王家の紋章

考古学を学ぶアメリカ人の少女が、現代から古代のエジプトへタイムスリップする。3000年の時を超え、若きエジプト王との恋を軸に壮大な物語が展開する歴史ロマン。細川智栄子あんど芙~みんの代表作で、少女漫画の金字塔として知られる。「月刊プリンセス」1976年10月号より連載中の作品。

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正式名称
王家の紋章
作者
ジャンル
タイム・トラベル、タイムスリップ
レーベル
プリンセスコミックス(秋田書店) / 秋田文庫(秋田書店)

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世界観

物語は、アメリカの大富豪の娘であるキャロル・リードが考古学を学ぶために訪れた現代のエジプト及びその周辺と、不思議な力によって行き来することになる紀元前約1200年の古代エジプト王国を舞台に繰り広げられる。また、キャロルと古代エジプト王のメンフィスを取り巻く環境を中心として展開していくため、古代エジプト王国のみならず、メソポタミアやミノア文明、インダス文明なども描かれた異国情緒あふれる世界観となっている。さらに、アマゾネス王国やバベルの塔をはじめ、すでに伝説となっている国家や建築物などが次々と登場するのも、作品の特色と言える。

作品が描かれた背景

「月刊プリンセス」1976年10月号より連載が開始され、作者の病気などによる中断を挟みながら、現在も連載が続いている。創刊号から掲載されている池田悦子・あしべゆうほの『悪魔の花嫁』や、1976年1月号から始まった青池保子の『イブの息子たち』と共に、「月刊プリンセス」を支える重要な作品である。また、「月刊プリンセス」2006年10月号では、連載30周年を記念して、付録をつけるなどのイベントがあった。

王家の紋章』の連載が開始された当時は、萩尾望都竹宮惠子など、いわゆる「24年組」が活躍する一方、新たな少女漫画家が続々と現れた時期にあたる。「月刊プリンセス」においても例外ではなく、やがて中山星香、碧ゆかこ、冬木るりか、天城小百合などが執筆するようになると、新旧の少女漫画家が入り混じり、黄金時代を迎えた。なお、連載中に20世紀から21世紀になったことで、『王家の紋章』の現代パートも、21世紀の世界観を反映したものに変更されている。

あらすじ

アメリカの大富豪の娘であるキャロル・リードは、エジプトのカイロ学園高等部に留学して、大好きな考古学を学んでいた。恵まれた環境で充実した毎日を過ごすキャロルだったが、父親のリードが事業PRの一環として行っていた王家の谷の発掘作業において、新たな王墓が発見されたことで、彼女の運命は一変する。その王墓は、18歳の若き王が眠っていた墓所であった。そして、その奥の秘密部屋に安置されていたミイラが、アイシスという美女になって甦る。弟のメンフィスの墓を荒らされたことを怒るアイシスは、元凶となったリード家に近づき、その家族の輪の中に入り込む。そして憎きリードにコブラをけしかけて殺すなど、周囲に災厄を振りまいていく。しかし王墓で発見された粘土板が修復されると、アイシスはその力を失い、強制的にかつて生きていた時代へと戻されることとなる。その際、アイシスはライアン・リードを苦しめるため、彼の妹であるキャロルを巻き込み、古代エジプト王国へと連れ去る。 かくして紀元前1200年のエジプト王国に紛れ込んでしまったキャロルは、なんとか現代に帰ろうと行動を開始し、エジプト王国の王になったばかりのメンフィスと出会う。当時のエジプトにはいなかった金髪碧眼、白い肌のキャロルに対し、興味を持つメンフィス。コブラに噛まれて瀕死になったところを、キャロルの持っていた解毒剤により助けられたことで、メンフィスはキャロルに惹かれていく。姉でありながら、弟のメンフィスを男性として愛するがゆえに、アイシスはキャロルへの嫉妬に狂い、彼女を亡き者にせんと暗躍を始める。 そんななか、水の濾過や製鉄の技術、未来予知としか思えない歴史の情報など、当時にはありえないさまざまな知識を持つキャロルは、「ナイルの娘」と崇められるようになっていく。キャロルの能力を欲しがるヒッタイト王国イズミル王子やアッシリア王国アルゴン王など、さまざまな人物に狙われながらも、ついにキャロルはメンフィスと婚儀を挙げ王妃となる。危機に陥っては現代に帰り、また過去に戻ることを繰り返しながら、キャロルは現代に生きる家族に想いを馳せつつも、古代で愛するメンフィス王と共に生きる覚悟を決めるのだった。 だが、キャロルの叡智が広く知れ渡るようになると、エジプト王国の周辺諸国はそれぞれの理由からキャロルを欲し、また一方で彼女を殺そうと狙い来る。いつしかキャロルを愛するようになったイズミル王子は、執拗にキャロルを狙い、さらにバビロニア王国ラガシュ王は、アイシスを娶ることでエジプト王国に接近しようとするが、彼の真の狙いもキャロルにあった。 メンフィスも、良からぬ思惑を抱く女性の接近をはじめ、戦争や暗殺未遂と騒動が絶えない。現代では「若くして亡くなった少年王」とされるメンフィスの命がいつ尽きるのかと憂慮しながらも、キャロルとメンフィスは、互いの愛を確かめながら、より良きエジプト王国の未来を目指していくのだった。

