マリネラ王国の少年国王パタリロ・ド・マリネール8世は、天才的な頭脳と異常なまでの身体能力を持ちながらも、他人をおちょくることが大好きなトラブルメーカー。腐れ縁ができてしまったMI6のジャック・バルバロッサ・バンコランや、お付きのタマネギ部隊たちを始めとした周囲の人物は、毎回パタリロの暴走に巻き込まれていく。例外はあるが、基本的に1話完結の読みきり形式。回によってオカルト、ミステリー、スパイ組織もの、少年愛、SFなど多岐にわたる分野の要素があることが特徴。また、落語の引用が多い。キャラクターの設定を時代劇風に置き換えた回も相当数あるが、時代劇版の設定は一貫しておらず、様々なパターンを持つ。