少女ファイト

過去のトラウマにより、他人を恐れ本気でバレーボールに取り組めない主人公・大石練。彼女が幼馴染の式島滋、式島未散兄弟や、黒曜谷高校バレーボール部部員たちとの交流により、バレーボールへの情熱を取り戻し成長していく姿を描くバレーボール漫画。

正式名称
少女ファイト
作者
ジャンル
バレーボール
レーベル
イブニングKCDX(講談社) / キャラクターズA(講談社)
巻数
既刊14巻
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概要・あらすじ

かつて旭谷小学校を全国大会準優勝に導いた大石練。中学受験の時にチームメイトに裏切られたトラウマにより、白雲山学園中等部バレーボール部では実力を隠していた。怪我をさせてしまったチームメイトの代理で出場した練習試合で、本性を抑えきれずにスパイクを打ちに行った際に負傷、観戦に来ていた式島滋の診察を男子トイレで受けていたところ、不純異性交遊と勘違いされ退部処分となってしまう。

失意の日々を過ごすなか、黒曜谷高校バレーボール部監督陣内笛子との邂逅や、陣内笛子の高校時代、姉の事故死翌日の春高決勝の黒曜谷高校の試合映像を視聴したことをきっかけに黒曜谷高校に進学。黒曜谷高校バレーボール部の中でバレーボールへの情熱を取り戻していく。

登場人物・キャラクター

大石 練 (オオイシ ネリ)

黒曜谷高校1年生、バレーボール部所属。低身長ながら、優れた運動神経をもちバレーボールの実力は高い。小学5年の時に姉・大石真理を失ったことをきっかけに狂犬とあだ名されるほどバレーボールに打ち込み、6年時には所属していた旭谷小学校を全国大会準優勝に導く。白雲山学園中等部から旭谷小学校レギュラー全員がスカウトされ、一緒に進学するという約束をするも、他のメンバーにボイコットされたことがトラウマとなり、白雲山学園では実力を隠していた。 映像で記憶をするタイプで、小学校時代の早坂奈緒と延友厚子のことを憶えていた一方で、ルックスに大きな変化のあった小田切学のことは忘れていた。

大石 真理 (オオイシ マリ)

大石練の姉で、故人。生前は黒曜谷高校のエースアタッカーとして活躍していたが、交通事故により他界。おおらかで自由奔放な性格をしており、他人を驚かせる言動をすることもあった。その一方で、人柄は周囲の人間に影響をあたえたことも多い。

式島 滋 (シキシマ シゲル)

黒曜谷高校スポーツ科学科2年。式島未散の兄で、大石練の幼馴染。実家は式島整骨院を営んでおり、彼自身も優秀なマッサージの腕をもつ。黒曜谷高校男子バレーボール部の優秀なセッターであったが2年時から女子バレーボール部のマネージャー兼トレーナーを務める。 性格は理性的で真面目だが、大石練に好意をよせて常に気にかけており、彼女のこととなると大胆な行動にでることもある。網膜色素変性症を患っており、男子バレーボール部から女子バレーボール部のトレーナーになったのもそれが原因。

式島 未散 (シキシマ ミチル)

黒曜谷高校スポーツ科学科1年。男子バレーボール部所属で、ポジションはセッター。式島滋の弟で、周囲からは賢兄愚弟の扱いを受けることも多いが、兄の苦労も理解しており兄弟仲は良い。やる気の無い周囲のメンバーに憤り中学のバレーボールは退部していたものの、三國智之の推薦により、特別推薦により黒曜谷高校に入学した。 兄に遠慮して大石練への想いを隠していたが、小学校時代にはそのことを知った唯隆子に脅迫されるような形で交際をしていた。これがトラウマになっており、唯隆子と再会した際には動揺をみせる。

小田切 学 (オダギリ マナブ)

黒曜谷高校スポーツ科学科1年。女子バレーボール部所属。178㎝と長身。学業成績優秀で、中学では首席成績、黒曜谷高校入学式では新入生総代を務めた。漫画を描くことを趣味としており、バレーボールは素人。バレーボール漫画の取材のためマネージャーとして入部を希望していたが、式島滋がマネージャーを務めることが決定していたことと、大石練の後押しもあり選手としての入部となった。 旭谷小学校出身で、いじめられていたところを大石練に救われたため、彼女のことを慕っている。

延友 厚子 (ノブトモ アツコ)

黒曜谷高校スポーツ科学科1年。女子バレーボール部所属。短髪で174㎝の長身で男勝りの性格をしており、制服時はスケバンのようなロングスカートを着用している。小学校時代に大石練率いる旭谷小学校との試合の際に、ストレート負けしたため入部当初は大石練を敵視していた。 義理の母と折り合いが悪く、自立のため、卒業後は実業団への就職を志望している。クロススパイクを得意とする反面、打ち分けを苦手としている。早坂奈緒とは小学校からの幼馴染。

早坂 奈緒 (ハヤサカ ナオ)

黒曜谷高校スポーツ科学科1年。女子バレーボール部所属。ギャル風の見た目をしており、遅刻やサボりが多いなど性格も軽い。幼馴染である延友厚子を追うように行動することが多く、小学校時代に延友厚子のバレーボール部入部に追随したことがきっかけでバレーボールを始める。プレーにおいては、やる気にムラがあるが器用で穴がない。 彼女が賭けバレーに参加したことにより、女子バレーボール部謹慎処分のきっかけをつくってしまう。実家は美容院を経営している。

伊丹 志乃 (イタミ シノ)

