独特キャラ炸裂！漫画に登場する教授を集めてみた43 Pt.

北海道のH大学獣医学部に入った青年・ハムテルと二階堂が、公私にわたって動物と関わる生活を描くコメディ。二人が獣医学部に入るきっかけとなった漆原教授は、高齢でH大付属家畜病院の院長も務める重鎮だが、はた迷惑な行動の多いトラブルメーカー。勉強や論文作りが嫌いで医学者としての成果は乏しいが、直感力や行動力に優れ、獣医師としては時々目ざましい活躍を見せる。アフリカンアートを愛し、研究室をアフリカの美術品で満たしている。

破天荒な警察官・両津勘吉が活躍するコメディ。両津や本田の友人としてしばしば登場する大学教授・江崎は、元々は中川の恩師だが、機械工学の研究で両津らと関わるうちに仲良くなった。機械の発明は失敗ばかりだが、ハイテクパトカー「EZAKI Z1」は完成させている。専門以外の心理学や漫画にも詳しく、諸外国へ赴任する度にその土地へ順応する柔軟性を持っている。

現代日本を自分達の国に変えようとする天狗たちが起こした騒動と、幼少期から天狗の中心人物である「師匠」のもとで暮らすシノブの行動を描く。シノブの家には彼女になりすました偽のシノブがいたが、それを作らせたのが大学教授でありシノブの叔父・高間教授である。大学教授としての研究ジャンルは不明。高間教授は天狗についての知識があり、天狗たちが恐れる「邪目」を持つ。偽のシノブに非常な執着を見せる高間は、彼女の寿命が近いことを悟り、伝説的天狗であるZ氏の力を借りようとする。

規則正しい生活を送る初老の経済学教授を主人公として、彼や周囲の人々の生活を描く作品。決めた生活習慣や社会ルールとマナーを固く守るが、内面では情感豊かな柳沢教授は、日常で出会う物事を真面目に淡々と考察していく。専門の経済学以外でも豊富な見識を持つ柳沢教授は幅広い物事に関心を示すが、不正や悪事は見逃さず、自分でも規則やマナーを厳密に守ろうとする。そんな柳沢教授と周囲の人々のギャップを描くのが本作品の特長である。

民俗学者の宗像教授が出会った事件に介入する、伝奇SF要素の強い歴史ミステリー。宗像教授は製鉄文化の伝達を研究テーマとする大学教授で、柔軟な発想により歴史の定説を覆すような奇想を訴えることで他の学者からは異端扱いされている。恰幅の良い巨漢の壮年で、常に帽子にスーツにマントというファッションで各地を旅する行動派。金銭や名誉欲には無縁だが、何を見ても自説の「日本各地に伝わる民話や伝承は、古代に海外から製鉄と共に伝えられた伝説が起源」に繋げたがる事を知人からもよく指摘される。