特殊設定

本作『王家の紋章』においては、キャロル・リードが現代と古代のエジプトを3000年の時を越えて往還するという設定が特色になっている。しかし、その仕組みには謎が多い。当初は修復された古代の粘土板の力により、過去に戻されることになったアイシスが、キャロルを巻き込んで連れ去っている。しかしその後は川に落ちるなど、キャロルが危機に陥ることで過去から現代、現代から過去へと往還するようになり、そこにはもはや古代の粘土板やアイシスの力の関与は感じられない。また、キャロルの兄であるライアン・リードが、複数回過去の世界に介入することになるが、それは古代にいるキャロルが現代のライアンと同じ場所、またはごく近隣にいる場合にのみ発生する事象となっている。 もうひとつの特色となっている設定が、キャロルの知識。最初にそれが発揮されるのは、コブラに噛まれたメンフィスを、現代の解毒剤で治したことだが、あくまでこれは例外。以後、水の濾過や製鉄の方法など、キャロル自身が持つ純粋な知識が古代において活用されることとなる。そのなかで特に重要なのが、歴史の知識である。歴史が大好きなキャロルは、実際の場所や建築物を見て、興奮のあまり現代で学んだ知識を口にすることがよくある。それが周囲には未来予知と受け取られ、キャロルの意図しないところで本人の評価が高まり神の娘として崇められていく原因となっている。

関連商品

「プリンセス ロマン デラックス・細川智栄子イラスト集『王家の紋章』永久保存版」

1982年7月、秋田書店より刊行されたイラスト集。細川智栄子本人の手による油彩や2色で描かれた複製原画の他、登場人物の紹介や『王家の紋章』名場面集などが収録されている。

「キャロルの秘密 キャロルはなぜ愛されるのか?」

2000年6月に近代映画社より発売された、いわゆる「謎本」。『王家の紋章』に隠された数々の謎が207ページに渡り徹底検証された研究本となっている。

長期連載記念作品

2007年7月、連載30周年を記念して秋田書店より「王家の紋章 公式ファンブック」が刊行。2016年7月には連載40周年を記念して「王家の紋章 アニバーサリーブック」が刊行された。どちらも歴史上の逸話などを基に作中のイベントや人物像を紐解く、ガイドブック的な内容となっている。

『王家の紋章』限定特装版コミックス

2015年7月に秋田書店より刊行された『王家の紋章』第60巻にはドラマCDの付いた特装版が刊行された。キャストはキャロル・リード役を沢城みゆき、メンフィス役を梶裕貴、イズミル役を櫻井孝宏、アイシス役を朴璐美が演じている。また、2016年12月中旬には、ドラマCD第2弾が付いた『王家の紋章』第62巻限定特装版が発売されることが決定している。

タイアップ

「海のエジプト展 ~海底からよみがえる、古代都市アレクサンドリアの至宝~」

2009年にパシフィコ横浜で開催された「海のエジプト展 ~海底からよみがえる、古代都市アレクサンドリアの至宝~」の会場内において、タイアップ企画として描き下ろしイラストをあしらったポスターやクリアファイルなど、『王家の紋章』関係のグッズが数多く作られ販売された。また、『王家の紋章』描き下ろしイラスト入りの前売りチケット「『王家の紋章』ペアチケット」も発売された。

メディアミックス

ラジオドラマ

ニッポン放送の「夜のドラマハウス」にて、1982年9月13日から、2週にわたりラジオドラマが放送された。キャロル・リード役を潘恵子、メンフィス役を神谷明が務めた。

CD

1990年12月15日、『王家の紋章』のイメージソングやボイスドラマが収録された「王家の紋章 Part 1」「王家の紋章 Part 2」がポニーキャニオンCD(音楽:馬飼野康二)より発売された。キャロル・リード役を潘恵子、メンフィス役を神谷明、アイシス役を杉山佳寿子、イズミル役を塩沢兼人、アルゴン役を加藤精三、リード役を渡部猛、ナレーションを田島令子がそれぞれ担当している。挿入歌として「キングオブキングス」(歌:高梨雅樹)、「剣よりも愛」(歌:高梨雅樹&潘恵子)も収録されている。また、2004年9月25日には株式会社モモアンドグレープスカンパニーから復刻版「王家の紋章 イラスト・ストーリー・ビデオ・オリジナル・サウンド・トラック」が「『王家の紋章』製作委員会」(音楽:久石譲)により発売された。こちらは、カラーイラストに音楽やセリフを合わせたもので、プリンセスコミックス第4巻までの内容となっている。

舞台

2016年8月、帝国劇場にてミュージカル『王家の紋章』が上演された。音楽はシルヴェスター・リーヴァイ、演出は荻田浩一が担当。キャストはメンフィス役を浦井健治、キャロル・リード役を宮澤佐江と新妻聖子(ダブルキャスト)、イズミル役を宮野真守と平方元基(ダブルキャスト)、アイシス役を濱田めぐみ、イムホップ役を山口祐一郎、ライアン・リード役を伊礼彼方、ミタムン役を愛加あゆ、ナフテラ役を出雲綾、ルカ役を矢田悠祐、ウナス役を木暮真一郎が務める。