黒曜谷高校スポーツ科学科1年。女子バレーボール部所属。守備がうまく、精度の高いトス技術を持つなど実力は高く、自他ともに厳しい性格。試合中でも歯に衣を着せぬ物言いでミスの指摘をするためキツイ性格と取られがち。実家は神戸にあり、祖父がヤクザであることが関西では有名なため、八百長呼ばわりされるなど悪評が立ったため、東京にある黒曜谷高校に進学した。 本格的にバレーボールをやるには159㎝と低身長であることがコンプレックス。

長谷川 留弥子 (ハセガワ ルミコ)

黒曜谷高校スポーツ科学科1年生。女子バレーボール部所属。性格は天真爛漫で、ルックスもよいため、中学時代からアイドル的人気があるが、鎌倉沙羅や京極小雪を前にはしゃぐなど本人にはその自覚はない。高身長でブロックは得意だが、小学校時代の強打レシーブ練習の影響でレシーブが苦手。 あきらめるという言葉に敏感で、その言葉を聞くとキレてしまう。父親は漫画編集者で、母親は女優をやっており、二人の知り合いである漫画家に思いをよせている。

犬神 鏡子 (イヌガミ キョウコ)

黒曜谷高校スポーツ科学科2年。黒曜谷高校理事長の娘で女子バレーボール部部長。マイペースで飄々とした性格にみえて、部員に脱落者が出ないように気遣いをしている。ハンドリングが柔らかく、高身長も手伝って溜めの長いトスアップ技術を持つ実力者だが、喘息を患っているため試合では1ローテーション程度しかもたない。 努力している姿を他人に見させないように、自宅に作った体育館で鎌倉沙羅と毎日トレーニングを行っている。

鎌倉 沙羅 (カマクラ サラ)

黒曜谷高校スポーツ科学科2年。バレーボール部所属。感情をあまり表情に出さず、寡黙。犬神鏡子がトスを上げる際は、鎌倉沙羅と蜂谷由佳との二人で風神雷神との異名を持ち、鎌倉沙羅のキレのある速攻は死神の鎌と呼ばれる。母と共に犬神鏡子の家でお手伝いさんをしており、犬神鏡子とは幼馴染。 虚弱体質の犬神鏡子の食事は鎌倉沙羅がつくることが多い。本人は自身を女らしくないと考えているが、クラスの男子にはファンが多数いる。

蜂谷 由佳 (ハチヤ ユカ)

黒曜谷高校スポーツ科学科2年生。バレーボール部所属。骨が丈夫で肥満気味の体型。パワーがあり重いスパイクを打つ。犬神鏡子がトスを上げる際は、鎌倉沙羅と蜂谷由佳との二人で風神雷神との異名を持ち、蜂谷由佳のオープンスパイクは受けると腕がはれ上がるためスズメ蜂と呼ばれる。 大石練の中学時代のチームメイトの蜂谷千代は親戚。

陣内 笛子 (ジンナイ フエコ)

黒曜谷高校女子バレーボール部顧問。常に着物を着ており、高校時代の怪我の影響で杖をついている。黒曜谷高校女子バレーボール部のOGであり、現役時はセッターを務めていた。生前の大石真理とはチームメイトだった。白雲山学園バレーボール部監督別所直樹とは過去に交際の経験がある。

由良木 政子 (ユラギ マサコ)

黒曜谷高校女子バレーボール部コーチ。黒曜谷高校女子バレーボール部OGで、大石真理や陣内笛子とは元チームメイト。Vリーグの選手だったが腰を故障し、リハビリのため一時退団し、黒曜谷高校のコーチに就任した。黒曜谷高校男子バレーボール部に弟の由良木龍馬が所属している。

唯 隆子 (ユイ タカコ)

白雲山学園高等部1年。バレーボール部所属。帰国子女で、実力は名門白雲山学園1年の中でも抜けて高い。性格はマイペースでスロースターター。やる気にムラがあるが、育ての叔父の前では常に全力を出す。小学6年の時に3か月だけ旭谷小学校に編入、大石練のチームメイトだった時期があり、大石練は彼女のことを親友だと思っている。 その一方で、眠っている大石練にキスしている式島未散を盗撮、その画像をもとに脅迫するような形で彼と交際していた。

集団・組織

黒曜谷高校 (コクヨウダニコウコウ)

東京練馬区にある私立高校。校章はしゃれこうべに蓮の花。有刺鉄線が張られているなど悪魔城的校舎が特徴。数年前にスポーツ特待生制度の導入やスポーツ科学科の新設など運動部強化を行っている。理事長は犬神鏡子の母犬神了子。

書誌情報

少女ファイト 既刊14巻 講談社〈イブニングKCDX〉 連載中

第1巻

(2006年7月発行、 978-4063721713)

第2巻

(2007年2月発行、 978-4063722628)

第3巻

(2007年9月発行、 978-4063723519)

第4巻

(2008年4月発行、 978-4063754766)

第5巻

(2009年1月発行、 978-4063756388)

第6巻

(2009年10月発行、 978-4063757941)

第7巻

(2010年7月発行、 978-4063759440)

第8巻

(2011年7月発行、 978-4063760637)

第9巻

(2012年8月発行、 978-4063766400)

第10巻

(2013年7月発行、 978-4063768619)

第11巻

(2014年6月発行、 978-4063770094)

第12巻

(2015年5月22日発行、 978-4063771787)

第13巻

(2016年5月23日発行、 978-4063774658)

第14巻

(2017年7月21日発行、 978-4063932355)

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