意外な作品アリ!宝塚の舞台化された作品を探せ23 Pt.

『映画・舞台化した漫画』シリーズ、中でも特に宝塚歌劇団によって舞台化された作品をピックアップして紹介しましょう。宝塚で漫画が原作の舞台といえば、まず思い浮かぶのが『ベルサイユのばら』であり、これぞまさにぴったりといえる作品なのは間違いないのだが、必ずしも少女マンガばかりがとりあげられているわけではありません。「えっ、まさかそんな漫画を?」と思ってしまうような意外な作品もあり、宝塚歌劇団の懐の深さが窺えると同時に、どんな公演が行われたのか見てみたい衝動にかられるのではないかと思います。さすがにそう簡単に見られるものではありませんが、出演者のコスチューム姿を思い浮かべながら原作を読んでみるのも一興ではないでしょうか。

『ベルサイユのばら』

1974年に月組が初演を行って以来各組が公演を行っており、もはや定番公演のひとつとでも呼ぶべき、宝塚歌劇団を代表する作品。内容はさまざまあり、原作同様オスカルを主役としアンドレとの関係を主軸としたスタンダードなものから、マリー・アントワネットとフェルゼンの関係に焦点を置いたものもある。原作者みずからが書き下ろした外伝作もあり、もはや原作の一部と呼べそうな公演も含まれている。

『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』

2016年に予定されている、和ものに定評ある雪組公演作品。当項目作成時点ではストーリー等の詳細は明らかにされていない。出演は、雪組トップスターの早霧せいなとトップ娘役の咲妃みゆ。早霧は『ベルサイユのバラ』のオスカルや『ルパン三世』のルパンも演じている。脚本と演出は、宙組公演『銀河英雄伝説@TAKARAZUKA』も担当している小池修一郎であることが明らかになっている。

『ルパン三世』

2015年1月の雪組公演で、タイトルは『ルパン三世~王妃の首飾りを狙え!~』となっている。現代のフランスから始まり、マリー・アントワネットの首飾りを狙うルパン一家がフランス革命の時代にタイムスリップするというストーリー。錬金術師として、カリオストロ伯爵というキャラクターも登場する。赤ジャケットを着た早霧せいなは「美しすぎるルパン」と話題になり、咲妃みゆはマリー・アントワネットを演じた。

『ブラック・ジャック』

『ブラック・ジャック 危険な賭け』とタイトルがつけられた1994年の花組公演は安寿ミラがブラック・ジャックを演じ、『ブラック・ジャック 許されざる者への挽歌』と題された2013年雪組公演では未涼亜希が演じている。どちらも舞台オリジナルストーリーで、ブラック・ジャックとピノコ以外はキャラクターもオリジナル。2013年公演では、手術シーンの演出として踊りのシーンが取り入れられていた。

『あさきゆめみし』

宝塚歌劇を代表する作品として何度も上演されている『源氏物語』、そのうちの何本かは『あさきゆめみし』を原作とする内容になっている。『源氏物語 あさきゆめみし』のタイトルで2000年と2001年に愛華みれ主演で上演され、2007年には春野寿美礼主演『源氏物語 あさきゆめみしII』として上演されている。どちらも花組公演で、主にショー作品の演出を手がけ、歌劇団理事も務める草野旦が脚本と演出を担当している。

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