海外からの反応

1987年に台湾で侯孝賢監督による映画「ナイルの娘」(原題は「尼羅河女兒」)が公開された。これは、『王家の紋章』(劇中では「ナイルの娘」というタイトルとなっている)に熱中する台湾人少女を主人公とした物語となっている。

評価・受賞歴

本作『王家の紋章』は、1990年に第36回小学館漫画賞少女部門を受賞している。

著名人との関わり

「王家の紋章 公式ファンブック」では、著名人ファンの代表として、女性歌手コンビのPUFFYと、漫画家の安野モヨコが、作品の魅力を語っている。読み始めたきっかけを聞かれたPUFFYの大貫亜美は、「少し年上の友だちの家で読み始めたら、とまらなくなりました。以来ずっと母と読んでいます」、吉村由美は「2つ上の姉が買ってきたのがきっかけです」と答えている。安野モヨコは、イズミル王子の魅力について語っている。また、漫画家の寄せたお祝いメッセージの中で、さちみりほは「実は怖れ多くもキャロルのコスプレをしてしまうくらい(そしてその雄姿をのうのうと自分のコミックスに載せてしまうくらい)ファンでした」と告白している。

作家情報

王家の紋章』の作者の細川智栄子あんど芙~みんは、1935年大阪生まれの姉・細川智栄子と、5歳年下の実妹・芙~みんの2人組。1958年、「少女クラブ 夏休み増刊」に掲載された『くれないのばら』でデビュー。当初は、「細川千栄子」のペンネームを使っていたが、その後、「細川知栄子」を経て、現在の「細川智栄子」に落ち着いた。『あこがれ』『愛の泉』や、TVドラマをコミカライズした『アテンションプリーズ』などで漫画家としての地位を確固たるものとし、その後「月刊プリンセス」で連載を開始した代表作『王家の紋章』で人気が沸騰。1979年から「ひとみ」で連載した『伯爵令嬢』も、2014年 宝塚歌劇団雪組により舞台化されるなど、現在も精力的に活動を続け、さらなる影響力を発揮し続けている。

