖力を持つ... 関連ページ:夏目 貴志

夏目貴志の「自称」用心棒である妖。身長・体重はドッジボール2個分(招き猫の姿時)。「招き猫」を依代に長い間封印されていたが、夏目が結界を破ったために解放された。ただ長い間封印されたため、体が慣れてしま... 関連ページ:

夏目貴志の母方の祖母で故人。回想シーンでのみ登場し、ほとんどはセーラー服姿。友人帳の作成者。妖たちにも評判となるほどの美人だったが、一方で強力な妖力の持ち主で傍若無人な乱暴者として現在も恐れられている... 関連ページ:夏目 レイコ

伊達メガネをしていて、怪しいオーラを自在に出す。人気俳優で妖祓い人。夏目貴志の理解者であり、同じく妖を見ることが出来る数少ない人物。隣の榊市に住んでいる。もともと祓い屋の一族だが、しばらく後継者が出ず... 関連ページ:名取 周一

藤原 塔子

夏目貴志を引き取った遠縁の親戚。専業主婦で少女のような無邪気な感性を持ち、夏目を「貴志君」と呼んで小さな子どものように接する。ちょっと過保護。

田沼 要

1組。妖の気配を感じるものの、姿は影のようなものにしか見えない。父は僧侶。夏目貴志と親密になりたいと思っているが、双方ともに人づきあいが苦手なので打ち解けるのに時間がかかった。夏目と同様に貧弱。妖の気に当てられて寝込むことも多い。

1年5組の女子。無口でおしとやかと評判。祖父が遺した陣で、とある妖怪を見たために祟られ、期日までに妖を捕まえないと、自身の他に、名前を呼んだ相手を遡って13人喰われてしまうため、人との接触を避けていた... 関連ページ:多軌 透

藤原 滋

メガネをかけた柔和な人物。夏目貴志を引き取った。小学生の頃、夏目レイコと親しくしていたらしいが、なぜかレイコの名前を思い出せない。

笹後

『夏目友人帳』の登場妖。名取周一が使役する失せ物探し。ちりちり髪に羊のような角があり、目隠しをしている。夏目貴志のことを快く思っていない。

瓜姫

『夏目友人帳』の登場妖。名取周一が使役する祟りもの。額に文字が書かれた、黒髪の女性の姿をしている。夏目貴志のことを快く思っていない。

『夏目友人帳』の登場妖。名取周一が使役する魔除け蔵護り。二本の角がある一つ目の面をした、背の高い女の子の姿をしている。元々は山守りの妖だったが、ちょっと前に祈祷師に捕まって蔵を守るように命じられた。そ... 関連ページ:

ヒノエ

『夏目友人帳』の登場妖。呪詛使い。遊女のような姿をしている。カラスに奪われた簪を夏目レイコが取り戻し、それと引き換えに言うことを聞いて以来のレイコファン。夏目貴志がレイコでないのを残念がりながらも、なにかと絡んでくる。犬の会のメンバー。

『夏目友人帳』の登場妖。角のある馬の頭に右前足は馬、左前足は人間の巨大な妖。左耳に二つ、右耳に一つ鈴をつけている。蛙使いの沼護り。ニャンコ先生に匹敵する強力な妖で、夏目貴志から名前を返してもらおうとし... 関連ページ:三篠

紅峰

『夏目友人帳』の登場妖。ニャンコ先生を慕う妖。右目が蝶になっている女性の姿をしている。斑本来の姿を美しいと思っているがニャンコ先生姿はちんちくりんで好きではない。

七瀬

メガネをかけた初老の婦人。独特の威圧感がある的場静司の秘書。

眼帯、長髪、番傘の祓い屋。祓い屋の名家、的場の頭首。人間世界では当主の文字を使うが、妖関連の場合は頭首を使う。的場の頭首は何代も前から右目を妖に狙われているので眼帯で隠している。番傘も目を狙われたとき... 関連ページ:的場 静司

西村 悟

夏目貴志のクラスメイト。額を出した真ん中分けの髪。少し反りが合わない受験生の兄がいる。転校してきた夏目に最初に声をかけた。親のない夏目に無神経なことを言ったと気にしていたこともあったが和解。気の合う友人となった。自分の気持ちに正直なタイプ。好奇心が強く、頼られると頑張ってしまうお人好し。

北本 篤史

夏目貴志の友人。もともとは西村の友人で、隣の1組の生徒。短い髪。妹に真奈がいて、弁当を作ってくれる。父が大病をしたため、家庭を背負うことを考えて悩んでいる。飾りたてたりすることに興味がない。思慮深く夏目を気づかっている。

拓磨 洋介

名取周一に祓い屋稼業のあれこれを指導した先輩。妖力がなくなって廃業した。娘の月子との二人暮らし。使役していた3匹の式のうち銀露は家に残り、主を見守るという。残りの2匹は解約した。

『夏目友人帳』の登場妖。山奥に住む狐の妖。母親を亡くして泣き暮らし、ほかの妖にいじめられていたところを夏目貴志に助けられた。恩義に感じて、自分の名前を葉に書いて納めてもらおうとしたが、主従関係は結びた... 関連ページ:子狐

