藤崎竜が『PSYCHO+』に続いて、集英社「週刊少年ジャンプ」にて連載した代表作。中国の古典小説『封神演義』の安能務訳版をベースに、藤崎竜独自の解釈を加えた内容となっている。紀元前11世紀の中国、殷(いん)の時代末期を舞台に、悪政を続ける紂王(ちゅうおう)と仙女の妲己(だっき)によって混乱した国を救うため、仙人の太公望が「封神計画」の実行に臨む物語。崑崙(こんろん)山脈に住む仙人界の教主である元始天尊から、妲己をはじめとする悪しき仙人を神界に封じ込める任務を受けた太公望は、「宝貝(パオペエ)」と呼ばれる仙界の道具を駆使して戦いを繰り広げる。その戦いは人間界と仙人界を巻き込む大規模な戦争へと発展し、やがてこの世界にまつわるさまざまな真実が明らかになっていく。本作は、実在した王朝、周と殷の争いをベースに、道教や仏教の神々、仙人や道士といった異能者たちが入り乱れて戦う架空戦記。中国の古典小説『封神演義』を原作としながら、超古代文明や古代宇宙飛行士説の要素を盛り込み、神話と科学が融合した独特の世界観を構築している。集英社「週刊少年ジャンプ」1996年28号から2000年47号まで連載。テレビアニメ第1作が1999年7月から、第2作が2018年1月から放送された。