登場人物・キャラクター

主人公
カイロ学園高等部に通う、16歳の女子生徒。アメリカ人だが、大好きな考古学を学ぶため、エジプトに留学している。明るく活発で無邪気、考古学のことになると周りが見えなくなるほどのめり込む。一方で、考古学を学...
エジプト王国を統治する17歳の少年王。前王ネフェルマアトの嫡子として誕生し、父亡き後エジプト王国の王となった。そのたぐいまれなる美貌は周辺諸国の女性を虜にし、また近隣国の王や王子からは妬まれる存在であ...
「神秘の女王」の異名を持つ、エジプト王国の第一王女。弟であるメンフィス王と同様の、類まれな美貌を持つ。王の永遠の眠りを妨げるものに対する呪いをかけた張本人であり、メンフィス王の墓が暴かれたことで現代に...
エジプト王国、テーベの都のはずれにあるゴセン村の奴隷の少年。時を超えて葦の茂みに倒れていたキャロル・リードを発見し、兵士に見つからぬよう自宅に連れ帰り匿った。母親のセフォラの命を救った恩人としてキャロ...
セチの母親。エジプト王国で奴隷として苦役を強いられている。セチと共に現代から流れ着いたキャロル・リードを保護し、自宅に匿った。その後、石のタイヤに轢かれそうになったところ、体を張ったキャロルによって命...
エジプト王国のメンフィス王がキャロル・リードを心配し、バビロニア王国の内情を偵察に行かせた伝令の青年。バビロニア王国に嫁いでいったアイシスの裏切りをメンフィス王に伝えた。
女官長ナフテラの息子で、エジプト王国の将軍。優しく、情に厚いところがある。また、メンフィス王に対し誰よりも深い忠誠心を持ち、王からの信頼も厚い。不思議な存在感と広い知識を備え、王の前でも自分を曲げない...
エジプト王国の大神官。背が低く頭髪はない。金色の物に目がなく、金の像などを収集している。そのため、金髪のキャロル・リードに興味を抱き、密かに我が物にしようと画策する。また、エジプト王国とリビア王国の同...
エジプト王国の第一王女であるアイシスに仕える女官にして彼女の腹心。アイシスの命令により、さまざまな手を使ってキャロル・リードの命を狙い暗躍する。アイシスがバビロニア王国に嫁いだ後もなおアイシス一筋に仕...
エジプト王国で女官長を務める女性で、ミヌーエの母親。メンフィスとアイシスの姉弟が幼い頃から仕えていた。キャロル・リードに対して常に優しい笑顔で接する、古代での母親のような存在。
エジプト王国の宰相を務める男性。若きメンフィス王を支え、意見することができる人物で、メンフィス王をはじめとする周囲の人物からの信頼も厚い。キャロル・リードのなかに光る知性をいち早く見出し、いつかエジプ...
エジプト王国の兵士。幼少の頃に巻き込まれたトラブルをメンフィス王に助けられ、以降長きにわたって彼に仕える、忠誠心の厚い青年。キャロル・リードがメンフィス王の怒りを買って囚人の牢に入れられた際、メンフィ...
エジプト王国の前王であり、メンフィスとアイシスの父親。懐の深い、王の威厳漂う男性。ヌビア王国の王女であるタヒリを妃に迎えたが、彼女の策略によって毒を盛られ、殺害される。
エジプト王国でサソリを飼いならしている男性。アイシスの命令でキャロル・リードに近づき、助けるふりをしてサソリを使って殺そうと画策するが失敗。しかし、その後はサソリが関わる時には何かと登場し、メンフィス...
エジプト王国でキャロル・リードの侍女を務める侍女頭の女性。キャロルが外国へ赴く時も同行し、身の回りの世話をする。甘いお菓子に目がなく、天真爛漫で好奇心旺盛。おっちょこちょいで失敗も多いが、常にキャロル...
エジプト王国で将軍を務める老紳士。キャロル・リードがバビロニア王国を訪問した際には、キャロルを守るために同行し、ラガシュ王に捕らえられたキャロルを救出するために尽力した。
エジプト王国の王宮で侍医を務めている。アマゾネス女王の妹であるヒューリアの看護の際には、物を投げつけられたりしながらも的確な診察眼による進言でキャロル・リードをサポートし、侍医としての役割を果たした。
エジプト王国の神官を務める男性。カプター大神官が自分の欲に忠実なのに対し、ネセム神官はいつも冷静で真面目。メンフィス王や周囲からの信頼も厚い。そのため、ネバメンからは疎まれ、嫌われている。
エジプト王国の奴隷の女性。美貌に自信はあるが貧しい奴隷としての日常に不満を感じていた。神殿に上がり、侍女になりたいと願っていたところに通りかかったカプター大神官にすがりつき、没落した貴族の娘と身分を偽...
エジプト王国で王宮の侍女を務める女性。キャロル・リードから頼まれて、王国の民の生活を勉強するため彼女を内密に実家に招く。弟のカイを可愛がっている。
エジプト王国の貧民の少年。お忍びで来ていたキャロル・リードから盗みを働いたところをルカに捕らえられた。病気の母の面倒を見るため、幼いながらも毎日の生活のため働いている。
エジプト王国の書記を務める男性。横暴な性格で、小さな少年のゼビウを奴隷として働かせ、鞭打つなどして痛めつけていたところを、キャロル・リードに責められる。それを根に持ち、王妃とは知らずにキャロルを恨む。
プワフ書記の奴隷として傍についていた少年。鞭で打たれるなどしていたところをお忍びで町へ来ていたキャロル・リードに救われ、医師の診察を受けさせてもらった。その後もキャロルを王妃と知らぬまま恩人として感謝...
ヒッタイト王国のイズミル王子の命により、エジプト王国に潜入しているスパイ。キャロル・リードの忠実な側近となり、彼女を護衛しながらイズミル王子のもとに連れていくチャンスを窺っている。さまざまな能力に長け...
ヒッタイト王国の国王を務める男性でミタムン王女とイズミル王子の父親。荒々しく冷酷な王として周辺諸国からは恐れられている。また、美女には目がない。メンフィス王がミタムン王女の愛を退けたことを知って怒り心...
ヒッタイト王国の王子。ヒッタイト人特有の長い髪が特徴。メンフィスとは真逆の聡明で冷静な人物。妹であるミタムン王女がエジプト王国へ行ったきり消息不明となったことから、メンフィス王とは敵対する間柄となる。...
