ロボットのバトル物を多く手掛けている「冨野」監督は、独特なセリフが使用される(宇宙と書いて“そら”と言い始めたのは「冨野」監督が初出)。戦闘中であればまたその色味は顕著となっていく。そんな一味も二味も違う「冨野」監督作品の名台詞を堪能しよう。
「富野」監督ならではの特徴的なセリフ回しを集めてみた。名言と共に、他にはない新たなる感覚に酔いしれよう!
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ロボットのバトル物を多く手掛けている「冨野」監督は、独特なセリフが使用される(宇宙と書いて“そら”と言い始めたのは「冨野」監督が初出)。戦闘中であればまたその色味は顕著となっていく。そんな一味も二味も違う「冨野」監督作品の名台詞を堪能しよう。
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アムロ:「アムロ、行きまーーす!」
機体名やコード名などではなく、自分の名前だけを言って出撃する作品は稀である。
シャア:「当たらなければ、どうということはない!」
1撃でモビルスーツを撃破することのできる新兵器「ビームライフル」を前に、当たらなければ意味がないと正論を言い放った言葉。
ランバ・ラル:「ザクとは違うのだよ、ザクとは!」
「冨野」監督によく使われるセリフ回しで、「まだだ、まだ終わらんよ!」というように同じ言葉を2回続けることが多い。
ギレン:「あえて言おう、カスであると!」
敢えて“カス”という言葉をチョイスするのが「冨野」流。
ブライト:「スタンバっておけ。」
元々は業界用語だったようだが、アニメの初出は「ブライト」艦長。
整備兵:「足なんて飾りです。偉い人にはそれが分からんのです!」
この時「シャア」は大佐でした。
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カミーユ:「歯ァくいしばれ!そんな大人、修正してやる!」
クワトロ:「これが若さか…」
自身が「シャア」であることを明かさない歪んだ大人には“修正パンチ”が乱れ飛ぶ。
ブラン:「散弾ではなぁ!」
「無駄だぁ!」などではなく、やや嘲笑しながらのセリフ回しも「冨野」監督ならでは。
シロッコ:「落ちろ、蚊トンボ!」
木星にも蚊トンボがいたのだろうか?
ハマーン:「恥を知れ、俗物!」
人を中傷する時のワードが特徴的なのが魅力のひとつ。
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ゲイナー:「大人のやることかー!」
アデット:「大人だからやるんだろ!?」
大人の特権を正論のように飛ばすのは、「冨野」作品には良くあること。
ヤッサバ:「今日のヤッサバ・ジンは、負けるわけにはいかんのだ!」
セリフに自分の名前を入れる手法もよく使われる。
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バーン:「またしてもショウ・ザマ!」
フルネームで呼び捨ても抑えておきたい基本編。
ガラリア:「力押しならば!」
ショウ:「負けはしない!」
敵と以心伝心できているのか、奇跡的な会話することもある。
ショウ:「なぜ戦うことしか考えない!」
ガラリア:「帰れるてだてがあるわけがない!」
噛み合わないこともある。
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アムロ:「エゴだよ、それは」
シャア:「地球がもたんときがきているのだ!そんなことでは!!」
通常の文章だと「それはエゴだよ。」「そんなことでは地球がもたないときがきているのだ!」になるはずだが、あえて逆にすることで一味加えるのが「冨野」流。
ブライト:「戦闘ブリッジ!早く開くの!」
変わった命令の仕方に味を感じる。
アムロ:「後退する?あのひき方あざやかだな・・・」
「~する?」「~だと!?」と最初に疑問を投げかけることで、「冨野」監督っぽさが出る。
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カロッゾ:「私も感情を持つ人間だ。素顔であれば今お前を殴り殺していたかも知れん。それを抑えるためのマスクなのだ。人間はかようにも情念を押さえねばならん時代なのだよ。」
マスクは感情を抑えるためのもの。
ザビーネ:「感情を処理できない人類は、ゴミだと教えたはずだがな・・・」
以後のストーリーで感情を抑えられない人物へと変貌。
カロッゾ:「ふははははは・・・怖かろう。」
セシリー:「ああ!?」
カロッゾ:「しかも脳波コントロールできる!」
悪役っぷりを発揮している名言から唐突な愛機自慢!? 「冨野」監督にしかできないセリフ回し。
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ハリー・オード:「ミドガルドオオオ!ミラァァァン!ディアナ様を一瞬たりとも痛め、泣かせるようなことがあったなら!我が魂魄百万回生まれ変わっても!恨み晴らすからなぁぁぁぁ!!!」
グラサンでは感情が抑えられないようだ。
ロラン:「あなたが戦う力を守ってこられたのは、ディアナ様をお守りするという誇りがあったからでしょう!」
ギンガナム:「その誇りをくれたのがディアナなら、奪ったのもディアナなのだ。ねぎらいの言葉ひとつなく、地球へ降りたんだよ・・・!」
「ギンガナム」も最初から武人ではなかったということ。
ハリー・オード:「ユニバァァァス!!」
ユニバース(universe)の意味は宇宙、世界、全人類、万物という意味。気持ちを高めるために取り合えず叫んだようだ。
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「出来るわきゃねえだろおおおおおお!!」
最上位の否定形。
「このターンXすごいよォ、さすがターンAのお兄さん」
褒め方もすごいよォ。
「マニュアル通りにやっていますというのはアホの言うことだ」
「冨野」監督が言いそうなセリフ。
「月光蝶である!」
のだ・である口調である。
「フハハハハ、我が世の春がキター!」
絶好調である。
ギンガナム「純粋に戦いを楽しむ者こそ!」
ロラン「自分を捨てて戦える者には!」
ギンガナム「オ・ノーレェェェェェッ!」
最後は声優の熱演があり、「おのれ」が「オ・ノーレ」になってしまった。だが声優も完全に役に嵌り切るほどの名シーン、名言を作り上げるのが「冨野」監督。
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