『週刊少年ジャンプ』黄金期の隠れた名作5選!941 Pt.

超有名作品に隠れて目立たなかったが、キラリと光る面白い作品を紹介!

作成日時:2017-01-06 20:00 執筆者:マンガペディア公式

『週刊少年ジャンプ』黄金期の隠れた名作5選!

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概要

黄金期と呼ばれる『週刊少年ジャンプ』の連載陣は、誰もが知る国民的作品ばかり!! そこまで有名ではなかったけれど、あの頃に連載されていた作品はこんな異色の作品もあった。今回は栄光の陰に隠れていた、面白い5作品を紹介する。

異色のホラーファンタジー『アウターゾーン』

その世界では現実を超えたあらゆることが起きる。現実と隣り合わせの世界「アウターゾーン」で起こった不思議な出来事、それに関わった人間たちのドラマを紹介しよう。案内人は謎の女「ミザリィ」。この物語に登場する人物は皆何らかの不幸を背負っている――。
1991年から1994年まで連載されていた「光原伸」による、一話完結形式のミステリーホラー。案内人役兼狂言回し的存在の女性「ミザリィ」は人間ではなく、耳が尖っており、緑のロングヘアーと紫の前髪で片目が隠れた妖艶な美女。善人には優しく救いの手を差し伸べることもあるが、自分が悪人と認めた人物には容赦しない冷徹な性格。例外もあるものの、基本的には「ミザリィ」以外の登場人物は毎回違っており、登場人物の欲や愚かしさ、時には人間の素晴らしさが描かれる。グロテスクやホラーテイストの作風であるにも関わらず、作者の意向により基本的には勧善懲悪で、不幸なままでは終わらない物語となっている。

下ネタギャグと繊細な絵柄のギャップが面白い! 『ボンボン坂高校演劇部』

「時計坂高校」に入学した主人公「順菜正太郎」は、入学式の日に声を掛けてきた美少女「日比野真琴」に一目惚れをした。ある日「真琴」らしき人影を追って演劇部の部室に飛び込んだ「正太郎」は、身体は男で2頭身のブサイク、だが心は女の「徳大寺ヒロミ」に仕組まれて、「真琴」に彼の愛人だと誤解されてしまう。誤解を解いて「真琴」に想いを告げる為、「正太郎」は演劇部に入部することに――。
1992年から1995年まで連載されていた、「高橋ゆたか」による学園ドタバタ恋愛コメディ。
個性豊かなキャラクターが数多く登場するが、中でも演劇部部長の「徳大寺ヒロミ」のキャラクターがとにかく強烈。2頭身で身長が常人の半分以下、のり弁みたいな太い眉毛にハート型の唇、とデザインからギャグキャラで強烈な下ネタを毎話挟んでくるのだが演技力はバツグンで、演技で人の心を動かす天才だったりする。強烈な下ネタ&ハイテンションギャグのオンパレードだが、繊細なタッチの絵で描かれる「正太郎」と「真琴」を巡っての三角、四角関係の恋愛描写も注目だ。

異色の恋愛メインストーリー『密・リターンズ!』

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高校教師「端島密」は、同じ高校で働く同僚でありかつての自分の教え子「星崎理都」にアンモナイトの化石を贈ってプロポーズする。「密」のことが好きだった「理都」は勿論プロポーズを受けることにするが、その直後、「端島」は川で溺れている少年を助けに飛び込み溺れてしまう。通りすがりのチベットの秘術を使う僧侶によって、魂が抜けて死んでしまった「少年」の身体に「密」の魂を移し替えて、「端島密」は「鳴神源五郎」として転生したのだった。
1995年から1996年に連載されていた「八神健」による、『週刊少年ジャンプ』では異色の、お色気要素がない学園恋愛もの。高校生に生まれ変わった「密」が、「理都」にもう一度好きになってもらう為奮闘するのだが、「理都」にとって「源五郎」は「密」が死ぬ原因を作った相手。到底好感など持ってもらえない状況の中で、「密」は何度も「理都」に拒絶されながら、それでも振り向いてもらおうと悪戦苦闘する。途中バトルもの展開になったり作風が変わったりもしたが、一途過ぎる恋の行方と生まれ変わっても愛し合う二人の関係に感動できること請け合いだ。

人の心を壊して癒す医師『MIND ASSASSIN』

第二次大戦中、ナチスドイツで生み出された「マインドアサシン」。それは頭部に触れた相手の記憶と精神を壊して殺す暗殺者であり、主人公「奥森かずい」は祖父からその能力を受け継いだ医師である。「かずい」は、ある時は患者の辛い記憶を消す為、またある時は犯罪者の記憶と精神を壊し暗殺する為力を振るう――。
1994年から1995年まで連載されていた「かずはじめ」のサスペンス作品。
主人公「かずい」は普段は両耳のピアスで「マインドアサシン」の能力を封印しており、自分の元に訪れた者が傷つき苦しんでいるのを癒す為、能力を使う。心優しい「かずい」は暗殺術である自らの能力を嫌悪しているが、患者の辛い記憶を消して心を救うこともあれば、患者を傷つけた加害者に制裁を加える為に能力を使用することもある。その動機はいずれにしても“誰かを癒す”為である。
「かずはじめ」の繊細なタッチで描かれる世界は物悲しく透明感があり、悲劇的な結末のストーリーもあるが、でもどこか優しい気持ちにもなれる名作だ。

シュールギャグの先駆け!? 『王様はロバ~はったり帝国の逆襲~』

1994年から1996年まで連載されていた「なにわ小吉」によるギャグマンガ。毎回異なるテーマの小話がいくつか掲載されている短編方式。例えば、コンビニで売られているおにぎりが手作りで、握った人の顔写真付きで売られていたら? といった日常生活を土台にした妄想や、日本人全員で鬼を一人決めて鬼ごっこする制度があったら? など架空の設定で物語が展開される。
絵が非常にシンプルで、人間の顔がタテヨコの線だけで描かれたりするのだが、何故か登場人物の表情に説得力があって感情移入してしまう。くだらない事や設定に入り込んでしまって、今読んでもどこか面白い。個人的には、日本が数十センチだけ沈没してしまうお話「日本ちょっと沈没」の、あり得ないけどちょっと想像できてしまう話がツボである。とにかくシュールでクスッと笑える『週刊少年ジャンプ』巻末にある一服の清涼剤的存在であった。

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