ヒッタイト王国の王女。ヒッタイト王の命令でエジプト王国に偵察にやってきたがメンフィス王の美しさに心奪われ、彼の妃になるべく奔走する。その後、アイシスの罠にかかり地下牢に幽閉されてしまうが、そこから逃げ...
ヒッタイト王国の王城で王妃の身の回りの世話をする女性で、ヒッタイト王妃のお気に入り。イズミル王子に想いを寄せているため、キャロル・リードに対し嫉妬心を持っている。
ヒッタイト王国の王妃で、イズミル王子とミタムン王女の母親。我が子に対する愛情は深く、優しい人柄。妖術により正気を失ったキャロル・リードを花嫁にしようとしたイズミル王子に対し、常に正々堂々とするように諫...
ヒッタイト王国のイズミル王子を育てた乳母。イズミル王子を尊敬している彼の良き理解者。キャロル・リードに対してイズミル王子のすばらしさを説くも、受け入れようとしないキャロルを厳しく諫める。
ヒッタイト王国の将軍を務める老紳士。イズミル王子を第一に考える優しい人物で、イズミル王子の良き理解者。キャロル・リードが身を隠していたムーサの山の麓の村へ赴き、体調を崩した旅の老人を演じてキャロルの家...
ヒッタイト王国のイズミル王子の叔母にあたる女性。イズミル王子にたくさんの書物を与え自分の息子の様に可愛がっているが、実はこれは自分の息子であるジダンタシュにヒッタイト王国を継がせるための策謀であった。...
ウリアの息子で、ヒッタイト王国のイズミル王子のいとこにあたる青年。粗暴でわがままな性格。小さい頃にイズミル王子の暗殺を謀った母親のウリアと共に国外へ追放されてから、隣国のウラルトウ国に潜み暮らしてきた...
ヒッタイト王国の兵士で、将軍の補佐を務める男性。イズミル王子のためにキャロル・リードを連れ去ろうと、エジプト王国の王宮に潜入する。しかし体調が回復しつつあるヒューリアに見つかり、ヒッタイト王国の兵士で...
ヒッタイト王国の将軍を務める男性。ヒッタイト王国を大国にするためにはイズミル王子にキャロル・リードが必要と考え、ヒッタイト王を納得させた。大商人のアリムに扮し、偽の花嫁行列をつくってキャロルをイズミル...
ヒッタイト王国で暗殺されそうになった幼い日のイズミル王子を川で発見し助けた老人。「真実の書」なる書物を執筆した人物で、イズミル王子から頼まれ、彼を匿うこととなる。その後1年間イズミル王子から師と仰がれ...
先代の皇太子を殺害し、アッシリア王国の王になった男性。色気のある女性や美少年を好み、ノリが軽く、王らしからぬ非道な振る舞いが目に余る。メンフィス王に自国の城を落とされ、さらに自身の腕を斬り落とされた恨...
アッシリア王国のアルゴン王の弟。兄とは違い気弱で優しい心を持っている。メンフィス王一行に対する兄の所業を卑怯で国のためにならないと諫め、エジプト王国の強大さを説くも、相手にされない。
アッシリア王国の宮廷で、アルゴン王の第一の寵姫と言われた女性。アルゴン王の心を盗んだキャロル・リードを恨み、自分の美貌でメンフィス王を虜にしてみせると豪語。成功の暁にはアルゴン王の王妃にしてくれるよう...
ヌビア王国の王女。エジプト王国の前王であるネフェルマアト王が妃に迎えた女性。エジプト王妃の地位を手に入れるためだけに、ネフェルマアト王に近づき取り入ったが、美しいメンフィス王子の存在を知り、彼をも手に...
バビロニア王国の王。目的のためなら手段を選ばない冷酷な側面を持った策士。エジプト王国でアイシスに一目惚れし、キャロル・リードを殺害することを条件として、アイシスを妃に迎える。しかし実際は、キャロルを殺...
バビロニア王国のリムシン大神官の息子。王にとって不吉な月食が終わるまでラガシュ王の身代わりの大役を務めることとなる。その間に王妃であるアイシスの美しさに心奪われ、大神官を継ぐ身でありながら、職務に身が...
バビロニア王国のラガシュ王の腹心。王の代わりにさまざまな行動を起こす片腕のような存在。キャロル・リードが予言した月食を、虚偽の予言だと見破った切れ者。
バビロニア王国のマルドゥク神殿の最高神官であり、ガルズの父親。天の星を読み記録する。神のお告げとして「アイシス王妃が戦を呼び、バビロニアにとって不吉なものとなる」と発言し、物議をかもす。
アビシニア王国の王子。身分を偽り、エジプト王国の平民としてナイル河口の漁村で漁師として暮らしていたところ、現代から流れ着いたキャロル・リードを発見し保護する。彼女の希望により、従者となってムーサの山へ...
アビシニア王国のマシャリキ王子の側近の女性。捕らわれていたマシャリキ王子を助けるため軽い身のこなしでエジプト王国の宮殿に潜入。女官となってメンフィス王に近づき、マシャリキに拷問を加えた報復として、隙あ...
アビシニア王国のマシャリキ王子の部下の青年。メンフィス王を殺害するため、川の案内番に成り代わり、メンフィス王一行の乗った船を危険な滝つぼへと導く。しかし、襲ってきた大蛇と共に自らも滝つぼへと落ちること...
リビア王国の王の娘であり、第一王女。エジプト王国のメンフィス王の美しさに心奪われ、第二王妃となるべくさまざまな手を講じてメンフィス王に近づく。自分の美貌と肉体に自信を持っており、メンフィス王に必要以上...
リビア王国の王を務める男性で、カーフラ王女の父親。交渉術に長けた人物で、エジプト王国との同盟を結ぶという名目でメンフィス王とカーフラ王女の婚姻を確実なものにするために、エジプト王国を訪問する。
リビア王国の大臣を務める男性。メンフィス王の妃になったとの知らせがカーフラ王女から届かないことにしびれを切らせ、単身エジプト王国に乗り込み、メンフィス王に直談判にやってきた。
ミノア王国の若き王。まだ14歳の少年で、極度の偏食を持ち、体が弱く原因不明の発作に苦しんでいたが、キャロル・リードが「過換気症候群」であることを指摘。キャロルの適切な看護によりその後は快方に向かってい...
