童顔な男性キャラ10選328 Pt.

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この作品の主人公で人々に個性が備わる時代に無個性で生まれ、何かと不便、不自由、不憫な生き方を強いられる中で、持ち前の正義感と熱い気持ちでヒーローになる事を夢見て、ヒーロー育成学園「雄英高校」に入学し、大きく成長を遂げて行く物語で、見事なまでの童顔。そばかす顔は確実にその象徴と言える。これはまだまだ子供な主人公がヒーローとしても人としても成長して行く姿が分かりやすくなる為の効果・演出も盛り込んでいるのが見て取れる。そして、それは策略的ではなく、単純明快にして分かりやすいからこそ面白く、心地よく、人の心をわし掴みにする。この主人公にして、この童顔でなければ、この作品はここまでの面白さを発揮していないであろうとすら言える。個性がない中での個性は童顔であった…と言うのも後付け設定になるのかも知れないが、他に例をみない独自のキャラ設定として見事な特徴付けになっている。誰もが応援したくなる理想的な主人公になっている。

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「殺せんせー」が担任する「椚ヶ丘中学校3年E組」の生徒の一人で、クラスの中で主人公的役割を果たす。水色の長い髪を後ろで2箇所に分けて束ねて女性っぽさもあるが、れっきとした男子生徒。ナイーブで心優しい好青年で童顔はその印象を絵的に表現している。実は暗殺者としての隠れた能力を持ち「殺せんせー」の教育の下、見事にその才能を開花した特異な人物でもある。同クラスには、もっと派手で元気で目立つ生徒も何人か居るが、あえてこの「渚」を主人公に置いたのはクラス全体を見通す際に個性が強すぎるキャラでは平均的かつ公平的にクラス全体を見渡せなくなる問題を回避する為であるが、それでも主人公として個性を出すにはこの特徴的な顔立ちと実は一番すごいキャラだという意外性で見事にその役割を果たしている。そして作品の中でも殺意むき出しの人物よりも無表情ないしは笑みを浮かべながらそっと近づく人物の方が実は怖いと言う説明もあり、正に適任の主人公に置かれているのが理解できる。

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「尸魂界」の守護隊と言える「護廷十三隊」の十番隊隊長がこの「日番谷冬獅郎」で最年少で隊長になった天才剣士。若いが白髪でツンツンに跳ねた髪型が特徴的で、見た目よりは老けて見えるが、童顔と小柄な体型によって相殺され、元気な少年剣士を印象づけている。同十番隊の副隊長である「松本乱菊」はナイスボディを持つ女性剣士で、冷徹に相手を見て対応を変える現金な女性であるが、この隊長に対してはしっかりと礼節を弁えている。それだけの強さとカリスマ性を持っているのは隊長として見事であるが、苦労も多い。そんな苦労をしっかりと実力で乗り越えて行く行動力も見事で人気を博し、ファン投票では主人公「黒崎一護」を抜いて1位に輝いた事もある。最終奥義「卍解」では氷結・氷塊を利用した攻撃を用いるのも格好いい。炎熱系ではなく氷の様なクールさがこのキャラにはやはり適している。そのクールさをイジられると少しキレる姿も実は評判が良くて、イジられキャラとしても評価の高い人気キャラになっている。

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「真選組」の一番隊隊長で超一流の剣士。おかっぱ風のストレートヘアと澄んだ瞳で童顔と呼んで間違いのない顔立ち。しかし、性格はひん曲がっていて唯我独尊、ドSにして、毒舌キャラで、その顔立ちとは真逆のギャップが面白いキャラになっている。明らかに「新選組」の一番隊隊長「沖田総司」をモジッたキャラであるが、確実に史実を無視している。しかし、中途半端に似せるよりは、ここまで徹底してオリジナリティーを追求したのであれば、もう清々しくて悪い印象は持ち得ない。相手によって対応を変えるのも分かりやすくて面白い。特に同じ「真選組」の局長「近藤勲」には毒舌は履きつつも尊敬の念は忘れておらず、逆に副長「土方十四郎」に対しては寝首を掻くかの如く対応する、この極端さが面白く、この三人によるコントが楽しめるのもこの作品の魅力であり、この作品の人気を支えている存在になっている。「真選組」や「沖田総司」の出ない「銀魂」であれば、今ほどの人気作品にはなっていないと断言できる。

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主人公「七瀬遥」と同じ「岩鳶高校」の競泳部で1年下の後輩になるのがこの「渚」で黄土色の前髪が目に掛かるほど長めの髪と真っ直ぐな瞳で主人公を見つめる姿が初々しく、童顔をさらに引き立てている。特異種目は平泳ぎで、これは主人公がクロールを得意としてして、あえて同じ種目にせず、リレー競走で一緒に出場する事を目的としてこのような形をとっている。元気キャラでもあり、ムードメーカーもしくは停滞した現状を打破する安泰ブレイカーでもあり、その独特の行動理念が親切かつ面白い。突拍子もない事をやると周囲は困惑したり、嫌悪感も生じるものであるが、この「渚」に限っては、その純粋さ故の行動として周囲も認識しており、誰も困る者は居ない。いや、主人公だけはマイペースキャラなので、これまた独特の反応を示す事もあるが、それもまたこの「岩鳶競泳部」の予定調和になっている。何とも楽しく、厳しいスポーツ競技の世界を活き活きと過ごしている姿を描いた気持ちの良い作品、キャラに仕上がっている。