榊西高に通う男子高校生。夏目貴志が親戚の家をたらい回しにされていた頃、小学校で同じクラスだった事があるが、貴志を変人と見なしていじめていた。恋をした村崎に「自分は人ではない」と告げられ、偶然再会した貴... 関連ページ:柴田 克己

箱崎 紅子

妖祓いの研究をしていた老人の孫娘。祖父の死後、相続した箱崎邸を処分しようとしているが、豪邸の上に祖父の研究してきた妖関連のものが多く、時間がかかっている。妖を見る力はない。

中級

『夏目友人帳』の登場妖。八ツ原に住む中級妖怪。一つ目のハゲ頭、通称つるつると牛の頭をした、通称牛の2匹。夏目貴志の力で八ツ原を守ってもらおうとやってきた。なにかと夏目を胴上げする。犬の会の発起人。

ちょび

『夏目友人帳』の登場妖。大きな顔にちょび髭の妖怪。「孤高で高貴」と自称していて、実際それなりに高位の妖らしい。おっとりとしていて、「~であります」という口調で、妖のことをいろいろ教えてくれる。多軌透に陣を描かないように言ってくれと夏目貴志に頼むためにやってきた。犬の会のメンバー。

カッパ

『夏目友人帳』の登場妖。身長175cm。一般的な伝承の通りのカッパ。なぜか昼日中に出歩いて干からびていることが多い。夏目貴志が通り掛かり、水をかけて復活させたことが何回かある。妖たちの噂に詳しく、夏目には貴重な情報源の一つ。犬の会のメンバー。

犬の会

夏目貴志に縁のある妖たちの集い。「夏目様のしょうもない悩みやお節介に付き合って、呼び出しあらば犬のごとく馳せ参じよう」という妖が集まった会ということで命名された。月がきれいなどの理由で酒宴を催す。夏目組とも称するが、そのときそのときで夏目様に恩を売る会など適当な会の名前がつけられたりする。

夏目貴志の祖母夏目レイコが妖怪たちに負けたら子分にするという約束で勝負を挑み、集めた名前を束ねた一種の契約書。本名で縛る行為は、たいへんな妖力が必要。これに名前がある妖は、持ち主のいかなる命令にも逆ら... 関連ページ:友人帳

場所

八ツ原

『夏目友人帳』の舞台のひとつ。バスも通っていない辺鄙な場所。廃寺があったが、そこに田沼一家が越してきた。森や沼があって、中級たちを始めとする多くの妖が住んでいる。

アニメ

夏目友人帳 肆

祖母・夏目レイコが残した「友人帳」を手にしたことが切っ掛けで、様々な妖怪と関わる事になった夏目貴志。かつて両親と共に暮らした家が売却されると知らされ、心のケジメをつけるべく懐かしい生家とかつて暮らした... 関連ページ:夏目友人帳 肆

夏目友人帳

幼くして両親を亡くし、妖怪が見える力のために周囲の人達から気味悪がられたため、人との関わりを避けるようになった高校生・夏目貴志。遠縁の親戚である藤原夫妻の下に落ち着いた夏目は、祖母・夏目レイコの遺品か... 関連ページ:夏目友人帳

続 夏目友人帳

祖母・夏目レイコが残した「友人帳」を手にしたことが切っ掛けで、様々な妖怪と関わる事になった夏目貴志。だが、現れる妖怪達は必ずしも害がないものばかりではなかった。人に祟りや害をなす妖怪と出会ってしまい、... 関連ページ:続 夏目友人帳

夏目友人帳 参

祖母・夏目レイコが残した「友人帳」を手にしたことが切っ掛けで、様々な妖怪と関わる事になった夏目貴志。友人や大切な人が増え、妖怪との関わりにもすっかり馴染みだした彼にとって、その力ゆえに周囲から理解され... 関連ページ:夏目友人帳 参

書誌情報

夏目友人帳 既刊22巻 〈花とゆめCOMICS〉 連載中

第1巻

(2005年10月発行、 978-4592171584)

第2巻

(2006年8月発行、 978-4592171591)

第3巻

(2007年2月発行、 978-4592184461)

第4巻

(2007年8月発行、 978-4592184478)

第5巻

(2008年3月発行、 978-4592184485)

第6巻

(2008年7月発行、 978-4592184492)

第7巻

(2009年1月発行、 978-4592186670)

第8巻

(2009年7月発行、 978-4592186687)

第9巻

(2010年1月発行、 978-4592186694)

第10巻

(2010年7月発行、 978-4592186700)

第11巻

(2011年3月発行、 978-4592193616)

第12巻

(2011年7月発行、 978-4592193623)

第13巻

(2012年1月発行、 978-4592193630)

第14巻

(2012年7月発行、 978-4592193647)

第15巻

(2013年1月発行、 978-4592193654)

第16巻

(2013年7月発行、 978-4592193661)

第17巻

(2014年1月発行、 978-4592193678)

第18巻

(2014年9月発行、 978-4592193685)

第19巻

(2015年5月発行、 978-4592193692)

第20巻

(2016年4月5日発行、 978-4592193708)

第21巻

(2016年10月5日発行、 978-4592193715)

第22巻

(2017年9月5日発行、 978-4592193722)

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