落合さよりの初連載作で代表作。現代日本の小さな稲荷神社を舞台に、神使の狐、銀太郎と十五代目跡取の少女、まことの交流を描いた物語。まことは神使の姿が見える特別な能力を持つ正式な跡取りとして、現在の神主である父親の達夫のもとで神社の日常にかかわっていく。銀太郎は未来が少しだけ見えたり、失くしたものを見つけ出す能力を持つが、やる気がなく口も悪い。しかし、まこととは気が合い、良好な関係を築いている。物語では、神社という舞台を通じてさまざまな人々が交流し、それぞれの成長が描かれる。本作は、神社や神使といった神道的要素をテーマにしたファンタジー。神使という存在や神社の跡取りという設定を軸に、現代の日常の中に神秘的な要素が組み込まれており、目に見えないものの存在や人々のつながりが描写されている。また、代々続く神社の跡取りという家系的背景が設定されており、神使の存在や神社の跡取りの特殊能力といった神道的な設定が構築された世界観となっている。集英社「ウルトラジャンプ」2008年3月号と6月号に読み切りが掲載後、同誌で2009年6月号から2022年11月号まで連載。テレビアニメが2013年10月から放送。小説が2013年11月に発売された。