この作品に登場するバーテンダーは、ワインバー「モノ・ポール」のバーテンダーでオーナーソムリエの藤枝史郎だ。本作の主人公である神咲雫は、ワインに関する英才教育を受けたものの銘柄などについては全くの素人。そこで、対決のことなどに相談に乗ってくれるのが、この藤枝史郎だ。彼は本作のヒロインである紫野原(しのはら)みやびの師匠でもあり、ワインに関して豊富な知識を持ったバーテンダーだ。時に採算度外視で高級ワインを客に提供するなど気前の良い人で、親身になって話を聞いてくれる姿が印象的なバーテンダーだ。
綺麗なワイシャツにベストと蝶ネクタイ。魔法のような手さばきで、色々なカクテルを作り出す、素敵な職業のバーテンダー。漫画の中には個性的な凄腕バーテンダーが勢揃いだ。そんなバーテンダーが登場する5つの漫画を紹介する。
出典:講談社
出典:講談社
ワインの持つ詩的で芸術的な奥深い世界を精妙に表現し、ワインによって人生を変えられてしまう人々のドラマを描く、究極のワイン漫画。世界のワインに精通している偉大なワイン評論家・神咲豊多香(かんざき ゆたか)がこの世を去った。時価総額20億円とも言われるワインコレクションを巡り、実の息子である雫(しずく)と、養子である遠峰一青(とおみね いっせい)が豊多香の遺した課題で対決することになる。続編「マリアージュ ~神の雫 最終章~」連載中。2009年TVドラマ化。グルマン世界料理本大賞で「殿堂」を受賞。
この作品に登場するバーテンダーは、ワインバー「モノ・ポール」のバーテンダーでオーナーソムリエの藤枝史郎だ。本作の主人公である神咲雫は、ワインに関する英才教育を受けたものの銘柄などについては全くの素人。そこで、対決のことなどに相談に乗ってくれるのが、この藤枝史郎だ。彼は本作のヒロインである紫野原(しのはら)みやびの師匠でもあり、ワインに関して豊富な知識を持ったバーテンダーだ。時に採算度外視で高級ワインを客に提供するなど気前の良い人で、親身になって話を聞いてくれる姿が印象的なバーテンダーだ。
出典:芳文社
酒場が舞台のハートフル4コマ漫画。新人バーテンダーの小田倉花(通称 花ちゃん)は、見た目が幼くてどの店でも不採用が続いてた。明日食べることも難しい状態の花ちゃんがたどり着いたのは、BAR「ウルス・ブラン」だった。フランス語で北極熊を意味する店名のBARのマスターは何故かしろくま。カクテルが作れないマスターに変わり、花ちゃんが心のこもった1杯を作る。
この作品に登場するバーテンダーは、主人公の花ちゃんだ。花ちゃんは新人ながら仕事が丁寧で、お客さんのことを思った1杯が作れる優秀なバーテンダーだ。この店のオーナーであるしろくまの兄は、カクテルに関する知識が豊富で、口調は厳しいが愛情を持って花ちゃんを導いてくれる。また、客の言葉に自信を失った花ちゃんを救ったのは、近所のBARのマスターをしているペンギンだった。カクテルを通してさまざまな人間模様を描く、ハートフルな作品だ。4コマ漫画というスタイルから笑いを取る場面が多いが、数多くのカクテルが登場し、それぞれのレシピや説明もしっかりしていて、酒好きにも楽しめる作品だ。
出典:小学館
動物と人間が共存する不思議な世界の、ほのぼのカフェ漫画。とってもクールだけど、とぼけた感じが面白いシロクマくんがマスターをしている「しろくまカフェ」。このカフェを中心に、シロクマくんと常連のパンダくんやペンギンさんたちが繰り広げる、ダジャレに満ちたほっこりスローライフが描かれている。2012年TVアニメ化。
この作品に登場するバーテンダーは、シロクマくんの幼なじみであるグリズリーさんだ。グリズリーさんは、愛車のハーレーを乗り回すワイルドなタイプで、短気で粗暴な感じに描かれている。シロクマくんと対極的なタイプというのが面白い。「しろくまカフェ」の常連といえばパンダくんなどの可愛らしいタイプが多いが、グリズリーさんの「BAR THE GRIZZLY」の常連は、ライオンやクロカイマンなどの強面なメンバーが多いのが特徴だ。だが、グリズリーさんは見た目とは違って、結構お人好しなBARのマスターだ。幼なじみのシロクマくんには、小さいころから振り回されていたらしい。
出典:小学館
大谷じろう書き下ろしのBAR入門漫画。お酒が大好きだけど、洒落たBARには行ったことが無いOLの澪。先輩に頼んでBARに連れていってもらったが、何を注文したらよいかも分からず、困ってしまう。すると突然、スマホから謎のフクロウが飛び出し解説を始める。迷っていた澪に、バーテンダーが勧めた1杯はジンフィズだった。バーテンダーとフクロウからカクテルの解説を聞きながら、澪はバーの楽しみ方を覚えていく。
この作品に登場するバーテンダーは、いずれも超有名店の実在の人物だ。本作は日本バーテンダー協会の協力を得て、実在するBARの取材によって構成されているので、店の雰囲気なども忠実に再現されている。また、1話ごとにBARにまつわる色々な話が対談形式で書かれていて、取材協力してもらったBARの情報や、登場したカクテルのレシピなども掲載されている。BARでお酒を楽しむためのハウツー色が強い作品。これからBARに行ってみたいという人にも、BARの奥深さを判りやすく教えてくれる一冊だ。
出典:KADOKAWA
ヤクザとサイキック少女が織りなすSFコメディー漫画。芦川組の若手ホープ・新田義史(にった よしふみ)の部屋に、突如奇妙な楕円形の物体が落ちてきた。物体のなかに居たのは、無表情な少女のヒナ。彼女は強力な念動力を使って新田を脅し、新田の家に居候することになる。ヤクザとサイキック少女の危険な共同生活が始まる。2018年TVアニメ化。
この作品に登場するバーテンダーは、ヒナが通う中学校の同級生である三嶋瞳(みしま ひとみ)だ。新田の行きつけのバー「Little Song」では、店のオーナーである桜詩子が自らバーテンダーとして働いていた。しかし、トラブルに巻き込まれた瞳が、なぜかこの店のカウンターに立つことに。持ち前の器用さでバーテンダーとしての仕事もどんどん覚え、その初々しい対応で客受けも良く、いつしか瞳なしでは店が成り立たなくなるほどの成長を遂げる。大学生を詐称しているが、中学生の女子が深夜に店を切り盛りして、シェーカーを振る姿がかなりシュールだ。
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