ミノア王国の王太后で、ミノス王の母親。過保護に育てた病弱な息子のミノスの回復のために、キャロル・リードを自国に迎え、病気を治すように願い出る。また、アトラスを幽閉し、ミノア王国を守るように教育してきた...
ミノア王国の第一王子でミノスの兄。人間離れした外見のせいで、聖なる火の島の神の館で誰の目にも触れずに育てられ、暮らしている。また、激情にかられると内なる力が噴出し、自制が聞かず獣のようになってしまう。...
ミノア王国の大臣を務める男性。病気で苦しんでいる自国の王のために、キャロル・リードの力を借りようとエジプト王国を訪問するも、断られてしまう。その後もキャロルの姿があるところに出向いては、キャロルを自国...
ミノア王国の海軍で将軍を務める男性。坊主頭の両側に長く残した髪の毛が特徴的。大きな体に大岩をも軽々と持ち上げる怪力の持ち主。捕らわれていたキャロル・リードを救出し、自国の王の病気を治療してもらうべくミ...
ミノア王国で王太后に仕える少女。王太后のお気に入りの美少女で、ただ一人ミノス王に薬水を持っていくことを許されている貴族の娘。ミノス王に気に入ってもらえるように日々身の回りの世話を行っているが、キャロル...
ミノア王国の軍人の男性。保護したキャロル・リードを約束通りエジプト王国に連れて行こうと義理立てするユクタス将軍を尻目に、強引にミノア王国に連れていこうと進言する。その正体は好戦的なことで知られるミケー...
ミノア王国の神官を務めるミケーネ人の男性。ニヒタと共にミノア王国に潜入し、長年忠実な臣下に扮してミノア王国を乗っ取る時期を待っていた。キャロル・リードの存在を利用し、ミノス王を亡き者にしてエジプト王国...
ミノア王国で奴隷として働く女性。しかし実際は、騙されてミノア王国に連れてこられたアテネの貴族の娘。イズミル王子一行に火の島から脱出するための道案内をする代わりに、自分をヒッタイト王国に連れていってほし...
ミケーネ王国の王。部下からは「首領」と呼ばれており、海賊となって、行きかう船から財宝を奪うこともある。性別に関わらず美しいものが好きで、メンフィス王の美貌に心奪われる。ミノア王国を滅ぼすため、ミノス王...
アマゾネス王国の女王。ミノア王国では暴れ牛から、またトロイの王宮ではキルケーの妖術により正気を失っていたところを目覚めさせるなど、2度にわたりキャロル・リードを危機から救った。それによりエジプト王国と...
アマゾネス王国の女王・アマゾネスの妹。ヒッタイト王国でヒッタイト王に捕らわれていたところを姉によって救われた。食事も水も与えられず鞭打たれていたため衰弱が激しく、目も見えない状態で「ペラグラ症」を発症...
アマゾネス王国の女戦士。女王の妹のヒューリアがヒッタイト王国に捕らわれているという情報を掴む。一方で、自国に捕虜として捕らえているヒッタイト王国の王子、イズミルに心奪われてしまう。
アマゾネス王国の衛生兵。捕虜として捕らえられていたヒッタイト王国の王子、イズミルの看護を献身的に行っていた女性。イズミル王子はアマゾネス王国から脱出する際、彼女が看護してくれたことを理由に、その命を取...
アッシリア王国を宿敵とする小国、メディア王国の王。友好を結ぶため商人になりすましてエジプト王国に訪れた。しかしなかなか友好の返事がもらえないことに業を煮やし、メディア王国産の名馬を献上するため、今度は...
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インダス王国の王太子であるシンドウの従者として、エジプト王国にやってきた将軍。キャロル・リードが語ったインダス王国の未来について冷静に受け止め、考えようとする。
インダス王国の王であり、シンドウの父親。戦乱の起こるなか、シンドウに自国の民と国の未来を託し、キャロル・リードの予言通りに東の地へ向かうように伝えた後、帰らぬ人となる。
トラキア王国の第一王女。ヒッタイト王国と婚姻による同盟を結ぶことを目的として、イズミル王子のもとに嫁ぐためにやってきた。イズミル王子に一目惚れし、彼の看護を自分が取り仕切ることに決める。これに対しヒッ...
トラキア王国の王子で、タミュリス王女の兄。ヒッタイト王国に嫁いだはずの妹が辱めをうけたことで、ヒッタイト王国とその王子イズミルを恨む。しかしタミュリス王女の願いで、イズミル王子の心を盗んだキャロル・リ...
シバ王国の女王で、気性が荒く自信家。友好国であるインダス王国がキャロル・リードの予言によって苦しめられたことを恨み、エジプト王国をかく乱しようとメンフィス王の暗殺を計画する。一方ではメンフィス王の美し...
シバ王国の大臣を務める男性。女王の指示により、エジプト王国の内情と、メンフィス王やキャロル・リードがどのような人物なのか、その人となりを調査するためにエジプト王国にやってきた。自国では気性が荒いシバ女...
シバ王国の将軍の男性。強気なシバ女王の策略により、海賊になりすまして海上の船にいるメンフィス王を暗殺しようと襲撃。エジプト王国のかく乱を目論む。
旅の商人でハサンの先輩にあたる男性。ヒッタイト王国のイズミル王子に捕らえられたキャロル・リードに近づき、キャロルが逃げ出すための手助けをする。しかしこれは、キャロルを騙してアッシリア王国に引き渡し、黄...
旅の商人。仲間のカレブと共にキャロル・リードを助けにきた男性。しかし実際は彼女を騙してアッシリア王国へ連れていくためだった。のちにその行いを後悔したハサンは、キャロルのピンチにはなぜか必ず駆けつけ、窮...
フェニキア人の商人であるタルシシの奴隷で、名を「ヘネタス」といった。死刑囚だったが、ペルトと共に砂漠の牢獄から脱獄する際に、王墓から盗み出したネフェルマアト王の子であることを示す書状と黄金の短剣を使い...
ネバメンと共に砂漠の牢獄から脱獄してきた男性。ネバメンをつい奴隷の時の名である「ヘネタス」と呼んでしまうためいつも怒られている。基本的には気の小さい男だが、メンフィス王の弟になりすましたネバメンに従者...
