世界中には古代宗教から、地域の神話までありとあらゆる所に神様がいる。誰もが知っている神様から生き神まで、様々な形で「神様」と呼ばれる存在のキャラクターが登場する5作品を紹介!
漫画の中にも神はいた!? 古今東西、神様が登場する漫画特集!
出典:講談社
世界中には古代宗教から、地域の神話までありとあらゆる所に神様がいる。誰もが知っている神様から生き神まで、様々な形で「神様」と呼ばれる存在のキャラクターが登場する5作品を紹介!
出典:マンガペディア
本作は、下界で暮らすブッダやキリストが、現代日本の文化や倫理観にカルチャーショックを受け、それをネタに展開するギャグコメディだ。世界の終焉が訪れるとされた世紀末。しかし、神々の働きにより世界の終焉は回避された。仏教の祖・ブッダとキリスト教の祖・イエスは、その働きのご褒美として有給を取り、東京都立川に降臨。安アパートで共同生活を始める。2013年に劇場アニメ化。
下界での暮らしを満喫する神様の日常を描いたギャグコメディ。ブッダとキリストにまつわる神々はもちろん、天使や悪魔、あらゆる神話や地域特有の宗教の神々までが実在しているとする世界観が本作の魅力だ。ブッダとキリストのコンビの様に、宗教の枠を超え、ありとあらゆる神々に交友関係が存在している設定で描かれる。ブッダの妻・ヤショーダラーは、ぽっちゃりを気にするブッダに毎年バレンタインのチョコを贈っては嫌がられている。キリストの母・聖母マリアは、息子に厳しく涙もろい母として描かれている。様々な神々のエピソードが盛り込まれ、宗教の知識があるとより楽しめる作品となっている。
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恋愛シミュレーションゲームで「落し神」の異名を持つ少年が、現実の女性を攻略していくラブコメ漫画。主人公の男子高校生・桂木桂馬は、恋愛シミュレーションゲームなら、どんな難しいものでも攻略してしまう腕前だ。ある日、桂馬は「攻略して欲しい女がいる」と謎のメールを受信。地獄からやってきた落ちこぼれの悪魔・エルシィと契約してしまう。そしてエルシィと共に、現実の女性の攻略に乗り出すことになる。2010年にテレビアニメ化された。
本作に登場する神様は、「落とし神」の異名を持つ人間・桂木桂馬だ。桂馬は自他共に認めるゲーマーである。プレイした恋愛シミュレーションゲームは5000タイトル、攻略したヒロインは10000人以上。攻略できないヒロインはいないという超人的な腕前から、「落とし神」の異名を持つに至る。悪魔・エルシィとの契約により、桂馬は現実の女性を攻略することになる。桂馬は、現実でも神がかった「落とし」の能力を発揮。次々と女性を落としていく(惚れさせていく)。作中では「ユピテルの姉妹」と呼ばれる本物の女神が登場するが、桂馬は、その女神までも落としていくのだ。
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人間と神使の心の交流と絆を描く、ハートフル神社ファンタジー。高校2年生の少女・冴木まことは、冴木稲荷神社の15代目跡取り。母が他界した4歳の時に、神社を依代とする神使の狐・銀太郎の姿が見えるようになった。以後、まことと銀太郎は、ずっと一緒に暮らしている。神社を舞台に、さまざまな絆の形が描かれている作品だ。2013年にテレビアニメ化。
本作に登場する神様は、神使である狐の銀太郎。冴木稲荷神社の主祭神は宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)で、銀太郎は神社に住まう神使。稲荷神社では、神使である狐そのものを神として扱うことが少なくない。また、銀太郎は、人の将来を見る力や、捜し物を見つける力といった、特殊な能力を持ち合わせている。銀太郎が神様と呼ばれる所以といえる。稲荷神社に置ける狐の神使は、本来畏怖される立場である。しかし、幼い頃から生活を共にしてきたまことにとって、銀太郎は神様というより大切な家族なのだ。
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突然神様になった人間の少女と、神社を守る役目を負った神使の触れ合いを描いた神道系ファンタジーラブコメ。主人公・桃園奈々生は、父親が借金を残して蒸発したせいで、行くところがなくなった女子高校生。神社の土地神であるミカゲは、犬に追われている所を助けてくれた奈々生の境遇を聞き、彼女に「家を譲る」と言い残して立ち去った。奈々生に譲られた家とは、ある寂れた神社。そこで奈々生の、土地神としての生活が幕を開ける。2012年にテレビアニメ化された。
ある日突然、神様になってしまった人間の少女・桃園奈々生が、本作に登場する神様の1人だ。前の土地神であったミカゲが、20年以上放置していた神社と、土地神としての責務を、まとめて奈々生に譲渡した。それはすなわち、奈々生が「神様」になるということ。住む家をなくしたばかりの奈々生は、背に腹はかえられないと、神様として生きることを決める。かくして奈々生は、高校生活を続けながら土地神の責務をこなすことで、マイホーム(神社)と、性格に多少難はあるが身の回りの世話をしてくれる神使を手に入れる。土地神になったことで、他の神々との出会いや付き合いもでてくる。多くの神様が登場するドラマチックな物語だ。
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神になっ女子中学生と周囲の人達の日常を描く、ほのぼのファンタジー。2005年に放送されたテレビアニメのコミカライズ作品。広島県瀬戸内地方のとある町に住む女子中学生・一橋ゆりえは、ある日突然「神様」になってしまった。しかし、何の神様なのかは分からない。宮司の娘である友人・三枝祀に言われるまま、ときに恋愛相談を受けたり、人々の願いを叶えたりと忙しい日々を送る。
タイトルの「かみちゅ!」とは、「神様で中学生」の略。本作で紹介する神様は、突然、神様になってしまった女子中学生・一橋ゆりえだ。本作は現代日本をモデルに描かれているが、神道における「八百万神(やおよろずのかみ)」がより身近に受け入れられている世界の話となっている。それ故に、ゆりえが神様になってしまった事を、周囲の人達は多少の驚きを交えつつも、素直に受け入れている。新米の神様であるゆりえは、クラスメイトの少年・二宮健児に片想いをしている。友人や多くの神様たちの応援を受けて、2人の仲は接近していく。登場する神様と人間の日常生活がとても近い、不思議な感覚を覚える作品だ。
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