「ジョジョ」シリーズ、モデルになったアーティスト7156 Pt.

連載開始から30年近く経った今なお、日本のみならず世界中で展覧会が開かれるなどの人気を集める『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズ。
登場する人物たちはみな個性的で、作者の荒木飛呂彦がロックンロールが好きということもあり、人物たちの多くはロックアーティストの名前をモデルにしている。

ここでは「ジョジョ」シリーズに登場する人物の名前のモデルとなったアーティストを紹介する。

作成日時:2016-05-31 12:00 執筆者:マンガペディア公式

「ジョジョ」に登場する人物のモデルとなったアーティスト

・Queen(クイーン)

吉良吉影が操るスタンド、キラー・クイーンはイギリスのバンド、クイーンのシングル曲、キラー・クイーンに由来する。
吉良吉影は手の綺麗な女性をもとめて殺人を繰り返す猟奇的な性癖の持ち主にして、『ジョジョの奇妙な冒険Part4 ダイヤモンドは砕けない』の中でも人気の高いキャラだ。

リードヴォーカルのフレディー・マーキュリーを擁するクイーンは1971年、イギリスで結成された4人組バンド。
フレディーが親日家だったこともあり、本国イギリスはもちろん、日本での人気がとりわけ高いのが特徴だ。
クイーンはロックを下地にオペラなどの全く違うジャンルの要素を本格的に取り入れ、自身の音楽性を確立していった非常に意欲的なバンドで、そこにハイトーンでセクシーなフレディーの声を合わせることで独特の色を出している。
「ボヘミアン・ラプソディ」、「ウィー・アー・ザ・チャンピオン」、「ドント・ストップ・ミー・ナウ」など、数多くの楽曲が日本でも今なお様々な場面で聞くことができる。

・BoyzⅡMen(ボーイズ・Ⅱ・メン)

小学生、大柳賢が用いるジャンケンを使ったスタンド、ボーイ・Ⅱ・マンは、アメリカのR&B、モータウンの大御所、ボーイズ・Ⅱ・メンに由来する。

リズム・アンド・ブルースの歴史において、ボーイズ・Ⅱ・メンの存在は計り知れないものがある。
彼らのようにヒップホップやR&Bのような音楽にハーモーニーを組み合わせた音楽はそれまでにほとんど存在せず、黒人音楽の一ジャンルに過ぎなかったR&Bというジャンルをメジャーなジャンルまで押し上げたのは間違いなく彼らの試みあってのものだ。
日本でも1980年代頃からブラックミュージックが受け入れられていったこともあり、ボーイズ・Ⅱ・メンは今日の日本でも非常に人気の高いアーティストなのである。


まだまだモデルとなった人物はたくさんいるので、どんどん紹介していきたいと思う。

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