ネバメンを育てたというフェニキア人の商人の男性だが、実際はネバメンを奴隷として使っていた主人。すでにネバメンによって殺され、タルシシの乗っていた交易船は証拠隠滅のために沈められている。ネバメンの素性を...
大商人のタルシシの交易船で荷頭を務めていた男性。奴隷だったネバメンをこき使い、いじめた。タルシシの最期を知る人物として、エジプト王国に連れてこられた。奴隷だったネバメンと、きらびやかな衣装を着た今のネ...
ナイル川沿いにあるアトバラの奥地に住む大商人。乳香や没薬、芳香樹などさまざまな香を交易している。商人仲間たちからの信頼も厚く、香の交易を求めるエジプト王国のメンフィス王一行を歓迎し、エジプト王国との交...
砂漠の民ベドウィン族の長。アラビア砂漠を荒らす盗賊で、エジプト王国に恨みを持っている。酒と女が大好き。砂漠を通る隊商を襲い、金品を奪うことを生業にしている。仲間が捕らえてきたキャロル・リードを強引に自...
ベドウィン族に襲撃された隊商にいた少年。ベドウィン族から逃げ延びたところで捕らわれていたキャロル・リードと出会い、彼女と共に砂漠を逃げることになる。共に行動した短い間に彼女に想いを寄せ始める。
旅人を頭上から禿鷹のように襲うと言われる、残虐なナパタイ人の族長を務める男性。ぺトラの断崖に棲み、自分の支配地域に無断で侵入してくる者たちを襲う。ヒッタイト王国のケツシ将軍扮する商人の行列からキャロル...
ナパタイ人に捕らえられ怪我をしていたが、酒の席で踊ることを強要されそうになっていたところをキャロル・リードに助けられた奴隷の女性。キャロルに恩義を感じ、具合の悪いキャロルを献身的に看病し、逃亡の手伝い...
タドモルでナパタイ人からキャロル・リードを買い取った商人の男性。キャロルがエジプト王国の王妃とは知らず、複数の国からキャロルを買い取りたいとの申し出を受けるが、欲を出し過ぎたせいで、キャロルを逃がすこ...
バザルに仕える奴隷番の男性。色黒の巨体で奴隷たちを委縮させる存在感がある。脱走したキャロル・リードを追い、奪い返そうとしたところ、ヒッタイト王国のイズミル王子に射抜かれ殺された。
嵐で難破した船から引き揚げられた箱の中から発見された女性。その正体は古代の叙事詩に「古代ギリシアの英雄を惑わす結髪も煌やかな女神のごとき魔女キルケ」と謳われた魔女。その姿は若く美しい女性に見えたり、恐...
キャロル・リードの1番目の兄。父親の後を継ぎ「事業の鬼」の異名を持つ。妹のキャロルを溺愛しており、キャロルに近づくジミーに対する嫉妬心は強い。キャロル失踪後は、妹を想うがあまり、古代のキャロルと同じ場...
カイロ学園で教授として考古学を教えている考古学博士。ジミーの祖父。キャロル・リードの失踪について、古代の粘土板の調査をし直したり、王家の呪いではないかと考えたりと、実はもっとも真相に迫っている人物。
キャロル・リードの恋人。高等部だけでなく大学に通う女性たちからも注目されている人気者。もともとはキャロルにちょっかいを出すいじめっ子のような存在だったが、のちに情熱的なアプローチをし、キャロルと恋人同...
キャロル・リードの2番目の兄。王の墓を墓泥棒から守るため、発掘を進めることに賛成していた。目立たない存在ではあるが、ライアン・リードの片腕となり、リード・コンツェルンを支える大切な存在。
キャロル・リードが現代のエジプトのカイロで生活していくうえで、身の回りの世話から教育までを引き受けているお手伝いさん。料理上手で優しいが、キャロルの年甲斐もなく自由すぎるところに不満があり、考古学をや...
キャロル・リードの父親で、アメリカの大富豪。リード・コンツェルンのPRを目的として、王家の谷の発掘に投資している。娘を溺愛する過保護な父親だったが、アイシスが放ったコブラに首を咬まれ帰らぬ人となる。
現代のエジプトで、墓荒らしをする泥棒の男性。王墓の財宝を売りさばき、大金持ちになることが目的。キャロル・リードに邪魔されることを怖れ、仲間と協力して彼女を殺害しようと画策する。
キャロル・リードの母親。溺愛している娘が行方不明になり、悲しみに暮れる日々を送っている。キャロルを心配するあまり、現代に戻ってきた際には強引に結婚を進めようとした。また、古代で危機に陥っていたキャロル...
現代のアラブの大富豪の息子。古代から現代に戻ってきたキャロル・リードを地中海の海底で発見し、保護した。神秘的なキャロルに惚れ込み、家族のもとへ返さないまま自分だけのものとしてしまおうと画策する。噂を聞...
アフマド・ル・ラフマーンの父親で、現代のアラブの石油王。外国人を嫌うが、アフマドが連れてきたキャロル・リードの物怖じしないところを気に入る。のちに高価な首飾りや屋敷をまるごと一軒プレゼントするなど、そ...
アフマド・ル・ラフマーンの友人の青年。アフマドと共に現代に流れ着いたキャロル・リードを発見した。アフマドがキャロルに思い入れることを心配し、王の呪いの話を聞かせ、手を引くように促す。
石油会社の社長を務める男性。リード・コンツェルンを目の敵に、ヨーロッパでのし上がってきた。現状では思ったように業績が伸びておらず、ライアン・リードを蹴落とすために「エジプト展」を開催する。古代の秘宝を...
ベン・スペンサーの息子。古代の秘宝を偽物と指摘し、父親の会社の業績を悪化させたキャロル・リードを逆恨みする。アラブの民族のふりをして彼女を誘拐し、多額の身代金を手に入れようと画策する。
ベン・スペンサーの娘。父親の会社の業績悪化と、兄の敵を討つため、原因となったキャロル・リードが乗ったアフマド・ル・ラフマーンの船に爆弾を仕掛けた。これがキャロルを再び古代へと向かわせる引き金となる。
砂漠に住むフェネック(キツネの仲間)。エジプト王国の街中で子供の食べ物を盗んだとして虐待されていたところを、お忍びで来ていたキャロル・リードに助けられた。その後、キャロルの献身的な看護を受けて回復し、...