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「おそ松、カラ松、チョロ松、一松、十四松、トド松」と同じ顔の6つ子で既にお酒も飲める年齢ながらニートで童貞で小学生並のメンタルと思考を持つ童顔キャラ。その残念さ、おバカっぷりが面白いキャラであり、作品であるが、6つ子のそれぞれの個性やキャラにスポットライトを浴びせて描かれたショートストーリーが幾つもあり、おもちゃ箱をひっくり返した様な面白さとハチャメチャぶりが活かされている作品になっている。基本的に一話完結なので途中から見ても、どこから見ても問題ない。その自由さや敷居の低さも魅力の一つになっている。担当声優も豪華で人気声優を起用し、女性ファンを取り入れる事も忘れていない。一方で下品なネタも多いが、それを上回る勢いとパワーで押し切る突破力で有無を言わさず突き進み、関係各位にも視聴者にも大きなインパクトを与えている。ある意味、実験アニメであり、この実験の成否を図るためにも今後も定期的に短期で良いので新作の登場を待ちたい作品と言える。

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「喰種」との対決の為に警察内に組織された「クインクス」の指導者的立場で白髪の中に黒髪が混じった前髪が長めのマッシュルームカットで精悍にして美男子あるが、その職歴・経歴よりは遥かに若く見え、童顔と呼んで差し支えない。実は過去20年間の記憶を失っていて、この過去は前作とする『東京喰種』と関係しているが、その謎は作品の中で解き明かされて行く。また、本人が「喰種」なのか「普通の人間」なのかも、この作品のテーマの一つであり、話が進む中でその謎を知って行く、解明して行く面白さを味わうのがお薦めと言える。タイトル通り、大都市東京の裏側を描くサスペンス、ホラー要素もあるアクション作品であるが、「喰種」を抜きにしても大都市が持つ固有の問題を上手く盛り込んで描いている点でも高く評価出来る。残虐なシーンも多いが、そんな過酷な任務を遂行する主人公達の日常も丁寧に描かれていて、ドラマ性も高く、大人の鑑賞に十分耐えうる奥深い作品になっている。

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わずか9歳で「麻帆良学園中等部」の英語教師に就任した男子で魔法使いでもあり、魔法の能力も超一級の天才少年。童顔というより若い男性であるが、役職者・聖職者として就く者としては大人として扱うのが筋であり、その点では若き先生の童顔キャラとして扱いたい。また後日談となる別作品で大人になった「ネギ」も登場するが、やはり性格はそのままで童心は忘れず持ち合わせていて、安心感もある。そんな若すぎる教師ゆえに若さと色気満々の女子生徒に対しても邪な目で見る事はなく、その素直さ、率直さ、純粋無垢な姿は、逆に女子生徒からは拍子抜けであり、良い意味で偏見のない教育の場が確立されている事となり、健全な学園生活が成り立っている。もちろんラッキースケベがあったりするのは、ある意味、お約束であり、ファンサービスであったりするが、それすらも変な感じにさせない「ネギ」の存在はもう神がかっているとすら言える。かなり難しが、見習いたいとすら思わせる貴重なキャラになっている。

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「ミルキィホームズ」と対峙する宿命のライバル「怪盗帝国」のメンバーの一人で黒色の大きな猫耳のような帽子を被り、短い後ろ髪を小さく結んでいる。実は「ミルキィホームズ」の全員が通う「ホームズ探偵学院」の生徒であり、同じクラスであり、名前は「根津次郎」を名乗っているが、互いの正体はバレていない。名前の通り、小柄でちょこまかと動き、イタズラ大好きで正に子供のような存在。一部「ラット」ではなく「ラビット」と間違われてイジられるキャラでもある。「怪盗帝国」の中では、無口な「ストーンリバー」と変態「トゥエンティ」の仲を取り持つ苦労人でもあるが、あまりその努力が報われる事はない。登場人物のほとんど全てが幼稚ないしはおバカなので童顔のはずの「ラット」も普通に見えてしまうが、確実に童顔であり、それも含めて遊び要素の多いキャラが集まったドタバタ喜劇が楽しめる作品で、何も考えずに登場人物全ての元気に動き回る姿を楽しみ、元気を分け与えて貰える事に感謝したい作品になっている。

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この作品の主人公で大学生。盟友「橋本一馬」に誘われて「男子チアリーディング部」に入部し、その顛末を描く物語。こげ茶色の少し長めの髪が男らしさの中にも童顔をにじませている。歳相応と言えるかも知れないが、後に入部するメンバーの顔立ちと比べると十分幼い顔立ちと言える。ぽっちゃり系キャラ「遠野浩司」も童顔の部類に入るが、ここは主人公に華を持たせたい。心優しく、大人数によるチームワークが大切な競技の中でちゃんとその役割を果たし、チームのために努力する姿は立派な行為であり、若き力を正しい方向に発揮している。誰もが少しでも目立ちたい、優位に立ちたいと思うものであるが、それを抑えてまとまりのある演技を行う事はなかなか出来る事ではなく、意外と難しい。これが難なく出来ている主人公には素直に称賛を贈りたい。チームプレイの大切さや難しさを重すぎず、また逆に軽すぎず、適度な難易度で分かりやすく映像化している点で万人に受けいられる良作としてお薦めできる作品になっている。