場所

エジプト王国から見て地中海の対岸にある国。首都ハットウシャは周りを城壁で囲まれた城塞都市。ヒッタイト人特有の長い髪は、戦いの時に首を守るためと言われている。エジプト王国を手に入れるため、アッシリア王国...
エジプト王国とヒッタイト王国の隣国にあたる国。首都はアッシュル。古代で最も獰猛な血みどろの民族と言われる。エジプト王国を手に入れるため、ヒッタイト王国と同盟を結んだ。
メンフィス王が統治する国。首都はテーベ。ナイル川を軸に、河口付近の下エジプトと、中流付近の上エジプトで成り立っている。毎年夏から秋にかけておこる「ナイル川の氾濫」によって農作物が豊作となり繁栄したと言...
ラガシュ王が統治するユーフラテス川のほとりにある国。首都はバビロン。国内には有名なバビロンの塔がある。ユーフラテス川の氾濫は、ナイル川と違い死を招く神の怒りとして民からは恐れられている。エジプト王国と...
エジプト王国の隣国。カーフラ王女の父親にあたるリビア王により統治されている。砂漠地帯で国力はあったものの、内政が不安定であったため、カーフラ王女とメンフィス王の婚姻によってエジプト王国と同盟を結ぼうと...
ミノス王が統治する国。首都はクノッソス。エーゲ海に浮かぶ島々の中でも大きく平和なクレタ島で栄えたため、宮殿は城壁がなく、常に外部に対して開放された造りになっている。ミノア海軍は強く、エーゲ海を制覇した...
弱小国ではあるが、名馬を産出する国のため、兵士は騎馬戦に長けている。アッシリア王国を宿敵としており、打ち勝つために強国であるエジプト王国と友好を結ぶことを希望している。また、メディア王国では神秘性を高...
アマゾネス女王が統治する国。女性のみで構成された好戦的な部族。ヒッタイト王国の北方、険しい大ポントウス山脈に守られた国で、ヒッタイト王国とは敵対関係にある。一方、エジプト王妃であるキャロル・リードを2...
美しい女王が治める国で、海と陸の交易における南の中心地。エジプト王国との関わりは香の取引が主となっている。インダス王国とは友好関係にあったが、それが因果となりエジプト王国を逆恨みし、エジプト王国との交...
銅を産出する国。険しい山脈が縦横に走っており、岩石の川がある厳しい山国。その環境からか剛健な人が多いと言われている。タミュリス王女とヒッタイト王国のイズミル王子の婚姻によって国の強化を図ろうとするも、...
インダス王が統治する国で、インダス川流域で栄えた国。ハークラー川が枯れ、食糧危機に陥って略奪の嵐が巻き起こることとなる。その後王が倒れ、王子が民を率いて離脱した後、インダス王国は滅亡する。
エーゲ海に存在するミケーネ王が統治する国。同じエーゲ海に存在するミノア王国とは国力こそ雲泥の差だが、間者を送り込んでミノア王国を乗っ取ろうと画策、機会を窺っている。
古代のエジプト王国の王墓が群集している場所で、世界的に名高い。真上にはエル・コルンの山がそびえ、その一帯は草一本も生えることがない乾ききった石灰岩の谷間となっている。約3500年前の第18王朝より、墓...

イベント・出来事

古代では、地平線にシリウス星が現れる6月頃になると、エジプト王国の母なるナイル川は増水を始め、国中に氾濫する。これにより、国中を流し、川上からは肥沃な土を運び、農作物が豊作になるという。その氾濫は3ヵ...

その他キーワード

現代でメンフィス王の墓から発見された粘土板。死者を守るために造られた呪術板で、王位簒奪を企んだ僧がアイシスを呪縛するために作ったもの。そのため、この粘土板が復元されるとアイシスはその力を失う。泥棒によ...